ははは・・・またやってしまったよ。いやー、“マリアリが俺のジャスティス”って本当の言葉だったんですね。とか云っておいて、アリスが絡んでれば正直誰とペアでも美味しく読み倒せるよなあああ〜とか、色々とアホみたいな妄想の尽きることなきろむろむです。おこんばんは。さあこの病人と一緒に、今日も張り切って同人誌レビューに勤しんでゆきましょう。ほんま幻想郷は百合の咲き乱れる楽園やで〜(死んで。
1、幼女と少女in魔法の森(2009/8/15)PC
魔理沙の作った魔法薬が原因で、幼女になってしまったシリーズ第三弾。早苗、霊夢に引き続き、やっと待ってましたアアアアな幼女魔理沙編で御座います。日常生活もままならない為、元に戻るまでアリスの家で厄介になることになった魔理沙。アリスの出した同居の条件を出来るだけ守っているつもりだが、アリスの表情は何だか浮かなくて・・・。分かっていたことですが、この作者様のマリアリ破壊力はマジはんぱねぇです。アリスに『あーん』とオムライスをねだり、嬉しそうにパクつく魔理沙の表情が最強にかわいすぎて死ねますし、魔理沙の小さな手を柔らかく握るアリスとか、一緒にお昼寝とか、一緒にお風呂とか、一緒にホガアアアアとか、あらゆる出来事がごく自然なエピソードとして挟まれていて、一々悶絶しながら読んでしまいました。何気にアリス合同誌に掲載されていたエピソードを伏線として引き継いでいて、その辺りも興味深く読めました。子供になっても、悩むアリスの心に敏感に気づき、自分の言葉で背中を押してやろうとする魔理沙の強さと優しさが素敵ですね。とりあえず、39ページのマリアリラストシーンの素晴らしさに3時間ぐらい呆然と出来ますので是非とも(何。
2、MA/ZERO(2009/8/15)さぷり
作者様の素晴らしい想像力によって描かれる、魔理沙とアリス、初めての出会いの物語。街角で人形を売る少女・アリスは、人形がちっとも売れないのは何故だろうと疑問に思っていたが、そこに『人形じゃなくて人間が問題じゃないのか?』と言い放つ少女・魔理沙が現れる。ズケズケと痛い所を付く魔理沙に怒りを覚えるアリスだが、なんだかんだしているうちに、よく顔を合わせるようになる。そんな時に、ある予想外のトラブルが起こって・・・。負けず嫌いだけど、一生懸命なアリスと、口は悪いが、根が凄く優しい魔理沙の掛け合いがすっっっごく良いですねえええ。後半、悲しみの中に沈み込みそうになっているアリスを、力いっぱい引き上げようとする魔理沙に惚れました。こういう時に見捨てず助けてくれるのが、本当に信頼できる友達なんですよね!シリアスな流れがありつつも、最後の爽やかさに全てが救われる感じが致しました。
3、LINARIA(2009/8/15)ねこタンク
絵柄が激カワイイイヤッホウな上に、繊細で丁寧な物語運びに心を奪われました。アリス視点で進む、魔理沙のいる日常が、優しいタッチで綴られています。アリスは、いつも自分のところに遊びに来てくれる魔理沙を見て、自分は彼女の“トクベツ”なんじゃないかと密かに思っていたが、パチュリーに会いに行ったときの魔理沙の様子を見て、心が揺らいでしまう。その場から、思わず逃げ出してしまったアリスだが・・・。とりあえず、もう少女満開なアリスが可愛すぎて死ねるんですけど、どうしましょう。。魔理沙を見つめてほんのりと頬を染めたり、あまりの嬉しさにうっすらと涙を浮かべて微笑んだり、その柔らかな表情にもう一瞬でノックアウトですわアアア(待。魔理沙なりにアリスをとても大切に思っていることがハッキリ分かる最後のエピソードが見事ですね。アリスのささやかな願いが叶う日が来ることを予感させるラストもGOOOODです。
4、ゴー!ゴー!ゴーレム(2009/6/21)StrangeChameleon
最初から最後まで一本筋の通ったギャグ物。せっかく人形を作ってるんだから、ゴーレムでも作ろうよと、レミリアに提案されたアリス。ふと気づけば、魔理沙&アリスVSパチュリー&レミリアの巨大ゴーレム対決の幕が上がろうとしていた・・・。ほぼ4人(とゴーレム)が暴れまわるようなギャグ展開が続きますが、アリスに褒めて欲しそうにする魔理沙や、魔理沙の言葉で奮起するアリスなど、細かい部分でチラチラっとマリアリを感じさせるシーンがあって楽しめました。何気にお祭り気分で集まってきた幻想郷メンバーたちがいい味出してます。最後は、二人の信頼がよりいっそう深まったような印象の爽やかな〆で御座いました。
5、アマゴイドール(2007/5/20)airdrop
いつまでも続く長雨と湿気に困り果てたアリスが、魔理沙に湿気対策の相談をしてみたところ、魔理沙は妖しい言い伝えと共に、てるてる坊主を作ってくれた。魔理沙から貰ったてるてる坊主を見て“プレゼントだ”と密かに喜ぶアリスだったが、その日から幻想郷の天気はどんどんおかしくなって・・・。魔理沙の前ではクールを気取りながらも、内心はかなりのゾッコンLOVE(?)なアリスにたいへん萌えます。好きな人から貰ったものは、ずっと大切にしておきたいと固く誓っていたりするところなんかも、可愛くって良いですねえ〜。二人の会話の応酬は、軽快でテンポがよくて、ああマジでこの二人ならこんな風に喋ってそう・・・というイメージが沸きまくってきました。なんだかんだ楽しそうな二人の様子が微笑ましくてイイっす!
6、Egoistic Kitty(2008/12/29)HERVESTMOON
自由奔放な魔理沙に振り回されるアリスは、その言動に惑わされ、今ひとつ彼女の気持ちを計りかねている。ある日、些細な言葉の齟齬からすれ違ってしまった二人だが・・・。『むしろ私のこと好きなんじゃないのか?』『何言ってんのよ、それは魔理沙のほうでしょ!!?』・・・なんですか?この甘甘な口喧嘩は。とりあえず、魔理沙の云う“好き”に本気で期待してもいいのか、それともそれは気まぐれに懐いている程度のものなのか、素直に疑問を口に出来ずにモヤモヤするアリスが良いです。我が侭で好き勝手するけど、最後に帰ってくるのはやっぱり大好きな人のところだということを、照れながらもちゃんと伝える魔理沙がカッコよかったです。
<関連>
*【特別企画】『東方Project』百合同人誌レビュー〜マリアリ編その1〜
*【特別企画】『東方Project』百合同人誌レビュー〜マリアリ編その2〜
*【特別企画】『東方Project』百合同人誌レビュー〜マリアリ編その3〜
*【特別企画】『東方Project』百合同人誌レビュー〜マリアリ編その4〜
*【特別企画】『東方Project』百合同人誌レビュー〜マリアリ編その5〜
*【特別企画】『東方Project』百合同人誌レビュー〜アリス絡み編1