2010年10月19日

『I'll be there』<林原めぐみ>

『I'll be there』(1996/10/23) キングレコード

作詞:MEGUMI
作曲:佐藤英敏・編曲:添田啓二・コーラスアレンジ:奥井雅美
歌:林原めぐみ

アニメ“セイバーマリオネットJ”ED主題歌。ヲタの間でも最近はまっったく語られることのなくなってしまった90年代あかほり黄金期アニメの一つ・・・。天地無用と双璧をなす、ラノベ発ハーレムヲタ作品で、ゴールデンタイムに放送されていたのですが・・・まあ、これも世の流れでしょう。でも、あの頃はかな〜りの人気作品でした。

当時、大変な林原信者であった私は(今もですが)、林原さんが出ているアニメはすべてチェックするぐらい脳がキており、その流れでセイバーマリオネットもしっかり鑑賞しておりました。

さて、そのセイバーマリオネットJの1話〜23話の〆に流れていた“I'll be there”ですが、正直言って惚れていました。OPのSuccessful Missionも確かにいい曲でしたけど、しかし私にとってはこのED曲が最強でした。

乙女回路を持ち、少女らしさと人間らしさを兼ね備えた“機械”の少女である、らいむ。

人間の形をしているが、決して人間ではない。そのらいむの、天真爛漫さに隠された“影”のようなものを匂わせる、寂しげなメロディと、らいむが小樽に対して、自分自身の気持ちを問いかけているような歌詞と、そしてらいむをその身に光臨させている林原さんの歌声と・・・ああ・・・なんという無限のハーモニー・・・という風に、アニメを見るたびに感じていましたね(病気。

“ドキドキ廻りはじめた 回路(こころ)をいまさら誰も 止められないよ”
“プログラムされた生き方に 流されない君がすき どこまでも付いて行くよ この手 ずっと ずっと 離さない”


・・・ら、らいむや・・・らいむがココに居るぞえええあああああ(待!!

確か林原さんも当時のラジオで“らいむちゃんらしい所を歌詞に入れてみた”っぽいことを言ってましたからね。

林原さんのアルバム“Iravati”には、バラードバージョンのI'll be thereが収録されており、これはこれで良かったのですが、やはりアニメ版に使われていた原曲バージョンを入れて欲しかった・・・と歯がゆく思ったものです。。皆様には、どうにか手を尽くして原曲の方をゲットしてもらいたいなと思います。



『Successful Mission』

アニメ“セイバーマリオネットJ”OP主題歌。“I'll be there”ばっかりホメちぎってしまいましたが、こちらもかなりの秀作。サビへの盛り上がり方が、実に素敵で、主題歌らしいスピーディで起伏に富んだ曲展開にメロメロになった記憶があります。

この曲は、昔やってた歌番組の“歌の大辞テン”で一瞬だけ本人映像で曲が紹介されたことがあり、一人でテンション上がってた記憶があります。あの頃は、今とは比べ物にならないくらいアニソンの立場が低かったので、その中で果敢にオリコンに食い込んでいた林原さんは、やはり凄いお人だったのだなああああ・・・と思いまする。

この記事へのコメント
あ、また、した(笑) この歌、私も好きです。単純な言葉を並べてあるだけなんだけど、優しさや温もりが込められていて、そして林原さんの表現力で、それが心の芯に伝わるんですね。セイバーマリオネットは、あくまで、彼女達は、人形なので、人間がどういう生き物なのか、解らなくて、でも、解ろうとする姿が賢明で…ギャグアニメというよりは、人間味に溢れていましたね。のちの、リベラリーモーションは、私は、本当に好きで、今でも、週に一回は、聞いてるんですよ。当時、OVAってものを知らなくて、レンタルビデオ店に行ったら、置いてあったので、レンタルして観ていました。ヘズテイションって歌も、それで、知って、好きになったんですね。うれしい時には、君が笑ってて、悲しい時いつでも僕がそばにいてって、あたりまえなんだけど、人間と人形の関係性みたいな…人形だから、人間と違う心を持っていて、それが乙女回路だったんでしょうか? 接する度に心の奥に小さなピースが増えて行くんでしょうか? あつく語りました(笑)
Posted by ルナ at 2023年07月11日 14:11