作詞:くまのきよみ 作曲:若林充 編曲:草野よしひろ
歌:御坂美琴(佐藤利奈)
オーディオドラマCD“とある魔術の禁書目録アーカイブズ1”収録。御坂美琴キャラソン。
さて、先日はアニメ・超電磁砲のオーディオドラマCDの紹介を致しましたが、そういえば、アニメ・禁書目録のオーディオドラマCDに収録されていた美琴のキャラソンといえが、非常に素晴らしかったことを思い出しました。
ポップスだけでなく、様々なアニメの作詞で腕を振るってきた、くまのきよみさんによる作詞が見事すぎてヤバイです。くまのきよみさん作詞で最有名なアニソンは、この醜くも美しい世界の“Metamorphose ”ですかね。あのアニメは、この曲が無かったら多分記憶にも残ってなかったと思います。
それはまぁともかく、くまのきよみさんの詞によって、この上なく“御坂美琴”というキャラを堪能できる良キャラソンが誕生したことは、まぎれもない事実なのであります。前回紹介した超電磁砲版の美琴キャラソン“超電磁少女Days”も悪くは無いのですが、比べてしまうと、やはりこちらに軍配が上がってしまうような気がします。“ごめんね イライラしちゃうの どうしてやさしいの?”とか、微妙に上条サンを意識したような詞も上手いなあと感心しきりです。
“きらめき躍る電光 この身体 この夢を 突き抜けて きっと最期は笑うの 私らしく それがすべてだから”
メロから徐々に押し上げて、サビで一気に広がる、爽快な解放感を持たせた曲調もいいですねえ〜。佐藤さんの柔らかで明るい声もいいです。また、元気さだけでなく、歌声の所々に思わせぶりな感じや切なげな感じも混ぜているのも、なんとなく美琴らしい雰囲気が出ているような気がしました。