2010年10月19日

『I'll be there』<林原めぐみ>

『I'll be there』(1996/10/23) キングレコード

作詞:MEGUMI
作曲:佐藤英敏・編曲:添田啓二・コーラスアレンジ:奥井雅美
歌:林原めぐみ

アニメ“セイバーマリオネットJ”ED主題歌。ヲタの間でも最近はまっったく語られることのなくなってしまった90年代あかほり黄金期アニメの一つ・・・。天地無用と双璧をなす、ラノベ発ハーレムヲタ作品で、ゴールデンタイムに放送されていたのですが・・・まあ、これも世の流れでしょう。でも、あの頃はかな〜りの人気作品でした。

当時、大変な林原信者であった私は(今もですが)、林原さんが出ているアニメはすべてチェックするぐらい脳がキており、その流れでセイバーマリオネットもしっかり鑑賞しておりました。

さて、そのセイバーマリオネットJの1話〜23話の〆に流れていた“I'll be there”ですが、正直言って惚れていました。OPのSuccessful Missionも確かにいい曲でしたけど、しかし私にとってはこのED曲が最強でした。

乙女回路を持ち、少女らしさと人間らしさを兼ね備えた“機械”の少女である、らいむ。

人間の形をしているが、決して人間ではない。そのらいむの、天真爛漫さに隠された“影”のようなものを匂わせる、寂しげなメロディと、らいむが小樽に対して、自分自身の気持ちを問いかけているような歌詞と、そしてらいむをその身に光臨させている林原さんの歌声と・・・ああ・・・なんという無限のハーモニー・・・という風に、アニメを見るたびに感じていましたね(病気。

“ドキドキ廻りはじめた 回路(こころ)をいまさら誰も 止められないよ”
“プログラムされた生き方に 流されない君がすき どこまでも付いて行くよ この手 ずっと ずっと 離さない”


・・・ら、らいむや・・・らいむがココに居るぞえええあああああ(待!!

確か林原さんも当時のラジオで“らいむちゃんらしい所を歌詞に入れてみた”っぽいことを言ってましたからね。

林原さんのアルバム“Iravati”には、バラードバージョンのI'll be thereが収録されており、これはこれで良かったのですが、やはりアニメ版に使われていた原曲バージョンを入れて欲しかった・・・と歯がゆく思ったものです。。皆様には、どうにか手を尽くして原曲の方をゲットしてもらいたいなと思います。



『Successful Mission』

アニメ“セイバーマリオネットJ”OP主題歌。“I'll be there”ばっかりホメちぎってしまいましたが、こちらもかなりの秀作。サビへの盛り上がり方が、実に素敵で、主題歌らしいスピーディで起伏に富んだ曲展開にメロメロになった記憶があります。

この曲は、昔やってた歌番組の“歌の大辞テン”で一瞬だけ本人映像で曲が紹介されたことがあり、一人でテンション上がってた記憶があります。あの頃は、今とは比べ物にならないくらいアニソンの立場が低かったので、その中で果敢にオリコンに食い込んでいた林原さんは、やはり凄いお人だったのだなああああ・・・と思いまする。  

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2010年10月18日

『Weading Wars ―愛は炎―』<歌:中島えりな>

『Weading Wars ―愛は炎―』(1995/11/22)ケイエスエス

作詞:佐藤ありす 作曲:斉藤かんじ/大和朗
歌:中島えりな

アニメ“愛天使伝説ウエディングピーチ”OP主題歌。

天使リモーネによって戦士の力を与えられた主人公・花咲ももこが、ウエディングピーチに変身し、学園(と世界と天使界)を救うために、天使界に侵攻し、人々を惑わせようとする悪魔達と戦いまくるアニメ・・・だったような気がします。ウエディングの名を冠するだけあって、“結婚”に結びつくようなキーワードが物語の至る所に散らばっており、必殺技も“ウェディング結納返し”“ブライダルキック(飛び蹴り)”など、とんでもねえ名前が付いていました。セーラームーンの人気に押されてしまった感はありましたけど、私はこのアニメ、結構気に入ってました。

それはともかく、私は90年代の無駄に壮大なアニソンが大好きです。
特にこういうタイプの曲はツボ過ぎてたまらんのですよ!!

タイトルからして“Weading Wars”とか、もうブッチギリに意味不明でサイコーです。しかし、異様に情感たっぷりの歌声に、何か壮大な伝説を予感させるようなケレン味たっぷりの楽曲構成、更にアニメの物語としっかりリンクしている詞と、アニソンにとって重要な要素はすべて詰まっている良曲となっているのでございます。

“天使 悪魔 争いすれ違う 心一つになりたい”“過去と未来 戦いに組み合う 歴史いつか終わるまで”

主人公といい感じの少年が実は主人公と対立する悪魔の一員として覚醒しちゃったりするんですけど、最終的に、主人公は天使、彼氏は悪魔という立場のまま、お互いを受け入れていましたので、なんかもーピッタリな歌詞ですよね〜。

そして、サビのラストに必ず入る“願いをこめてwedding”というフレーズがまた良いのですよ!!ココで言うweddingってのは、結婚っつー意味だけではなく、誰かと誰かと分かり合う&分かり合って結びつくという意味も込められてるんだと思います。変身魔法少女(?)物にしては、珍しく対立する“悪”との和解&相互理解が重要視されていたアニメだった気がするので、そういう物語に相応しいフレーズをOP主題歌の中に入れたのでしょうね。

歌詞は、Choo Choo TRAINで一発当てた佐藤ありすさん。だいぶ前に紹介したありすインサイバーランドの作詞をした方でもあります。。

マイナーかもしれませんが、90年代を代表するアニソンに加えられる作品ですね。

  
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『Wind Climbing〜風にあそばれて』<奥井亜紀>

『Wind Climbing〜風にあそばれて』<奥井亜紀>(1994/11/10) ダブリューイーエー・ジャパン

作詞・作曲:奥井亜紀
歌:奥井亜紀

アニメ“魔方陣グルグル”ED主題歌。
ちなみに、ED主題歌として流れていたのは2番目の歌詞です。

問答無用の超名曲アニソン。どちらかというと大人な感じの雰囲気を持つ曲ですが、何故か子供の心に強く響いたそんな作品だと思います。ニケとククリの旅をイメージさせる曲でありますし、アニメが終わっちゃう時のちょっとした寂しさなんかも、ないまぜになったりして、大人になってからも忘れられないアニソンになったのかもしれません。

魔方陣グルグルの人気は子供の間で凄まじいものがありましたから、アニメの打ち切り展開に軽く死んだ子供達も一人二人ではないでしょう。漫画もなんとか綺麗に完結して、記憶も少々遠のきましたが、それでもこの曲だけは忘れられなかったですね。

奥井さんの透き通る、伸びやかな声を聴いた瞬間、もうこの奥井マジックワールド(?)の中にググイと引き摺り込まれて行ってしまうのです。優しいリズムで進む曲も、聴いていて気持ちが良いです。

子供の頃に見えていたもの、大切にしていたものが見えなくなってしまうことが、大人になってしまうことということに気づいてしまう恐怖と後悔を歌った1番と、自分のことばっかりで他人を傷つけていた(ある意味で子供の)自分が、色んな苦しみや後悔を乗り越えて、“君”と一緒に前に進んでいくことを選べた喜びを歌った2番。

どちらの歌詞も、ドサクサで一緒に旅をすることになったニケとククリが、ちょっとした喧嘩や衝突を繰り返しつつ、少しずつ大人になってどんどん仲良くなっていく過程ともピッタリ合っていたんだなああああ〜と今更思ったりしました。

“どうにもならない今日だけど 平坦な道じゃ きっとつまらない きみと生きていく明日だから 這い上がるくらいで ちょうどいい”

ラストの詞がまた、たまりません。“這い上がるくらいでちょうどいい”とか、どんな風に吹かれても、このガッツ一本で乗り越えていくという気迫すら感じられます!!

さて、今、記事を書きながら、グルグルの漫画を必死で思い出していた訳ですが、キタキタ親父が脇でオニギリを握っているコマばっかりが頭を巡っててすごくヤバイです(死。ダンボールをひっくり返して改めて読んでみるっきゃないですな。。


  
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2009年12月14日

『デリケートに好きして』<太田貴子>

『デリケートに好きして』(1983)
作詞・作曲:古田喜昭 編曲:大村雅朗
歌:太田貴子

アニメ“魔法の天使 クリィミーマミ”OP主題歌。

元ユリミテさんからのリクエスト(私信:ごめん、ユリミテさん!!私これ再放送だか何だかでちょろっとしか見てないから、かなりおぼろげですYO!!)。

この主題歌を歌っている太田貴子さんは、スター誕生という素人からアイドルを探すオーディション番組から生まれた生粋のアイドルさんであり、主人公・森沢 優/クリィミーマミを声優として演じている方であります。また、クリィミーマミは、アイドルとして活動としている設定なので、アニメの作中でも『デリケートに好きして』をアイドルとして歌っていました。

アニメの中で声優としてアイドルを演じ、歌を歌い、更に現実でもテレビに出て、アイドルのように歌を歌う。現実のアイドル虚構のアイドルという、本来ならば交わることの無い、二次元と三次元の世界の融合“歌”という手法を持って果たしたエポックメイキングな作品なのではないでしょうか。

普通の女の子が、魔法によって10歳から16歳に変身し、なんかキラキラした世界でアイドルとして活躍できる・・・という物語は、アニメという形を通して、多くの少女に夢と希望と憧れを与えたのではないかと思います。(*まあ、丁度前年ぐらいに超時空要塞マクロスが放送されており、リン・ミンメイとかいうアイドルが頑張ってましたが、あっちは当時から濃いアニヲタ向けだったと思うので、アイドルに憧れる少女は普通にスルーしてた気が・・・)

まあ、この曲のポイントはドルチェを食むような甘い歌声(何)にありますね。夢と魔法と女の子で出来ているような歌詞を、嫌味なく、むしろ等身大の少女をイメージさせるピュアな歌い方でなぞってゆくのが何とも良い按配なのです。

つーか、とにかく“デリケートに好きして 好きして 好きして”という、サビのラストフレーズが素晴らしいのです。あえて“好き に して”と書かないことで、大人の色気や生々しさの予感を回避し、お茶目な少女の雰囲気を全体に漂わせることに成功しています。シンプルな歌詞ながら、この曲が未だに多くの人に愛されているのは、そうしたさり気なさが、今でも少女の夢を守り続けているからかなーとか思ったりします。。

2008年に、太田さんによる同曲セルフカバーが“21st century ver”として発売されたり、中川翔子さん他からも、いくつかカバーされていたと思います。クリィミーマミは、なまじ出来の良いアニメだった為に、現在でも猛烈なファンが生き残っているので、太田さんにとっても非常に大切な作品なんでしょうね。今年(2009)のアニソン紅白にも出演するようなので、マミファンの方ならばチェックしてみては如何でしょうか?!

それじゃ、ちょっくらクリィミーステッキ探してきます。



  
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2009年06月06日

『残酷な天使のテーゼ』<高橋洋子>

『残酷な天使のテーゼ』(1995/10/25)キングレコード

作詞: 及川眠子 作曲: 佐藤英敏 編曲: 大森俊之
歌:高橋洋子

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』OP主題歌。
90年代を代表するアニメソングにして、いまなお熱烈な支持を受け続けている伝説的作品。この主題化は、エヴァすら見たことの無い、普通の一般人ですら曲をソラんじられるという、驚異的知名度も誇っています(*ソース→私)。

ドラマチックな曲展開と、エヴァの内容と深く関わる詞、ヲタ心をくすぐる絶妙な言葉の羅列。それらをすべて踏まえて発せられる、気高く美しい高橋洋子さんの歌声は、聞く者の魂の奥深くに怒涛のように流れ込んで参ります。

高橋さんは、当初『FLY ME TO THE MOON』を歌う担当として、大森俊之氏にオファーを受けたそうですが、その後色々あってこの主題歌を任されることになったようです。及川眠子先生の超歌詞に最初は戸惑ったそうですが、何度も歌ううちに歌詞の奥深さに改めて気づかれたらしいです。レコーディング時に、エヴァの内容について全く知らされてなかったというのは有名な話ですね。何の気なく歌っていたら、みるみる大ヒットになってしまい、その時、歌手としての責任の重さみたいなものも感じられたようです。

14年を経た現在の、高橋さんのこの曲に関する思い入れが、インタビューで語られていました。

“私は、この曲のその根底にあるのは、母心、母の祈りのようなものだと思うんですよね。愛しい者に対して、翼を持って更に羽ばたけ、と。そして、私はどんな時でもあなたを見守っているよって。シンジ君への想いですよね。(中略)想ってるよって言ってあげたいじゃないですか。道が逸れそうになったら、そっちじゃないよと言ってあげたい。そんな想いで歌いました”

今の高橋さんは、シンジを見守る母のような視点で歌っていらっしゃるとのこと。エヴァは、そうした“母性”に関するテーマと根っこの部分で非常に深く関わってきていると思うので、高橋さんの意見はなんだか心の底にストンと落ちてきました。納得。

