作詞:坂本真綾
作曲:かの香織 編曲:斉藤ネコ
アニメ『鉄のラインバレル』ED主題歌。
いじめられっ子系の主人公が、空から落ちてきて自分を潰したロボットに乗って、色々頑張りそうなアニメ(*ちょっとしか見てないのでなんとも)。アニメのOPがアリプロのイケイケな曲だったので、全く正反対の雰囲気を持つEDがワリと衝撃的でした。
楽曲提供が、かの香織さんで、編曲が斉藤ネコさん・・・ってもう、何かが起こりそうな予感がプンプンしてますが、いやー、すごい化学反応を引き起こしてくれました。久しぶりに、真正面から胸を打ちぬかれました。坂本さんのバラードは、マジ素敵過ぎるなと、改めて思いました。
静かな雨降る世界へ、ゆっくり誘われるような、優しいハープの音色。前奏や間奏で流れるこのハープの音が、曲全体にある種の情緒を与えていて、大変素敵です。坂本さんの儚げに語りかけるような歌声が、サビでは一転、情熱的で力強いものに変化するのは見事というしかないです。
“雨が降る 虹を待つ きみの空へ 連れ出して”
もうこのサビを聞いてるだけで、空の向こうへ吸い込まれそうになるんですけど。ダイソンの掃除機級の吸引力ですよ・・・これは(何。3分40秒あたりのサビに入る直前とか、更に4分10秒あたりでもう一度サビが重なってくる所とか、ホントに痺れます。
坂本ファンの間では、微妙に評価が割れてるみたいですが、個人的には爆推ししたい一曲です。