アニメ『舞−HIME』のドラマCD第一弾。
風華学園の歴史にとても載せられないようなエピソードは、すべて凪が持つ“秘密の裏日記”に書かれていた・・・という設定。今回も、悪ノリ☆オンパレードの連続大会なので、もうこれは心して聴くしかないですね。
プロローグ
第一話、はじまりのころ
舞衣による、登場人物紹介。
第二話、らんじぇりー・らぷそでぃ
オーファンに下着をほとんど持っていかれてパーにされたなつきが、舞衣と命を伴ってなじみの下着屋に赴く。
『おこしやす』
ホラ来たわああああアアアアァァァァァ!!!なんと期待を裏切らない御方!!!店長の代わりに店番を頼まれた静留は、触診で舞衣の胸をまさぐり、カップ・形状をしかと確認。
『いやッ・・・アアッ・・・』
会長のゴールデンなフィンガーテクによって激しく喘ぎまくる舞衣に、
『やっぱり・・・静留は、その、上手いんだ・・・すごく』
と、半笑いのなつき。会長、SUGEEEEEEEEEE!!!!つーか、なつきに“上手い”と云わせる位のことしておきながら、本当の気持ちは(この時点では)これっぽっちも口に出していない会長MOEEEEEEEEE(えー!!!!その後、試着室にも、問答無用で連れて行かれる舞衣・・・。
『鴇羽さん、かいらしい声でなきはるなぁ?』
再び喘がされまくり、今度は天国にまで行かされてしまうことに・・・。なんという変態ドラマ・・・いや、変態静留会長・・・。こんなお人ですけど、静留さんにはそれを打ち消すだけの魅力があるということに、改めて気付かされる一作です(何。
第三話、ウルテル・デン・リンデン
日暮あかねと、(風華の教師になる前の)碧ちゃんが、リンデンバウムでバイト中に、楯と志帆が遊びに来てひと悶着なお話。。カズ君とは、ほっぺたにキス程度のお付き合いというあかねに、碧ちゃんが“いけないこと”を吹き込みまくります。男の子をその気にさせるあの手この手は『48ヶ』もあると教えられたあかねちゃんだったが・・・。特にオチなし。グダグダ目かも。
第四話、祭りのあと
舞衣の誕生日パーティ2次会のお話。
舞衣・命・あおい・千絵・なつきに、あおいの泣き落としで引き込まれた奈緒も加わるが、ここで奈緒の悪巧みが本領発揮。奈緒にプレゼントとして“お酒”を渡された舞衣。仕方がないので、みんなでちょっとばかし呑んでみることにするが・・・。
第五話、あとの祭り
第4話の続き。酒の力であっさり開放的になったみんな(特になつき&奈緒)のメチャメチャなお話。・・・しかし、なんという“なつ奈緒”
『だからぁ〜、お前はいちいち生意気だっつの』
『うるはいわね〜、ちょっと美人だからってカッコつけるんじゃないわよ、このぺチャパイ』
『なにをを〜、お前よりはあるわぁ』
ベロベロ口調で言い争うtiaraway最高ハァハァ(待。
『でもね〜、あたしだって不幸じゃ負けないんだからああ』
『なにをを〜、不幸なら私だって負けないからァ・・・母さん死んじゃったの・・・崖からどーん』
『なつきいいぃ〜、あんたも大変らのね〜』
『奈緒おお』
『あたし、あんたのこと誤解してた。うん、これからは仲良くしようねえええ』
『うんうん、奈緒おおお』
『なつきいいいい』
もうこのやりとりだけで、なんちば・・・いや、なつ奈緒半年分のエネルギー補給できますわ。本編では、生かすか殺すか・・・って感じの、殺伐とした二人でしたからね。酒の力とはいえ仲良くなってるっぽい二人を見るのは、なかなか嬉しいものがあります。。翌日になると全部忘れているというのは、まあ、“ご愛嬌”ってコトで。
第六話、生徒会燃ゆ(萌ゆ?)