また、残酷な天使のテーゼは、すべての伏線が詰まっているOP映像と“驚異的なシンクロ率”を果たしていたようにも思います。曲に合わせて、次から次へと意味ありげな画像がパパパパと並べられていく・・・というOPは当時の私の目には、非常に斬新なものとしてうつりました。この主題歌OP映像奇跡的なコラボレーションをすることで、エヴァはほんの僅かな時間の中で、強烈なメッセージを我々に印象付けることに成功したのだとも思えます。



ちなみに、エヴァが社会現象になってた頃『残酷な天使のテーゼは、間奏で色んな天使の名前を読み上げている』というが、私の周りでは、まことしとやかに囁かれており、当時とても素直だったろむろむさんは、ヘッドフォンをかまして何度もエンドレスリピートしてたもんですよ。もちろん、何回やっても“フィリーアー”しか聞こえなかったという・・・ま、そんなことをかましちゃうくらい、この曲には不思議な魅力があったってことですNE。

ちなみに、エヴァ最終話で、『僕はここにいてもいいんだ!!』→『おめでとう!』のシーンでバックに流れている残酷な天使のテーゼのピアノアレンジは “Good,or Don’t Be.”というタイトルでサントラに収録されているので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。シンプルなのに、何故か耳について離れない、非常に気になるアレンジです。

2、FLY ME TO THE MOON(歌:Claire)
同、ED主題歌。バート・ハワードによって1954年に作られ、その発表後、様々なアーティストがアレンジを行い、1962年に作編曲家ジョー・ハーネルが行ったアレンジが現在最も良く知られているFLY ME TO THE MOONの原型となりました。エヴァのEDでは、話の回によって全く異なるアレンジのFLY ME〜が流されており、話題になりました。

ClaireのFLY ME〜は非常に正統派で、美しく耳馴染みの良いものに仕上がっていると思います。激しい内容のアニメのEDにこうした良曲をサラッ流すところが、ある意味流石だな・・・と思わされるところでもありました。

さて、エヴァンゲリオンという作品については、この10年の間、様々なところでもう語られまくってきたように思います。

エヴァは、不安定で、もやもやとした世間の風潮や、その曖昧の中を漂わざるをえないような時代の潮流に、これ以上ないぐらいのグッドタイミングで飛び込んできて、またたく間に社会の中に浸透していきました。天使、使徒、死海文書、命の樹・・・などなど、ヲタの心をくすぐる難解な設定伏線を散りばめ、更に当時注目を集めつつあった精神分析や、心理学的要素を盛り込み、そしてそれをロボットアニメというベースで魅せた目新しさに、(ヲタ・非ヲタに関わらず)多くの若者達が夢中になりました。また90年代中頃から普及してきたインターネットは、最終話に関する視聴者たちの討論を大いに助け、それが結局はアニメ終了後の爆ヒットを呼び起こしました。

例ににも漏れず、ろむろむさんも当時、エヴァにおそろしいハマリ方をををを。いやー、でも90年代にややヲタっぽい思春期を過ごしていた人なら、その頃のヲタワールドを、エヴァの洗礼無しに通過することは非常に難しかったのではないでしょうか。まあ、今となってはガイナックス先生の商魂たくましい10年間の足跡を呆れ果てて眺めるしかないんですけど。。林原さんも、とあるインタビューでエヴァを取り巻く展開になにげに冷たい視線を浴びせてましたね。しかし、それでも当時のエヴァンゲリオンには、抗えない魔力のようなものがありました。陳腐ですが、戦後の希望に満ちた時代を経て、徐々に色んなものが歪み始めた空虚な時代が、エヴァという魔物を引き寄せたように思えてなりません。

それはともかく、どうやら近日中に、エヴァが(テレ東以外で)何度目かの再放送をかますらしいので、まだ見たことの無い人、10年前を懐かしみたい人は是非とも見るべきであると思われまする。





<関連レビュー>
NEON GENESIS EVANGELION ADDITION

  
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2009年06月01日

『傷だらけのツバサ』<IKEBUKURO>

『傷だらけのツバサ』(1996/11/7) ポニーキャニオン

作詞 池谷ひろ氏 作曲・編曲 藤尾領
歌:IKEBUKURO

アニメ『ハーメルンのバイオリン弾き』前期ED主題歌。
アニメ版ハーメルンといえば、原作とは完全に掛け離れた激シリアス展開と、独特の止め絵演出と、物議を醸し出した超最終回などにより、90年代中期の割りとカルトなアニメに位置づけられる作品でありました。

つーか、ハーメルンといえばサイザー様。そして、サイザー様といえばオカリナ(?)ですよね。いやあああ、アニメ版のサイザー様は、緒方恵美さんが声を当てられていて、サイザー様の儚さや危うい感じが倍々増しになっていました。アニメ最終話、オカリナが死に、ライエルと結ばれるという展開も普通になく、ひとりぼっちになってしまったサウザーはいずこともなく飛び去っていきます。サイザー様の孤高の美しさが感じられるそのシーンは全話の中でも屈指の名場面だったと思います。原作では途中から作者様の愛がサイザー様に過剰に傾きまくっていましたが、復讐に燃える悪の華のサイザー様を推している私にしたら、賛否両論あったアニメの“賛”にすごい勢いで傾いてしまうのも無理ないことです。。あ、サイザー様とオカリナの熱い絆については原作を読んでいただければ・・・。

さて、サイザー様の話しは良いとして、ハーメルンの主題歌はOPもEDも、前期と後期でまったく毛色の違う音楽が採用されていました。特にOPは、前期は変なアイドルが“マンマンマジカルララランラビリイイイインスウウウウイイィ!!!”とか歌ってたのに、後期は本物の男性オペラ歌手が“分かり合うより信じ合える方がいい その心ばえ激しいままでいてくれ”とか、宇宙戦艦ヤマト級に物々しい長重量級の歌声を響かせていて、思わず笑ってしまった記憶が・・・(しかもOP映像は使い回しとか)。

EDも同じく、前期の“傷だらけのツバサ”は少年漫画チックな熱さを感じさせる男性のボーカルでしたが、後期は妖艶なオトナのオンナを前面に出してきたような感じの曲で、前期とまるで正反対のものが置かれたことにやや戸惑いというか、違和感はありましたね。

傷だらけのツバサは、ギターをギュインギュインとかき鳴らしまくってるのもカッコいいんですが、やはりやや漫画チックながらも、倒れても絶対終わらねえ!!傷ついてもあきらめねえ!!という、ある種のヒロイズムをストレートにぶつけてくるような歌詞が実に良いものだと思います。アニメのシリアス系ハーメルの生き方にもどこかリンクするような印象も受けます。最後の方のハーメルは魔族化が進みまくって、まんま化け物状態になりつつ、それでも世界やらフルートやらの為にボロボロの翼を広げて戦っていましたし、その辺のシーンを思い浮かべれば、更に物語への感情移入も進むってなモンです。

“傷だらけのツバサ 広げたまま闇夜を駆ける 倒れても 倒れても 確かなものが見たいから”

あとは、中盤の奇怪なラップさえなければ尚の事良かったかもしれませんが・・・。まあ、あれは慣れればなんとでも。あと、カップリング曲はかなり電波入ってて、正直どうしようかと思いました。



  
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2009年05月29日

『あつい気持ち』<ワンステップ・コミュニケート>

『あつい気持ち』 (1996/1/24) パイオニア

作詞・作曲:矢野弘佳
歌:ワンステップ・コミュニケート

アニメ『神秘の世界エルハザード』後期OP主題歌。異世界ファンタジーモノの主題歌にピッタシな爽やかさ満点の作品。

エルハザードって、今となってはなんか覚えてる人もほとんどいなくなってるような気がするんですけど、気のせいでしょうか。もちろん私も完璧に作品内容忘れてるんですが(何。

この作品は、神秘の世界とか異次元の世界とか名称を変えつつ、コミック・OVA・アニメ・ドラマCD等でメディアミックスしまくってましたけど、案外人気があったんでしょうかね?私の中では天地無用みたいな微妙な位置づけにある作品だったりするので、その辺は謎です。

確かOVAに出てくる主人公ソックリのお姫様女性にしか興味のない人で、従者の女の子とイチャイチャしてたような記憶がありますが、それ位ですねえ。そのお姫様はファトラ様って云うんですけど、エロ尻軽キャラ過ぎて、個人的にはあんまり・・・いやまあどうでもいいんですが。

“知らなかったこんなふうに声にならない あふれてくる痛いようなあつい気持ち”
“世界中のどこにいても抱きしめている 僕の中のドアを叩く君を”


どこからともなく湧き上がってくる“あつい気持ち”に背中を押され、大好きな“君”の元へ駆け出していく・・・という歌詞で、最初から最後まで明るく元気に青春してるような雰囲気が良いですねえ。曲の出だしもやたらと派手な感じで、しょっぱなから作品全体の勢いを押し上げているなあ〜という感じがします。

TV版エルハザードは、色々あったけど、つまるところ主人公・誠とルーン王女の恋愛にすべてが収束される話であったので、二人の出会いから別れ、再会までに至る、恋愛感情の移り変わりが、物語の中では最重要視されていたと思います。ということで、こういうルンルン浮ついた感じの歌詞こそ、エルハザードの世界観にはピッタリだったんではないでしょうか?

ちなみにこのOPの映像は、スピーディかつ、ものすっごい気合の入ったものになっています。曲とも相性バッチリで、一見の価値ありですので、是非ともチェックしていただきたいです。



  
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2009年05月28日

『純心』<井上昌巳>

『純心』(1995/11/8) ニュートーラス
作詞:古賀勝哉 作曲:井上昌巳
歌:井上昌巳

アニメ『怪盗セイントテール』ED主題歌。
少女向け変身アニメのエンディング曲とは思えないほどの暗い歌詞・・・ですが、その分インパクトは凄いです。静かに淡々と進む落ち着いた曲調に、まるで首元に絡み付いてくるような“情念”が込められまくった歌声。なんかもー、歌詞の端々から“負のオーラ”が立ち上っているのが、逆に魅力的という気がしなくもないですね。。

“あなたさえ私を好きでいてくれるなら、この先の幸せなんかどうでもいいわ”

・・・あれ?セイントテールって“なかよし”に連載されてたのん気な怪盗漫画じゃなかったかしら・・・。
1番と3番の歌のラストに“私はきれいですか?”って言葉が入ってるのも本当に危ない感じがしてサイコーです。

とはいえ、一応物語に準拠させたような歌詞も入ってます。

“あなたが知らない 私を知っても 嫌いになったりしないと そっとささやいて とても怖いの”

怪盗を捕まえようと躍起になる正義漢の少年・アスカjrの追跡から華麗に逃げ続けるセイントテールこと羽丘芽美。しかし、普通の少女としての自分自身は、アスカjrに少しずつ惹かれていっており、その複雑な感情の板ばさみに、彼女は苦しんでいくことになるのです(多分)。いやー、まさに乙女版キャッツアイって感じの雰囲気がいいですねえ〜。・・・って、別にアニメでこれといって苦しんでいる様子は見受けられなかった気がするんですけど・・・どうだったかしら?

ちなみに、井上昌巳さんのアルバム“sweet供匹砲蓮△海龍覆“more bitter version”なるものが収録されていまして、歌詞があちこち変わってたんですけど、マジでbitterというか何というか・・・。

(シングルver)“ねえ、遠く離れても ただずっと好きでいて そう次の恋人が私に嫉妬するぐらい・・・”

(アルバムver)“ねえ、私が死んでも ただずっと想ってて そう次の恋人が私に嫉妬するぐらい・・・”

・・・なんか物凄く重たくなってるー!!シングル版は子供の恋、アルバム版は大人の恋をテーマにしてたのかもしれないですね〜(マジでか。





<拍手お返事>
>5月14日×1 ありがとうございます!
>5月17日×2 ありがとうございます!

>5月21日 酸欠様
おおおおおおおお久しぶりで御座います!!!!いやー、こんな死にかけのブログにまだ来て下さっていたとは、あああありがとうございます。聖伝・セラムンと、酸欠様も私と同じくまっとうな百合の歴史(?)を歩まれてきたのですね☆☆百合心中特集をお褒め頂き誠に光栄であります!!春でも夏でもろむろむの百合イカレトンチキパワーはフルスロットルです(キモイ。酸欠様のお許しも出たことですし、今後も百合電波ゆんゆんかまして頑張っていきたいと思います。拍手コメントありがとうございました!!!



