神父様の計らいで、姫子と同じ学校に通うことになった千歌音ちゃん。その美貌とミステリアス(?)さで、学校中の注目の的となり、常にモテモテフィーバー中となっております。更に、休み時間のたびに、姫子に会いに来る千歌音ちゃんに、姫子もタジタジです。
姫子は目立つのを嫌がって、学校で話しかけるのは7回まで&2M以内に近づくのも禁止という厳しい約束を千歌音ちゃんに取り付けますが『わかった。ルールで縛って、姫子好みの私に躾けたい・・・って事よね』と、超好意的解釈により“悦”に入っている千歌音ちゃんには大して意味がなかったようです。
しかし、この千歌音ちゃんは本当に姫子にゾッッコンLOVEですよね〜!!まぁ、どの世界の千歌音ちゃんも“姫子世界一”な価値観でしたけど、アムネシアンの千歌音ちゃんは、それに輪をかけて凄まじいです。
学校でも、その約束をきちんと守る千歌音ちゃんに、ちょっと安心しつつも、まだまだ謎の多すぎる千歌音ちゃんに対して『千歌音ちゃんの「本当」がわからなくて不安が募るよ・・・』と心の中で思ってしまう姫子。おおっ!アニメ“神無月の巫女”ラスト一個前の予告『千歌音ちゃん、私の「本当」受け取って』の台詞を連想させるような言葉が来ましたね!!この『本当』の行方が、今後の展開を左右しそうな予感が致します。
さて、そうはいってもどうしても周囲の目をひきつけてしまう千歌音ちゃんは、その人気を妬んだ人たちに中傷のビラをまかれたり、やっかいな学生に絡まれたりとめんどくさいですが、すべて冷徹にスルーします。変態学生の顔を踏みつけ靴を舐めさせつつ『靴・・・後で捨てよう』と考えているところ(ええー!?)を、更に変態な伊達先生に見られますが、千歌音ちゃんに動揺はありません。
ここに姫子がいないから、別にどうだっていい。姫子に嫌われるのが嫌なだけだ。・・・と、冷たい目で伊達を見つめる千歌音ちゃん。その言葉に、更にしつこく絡んでこようする伊達ですが『人間だけが神を持つの・・・そして、私の神は姫子』と、まるで大切な宝物のように姫子の名前を繰り返す千歌音ちゃんを見て、その動きが止まります。
姫子意外興味も関心も持っていない千歌音ちゃん。その、姫子への絶対的な想いを見せ付けられた伊達は、意外なことに『わかる・・・わかっちまう』と、彼女への理解を示します。伊達は、何かを喪失した者が、これ以上失わないように必死になっているのと同じだ・・・と感じます。伊達自身が喪失者(アムネシアン)であることから、シンパシーのようなものを得たのかもですね。
その後、色々ありつつも、学校になじんできた千歌音ちゃん。姫子も普通の日々が徐々に戻ってきたことを喜んでいますが、やはり九曜が妖しげな動きを見せてきて・・・次号に続く。
いやー、今回は千歌音ちゃんがいかに姫子一筋な気概を持っているかがわかる回でしたね〜。姫子が学園の平穏を望むなら、必ずそれを守ろうとする。姫子が願うなら、どんなことでも叶えようとする。その狂気に近い純粋さが、今後どう転んでいくのかに期待したいところですね!!
〜私信〜
>元ユリミテ様
メール送らせていただきましたが、上手く届いたか謎なので一応ここで改めて。ありがとうございました!神無月の巫女を応援するブレイブハートを持って頑張っていきたいです(何。
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