生徒たちから、ガラクタを押収した遥と雪之。ガラクタと思われたソレは、実は精巧なフィギュアで・・・なお話。途中で入ってきたシスターが、精巧で破廉恥なフィギュアに大興奮(?。その後、何故か3人でコスプレパーティをすることに。えーと、微妙にグダグダです。
第七話、幻の伝言
宿題のノートを忘れた志帆が楯と一緒に、夜の風花学園に行く。そこで志帆が出会った意外な人物は・・・。それは夢か幻か。でも、やっぱりあの子は本当にいい子でした・・・。
第八話、シスター紫子の懺悔室
シスターが迷える子羊の悩みに右往左往しながら答えていくお話。そんなに面白い話ではなかったですが、最後のちょっとしたシリアスな部分は良かったかもです。
EX、ボーナストラック『執行部殴打事件〜女子高生湯煙ツアー、秘湯に待ち受ける羞恥の罠、シスターと女教師は見ていた〜前編』
出ました!!特別変態ストーリー!!
風華学園の近くにある温泉施設に、みんなで遊びに来た舞衣一行だったが!?
『私は、静留に、強引に誘われて・・・』
『誘われたらホイホイついて来ちゃうんだ?やっすーい』
そしてまた出た、この二人!!思った以上になつ奈緒イケイケなやりとり(口論とも云う)が多いですよね、このドラマCD。でも、やっぱりこの人だけは外せません!
『まぁまぁ、こんなとこまで来て喧嘩せんときよし。せっかくの温泉やさかい、なー?なつき』
『う・・・あまりじっくり見ないでくれ』
『なんで?うちら女同士やないの』
『それは・・・わかっているんだが・・・』
じっくり嘗め回すようになつきの肢体を見る静留会長。素晴らしい。素晴らしい下心です。
その後、温泉(に入るおなごはん)の素晴らしさを語りだし悦に入る静留に『静留ぅ・・・』と、嫉妬なのか困っているのか微妙に感情を込めた声で呼びかけるなつき。更に、うちはBぐらいが好きどすと云いながら、あかねの胸を毒牙にかけようとする静留に『オイ、静留!!』と、今度はたしなめるように云うなつき。
・・・こ、これってなつき、ヤキモチ焼いてますよね!?そうですよね!!?なにぶん声だけなんで、想像するしかないですけど、自分以外に興味を持ったりちょっかい出す静留をあまり快く思わない感じのなつきって、本編ではあまり見られなかったのでなんか新鮮です。というか、ものすごく美味しいんデスけど!!いや、もしかしたら静留さんはそれを見越して・・・??はぁ〜、どちらにしろ、やっぱりこの二人は最高のペアですNE。
話の筋としては、あられもない姿でブッ倒れている遥を雪之が発見。遥の気絶の原因は頭のコブらしいが・・・。ここで突然、名探偵を気取りだした碧ちゃん。果たして、雪之を殴った犯人は誰なのか・・・第2章のEXに続く・・・ってな感じです。
全体的には、脚本家が本能の赴くまま書き散らかした短編という感じで、あまりオチてない話も多いんですが、『キャラ萌え』に焦点を当てたドラマCDとして見てみれば、かなり良い出来の作品集となっているように思います。短い話が多いですけど、話数は多いですし、各キャラの見せ場がまんべんなく用意されてますからね。舞−HIMEファンなら、どの話も面白く聞くことが出来るんじゃないでしょうか。
勿論、静留×なつき派やなつき×奈緒派にはむひょむひょむははは〜な展開がたくさん仕込まれてますから、ソッチ好きの方の脳内妄想機関車が止まらなくなること受け合い!!!tiarawayのファンもかな〜りニヤニヤできますYO!!
それにこの表紙!!幸せそうなエロ顔でなつきの背中に抱きつく静留会長おおおお!!!やっぱこうでなくっちゃね!!