  
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2008年11月10日

『太陽がまた輝くとき』<高橋ひろ>

『太陽がまた輝くとき』(1994/6/17)メディアラモレス
作詞・作編曲:高橋ひろ
歌:高橋ひろ

アニメ『幽☆遊☆白書』ED主題歌。

甘美なまでに切なく、曲が持っている優しい微熱に心を温められるような、そんなアニソンだと思います。アニメ自体も大変ヒットしていたので、この曲を耳にしたことがある人は相当多いんじゃないでしょうか?儚げな少年を思わせる美しい声と、メロディアスで印象的な曲調は、それを聴く者がたとえ子供だったとしても、この曲の中にはジンワリと沁みてくるような“何か”があることを、気づかせることができたんじゃないかと思います。

歌詞の中の“例え”の上手さもズバ抜けています。

“マーキュロ塗った後の しみる感じ そんな懐かしさに あふれた日々”

マーキュロというのは、ヨードチンキ(赤チン)の本当の名前ですね。塗った後にじんわりとしみた感じがあって、空気に触れるとスッとするアレです。小学生の頃とか、すっ転んで怪我したらいつも赤チンを塗られてましたけど、今はもう無いかな?赤チンと聞いて子供だった頃を思い出せる世代には、この“懐かしさ”の“例え方”はかなり胸に来ると思います。勿論赤チンではなく、マーキュロという絶妙に耽美な言葉を、ここで持ってこられる高橋さんの才能も激しく感じられます。あと、下記の2番目のサビ歌詞も忘れられません。

“今も君への想いは 嵐が逆巻く夜の海”

君へと向けられている激しい想いを、嵐が逆巻くほどのものであると例えながら、あえて静かで冷たさに満ちた“夜の海”という情景と絡めているのですね。“嵐が逆巻く夜の海”なんて美しい例えなんでしょう。。。あえて正反対にあるようなモノを組み合わせることで、“僕”の想いがどれほど深くで渦巻いているのかが、ハッキリと見えてくるような気がします。

3:38〜(“愛する人にはいつも照れて〜”)からの盛り上がり方や、後半で続くサビの繰り返しなどは、個人的に好きすぎて、マジたまらんです。徐々にフェードアウトしていく終わり方には、寂しさや懐かしさの中を彷徨っていても、いつか再び太陽の輝きが自分達を照らすだろう・・・という“希望”を匂わせているのかな〜?とか思ったりしてました。

あと、カラオケで歌うポイントとしては“古いメロディ にじむシルエット”の時に、シルエットの『ト』を声に出さず、“シィィルゥゥエッ”で止めるとすごくそれらしくなります(何。そういえば幽助役の佐々木望さんも同曲をカバーしていましたけど、主人公が歌うとあって、なかなかの良い仕上がりになっていたと思います。

高橋さんは、チューリップの第3期ボーカリストとして活動(1987〜89)された後、幽遊白書の別ED主題歌“アンバランスなKISSをして”を担当され、一躍注目を集めたシンガーソングライターでした。所属レコード会社が倒産した後は、活動の範囲を狭め、楽曲提供などに重きを置いていました(*デジモンや瓶詰妖精などのアニメ作品のキャラソン作曲なども手がけていました)。残念なことに2005年、病気の為お亡くなりになりました。


  
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2008年10月09日

『YOU GET TO BURNING/私らしく』<松澤由美/桑島法子>

『YOU GET TO BURNING/私らしく』(1996/10/23)

作詞:有森聡美 作・編曲:大森俊之
歌:松澤由美

1、YOU GET TO BURNING
割とセンセーショナルだったアニメ、機動戦艦ナデシコOP主題歌。
松澤由美さんのデビュー作品になります。現在に至るまでヲタの間では結構人気が高く、少し前にangelaがカバーしてました。

千変万化する躍動的なリズムと音色が、何といっても魅力的です。前奏出だしのメロディなんか、もう聴いた瞬間に痺れ倒しですわよ(何。そして、随所にパンチを効かせつつスムーズに流れ込んでくる松澤さんの歌声に乗って、ナデシコという作品の様々なエピソードが、氷つぶてのように、私達の身体に降り注いでくるのでございます。SF・ラブコメ・ギャグ・シリアス・・・なんでもアリの、ごちゃ混ぜアニメの主題歌には、こういう心のド真ん中に投げ込んでくるような曲が来るほうが、物語がキュッと締まるのかもしれませんね〜。



後のインタビューを読むと、どうもこの作品は松澤さん自身にとってもある種の枷になっていたようでね。デビューシングルがいきなりアニメの主題歌で人気曲となってしまったことで、その後の作品も同じような作風を暗に求められるようになってしまったようです。それから色々あって、“松澤由美”さんは“まつざわゆみ”さんと名前を変え、ようやく過去の枷から自分の納得できる形で脱却したのだと思います。(*インタビュー記事が見つからないので半分想像)。そういえば、この曲はプロデューサーにボロカス言われながら歌ったらしい・・・と、聞いたこともあります。なんか苦労の陰にこの歌ありみたいに聞こえてくるんですけど、まあそれが結果的には初登場オリコン9位にも繋がったのかもしれませんよね。

歌詞は、ユリカ→アキト視点かな〜とか初めは思ってましたけど、最後まで読むとナデシコのクルーや登場キャラ、このアニメを見ている人にも、その視点は向けられているような気がしてきました。そういえば、アニメ自体も、意外とメタなところまで入り込んでくる系の物語でしたっけ(*アニメの中で、アニメやヲタク活動を分析し、しかもそれがアニメの展開にも繋がっていくようなトコとか)。

“君らしく 愛らしく 笑ってよ 夢中になれる日々が きっと幸せ”

アキトはナデシコを守り、木星蜥蜴らとロボに乗り込んで戦ったりする日々を日常としていますけど、それ以外のプライベートでは、劇中アニメの“ゲキガンガー”という80年代風熱血アニメに夢中になっています。アキトは、ゲキガンガーの云う熱い正義に憧れて盛り上がったり、でもそんな正義なんて無いとかいじけて見せたり、そのアニメを見て色んなことを感じたりするのですが、そうして考えていく中で、彼は少しずつ戦う理由や生きる意味を、本当に自分の中に見つけていくのです。

“夢中になれるもの”を見つけて、頑張って生きていければいい。そんなストレートな希望を、アキトはナデシコの中で体現してたのかな〜とか、この歌詞を読みつつ妄想。。なんて、ちょっと穿ちすぎですかね?



2、私らしく
作詞:松浦有希 作編曲:松浦有希&吉田潔
歌:桑島法子

ナデシコのミスマル・ユリカとして、初の主人公役を射止めた桑島さんがついでに歌手としてもデビューな記念すべき一曲。さすがにギリギリな感じがありますが、ユリカとして歌っているキャラソンと思えば、よく出来た作品だと思います。アキト一筋の能天気艦長の、天真爛漫な恋の歌って感じです。桑島さんはナデシコが初ヒロイン役、この曲が始めての歌ということで、当然のことながら全然歌いなれてないんですけど、その拙い感じが、恋に恋する無邪気な女の子!って感じをよくあらわしてて、逆にいい雰囲気を作ってたりします。ところで、桑島さんというとラジオでのキツいイメージが未だに私の中に残ってるんですけど、今でもあんな感じなんですかね?だったらワクワクするんですけどね〜(待。



  
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2008年10月08日

『檄!帝国華撃団』<真宮寺さくら&帝国華撃団>

『檄!帝国華撃団』 (1996/12/18) BMGビクター
作詞・作曲:広井王子
歌:真宮寺さくら&帝国華撃団

セガサターン用ゲーム『サクラ大戦』主題歌。ゲキ・テイコクカゲキダン、略してゲキテイと呼ばれます。田中公平さんをして“この主題歌が無ければ、この世界はここまで広がっていなかったかもしれません”と云わしめた作品。

名は体をあらわすの言葉通り、爆インパクトのあるタイトル・歌詞は、そのままゲームの世界観すべて直結しているのです。それもそのはず、サクラ大戦のプロデューサーである広井王子さん『歌がすごく重要で面白いものになるようなゲームを作りたい』という声に、田中公平さんが応えて作られたのがこの作品だったのです。

大正浪漫なワールドで、色んなタイプの魅力的な少女達が、普段はヅカ風劇団の劇団員として働き、有事の際にはロボットに乗って敵を打ち倒し、その中で指揮官の男性との恋心も芽生えちゃったりなんかしてー・・・というのがサクラ大戦というゲームの概要です(多分。しかし、最初はセガの偉い人もそうした説明だけでは『どんなゲームか意味がわからん』ってな感じでゲーム化に消極的だったそうです。そこで広井王子さんがこの曲を偉い人に聞かせたところ、偉い人も『なるほど!こういうお話か!』と、激しく納得してゲーム化が承認されたというエピソードがあったようです。それほどまでに、この曲には圧倒的な説得力があるのです。

このゲキテイは、それこそ無限にカバー(サクラ大戦の色んなメンバーによって)されまくってきた作品なので、どれが一番最初に発表された曲なのかいまいち分からなくなってる感がありますが、多分この8センチCDシングルが初出じゃないかと思います。。だいぶ前にNHKで、真行寺さくら&帝国華撃団の声優のみなさんがサクラ大戦メンバーのコスプレをしながら、ゲキテイをフリ付きで堂々と歌いきるという凄いライブがやってましたね〜。一瞬、何が何だかわからなくなりましたけど、横山千佐さんのベテランの域に達した歌唱と、華劇団他4名の煌く笑顔を見たとき、本当に心の底から誇らしい気持ちになりました。

まあ・・・あれですね、非の打ち所のない正統派アニソンというのは、こういうものを云うのですね(正しくはゲーソンですが。豪奢に弾けまくる宝塚成分、神宮寺さくらの熱すぎるセリフドラマチックなメロからサビへの流れ、日本人の魂を揺さぶる威風堂々とした凛々しさ、そして半径100M以内のアニヲタが簡単に撃ち落とされるような“マニアック成分”までが多分に含まれた素敵歌詞!!ホント、奇跡のような作品だと思います。

さくら役の横山智佐さんは、90年代のアニメでオールマイティーに活躍されていた声優さんです。このサクラ大戦の舞台がきっかけで、今やもうすっかり舞台女優化してしまっているんですけど、個人的にはやっぱし声優に戻ってきて欲しいなああーと思います。ハリがあって、抜けるように響く声が印象的な方です。声優さんならではの“華”のある歌声も超GOOoooODです!!!



<サクラ大戦簡単あらすじ>
舞台は太正(大正にあらず)時代の香り漂う帝都・東京。怪物を操り、国家転覆を狙う悪の組織『黒ノ巣会』の襲撃に、帝都の人々は日々恐怖していた。主人公・大神一郎は帝都の霊的防衛の為に結成された秘密部隊『帝国華激団』の隊長として配属され、個性的なメンバーの少女達と絆を深め、華激団をまとめながら、悪の野望を打ち砕く戦いに赴くのである。

つーか私、セガサターンと云ったらこのゲームしか思い出せませんね〜。攻略相手や選択肢によって、会話やパラメーターは変化するけれど、大元となる話の流れは変わらない・・・という、一話完結アニメを見るような明快なシステムが、ラクチンで楽しかったですね(*攻略相手ごとのEDも、ちゃんと別枠で用意されていたのも乙でした)。ミニゲームも無駄に凝ってて面白かったと思います。とりあえずプレイもしてねえのに、ただのギャルゲー&キャラゲーじゃねえの?と、舐めてかからないことれす。そういう作品を求めてるんでしたら、同じあかほりさとるが手がけたカスアニメ、らいむ(略)。それはともかく、サクラ大戦はあまり難しすぎず、ゲームが下手な私のような人種でも、適当にやってれば攻略できたので、なかなかありがたかったです。。

10月6日×1 拍手、ありがとうございます!
10月7日×1 拍手、感謝感謝でございます!
10月7日×2
>ユリミテさん
どうもどうも!!やー、私もゴールデンタイムにこんなヲタアニメを持ってくるなんてスゴイなああ〜とか思ってました。『ゆずれない願い』は、超メジャー曲ですけど、ヲタにも普通に受け入れられた不思議なアニソンですよね。レイアースは、ヲタアニメがタケノコのように大量発生する、ほんの僅かに前の時代のアニメですよね。この後にEVAとか何とかが社会を巻き込んでいったり、深夜アニメが隆盛を極めたりとか、そういう愉快な時代が訪れるわけで。この辺りのアニソンも、ちょっと時代がかった感じの面白い曲が多くて、今でも聴く曲とかいっぱいあります。90年代の埋もれつつあるアニソンもどんどん発掘していきたいです!
10月8日×1 ありがとうございました!!!これからもよろしく!


