ようやく観ました。って、ほらあああああ!!!やっぱり私が妄想(*)していた通りハンパねえ姉妹百合・・・もとい姉妹愛を描いた物語だったじゃないですかあああああ!!!主人公アナ(妹)と、もう一人の主人公エルサ(姉)の、すれ違いや葛藤、そしてひたすらにお互いを思いやり合う一途な心に・・・感極まったわ。
(*)先日の私の妄想記事→基本にして永遠!!“姉妹百合”堪能のススメ!!
ああ、もうディズニー遂に新境地開いちゃったよ・・・。
この物語における“真実の愛”が、アナとエルサの姉妹愛に繋がっていく後半の展開も素晴らしかった。幼い頃に妹を傷つけてしまった自分自身を許せず、愛せなかったエルサが “ありのままの自分”でいることを本当の意味で受け入れられたのは、自分が“ありのままの自分”でいることを、恐れることなく肯定してくれたアナの“愛”があったからなんだと思いまふ。
周りと違う自分、普通じゃないことの苦しみってのは壮絶です。でも世界でたった一人でも『それでもいいよ。大丈夫』と云ってくれる人がいれば。、それだけで救われた気持ちになりませんか?この映画は、そのことを幻想的な映像と音楽にのせて優しく教えてくれるのです。
まあつまり簡単に云うと、エルアナ爆萌えで私の精神がヤバアアアアアアイイです。
一応気のいいトナカイ野郎とのキッスゥシーンはありましたけど、あれは男女愛至上主義の狂信者に向けたポーズだと思ってます。ええ、百合至上主義の狂信者こと私が言うので間違いないです(爆)。だって本当にあのシーンに別段何も感じなかったんですけど・・・唐突だったし・・・。だいたい、クリストフの氷を運ぶ仕事って、無限の氷を発生できるエルサ女王がいる国において、何の意味があるのん?
それよりも大切なのは、エルサとアナの精神的な熱い結びつきのことですYO!!!はい、本題いこ!!本題!!
まず、幼い頃の無邪気に遊ぶ二人に萌えますやろ?明け方に無理やり起こされても、叱咤せず遊んであげるエルサ姉さまの優しさにほっこりしますやろ?その後アナを怪我させてしまった時の、エルサの世界の終りのような表情にたまらん気持ちになりますやろ?それからアナを傷つけないように自室に閉じこもった姉に、雪だるま作ろう?と、何度も呼びかけるアナの健気さに胸がえぐられますやろ?扉を挟んで背中越しに座り込む姉妹に泣きそうになりますやろ?
数年後、女王戴冠式で久しぶりに会ったアナに『元気?』と声をかけるエルサと、もじもじしちゃうアナにドキドキしますやろ?そして突然今日あった人と結婚するわーとかほざく妹に、お前らちょ、ちょお待てや、な?とブチ切れるエルサに全面的に同意しますやろ?戴冠式大騒動起こした後にダッシュで逃走して『ありのままの自分になるのおおおおおお!!』とヤケクソ気味に魔法使いまくるけど、その割に表情が哀しそうだし、結局ひきこもりしちゃうエルサに、ほんましょうがない姉可愛いってなりますやろ?
でも、その時無意識に作った雪だるまが、幼い頃にアナと作った雪だるまと同じで、エルサにとってもアナとの思い出は本当に大切だったんだなとか思って悲しくなりますやろ?所変わって姉を薄着で必死に追いかけるアナに情熱を感じますやろ?ようやく氷の宮殿であった姉妹の言い合いというかケンカに緊張感みなぎりますやろ?その後色々あって、ハンスに囚われて牢に入れられたエルサがアナが未帰還なことに動揺するシーンにまた姉妹愛を感じますやろ?やろ?
ここから先は多くは語りませんが、苦境にあってもひたすらアナのことだけを心配しつづけるエルサと、自分の命よりもエルサの命を優先するアナ、その二人の『真実の愛』こそがすべてを溶かすカギだったんだなああああああああということが、ものすごく激しく感じられたラストの盛りあがりに、ろむろむのテンションも爆上げ。一緒に見に行った友人もチョー感動してましたよ。
ということで、エルアナが可愛過ぎて正気を保つのも危ういんですけど、大変お勧めな映画ですので、当ブログを覗いて下さるようなディープな百合オタの方々には是非観ていただきたいと存じます。
短い動画ですけど、エルアナごっさ萌える(↓)。お姉さんにかまって欲しい妹って、こういう悪戯するよね。
と、気付けば私の手元に『アナと雪の女王〜ビジュアルガイド〜』なるものが届いているではありませんか・・・。かなり気合の入った資料集って感じで、製作者インタビュー、絵コンテ、初期キャラデザ、ポスター図、ストーリーガイドまで事細かに色々収録されています。
表紙もいいですね。百合姫の表紙も飾れそうな勢いです。。
突然こんなイラストぶっこんでくるのもまた・・・最高やな。
姉妹の関係を想像させる素敵な絵コンテも収録!!エルアナファンを殺しにきとるわ!!