作詞:松葉美保 作曲:小松研太郎
歌:佐々木真里
OVA・元祖爆れつハンターOP主題歌。
大人の色香をムンムン放ちつつ、どこか少女の茶目っ気を匂わせる佐々木さんの魅惑声に、再生1秒でノックアウト。アダルトなのに、いやらしくない。そんな品のある“セクシーさ”を、確かな歌唱力を駆使して魅せる佐々木さんに、兎にも角にも万々歳です!!
ポップで明るい曲調に、柔らかな歌声がよく馴染んでいますね〜。メロにもサビも隙がない、シャープなカッコよさのある作品だと思います。
もっちろん、歌詞の方も完璧に“爆れつハンター”しております。フラフラとあちこちの花に手を出そうとする不埒な・・・でも誰よりも大好きな彼を、自分だけのものにする為に、エロチックな罠(!?)を仕掛けまくるセクシーな女性の姿を、歌詞を読むだけで容易く想像することができます。・・・って、それって思いっきりショコラ(姉)のことですよね。
サビの部分では『純情を気取るより、彼の胸に飛び込まなくちゃ』という感じの詞があり、こっちはいつも内気で大人しいけど、時には大胆に迫りたいと日々悶々としているティラ(妹)のことを指しているのかな?と、思ったりしました。
それにしても、アニメ版ED『MASK』といい、この作品といい、カップリングの『whip on darling』といい、爆れつの音楽作品は一貫性があって面白いですねえ。浮気者の男に怒りながらもラブラブな女のテーマソングばっかりというか・・・。まあ、あかほり氏は『うる星やつら』に多大な影響を受けていたみたいですから、そうした流れが音楽の面に出てくるのも当然のことかもしれないですけどね。
佐々木真里さんは無責任館長タイラーの主題歌や、アーシアンのイメソンなどを歌っていらっしゃったアーティストさんです。噂によると、今もアニメソング系の音楽活動に何らかの形で携わっておられるそうです。本当なら素敵なことであります。また何かの機会に歌声を聴けたらなあ・・・と、淡く期待をしております。。
2、『whip on darling』
作詞:木本慶子 作曲:菅井えり
歌:林原めぐみ・水谷優子
ティラ役の林原めぐみさんと、ショコラ役の水谷優子さんのデュエット。ちょっとオマケ感があるチープな作りが気になりますが、軽いキャラソンとして聞くなら充分でしょう。浮気性の彼を振り向かせるために、猛アタックをかける女の子が主役の・・・まあ、これも爆れつそのまんまな歌です。どこかイタズラっぽい感じの歌い方が、可愛らしいです。
元祖爆れつハンターは、割とシリアスな物語だったアニメ本編の反動を受けてか、終始馬鹿エロなノリが続く話ばっかりだった気がします。漫画版に掲載されていた、温泉宿でキャロットたちが本能の赴くまま“夜這い”をかけまくる話を丸々30分やっていたような気が・・・。脚本もあかほりさとるが直々に担当したということで、往年のあかほり氏が好みそうな展開が盛りだくさんでした。
そういえば、恋が叶うという伝説を持つ桜を巡って、ショコラが奮闘?する話もありましたね。これは“キャロと過ごした子供時代”の思い出を大切にしているショコラの可愛らしさが感じられた物語でしたが、オチがグダグダな上、所々に入るギャグが寒くて、ちょっとガッカリした記憶があります。
あかほり氏の作品を無邪気に楽しめたのは、人生のほんの僅かな期間だけでしたが、それでもその短い間にあかほり作品に目を通すことが出来て良かったと、今は思います。
また、あかほり作品(アニメ)はアニソンやキャラソンをこれでもかああという、大量に生産していていました。量が量なだけに変な曲も多いですが、それでもたまに『これは凄い!!』と心から思える良質のアニソンが誕生していたので、そうした部分の功績は讃えられるべきなんじゃないかな〜と、思います。
<拍手お返事>
>mino様
お久しぶりです!栗林みな実さんと舞HIMEの相性って、何気にグーですよね!!君が望むなんたらの時はあんまりピンと来なかったんですけど、舞&舞乙の栗林さんには燃えさせていただきました。アニメ作品への思い入れの差でしょうかね?
コメント有難う御座いました!!鋭意、レヌーを頑張りたいと思います☆
>6月21日に大量の拍手を下さった方、6月15日に拍手して下さった方
ありがとうございました!!感謝致します!!