  
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2008年10月05日

『ゆずれない願い』<田村直美>

『ゆずれない願い』(1994/11/9)ポリドール

1、ゆずれない願い
作詞:田村直美 作曲:田村直美&石川寛門
歌:田村直美

アニメ『魔法騎士レイアース』OP主題歌。

ボーカルの田村直美さんは、この曲で120万枚越えミリオン達成しました。確かMステでもこの曲を披露していたような記憶があります。激しいビートの上を、熱気をみなぎらせた歌声が全力疾走で駆け抜けていく・・・って感じの曲ですね。曲始めに“止まらない未来を目指して〜”の歌詞をじっくりとタメを効かせて歌い上げるのですが、これが目をつむっている獅堂光が、風を受けてゆっくり瞳を見開くというOP映像にもピッタリはまっていたのが印象的でした。

<レイアース簡単あらすじ>
東京タワーに観光に来ていた少女三人が、導師クリフにより異世界・セフィーロへ呼び出され、3体の魔神を呼び出し、囚われの姫を救い、セフィーロを元の平和な国に戻して欲しいと頼まれる。RPGばりに冒険を続け、友情を深め、姫をさらい閉じ込めたという神官・ザガートとその一派を打ち倒した先に見えた衝撃の真実とは・・・。

“止まらない未来を目指して ゆずれない願いを抱きしめて 色あせない心の地図 光にかざそう”

うーむ、何度聴いてもインパクトのある超前向き&前のめりなサビ歌詞だと思います。。いつも元気で絶対に諦めることをしない正統派主人公・光の生き方にも通じるものがあるかもですね。亡国のセフィーロを救い(=止まらない未来)、エメロード姫を悪の神官ザガートから助け出してついでに東京に帰る(ゆずれない願い)という“当初”目的を果たすため、あらゆる敵を打ち倒すマジックナイト3人組のテーマとして、これ以上のものはないでしょう。

その後、どうも田村さんはロック色を強く打ち出した曲に傾倒して行った様で、歌い方も超骨太なものになってしまい、個人的には『ああああ〜・・・』とか思ってしまってました。変化は大切だと思いますが、この“ゆずれない願い”を取っ掛かりにした人的にはちょっとその激しい変貌に付いていけなかった部分も多かったかと。。まあ、元々アニメソングの世界で頑張っていこうと思ってはいなかったのかもしれないですけどね。

原作の『こんなのってないよー!!』→“完”は、さすがCLAMPだぜヒャッハアアアって感じでしたね。いやまあ、2部に続きますけど。やっぱりなかよし連載っつーことで、小さなお友達の夢を壊す(悪が絶対悪で無く、正義と思っていたものが絶対な正義じゃない)結末はいけなかったのかもしれませんね。アニメではオリジナル展開を交えた第二部まで放送されてました。第一部まででも綺麗に終わってましたけど。エメロード姫役(&イーグル役)の緒方恵美さんの演技が、なんかもう凄かったな〜という記憶がありますにゃー。

2、あの日の二人はもういない

バラエティ番組のED曲。“ゆずれない願い”とはうって変わって、穏やかな川の流れを思わせるような作品となっていますね。決して地味すぎず、サビも耳に馴染みやすく、それでいて一貫した大らかな優しさを感じさせるので、ライブとかのラストにもって来そうな感じかな〜とも思います。

  
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2008年08月03日

『とっておきのHeart beat time』<浅田葉子・荒木香恵・宮村優子>

『とっておきのHeart beat time』 (1996/12/21) ダブリューイーエー・ジャパン

作詞:佐藤ありす 作曲:柴矢俊彦
歌:浅田葉子・荒木香恵・宮村優子

PSゲーム『ありす イン サイバーランド』OP主題歌。

メインボーカルは浅田さん。他二名はサビ部分でハモッテますが、思いっきりキャラ声なのでなんかもー好き放題な感じがします。浅田さんはちょっと大人びた少女っぽい声で、歌も上手く、しっかりとメロディを辿っております。あと、サビのキャッチーさはかなりのものだと思います。

打ち込み&シンセの上に、ピロピロ音しか聞こえない、超チープな音作りですが、逆にそれが電脳空間っぽくていいような気がするのが不思議。サイバー世界を舞台にした物語なだけに、曲もこれぐらい人工的な電子音の方がいいのかもしれませんね。

作詞は、えぐざいるのカバーで有名曲となった『Choo Choo TRAIN』の佐藤ありすさん“Alice In Cyberland  未来の国へ ときめき跳ねてく”“追いかけたいの 迷路の先はとっておきのHeart beat time”このコテコテのヲタっぽい少女歌詞も好きですねえ〜。メロディ部分の歌詞は妙にシリアスっぽくて、その変なギャップもイイ。

・・ああ・・・また、誰も知らないような曲(作品)を紹介してしまった・・・堪忍ね。

<簡単あらすじ>
時は21世紀。インターネットの飛躍的な進歩は、巨大な仮想空間サイバーランドを作り上げるまでになった。サイバーランドは情報の重要度によりレベル1からレベル8まで区切られていて、レベル6以降は極秘国家機密情報が格納されており、政府関係者でさえも簡単に入ることは出来ない。主人公・水無月ありすはレベル6以降のサイバーランドの深層部に潜り込み、ウイルスを倒したり、やっかいごとを解決するウェブ・ダイバー。他の二人の仲間と共に、ダイバーとして目覚しい働きをしてきたアリスだったが、有る時、サイバーランドの深層で、とんでもない事件に巻き込まれてしまい・・・。

買ったはいいけど、私のPSがラリッたのか何なのかルートが悪かったのか、とにかくろむろむがお目当てとするシーンになかなか行けなかった作品。最初に名前を知ったのは、これのラジオドラマでした(*不気味で面白い話でした)。多分バーチャルアドベンチャーか何かのラジオ内で放送されていたと思います。・・・ええ、もちろん宮村優子目当てでしたけど何か問題でも。で、お目当てのシーンというのは、主人公のありすが、後輩の女の子と遊園地デートしてキスまで奪われるというナイスな百合場面(一応独立ストーリーらしい)なんですけど・・結局行くのに死ぬほど時間がかかりました。。

物語はともかく、世界観や設定は、時代の先を見通した先鋭的なものだったと思います。1990年代という、ネット黎明期に、“情報”“記号”“WEB”等を組み合わせた、こうした作品が生まれていたのは驚きです。lain(脚本家同じ)はもちろん、デジモン・hack.・電脳コイル・RD潜脳調査室、オンラインゲームからマトリックスまで、ネット世界を舞台にした作品は、今なら数多く見られることが出来ますが、それを超先取ったギャルベンチャー(?)が、この『ありす イン サイバーランド』だったと思います。




<拍手お返事>
>7月30日×1 ありがとうございます!
>7月31日×1 ありがとうございます!
  
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2008年06月22日

『Just be conscious/RUN ALL THE WAY!』<林原めぐみ>

『Just be conscious/RUN ALL THE WAY!』(1996/7/5) キングレコード
歌:林原めぐみ

1、Just be conscious

作詞:MEGUMI 作曲:佐藤英敏 編曲:添田啓二

劇場版『スレイヤーズRETURN』主題歌。

しみる・・・心に沁み入りまくる・・・。この胸いっぱいに広がるコクまろやかさは一体ッ。。という訳で今回は、林原めぐみさんの実力見せたる一曲をご紹介致しましょう!!

スレイヤーズの曲を書いているときや、歌っているときの林原さんには、リナ・インバース降臨している。と、いうのは基本中の基本知識でございますが、例にも漏れず、この“Just be conscious”にもリナがしっっかりと降りてきてはります。

歌詞は滅茶苦茶長いんですけど、冗長な部分はほとんど無く、逆にすべての言葉に意味が込められているように感じてしまうのは、ひとえに林原さんのセンスの賜物であると思います。まあ、こういうのが苦手って人もいるかもしれませんが、ろむろむは歌詞に込められたメッセージを何よりも重視しているタイプなので、林原さんの歌詞世界には陶酔しちゃうほどメロメロになってしまうのです。

メロディは、基本的に淡々と一定のテンポで進んでいるんですけど、これがサビに入るとグワッと盛り上がるってくるので、飽きが来ません。加えて、この作品はサビの歌詞が実に“深い”のであります。

“明日の自分を好きになりたいから 今日の自分をギュッと抱きしめる”
“自分が主役の主役(ドラマ)ぐらいは 楽しまなくちゃもったいないわ”


どんな無理難題をふっかけられても、必ず持ち前の機転腕っ節で強引に解決を導いていく・・・そんなリナが歌うからこそ、このサビの歌詞にも非常に強い説得力が持たせられるんでしょうね〜。

“幸せのかたち それぞれ違うのよ 他人の言葉に惑わされない”
“信じるものが私の現実 恩着せがましい偽善(あい)なんていらない”


上記は後半のサビなんですけど、もう、マジでリナ様にどこまでもついてゆきたいって気持ちになりますね。つーか、他人の言葉に惑わされまくっている今の自分がめっちゃ恥ずかしくなってきますわ。他人が押し付けてくる幸せの形に苦しめられるようじゃ、まさに本末転倒です。“自分の信じる幸せ”を、固く心に持ち続けることも大切なんだと、リナが言って聞かせてくれているような気持ちになりました。


2、RUN ALL THE WAY!

作詞:有森聡美、作曲・編曲:大森俊之

スレイヤーズ時代の林原さんのシングルには、『主題歌はもちろん素晴らしいけど、カップリングも相当スゲエ』っていうセオリーがあったんじゃないかしら(ってか、マジで思ってた)。GLORIAとかTouch Yourselfとかマジな名曲がカップリングの中に、ポロポロ隠れてるんですから、相当に侮れません。この曲はグロリアほどではないけれど、カップリングの中では、なかなかに良い感じの作品でないかと思います。

心は簡単に傷つくし、失望も孤独もあっという間に自分を蝕む。それを理解した上で、今日を諦めない強さを持ち続ける。そして、目の前に続く道をひたすらに走り続けろ・・・ってな感じの、かなりシリアスな歌詞で、曲調もダウナーな暗い感じなんですけど、“全て、力に変えようRUN ALL THE WAY”という、明るさと強さに満ちたラストフレーズで曲が終わるので、聞いた後は結構スッキリした感じになれますね。

“Everybody up down 登ったり落ちたり Up down だけど挫けないで”

ううう、しかしなんともリアルな歌詞ですね。いいときもあれば、悪いときもある。。状況が上がったり、下がったりするのに釣られて、ハイになったり、鬱蒼としたりする。それでも最後は負けるな!と絶対にを入れてくるのが、スレイヤーズソングたるゆえんでございましょうか??

この曲は、アルバム『Iravati』に、別アレンジで収録されていましたが、こちらは壮大さをUPさせつつ、原曲の良さを活かしまくった作品となっているので、あわせておススメしたいと思います。男性コーラスが入っている部分とか、結構新鮮に感じました。

<『スレイヤーズRETURN』超簡単あらすじ>
エルフの秘宝が眠ると伝わる小さな村を舞台に、悪の秘密結社ツァインと、(欲に駆られた)リナ&ナーガのコンビが激突する。リナに助けを求めたのが運の尽き。村の少女サイーナが顔面蒼白になっている間に、禁断の秘宝がお約束どおり暴走し・・・!?

スケールがでかそうに見えて、実際は超小さいという、スレイヤーズSPのお約束を忠実に守った感じのする作品でした(この前も言ったなコレ。まあ“巨大な何か”が大暴れして、町から何からとことん破壊っつースケールのデカさは堪能できました。ギャグは4作目よりも滑ってないけど、若干テンポがアレなので“クスクス”笑い程度かもしれません。でも、小説のSPを読んでるような気楽な面白さを味わえたので、そこは良かったかな〜と思います。あと、リナの剣技はかなりの見所なので要チェックです。

それはともかく、6月26日に、林原さんが歌ったスレイヤーズ関連の曲を余すところ無く集めたコンピアルバム『スレイヤーズ MEGUMIX』が発売されます。主題歌からカップリングまで、ほぼ網羅されているようです。ろむろむ・・・正直シングル他ほとんど持ってるんですけど、36ページのブックレットがついてくるらしいので・・・やっぱ買いですよね!!ヒャッハー!!楽しみじゃあああ!!!

以下、ネタバレ満載なエピローグ。懐かしむ人用。




<拍手お返事>
>6月10日×2  ありがとうございます!
>6月11日×1  ありがとうございます!
>6月18日×10  超ありがとうございます!!
  
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2008年04月14日

『Get along』<林原めぐみ&奥井雅美>

『Get along』(1995/5/24) キングレコード
作詞:有森聡美 作曲:佐藤英俊 編曲:大平勉
歌:林原めぐみ&奥井雅美

アニメ『スレイヤーズ』OP主題歌。

それまでのキャリアから当時より絶大な人気を博していた声優・林原めぐみさんが、“リナ・インバース”として歌ったはじめての一枚にして、めぐソン黄金時代始まりを告げた作品。林原さんと、奥井雅美さんのデュエット構成になっています。

勿論、林原さんは、この曲が出るまでにアルバム5枚・シングル8枚以上を発売し、に関しても造詣の深かった声優さんなのでありますが、スレイヤーズ系列の歌がすべからく大ヒットしてからは、TVや雑誌への露出など、お茶の間の知名度急上昇しました。という訳で、スレイヤーズ(&その関連楽曲)は、林原さんにとっても、ファンにとっても一大転機となった作品であると思います。*どこかのインタビューで、林原さんもそう語っておられました。

“暴れるモンスターあればとことんブチのめし 輝くお宝あれば無理やり独り占め 大胆不敵電光石火 勝利はあたしのためにある!”

アニメOPのイントロで流れるこの台詞・・・印象的でしたね。スレイヤーズヲタにとっては、竜破斬(ドラグスレイブ)の暗記詠唱と同じぐらい、朝飯前に暗記できる台詞ではないでしょうか??

