作詞・作曲:wowaka
『魔法少女まどか☆マギカ』第5巻収録 9話 特別版ED。
特別版EDソングは、杏さや全力全開フルパワーの凄まじい破壊力を持つキャラソンになっていました。
これは、最後ぐらい幸せな夢でさやかと杏子を送ってあげる曲だと思いますね(何。
神まどかの力ですら、さやかの救済を“痛み分け”みたいな形にしか導けませんでした。しかし、それをいち魔法少女である杏子が、自分の身と引き換えに成し遂げた訳です。杏子の一途な想いは、本当に本物の奇跡に届いて(このターンの)さやかちゃんを救済できたんだな・・・と思います。
また、このうめ先生書き下ろしイラストのすごい戦闘力ときたら・・・曲の相乗効果とあいまって、全国の杏さや信者を殺しにかかってきていると言っても過言ではないですな。
水底に泣きながら沈みつつあるさやかの両手をしっかりと杏子の両手が掴んでいるところなんて・・・
しかもその杏子の顔がほんとに優しくて・・・これはもう・・・なんというか・・・
ワッショイワショオオオオオオオオオオオオオイイイイイとしか言いようがありません(待。
さてこの作品、曲調は切ないしっとり系バラードって感じなのですが、音(声)の上げ方と下げ方が特徴的で面白いんですよね。
“抱えた膝、目を落とすとすぐに 崩れてしまいそうで”の“そうで”部分の声の落とし方とか、すごい耳に残る、絶妙な感じなのですよ。なんというか、癖になります。
ジワジワと染み込んでくるような切ない歌詞もたいへんGJでおじゃります。
“何度目の気持ちだろう ここにある温もりは 間違いでも構わない、傍にいること”
こ、これは、どう聞いても杏子・・・。
“ここにいるよ ここにいるよ 帰る場所はここだよ?”
こ、これも、まさに杏子・・・。
ダークサイドに堕ちたさやかを必死で光のあるほうに導こうと、手を差し伸べているのが目を閉じても簡単に思い浮かぶわあああああいい!!ヒョホー(キモイ!
やー、でもこの歌詞はほんとに凄く良く出来てると思います。物語やキャラクターを、完全に詞の世界へ投影してますからね。お手本のようなキャラソンだと思います。
喜多村英梨さんの歌が上手なことは知ってましたが、野中さんもすごくいい雰囲気で歌われていて、ちょっと驚きました。どちらかというと、野中さんは可愛い系の歌を可愛い声でキャピキャピ歌っていたなあという記憶が強かったので、新鮮でしたね。
惜しむべくは、曲がフルでも2分50分しかないとゆー事実のみ。俺はもっと・・・もっと聞いていたいんだYO(何!!
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