2006年10月22日

Get Back<Aice5>

『Get Back』
(2006/03/11)キングレコード

歌/Aice5 作詞/牧穂エミ 作・編曲/大川茂伸


女性声優5人で結成されたグループ『Aice5』
女性で声優で5人組・・・アイドル防衛隊ハミングバード(古)みたいなものでしょうか??とりあえず堀江由衣さんと浅野真澄さんの姿は認識できましたが・・・。

予備知識があまりにも無いので公式ホームページを拝見。
(公式)http://www.starchild.co.jp/artist/aice5/index.html(爆音注意)
声優、堀江由衣・たかはし智秋・神田朱未・浅野真澄・木村まどかで構成されているということは、よくわかりましたが、それ以上のことが何も書かれていませんでした。。

はてなのキーワードを見ると、堀江由衣さんの呼びかけで企画がスタートしたとの事。ミニモ二結成における矢口真里みたいなものでしょうか。それはともかく、リーダー・堀江由衣のもとで精力的に活動中の声優グループAice5のデビューシングル(アニメイト限定発売)が、この『Get Back』です。まあ、呼びかけで・・・っていうのは、多分建前でしょうけどね。

もう少し知りたかったので、少し前のニュータイプを漁ってみました。
すると、ニュータイプ2006年1月号にインタビュー記事発見!

2005年10月29日『秋葉原エンタまつり』にて初登場。堀江由衣さんが2004年にデビューしたユニット『DROPS』に感動したことが、結成のきっかけ。

『DROPさんのライブを見せていただいてあこがれたところから自分でもやってみたいと思いました。始動するまでに1年ちょっとかかっているので、実際にお客さんの前に立てたときはうれしかったですね』(堀江)

メンバーは、堀江さんが今までの声優活動で出会い、仲良くなった人を集めている。

『ユニットのアイデアを聞いたときは半分ネタだと思っていたので、本当に話が動き出したときはびっくりしました』
(浅野)
『最初は少し迷いました。でも、堀江さんといっしょで楽しいです』
(神田)


などなど。。とにかく堀江由衣のパワーは半端ないということでしょうかね。ふーむ。これで少しばかりAice5の成り立ちがわかりました。

では、曲の方をみていきましょう。

とにかくノリの良い曲で、ライブとかではガンガン踊りながら歌えそうです(客が。Aice5のAiceをバラバラにしてコーラスしている部分とかで、客と一体化するんだろうなぁなどと想像。

誰かは分かりませんが、微妙に歌が浮いている人が居たように思います。しかしそこは5人の力でセーフティ。その浮いた感じも曲の一部として納得。歌の感じは、うーん、何と言ったらいいんでしょうか。何度もマジ聞きしてみて、ギャラクシー☆ばばんがBang!や、ハッピー☆マテリアルなどの雰囲気が曲の底辺に流れているように感じました。

複数の女性声優がグループを組んで歌う時に生まれる、微妙なチグハグ感ハチャメチャ感。そして、やたらと自由でエネルギッシュな感じ。ろむろむは、そういった要素は、女性声優グループならではの魅力だと思っています。そのことを踏まえてみると、このAice5も、そうした声優グループらしい独特の魅力を持った歌をしっかり歌っているように思いました。

Get Backの歌詞は、サビが元気全開なのに対してその他の部分が妙にシリアスです。テーマは『(情熱を)Get Back』みたいなので。そのままですが。最初から最後まで、あんまり曲に緩急が無いので、数回連続で聞いたらちょっと飽きが来ました。

これからの活動に期待したいです。



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