またこのセリフは、アニメ本編が始まる前から“このアニメの主人公はどういう人間か”ということを視聴者にわかりやすく示しており、初見の方の“掴み”バリバリオッケー!!という、非常に良くできた構成になっていると思います。単純に、リナの無敵感溢れる自己紹介(?)を聴いてるだけで、ファン的テンションMAXに上がりまくる・・・ってのありますけどね☆

で、台詞が終わった瞬間、ズガーン!!と熱い曲が始まるのがまたカッコ良いのでございますよ〜。

緩急に富んだハイテンションな曲調に、歌唱演技力(?)抜群のお二人のエネルギッシュな歌いっぷりに、胸のすくような爽快感・高揚感を味わうことができます。特に林原さんの、声優ならではの感情の込めっぷりがたまりません。

2番の“あれも欲しい これも欲しい 女の子は欲張りよ”という歌詞を歌うときの、ちょっとお茶目小悪魔っぽい声と、その後の“生きることは奇麗ごとじゃ通り抜けられない”の、とんでもない力強い歌声。このギャップを是非に耳を澄ませて聴いていただきたいと思います。

歌詞はこれがもう、超リナ・インバース超スレイヤーズでございます。

“呪文の一つも唱えたなら”“マントをなびかせるの”“悪い奴らターゲットに気晴らし”などなど、まず普通のJ−POPでは聴けないような、これぞアニメソングな単語が踊りまくっており、マジサイコーな仕上がり。悪人に人権はないをモットーに盗賊を倒して荒稼ぎ、ごうつくばりの癖にお人よしで、何の因果か魔族や魔物といつも命がけの勝負に挑んじゃってる、そんなリナの生き様がありのままに浮かんでくるような歌詞になっております。

ラスト歌詞“何時でも独りじゃない 力合わせ、遥か先 未来に向かい、歩き続けて行く”に、一期の一大テーマを見た気が致しました。

『リナ・インバースの痛快な日常を、自信満々に歌うリナ・インバース』

音楽から物語を見て、音楽からキャラクターを探す。このメタを感じられる構造こそ、まさしく私がアニソンに求めるものでございまして、そうした意味でこのスレイヤーズ系列の歌曲は私の心にドストライクなものがいっぱい詰まったものだったと、ご理解していただきたいと思います。

2、『KUJIKENAIKARA!』
作詞:有森聡美 作曲:奥井雅美 編曲:矢吹俊郎

同、エンディング主題歌。EDとはいえ、このアップテンポで元気の良い感じが爽やかで良いです。

林原さんの歌い方も、どちらかというとSPHEREとかEnfleurageなどのアルバム曲に収録されてるバラードの時の感じに良く似ていますね。なんというか、落ち着きのあるお姉さんっぽい雰囲気なのです。これはこれでとっても良いのですけど、これ以降のスレイヤーズ系楽曲では、このような歌い方をされることが少なかったような気がするので、この時点ではまだリナ・インバースの姿を模索中だったのかな?という感じも致します。奥井さんも今よりもだいぶクセの少ない、ストレートな歌い方をされていますね。その辺を意識して聴いてみるのも、面白いかもしれません。

こちらも、(特に2番の)歌詞がリナそのまんまな感じですね。“美しい程の食欲”とか、なかなか凄い詞です。

スレイヤーズシリーズの面白さは、主人公・リナ・インバースの強烈な魅力&サブキャラ達のキャラ立ちの見事さ、そしてRPG的世界観を上手にパロりつつ、(とんでもなく強い少女を主役に据えるという)斬新な切り口ファンタジックな世界観を表現した手法にあると思います。初めて長編(本編)小説を読んだ時、冗談抜きで胸がトキメいたこと・・・初期すぺしゃるを電車の中で読んで、笑いが止まらなくなったこと・・・今でも覚えています。

アニメ一作目は、長編で随所に見られたに関するシビアな部分を、若干抑えつつも、しっかりと描き切り、カタルシスと優しさを感じさせるラストで締めくくるという見事な展開を見せてくれはりました。赤法師レゾ→シャブラニグドゥ→コピーレゾと、一期全26話の中に、実に3度の山場を見せるという飽きの来ないストーリーが楽しめたのも大きかったですね。シリアスなバトルの合間にも、演劇祭に出たり、女装したり、変な幽霊に乗っ取られたりと、バラエティに富んだギャグ週間(?)があったのも楽しかったです。

とりあえずわたくし、ラストバトルで、コピーレゾに一度は敗北しつつ、仲間の必死の踏ん張りで復活したリナの勇姿に痺れまくっておりました。ゼルとアメリアの渾身の魔法に、ガウリィの光の剣の一振り、そしてリナによるトドメの一撃と、どれが欠けても勝てなかった・・・みたいなことを思わせる描写には・・・もう燃え燃えでしたね。。

スレイヤーズ一期は、他シリーズに比べて、仲間と力を合わせて困難を打ち破るというテーマにも重きが置かれていたように感じます。こういうベタなのが大好物な私にとって、一期はまた格別のものでありました。二期も、仲間達の掛け合いなんかは一期より面白かったんですけど、最後のバトルのリナ一人の力に掛かっていた感じがしますし、三期はスケール広げすぎてて、人間・竜族・魔族・異界人などなど入り混じりまくりで、仲間(仲良し四人組)がいたからこそ・・・みたいなイメージは、あまりありませんでしたからね。

ということで、今年放送予定の第4期への期待で夜も眠れない、一介のスレイヤーズヲタ・ろむろむでした。第4期に向けて、スレイヤーズ系バンバンレビューしまくりたいです(未定!!





<拍手お返事>
>4月11日×1  ありがとうございます☆
>4月12日×10 ありがとうございます!!!
>4月14日×1  ありがとうございます〜!
  
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2008年03月14日

『JUST COMMUNICATION』<TWO−MIX>

『JUST COMMUNICATION』(1995/4/29) キングレコード
作詞・作曲・歌:TWO−MIX

アニメ『新機動戦記ガンダムW』前期OP主題歌にして、TWO−MIX伝説のデビュー曲。

TWO−MIXは永野椎菜さんと、超有名声優・高山みなみさんがタッグを組み、90年代のアニソン界(及びJ−POP界)センセーショナルを巻き起こした二人組みのグループです。シングル・アルバム総計800万枚越えの快挙を達成。

デビュー当初は、氏名他一切を伏せていらっしゃったので、ボーカルが高山さんということに気付かなかった人も多かったかもですね。基本的には高山さんが作曲・ボーカル永野さんが作詞・キーボードを担当されていました。ってか、作曲ですよ!作曲!!高山さんの多才ぶりには本当に驚かされました。

TWO−MIXの楽曲(&歌唱)は、当時としては大変に先鋭的であり、他に似たような曲があまり見当たらなかったこともあり、非常に斬新なものに映りました。まあ一言で云うと『なんかわかんないけど、めちゃめちゃカッコイイィ!!』って感じです。

特にこの『JUST COMMUNICATION』は、次に何がくるのか想像もつかない鮮やかな打ち込みっぷりと、壮大な物語を予感させる曲展開に魅了されますねえええ。。打ち込みってこともあり、曲自体は美しくも冷たくて無機質な感じがするのですが、だからこそ逆に、情感抜群の高山さんのが映えまくっているのであります。躍動感あふるるダンスビートをバックに、力強さと暖かさを兼ね備えた歌声・・・これがハマらずにいられようかと。

TWO−MIXの作品には多いのですが、この曲もサビから曲が始まる作品であります。つまり、もう曲のしょっぱなからその世界にガツーンと引きずり込まれてしまう・・・ということです。テレビからイントロが流れ、ハッと顔を上げた瞬間に『ガンダムW』のタイトルが飛び込んでくる・・・という最強の(アニメOP)仕様になっているのです。いやはや、すばらすいことです。

2、SECOND IMPRESSION
タイトルはA面に勝るとも劣らない仰々しさですが、曲は一転穏やかでゆったりとしたものとなっております。TWO−MIXはこういう“別の側面”も持っているんですよ!というアピールに持って来いな曲であります。これ系の曲で言うなら、アルバム収録の『BECAUSE I LOVE YOU』とかもろむろむのお気に入りでございます。。


(ガンダムW簡単あらすじ)
人類は宇宙に進出し、宇宙にスペースコロニー(居住区)を開発。 コロニーの支配を巡り、コロニー住民と地球圏統一連合は長きに渡り、激しい対立を起こしていた。そして時代は平和が消え去り、武力による衝突が絶えない混沌としたものに変化していた。 コロニーの一部住民は、地球連合に対抗する手段としてガンダム5機を作り、地球連合へ密かに送り込む。これらガンダムの使命は、地球連合で治安維持を担当するOZを破壊することであった。主人公ヒイロ・ユイはガンダムに乗り込み戦いを続けるが、次第に大きな陰謀に巻き込まれてゆく・・・。

正直、イケメン5人組がいたなあ〜という記憶しかないのですが、当時仲の良かった友人が日夜耳元でマックスウェル氏の素晴らしさと、関俊彦への愛について語ってくれたお陰で、色んな意味で忘れ得ぬ作品になりました。*続編OVAのエンドレスワルツでもTWO−MIXが主題歌を担当されており、こちらもかなりの名曲となっています。後期OPも。

『JUST COMMUNICATION』は、ハッキリと作品内容を投影したタイプの主題歌ではありませんが、不器用な少年少女の姿を謳っている様な歌詞が、どこかガンダムWのキャラクターたちと被っているように思います。たとえそれが自分を殺そうとした相手だったとしても、少しずつ言葉を交わして、相手の考え方を理解していけば、いつかは心を交わすことだってできる(かもしれない。リリーナヒイロのそんな関係に想いを馳せながら聴いてみるのもいいかもです。

近づきたい・わかりあいたいという気持ちがあれば、愛を知ることも可能な筈。そんな“COMMUNICATION”カタチを、この曲は教えてくれているような気がします。

最近ガンダムWのすぺさるコンテンツなるものが解説されたようで、そこに高山さんと永野さんのコメントが掲載されていました。ここを読んでいただけると、もうこんなレビューなんかいらんような気がするんですけど一応(死。クール高山さんと、語りまくる永野さんの対比がちょっと面白いです。

永野さんは熱心なガンダムヲタクだったようで、歌詞にかける情熱も並々ならぬものがあったようですね。過去のガンダム概念(?を打ち破るような、“新しさ”、そして“新しいカッコよさ”を追求した結果できあがったのがこの作品だったのでございましょう。




<拍手お返事>
>3月10日×2
ナースエンジェルりりか〜・・・感慨深い最終回〜。の方。
コメント有難うございます!!ををを、ここにもあの感動最終回を覚えていらっしゃる方が!!あの『生きてる』に奇跡を見ましたね。やっぱりアニメは最終回の良し悪しで後世の評価が割れますよね。。そういう意味で、りりかはズバ抜けていたと思います☆

>3月13日×1 ありがとうございます。
  
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2008年03月09日

『笑顔を忘れない』<麻生かほ里>

『笑顔を忘れない』(1996/1/24)キングレコード

作詞:有森聡美 作曲:工藤崇 歌:麻生かほ里

アニメ『ナースエンジェルりりかSOS』後期ED主題歌。90年代のろむろむ的名曲アニソンの一つでございます。

普通の小学生・森谷りりかは、ある日憧れの美形先輩・加納から不思議な帽子を渡され、侵略者ダークジョーカーから、惑星・クイーンアースと、その王女へレナを守る為、『ナースエンジェル』として戦うことを求められる。 その為には“緑のワクチン”なるものを探し出さなければいけないのだが・・・というお話。

数ある変身魔法少女系の中で特に際立った違いがあるとすれば、主人公りりかがあくまで『普通の女の子』であることにこだわったという部分でしょうか。

小学生であるりりかが認識している“世界”とは、自分を取り囲む小さな小さな世界でしかありません。ナースエンジェルとして戦う理由は、勿論クイーンアースの為であり、ヘレナの為でもあるのですが、りりかにとっての一番大きな理由は、大切な友達・先輩・幼馴染・家族、そして彼らと過ごすごく普通の日常(=りりかの知っている世界)を守りたいからなのであります。

そのりりか的な思考は、この“笑顔を忘れない”という曲にもしっっかりと焼きついているように思います。大切な人たちとの大切な時間を守るために戦うことを決めた、りりかの、その熱い気持ちが歌詞の至る所から伝わってきます。

“強く強く戦(いき)る事の辛さ 心決めたから振り向かない”

生きることって戦うことでしょ?と、どっかの人形が云ってたような気がしますが、まさにそれを地で行く詞です。辛くて涙が出てしまうこともあるけど、それでも悔やまない。あの時、ナースエンジェルになんてならなければ・・・というもしもの思考だけは絶対にしない・・・という事でしょう。*しかし、この考え方で行くと前期OPの歌詞“出逢わなきゃよかったと IFの嵐”と正反対の主張になるんですが・・・。まあ前期OPは秋元先生の作詞ですし、スルーしときます。

“泣けちゃう時もあるけれど 独りじゃない 友達やみんなのためにも 負けない”

2番のメロ歌詞のこの一文は、最も端的にりりかの意思を示している部分だと思います。

また、この曲は、サビの歌詞が何とも云えず切なくて良いのですよ〜。曲調は常に明るくて軽快なのに、サビのラストだけはどこか“終りの予感”を感じさせる寂しげな幕切れなのです。。

“今は、最後にあなたから もらった言葉 貫いて ナースエンジェル 笑顔を忘れない”

曲中で3度繰り返される、この詞・・・いやあああ、たまりませんねえええ。。。最終回のラストで、3人の男がりりかへ自分の思いの丈をぶつけるんですけど、その真摯な言葉を受け止めて、それでも笑顔を浮かべようとするりりかの健気な姿が・・姿がッ・・・。ナースエンジェルとして、最後の使命を果たそうとするりりかの超絶自己犠牲精神とも相まって・・・。

この曲を歌う麻生かほ里さんは、ご存知の通り、りりか役の声優さんであります。ということで、りりか100%なこの曲が如何にヲタの心を掴み取るかは、一目瞭然のことでありましょう。麻生さんの歌も、これはかなりのもので、りりかっぽい明るさを全面に出しつつ、少し大人っぽく“聞かせる”声を出してくれています。とにかく、本当に歌が上手いので、最後まで安心して、そのりりかワールド堪能させてもらえちゃいます。

『AH〜ど〜にかこ〜にか〜上手くゆくものよ〜』とかのたまう、無気力歌詞の後期OPが来たときはどうしようかと思いましたけど、このEDが来て、本当に救われたと思います。色々と。

りりかはイヤミの無いキャラだったので好きでした。

が、一番萌えた(?)のはデューイでしょう。あの声もいいんですが、最初として戦い、敗北した後に改心してりりかの超頼れる仲間になるまでの描写っつーかエピソードがすごくすごく良かったので。加納先輩・聖夜<デューイで問題ないですな(何が。いや〜、だってデューイ活躍前・活躍後だと、話の面白さがだいぶ違うような気がするんですもん・・・。

このアニメは、前半の日常描写がくどくて、正直ちょっとダルかったんですけど、後半の盛り上がりがかなり凄く、最終回は一度見たら絶対忘れられないような素晴らしいものに仕上がっておりました。視聴率で苦戦した理由もちょっとわかる部分もあるんですけど、まあそんなもんこの痺れる最終回に比べたら大したことではないのです。最終回は、ビデオで何回も巻き戻しまくって見ていたので私の記憶も鮮明です。。

最終回のデューイとりりかのやりとりは、マジ必聴。今までかたくなに、りりかの名前を呼ぶことを拒んでいたデューイが、ここで初めてりりかの名前を叫ぶとか・・・あああ良すぎる。『あ、デューイがりりかって呼んでくれた』→『何度も呼んでやる』で3回死ねます。

ラストシーンに被せて流れてくる『笑顔を忘れない』もまた絶品でございました。

ラストシーンは、りりか生きてたよ説と、涅槃で目覚めたよ説の2派にわかれてたような気がしますが(マジか?)、私は生きてたよ説を爆推ししたいと思います。私は、別にハッピーエンド至上主義って訳ではないですが、それでもりりかの戦いの果てには奇跡があってほしいと思います。

<拍手お返事>
>2月29日×4 ありがとうございます!!
>3月8日×1 ありがとうございます。
  
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2008年02月26日

『MASK』

『MASK』 (1995/11/3) キングレコード
作詞・作曲:奥井雅美
歌:奥井雅美&松村香澄

アニメ『爆れつハンター』ED主題歌。
OP主題歌“WHAT'S UP GUYS?”と双璧をなす、90年代アニソンの名曲。たとえ本編の記憶があやしくなってしまっても、この曲を忘れるのはそうそう簡単なことじゃありません。

なんせこの作品は、当時スタチャ系のアニソン等を手堅くこなしていた実力派・松村さんと、この頃、既にアニソン歌手としての磐石の地位を固めていた奥井さんの二人が、妖艶かつアダルトデュエットに挑戦した至高の逸品でございますからね〜!(*松村さんは、スレイヤーズの企画盤で英語のGive a reasonとかも歌ってらっしゃいましたね。色んな名前を使い分けてるので、把握しづらいですが)

歌詞内容は、爆れつハンターの登場キャラ達の関係を絡めており、“キケン”で“カゲキ”な表現が随所に見られます。お二人の扇情的な声とも相まって、これがかなりエロカッコいい(!?)のです。

“MASK”は低音部高音部の幅がものすっごく広い曲です。メロは抑えた低音なのに、サビはとんでもない高音域に突入しちゃう訳です。これを完璧に歌いこなせる、奥井&松村ペアは流石という他ないですね。

また、この曲のパート割りは結構特殊です。

歌詞1番の出だし『−Mystery−魔性を映す・・・』は松浦さんが歌っていますが、2番の出だし『−Sadistic−情熱の鞭で・・・』はよく聴くと奥井さんが歌っています。1番のパート割と、2番のパート割がまるで逆になっているという寸法です。この反転の意味は・・・爆れつらしく考えるなら“S”“M”交代って感じですかね(待?

曲のパート割からS&M関係を妄想するとか、私の脳もそろそろ限界な勢いですが、まあ爆れつならあり得ないともいいきれないのではないかと。

ま、ほんとのところは1番をティラ2番をショコラが歌っている・・・という設定があるのかもしれませんね〜。(*1番→“シャイなVenus”→ティラ *2番→“ズルイVenus”→ショコラ)

“愛に溺れた、逃げ場所の無い野獣”であるキャロットを、その危険な愛でその危険な愛で追い詰める美しき姉妹・・・。

物語本編とキャラクター達の(僅かな)シリアス部分を極限にまで高めた曲作り・・・奥井さんの作詞・作曲力を見せ付けられた感じが致します。

この頃は、奥井さんがまだJ−POPにめざめていなかった頃でありますし、奥井さんの作る作品重視・キャラ重視のアニソンやキャラソンを色々と楽しむことができた時期であったように思います。。

それはともかく、この“MASK”ですが、過去にはアルバム『masamix』で奥井さんソロVerが発表されており、最近はアニメロ(?)イベントで奥井さん&栗林みな実さんVerなども披露されておりました。

両方とも決して悪くはありませんでしたが、聴けば聴くほど、無意識のうちに松村さんの声を欲してしまっている自分に気付いたり。。まあ、これはプッチモニの市井ちゃんパートをよっすぃ〜が引き継いだときに感じた微妙な感覚に似ていますね(待。とはいえ、松村さんソロverのMASKを聴いたとき、どこか物足りないものがあったのもまた事実でございます。

好きな歌であればあるほど、カバーよりも原曲への思い入れが強くなってしまう・・・というのは、至極当然のことであるかもしれませんが、そのあたりを差し引いても、奥井&松村ペアの魅力は突出していると思います。。

奥井さんと松村さん、二人の波長がガッチリと咬み合わさったからこそ、そして『爆れつ』というアニメのED曲であったからこそ生まれた作品。間違いなく、おススメです。

<爆れつハンター関連レビュー>
*『WHAT'S UP GUYS?/TOO LATE』<古本新之輔&林原めぐみ>
*『SHOOT!LOVE HUNTER』<佐々木真里>



<拍手お返事>
>2月22日“つい昨日、神無月の巫女のアニメを全話一気に通しで見てきましたっ”の方。

おおおおおおおおおおおおおお!!!!!マジですかあああああああ!!!!ご新規様一名ご来店んんんん!!!いやいやいや、素晴らしい。神無月ワールドを知る方がまたひとり増えて下さって本当に良かった。サントラレビューもすべて目を通してくださったようで、あわわわ、ありがとうございます。アニメを見た直後なら、結構すぐにBGMも思い出していただけるかな〜と思います。サントラもまだ手に入るんじゃないかと思いますよ(意外と初回版買ってる人って多かったみたいですし☆)。

見終わった後の余韻、脱力感・・・。ああ、わかります。すごくよくわかります。千歌音ちゃんの決意、二人の選択、壮絶な結末、そしてささやかな未来と希望を見せるエピローグと、後半の怒涛展開は、猛烈なものがありましたからね。私の場合、そしてまた狂ったように初めから見返すという無限ループが(死。

ろむろむの百合アンテナは、主流(?)から微妙に外れてるような気もするのですが、大丈夫かな?ブックマーク、ありがとうございますううう!!更新微妙に停滞中ですが、がんばります!
  
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2008年01月14日

『ときめきの導火線』<今野友加里>

『ときめきの導火線』(1995/5/21)アポロン
作詞:里野塚玲央 作曲:家原正嗣
歌:今野友加里

アニメ『ふしぎ遊戯』ED主題歌。
OP主題歌と共に、名曲と云っても差し支えの無い作品だと思います。全52話で一度も変わらなかったED主題歌ということで、思い出に深く刻まれている曲でもあります。


この曲の見所は、何といっても歌詞に完璧な“少女マンガ”ストーリーを組み込んでいる部分でございましょう。

〜歌詞あらすじ〜
名前を呼びたくても、どうしても呼べない、あなた。そんな夢にまで見るほど想っていた“彼”に偶然出会えたの。私だけが想い続けているんだって思いこんでいたのに、実は彼も私が気になって探してたってコトが判明。彼の話を聴くと、彼も私が見た夢とソックリな夢を見たらしいわ。それで、彼は云ったの。両想いなんて砂粒みたいな確率だと思うけど、でもね、その砂粒は僕なんだよ(略。

・・・・・。おかしい、歌詞内容をまとめただけなのに、この電波ゆんゆん度は一体・・・。まあ、実際に曲を聴いてみると、それほど不自然さは感じないというか、むしろ『ふしぎ遊戯にはこれぐらいのハード電波な歌でないと物足りない』と思ってしまいますね(何。

題名も秀逸だと思います。ハートの奥に眠る“爆弾”の導火線に火がついた状態を、この歌では“恋”と定義しているのです。この火を今のうちになんとかしないと、爆弾に到達した瞬間きっと取り返しがつかなくなる。でもどうしても止められない。

『ときめきの導火線→恋愛爆弾』・・・なんとも上手い例えではないですか。CD版の最初のイントロにある変な効果音は、もしかしたら導火線に火がついた瞬間を表現しているのかもしれません。

もちろん、この作品には今野友加里さんのアダルト艶のある歌声が必要不可欠であったと思います。今野さんの歌声があったからこそ、このちょっとアレげな歌詞がストレートな恋物語として、違和感無く表現されたと思います。なんというか、今野さんは、発声の仕方や息遣いみたいなのが色気爆発なんですよね。最後の“ニャーオ”も、お見事という他ありません。

ふしぎ遊戯では、アニメ(30分)の終了間際、セリフ等に被せて曲のイントロが流れ出すのですが、毎回そのタイミングが上手すぎて感心していました。


さて、ふしぎ遊戯で百合といえば、美朱と唯ちゃんでございますね。・・・・。ああ、またろむろむの妄言が始まったと呆れられてるかもですが、ちょっと待てええええ!!これは作者である渡瀬先生もある意味認めていることなのですよ(イラスト集巻末インタビュー参照。


恋をすると、女同士の友情がもろくも壊れてしまうなんて話、現実でもよくあることですもんね
渡瀬先生*(前略)唯は確かに鬼宿が好きなんだけど、本当はむしろ美朱を鬼宿にとられてしまうのがくやしかったんだと思うんですよ。

っていうと、真相は美朱をはさんだ、唯と鬼宿の三角関係!?
渡瀬先生*そうなんです。(略)唯は、昔は長かった髪を切って、ああいう髪型になったんです。そこには、美朱に対して男の子役をするっていう意味がこめられていたんです。(略)唯が、いつも落ち着いてて、見守る役をしてたんですよ。そこに鬼宿というかっこいい男が現れて・・・


可愛さ余って、憎さ100万倍。親友だったにも関わらず、激しく美朱を憎み、最後まで敵対を続けた青龍の巫女・唯ちゃん。確かに唯ちゃんの執着は壮絶でしたが、その裏にはこんな複雑な背景があったのです。裏切られたと思ったから、許せなかった。美朱に対する友情・愛情の深さこそが、彼女を暴走させた要因だったのです。七星士と美朱のラヴい展開もいいですけど、この二人の心の変遷を見てゆくのも面白いのではないでしょうか?

ネオロマといい、百合(?)といい・・・渡瀬先生は、時代を二歩も三歩も先どりす偉大な先駆者だったのでありますね。個人的にふしぎ遊戯といえば柳宿ってぐらい柳宿が大好きキャラなんで、またこの話は別の機会に。

中華で伝奇で、友情あり愛情あり笑いあり涙ありバトルあり。なんか昔と絵柄の違う玄武開伝も現在絶賛連載中!この機会にアニメへGO!!



<拍手お返事>
みなさま、ありがとうございます!!更新休眠気味でも拍手をいただけるなんて、幸せなことだと思っています。今後もよろしくです。
1月6日×10
1月7日×1と1
1月9日×1
1月10日×10
  
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2007年07月16日

NEON GENESIS EVANGELION ADDITION

NEON GENESIS EVANGELION ADDITION(1996/12/21)キングレコード

『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生』の前売り券を付けたりして、期間限定で発売されていたCD。ファンサービスの側面が強い。

1、残酷な天使のテーゼ [Director's Edit. Version II]

綾波レイ(林原めぐみ)・惣流アスカ(宮村優子)・葛城ミサト(三石琴乃)の三人が歌う『残酷な天使のテーゼ』。それぞれの声優さんは、それぞれのキャラになりきって歌っています。こーゆーのは、ファンの喜ぶスタンダードな企画ですよね。

林原さんは元来の歌い方を完璧に抑え込み、氷のように透き通る儚げな美しさをその歌声に乗せています。宮村さんは・・・完璧ネタな勢いの歌いっぷりで、本気なのか冗談で歌ってるのか理解に苦しむ感じです。宮村さんは、真剣に歌えば、それなりのものを作れる方だと思うんですけど・・・はて?

まぁ、基本的にファンサービス的な作品ですし、あまり細部に拘らず広い気持ちで聞けば、素直に楽しめて良いんでないかと思います。

2、ドラマ「終局の続き」(仮題)

『ええ〜!!シリーズ好評につき番組延長ォ!?』
というアスカの叫びから始まる、ネルフメンバーのドタバタを描いた作品。番組終了から間もなく、番組延長の知らせが届き、僅かな時間の中で続編を作ることを迫られたネルフメンバーは、今後の展開も方向性も何も決まっていない状況の中、色々なアイデアを出し合うが・・・。

内輪ネタと楽屋オチをケラケラと楽しめる逸品。エヴァのドラマCDはこれだけしか出てないので、ある意味貴重かもです。アスカがとにかく元気に出張ってるので、アスカ好きならより嬉しいかも。

このドラマCDで最も凄かったのは19:46〜の『音だけアニメ』でしょう。番組スタートから停電という設定にし、声だけでBGMその他を全部表現するアニメを作る・・・という劇中劇です。

CDドラマならではの物語に、声優さんの渾身の声技が光りまくります。蝉の声、犬の鳴き声、銃声、飛行機の飛ぶ音、警報音、おなじみのバトルBGM、混乱の様子、ロボが体当たりする音、攻撃音etcを、声優さんが自分達の声だけで表現するのです。いやもう、プロ声優の素晴らしさってものを思い知らされましたね。



私は、この『終局の続き』という作品は、ガイナックスという会社が“EVA発表から10年後までの間に、どんなことをしでかすか”ということを的確に予言した、黙示録のようなものだったのかもしれないと思っています。ドラマCD内で出されたネタをちょっくら見てみましょう。

人気の回復、維持、増幅を狙うため、あの男を復活させよう→渚カヲル登場

☆(暗示ポイント)育成計画系ゲーム・鋼鉄のガールフレンド2らへん。

お色気が足りない→アスカとレイにいやらしいプラグスーツを着せ、プラグギャルとしてデビューさせる

☆このシーンの会話のやり取りがものすごいオッサンくさくて正直キモいほど
☆(暗示ポイント)あやしいCG絵、アスカ・レイの危険フィギュアの登場。


無口な綾波レイを改造→人気の集合体であるレイに思いっきり喋らせる

☆林原さんのすごい声技(早口)を堪能できます。『ビンタ×20→あんたバカァ?って言ってるけどあんたがバカね、あー、すっきりした』の流れが凄まじすぎ。当時ゾクゾクしました。
☆(暗示ポイント)育成計画系ゲームや、IF漫画やらの登場。


EVAを戦隊モノ路線変更する→レッドのアスカをリーダーとして、レイ・シンジ・カヲル・トウジの5人が、新戦隊エヴァンゲリオンを結成する。

☆庵野監督の愛国戦隊とか、宮村さんの特撮好きを思い出しながら聞くと色々複雑な気分になれてグーです(何。
☆(暗示ポイント)ガイナとは関係ないが、その後、宮村さん自身が戦隊モノに女優として登場を果たす。


EVAの変形合体を試みる→武器セットや、パワーアップパーツを売り出せばプラモも売れる!?

☆(暗示ポイント)EVAプラモデル出しまくり商戦。零号機(改)とか、F型装備とか。

あと、会話なんかはもっと露骨ですね。

★『経済は社会の基本、人気はおまんまのバロメーターよん』
★『客に媚びてばっかだと、ロクなものにならないわよ』→『この際それもやむなしよ。売れない商品に価値は無いわ』




EVAの大ヒット後、様々なグッズ展開メディア展開があらゆる場所で巻き起こりました。私も初めはその事が素直に嬉しくて、色々な物を買い集めたものです。しかし、その展開がどんどんエスカレートしていくごとに、『あれっ?』と疑問に思うことも多くなっていきました。それは、ファンが自ら二次的に創作するべきようなことを、EVAの親元であるガイナ自体が先陣切ってやりだしていったからです。

(例)マジでキャラ(委員長やゲンドウまで!!)が脱衣マージャンする脱衣補完計画。綾波がネットアイドルになることも可能なゲーム、綾波育成計画。漫画展開までしちゃった碇シンジ育成計画。サンプル見ただけでも普通にやらしかった悩殺カレンダー。ここにきてリマスターDVDなどなど。

お金儲けは悪いことではありませんが、ありませんが・・・モノには限度ってモンがあるんとちがいますのん!?!あー、もうね、何度もアニメ見返して、音楽聞き返して、色んな雑誌記事や本(謎本とか←死)を集めて、ものすごく真剣に物語に向かい合おうとしてた自分が、だんだんアホみたいに思えちゃったり・・・そんな風に思ってしまう日が来たことが、なんだか悲しかったです。

まあ、そのお陰(?)で、ハマリにハマッていたエヴァンゲリオンの世界から少し離れて、冷静にエヴァを眺めることが出来るようになりましたが。。

この『終局の続き』を10年前に初めて聞いた時は、この先エヴァの素敵な経済活動が延々続くなんて想像もしてませんでしたし、このドラマがよもやそれを暗示していたなんて気付きもしませんでした。ということで、エヴァ10年後の今、新作の映画が何に折り合いをつけ、何を見せてくれるのか、色んな意味で楽しみであります。

3、FLY ME TO THE MOON(MISATO 4 BEAT TV.size Version)

EDカバー。ミサトさん頑張ってます。

4、FLY TO THE MOON(ASUKA Bossa Techno TV.size Version)

EDカバー。アスカのキュートな可愛さが最強に抽出された一曲。
こういう思い切りの良い歌をサラッと歌えるところが宮村さんの魅力だと思います。

5、CHORUS:Hallelujah(MESSIAH)

ヘンデル作曲の超有名オラトリオ『メサイア』のハレルヤコーラス部。メサイアとは救世主の意。すなわちイエス・キリストのことですね。エヴァでは作品内BGMやらCMやら、色んなところで使用されていました。

6、CHORUS:Worthy is the Lamb...Amen(MESSIAH)

メサイア第三部のラスト曲のアーメンコーラス部。アスカ精神汚染・精神崩壊までのくだりにて使用。

7、4th MOV:Presto(SYMPHONY NO.9 IN D MIRROR OP.125"CHORAL"



カヲル君がセントラルドグマに侵入してから、ゴキゴキされる(何)まで流れていたのがこの交響曲第九第四楽章(歓喜の歌)です。『それは、われらに接吻と酒をあたえ、死の試練をへた友を与える、虫けらにも快楽は与えられ、そして天の使いは神の前に立つ』10年前、“天の使いは神の前に立つ”の歌詞に過剰反応してた人は挙手を・・・(私。

8、てんとう虫のサンバ

緒方・宮村・長沢・岩男によるてんとう虫のサンバ。アニメ中で、ミサトとリツコが参加した知人の結婚式のバックに流れてました。荘厳なコーラスの後にいきなりこれがきて、ガクガクッときます。“素人が歌ってる感じ”を出そうとしたのか、超ド下手な仕上がりになってます。

9、FLY ME TO THE MOON(Main Version )

ミサト・レイ・アスカの『FLY ME TO THE MOON』。
レイがメインボーカルで、どこか安心感のようなものがあります。

10、劇場版予告(葛城ミサト)

サービスサービスゥ!

11、劇場版予告(綾波レイ)

溶け合う心が私を壊す。淡々と絶望を語るレイが相変わらずステキ・・・。

12、劇場版予告(惣流・アスカ・ラングレー)

残酷は優しさの中に。

  
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2007年06月28日

『SHOOT!LOVE HUNTER』<佐々木真里>

『SHOOT!LOVE HUNTER』(1996/11/21)キングレコード
作詞:松葉美保 作曲:小松研太郎
歌:佐々木真里

OVA・元祖爆れつハンターOP主題歌。

大人の色香をムンムン放ちつつ、どこか少女の茶目っ気を匂わせる佐々木さんの魅惑声に、再生1秒でノックアウト。アダルトなのに、いやらしくない。そんなのある“セクシーさ”を、確かな歌唱力を駆使して魅せる佐々木さんに、兎にも角にも万々歳です!!

ポップで明るい曲調に、柔らかな歌声がよく馴染んでいますね〜。メロにもサビも隙がない、シャープなカッコよさのある作品だと思います。

もっちろん、歌詞の方も完璧に“爆れつハンター”しております。フラフラとあちこちの花に手を出そうとする不埒な・・・でも誰よりも大好きな彼を、自分だけのものにする為に、エロチックな罠(!?)を仕掛けまくるセクシーな女性の姿を、歌詞を読むだけで容易く想像することができます。・・・って、それって思いっきりショコラ(姉)のことですよね。

サビの部分では『純情を気取るより、彼の胸に飛び込まなくちゃ』という感じの詞があり、こっちはいつも内気で大人しいけど、時には大胆に迫りたいと日々悶々としているティラ(妹)のことを指しているのかな?と、思ったりしました。

それにしても、アニメ版ED『MASK』といい、この作品といい、カップリングの『whip on darling』といい、爆れつの音楽作品は一貫性があって面白いですねえ。浮気者の男に怒りながらもラブラブな女のテーマソングばっかりというか・・・。まあ、あかほり氏は『うる星やつら』に多大な影響を受けていたみたいですから、そうした流れが音楽の面に出てくるのも当然のことかもしれないですけどね。

佐々木真里さんは無責任館長タイラーの主題歌や、アーシアンのイメソンなどを歌っていらっしゃったアーティストさんです。噂によると、今もアニメソング系の音楽活動に何らかの形で携わっておられるそうです。本当なら素敵なことであります。また何かの機会に歌声を聴けたらなあ・・・と、淡く期待をしております。。

2、『whip on darling』
作詞:木本慶子 作曲:菅井えり
歌:林原めぐみ・水谷優子

ティラ役の林原めぐみさんと、ショコラ役の水谷優子さんのデュエット。ちょっとオマケ感があるチープな作りが気になりますが、軽いキャラソンとして聞くなら充分でしょう。浮気性の彼を振り向かせるために、猛アタックをかける女の子が主役の・・・まあ、これも爆れつそのまんまな歌です。どこかイタズラっぽい感じの歌い方が、可愛らしいです。

元祖爆れつハンターは、割とシリアスな物語だったアニメ本編の反動を受けてか、終始馬鹿エロなノリが続く話ばっかりだった気がします。漫画版に掲載されていた、温泉宿でキャロットたちが本能の赴くまま“夜這い”をかけまくる話を丸々30分やっていたような気が・・・。脚本もあかほりさとるが直々に担当したということで、往年のあかほり氏が好みそうな展開が盛りだくさんでした。

そういえば、恋が叶うという伝説を持つ桜を巡って、ショコラが奮闘?する話もありましたね。これは“キャロと過ごした子供時代”の思い出を大切にしているショコラの可愛らしさが感じられた物語でしたが、オチがグダグダな上、所々に入るギャグが寒くて、ちょっとガッカリした記憶があります。

あかほり氏の作品を無邪気に楽しめたのは、人生のほんの僅かな期間だけでしたが、それでもその短い間にあかほり作品に目を通すことが出来て良かったと、今は思います。

また、あかほり作品(アニメ)はアニソンやキャラソンをこれでもかああという、大量に生産していていました。量が量なだけに変な曲も多いですが、それでもたまに『これは凄い!!』と心から思える良質のアニソン誕生していたので、そうした部分の功績は讃えられるべきなんじゃないかな〜と、思います。





<拍手お返事>
>mino様
お久しぶりです!栗林みな実さんと舞HIMEの相性って、何気にグーですよね!!君が望むなんたらの時はあんまりピンと来なかったんですけど、舞&舞乙の栗林さんには燃えさせていただきました。アニメ作品への思い入れの差でしょうかね?
コメント有難う御座いました!!鋭意、レヌーを頑張りたいと思います☆

>6月21日に大量の拍手を下さった方、6月15日に拍手して下さった方
ありがとうございました!!感謝致します!!
  
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2007年03月15日

『未来形アイドル/勇気の引力』<宮村優子&氷上恭子>

『未来形アイドル』キングレコード(1996/5/22)
作詞:原山佳奈子 作曲:名古屋司
歌:宮村優子&氷上恭子

アニメ『VS騎士ラムネ&40炎』OP主題歌

宮村優子絶頂期“無敵感”を肌で感じられる一枚。そして、アニオタの心をくすぐり、一度聴いたら10年以上鼓膜が忘れてくれない麻薬アニソン

勢い良く突っ走る熱気ムンムンな宮村さんの歌声と、可憐かつ落ち着いた雰囲気を持つ氷上さんの歌声。二人のメリハリの効いたツインボーカルが、転げまわるようなハイテンション曲調の中で、せめぎ合い、溶け合うことで、血液が逆流するような高揚感が生まれております。

最初から最後まで、とにかく曲全体がノリノリ。自然と身体がリズムを取ってしまうぐらいノリノリ。あと、所々で泣きまくってるギターのカッコ良さったらないですね(特に34秒〜46秒の間)。

この曲にして、この歌詞、そしてこのボーカル・・・これ思うにプチ奇跡也。このレビューを書くに当たって、久しぶりにじっくりと聴いてみましたが、10年の歳月を経ても一向に古めかしさを感じさせない曲の生命力に、とにかく驚嘆しました。

『未来形アイドル』は、アニメ主題歌であると同時に声優2人組が歌う『声優ソング』でもあります。声優さんならではの個性の強い声に、どこかファンタジーっぽくヲタちっくな歌詞。こうした要素は、アニメ主題歌としては、案外敬遠されがちであります。

しかし、この『未来形アイドル』は、そうしたヲタっぽい要素があったからこそ、多くの人の支持を得ることが出来た音楽であるように思います。もしもこの曲を歌っていたのが、フツーの一般アイドル歌手だったなら、一時的に『いい曲だな』と思っても、きっとすぐに記憶の海に沈んでしまったことでしょう。

そう考えると、改めて、宮村優子さんのエネルギーとインパクト溢るるボイスの凄まじさを感じさせられますね。(*というか、二人でハモっている部分なんかは、宮村さんの声が強すぎて、氷上さんが超押されてます)

ちなみにCD.verはTV.verよりも(再収録の為か?)歌も曲も洗練されており、聴きやすくなっております。

『勇気の引力』歌:Liaison

同、『VS騎士ラムネ&40炎』ED主題歌。Liaisonは、松浦有希さんが94年に結成したユニットです。もちろん、この曲のボーカルも松浦有希さんが務めています。

松浦さんは、多くのアーティストに楽曲提供をされている方で、林原めぐみさんの(ろむろむ的名曲)『Touch and Go!!』や、やまとなでしこの『Trust me,trust you』レヌー、赤チャの『チャチャにおまかせ(カップリング)』レヌーなどを手がけられています。。

派手さはないですが、優しいメロディ印象的な曲を作られる方だと思います。この『勇気の引力』も、松浦さんのそうした感性が生かされている曲であります。どんな僅かなチャンスにも、『勇気』を持って飛び込んだなら、その『勇気』が持つ引き寄せられて、何かを手に掴むことができるかもしれない。『勇気の引力』・・・素敵な響きですね。



えー、この『VS騎士ラムネ&40炎』というアニメは後半〜ラストの展開がやたらと凄かったような気がします。というか主人公のラムネードと、ヒロインのパフェ(*異世界人)が最後に結ばれないというのが衝撃でした。

話の流れからしたら、どう考えてもゴールインな二人なのに、ラムネとの“前世からの因縁”がパフェにはないという理由でさよならグッバイバイになってしまうのです。そして、ラムネードは前世から繋がりのある女性と現実世界(元の世界)で結ばれるのです。ラムネ40炎の壮大なSFタイムパラドックスネタとか、正直今でも良くわかってないんですけど、この展開だけは鮮明に記憶に残っています。

前世ネタ&予定調和を突き崩す展開・・・思わず、連想してしまいます。ええ、もちろん神N(略。

更に衝撃の展開は続きます。最大最凶の敵・ゴブーリキを倒せる最後の武器(伝説の剣)は、なんと今まで共に闘ってきた仲間が死ぬことで現れるというシロモノだったのです(しかもそれは、運命によって決定付けられている事項)。仲間を守るため、運命を変えようと必死で闘い続けるラムネード。ですが“その時”は、最早すぐ傍にまで迫ってきていたのでした。

最後の最後に、初代(*カッコ良すぎ)・二代目・三代目のラムネスが揃って(幻っぽいですが)『俺は今、猛烈に熱血している』と声を合わせて、物語は終わります。このシーン、ろむろむはなんかちょびっと感動しました。*ビデオも何も手元に無いので、ここまで全部記憶に頼って書いていますが(死。

熱血馬鹿コメディアニメが、ふと気付けばドシリアスアニメへ・・・。このヒロイン二人(パフェ=宮村優子・カカオ=氷上恭子)が、無邪気快活に『未来形アイドル』を歌うのを聴いて、誰が二人の報われなさっぷりを予想できたことでしょう・・・。

ですが、この意外性もまた『未来形アイドル』の、絶妙のスパイスなのかもしれません。

  
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2007年03月09日

幽☆遊☆白書ミュージックバトル編3〜魔界伝説〜

『幽☆遊☆白書ミュージックバトル編3〜魔界伝説〜』(1994/12/16)MEDIA REMORAS

ヲタ・一般の垣根を越えて、広く人気を博した、超有名アニメ『幽☆遊☆白書』のキャラクターソングアルバム第三弾。幽助や飛影をはじめ、戸愚呂黄泉から美しい魔闘家鈴木までゴールデンメンバーが次々とマイクを握ります。

しかしこの節操の無さ・・・ある意味お見事です。

正直ちゃんと“聞ける”ような曲はほとんど無いんですけど、この『やっちゃった感』はなかなか他のキャラソンでは味わえないような気もします。『幽白』はOP主題歌やED主題歌が、かなりの名アニメソングだっただけに、このキャラソンの出来映えにあれれ?と肩を落としたファンも少なくはないでしょう。・・・いや、もしかすると『仙水がこんなカワイイ歌を歌うなんて素敵!!』と思ってた人もいたのかもしれませんけど。というか、それ以前に、このアルバム聞いたことある人とかいるのかしらって感じですけど。

歌詞は『少年バトル漫画テイスト大爆発!!』という、私が最苦手とする雰囲気の物なのですが、『キャラクターソング』の意味はしっかりと理解して作られているように思いました。例えば『躯ソング』には『痛々しい過去/素顔への誇り/憎悪からの解放』など、躯というキャラに密接に関連するキーワード(言葉)が歌詞中にしっかりと入っています。

このキャラソンアルバムにおける『キャラクターを反映した歌を作ろう』という意気込み頑張りは、たいへん良いものであります。どうせアレな音楽系作品を作るなら、せめてこういう部分だけには気を入れてほしいですよね。最近の無闇矢鱈に乱発されているようなキャラソンも見習うべきでしょう。

また、このアルバムは歌詞カードがやたら豪華です。巻末に全魔族・悪役キャラデータ集11ページに渡って収録されています。アニメからセル画抜いて、はっつけました〜なキャラ絵が気になりますが、データのほうは超詳細で、キャラの補足には持って来いです。こういうオマケ的なものの充実は嬉しいですね。データには、各キャラの最後の台詞と最後の台詞まで載っていて、なかなかに楽しめました。

えー・・・やはりわたくし、女性歌手や女性声優の歌でないと、どうしても情熱に翳りが出てしまうみたいなので、今回は短めにレビューさせて頂きます(我ながら自分に正直←死)。

1、dead or alive〜闘神〜 歌:浦飯幽助(佐々木望)
ギター、ドラムの激しい演奏っぷり・・・。かなりロックを意識した曲であるように思います。歌詞からは幽助の戦い大好き☆っぷりがひしひしと伝わってきます。

2、dark side stories 歌:妖狐蔵馬(中原茂)&飛影(檜山修之)
盛り上がりどころがさっぱりわからない曲。一番目は蔵馬(過去)テーマソング、二番目は飛影(過去)テーマソングな歌詞になっており、それぞれがバラバラに歌っています。ちなみに二人の声は一度もハモッ(重なっ)ていません。『&』意味が全く無いと思うんですけど。

3、霧の中の狙撃手 歌:刃霧要(関口英司)
英語歌詞部分がすごく変なんですけど、リズミカルな曲調が妙に気になります。あと、サビからなんか妖気出てます。

4、LOVE SONGをあなたに 歌:小兎(折笠愛)&樹里(遠藤勝代)、瑠架(鈴鹿千春)
妖怪少女3人組。折笠さん以外、誰?っていう感じですねえ。声優界は厳しいトコロなのですねえ。ちなみにこの曲だけ故・高橋ひろさんの作詞作曲です。さすがに聞きやすい作りになっています。やたら可愛らしいアイドルソングなので、他の濃すぎる曲と比べると激しく浮いていますが、ここで軽く心を休めないと、このアルバムを最後まで平常心で聞くことは永遠にできないと思います。

5、美しすぎて・・・・・ 歌:美しい魔闘家鈴木(曽我部恭一)
千の姿と技を持つ美しい魔闘家鈴木さんの為だけに存在する曲。曲だけはこのアルバム屈指のまともさ。旋律も綺麗。これで歌詞と歌さえなければ。

6、まぁ、飲めよ 歌:(若槻規夫)
こんなところにクレイジーケンバンドが!!クレイジーケンバンドがいるよおおおお!!!ああああ、若槻さんはクレケンの生まれ変わりやったんやね(感涙←何。激渋の曲調に、惚れたハレたの歌詞、酔っ払いがクダを巻いてるような歌い方(*そのまんま)。良ネタ曲です。

7、つむじ風でフライアウェイ 歌:(山口勝平)
良い子の番組の、優しい歌のお兄さんチックな歌いっぷり。やたらとスッキリ爽やか。流石に歌は上手いです。
 
8、GLEAM〜闇に光る〜 歌:凍矢(松本保典)
妖しいロック風曲。サビは、松本さんが特に力強く歌っていますが、あまりノリは良くないです。

9、Cry Lonely Cry 歌:戸愚呂(玄田哲章)
なんというか・・・もう・・・凄すぎますね。納豆よりも粘り気のある歌いっぷりに、身体を絡め取られそうです。に、逃げてー!!っていうか、戸愚呂ですよ!?戸愚呂が『Cry Lonely Cry』と超アルト声で歌いながら追いかけてくるんですよ(えー!?恐怖刺激としておススメ。

10、永遠のレクイエム 歌:仙水忍(納谷六朗)&(辻谷耕史)
2分ぐらい普通にしゃべり続けてます・・・この人たち・・・。その後は、樹さんの甘く妖艶なヴォイスを堪能・・・ううう。仙水さんは、間奏の間だけ台詞を云ってます。歌詞には、樹から仙水への熱い想いの丈が綴られていますね。曲全体を通してみると、なんとなく樹と仙水が会話しているようにも感じました。

11、REBIRTH 〜再生〜 歌:(高山みなみ)
(歌手としての)高山さんの使い方を完璧間違っている一曲。曲調に起承転結が全く無いですし、サビすら無いです。

12、千年の闇の果て 歌:黄泉(江原正士)
パパの子守唄。激しくミュージカル調で、ある意味聴き応えはあります。


〜『キャラクターソング』それは、ディープなヲタクのマストアイテム〜

だからこそ、幽白をそれほど激しく愛してはいなかった(好きでしたけど)私にとって、このアルバムはなかなかの強敵でありました。舞HIMEのキャラソンなら、あんなにノリノリで楽しくレビューできるのにね。かつて幽白が大好きだった方は、この曲を聴いてどんな感想を持ったんでしょう。とても気になります。。

  
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2007年01月27日

WHAT'S UP GUYS?/TOO LATE<古本新之輔&林原めぐみ>

『WHAT'S UP GUYS?/TOO LATE』(1995/11/3)キングレコード

作詞:松葉美保 作曲:五島翔 歌:古本新之輔&林原めぐみ

アニメ『爆れつハンター』OP主題歌。もはや名曲の域に入ると思われる素晴らしいアニソン。発売から10年近く経つ今でも、この曲の魅力は全く色褪せておりません。それどころか、聴けば聴くほど耳に広がる新鮮な味わいを持っているのです。。

『WHAT'S UP GUYS?』は、主人公キャロット役の古本新之輔さんと、ヒロイン・ティラ役の林原めぐみさんのツインボーカルがメインなのですが、そのコンビネーション見事なこと×2!!

古本さんは結構クセのある歌い方をなさるんですが、逆にそのアクの強さが、曲自体に激しい“インパクト”を与えています。この曲の他にはCDは数枚しか出されておりません。ちょっと勿体無いですね。。そして、林原さんはスレイヤーズ系の歌とは全く正反対の、大人っぽさと色気の交じり合ったアダルティーな声で、攻めて攻めて攻めまくってきます。この二人の声の融合がここまで上手くいくなんて、誰が予想したことでしょう。

また、曲の出だし・イントロ部は、相当長い間(今でも?)夕刊キャッチアップというニュースコーナーのオープニングに使われております。このイントロを聴いたことがある人は正直めっっちゃ多いと思いますよ。『何の曲かは知らん』と言う人が大半でしょうが・・・。ま、こういう処で使われるのも納得というぐらい、WHAT'S UP GUYS?の楽曲がマジカッコ良い!!ということをわかっていただければ。

カップリング『TOO LATE』林原めぐみさんのソロ曲です。エスニックな曲調に、大人びた声、どこか懐かしくなるような雰囲気。郷愁の憂いに満ちた一曲を、林原さんが渋めに歌っております。

林原めぐみさんという方は、楽曲&アニメ作品のテーマイメージに合わせて、声色を使い分けて歌う声優さんです。声優さんにはそのようにして歌を歌う方が多いですが、多くの場合その『幅広さ』にはバラつきがあります。まー、声優さんは別に歌わなければいけないという訳ではないですから、『歌=ファンサービス、販促、片手間、事務所の戦略』ぐらいに考えている人が大半かもしれませんけどね。

とにかく、歌においてもキャラの設定や作品の世界観を忘れず、演技の延長線上で挑むというスタンスを取っている声優さんとしては、林原さんの右に出る人はおりません。少なくとも私はそう思っています。ですから、『WHAT'S UP GUYS?』や『TOO LATE』などの曲を聴くと、 『歌い手』『表現者』としての林原さんの引き出しの多さを改めて感じさせられるのであります。

*『TOO LATE』は、林原さんの有名すぎるアルバム、『Bertemu』にしかと収録されていますので是非。

<爆れつハンター簡単あらすじ>
一握りの魔法を使える者達(法族・ソーサラー)が特権階級として君臨し、魔法を使えない人々(パーソナー)を支配している世界。 その絶対的な力の差から、人々はソーサラーから過酷な扱いを受けることが多かった。しかし、そのような悪のソーサラーを天に代わって闇で罰する『ソーサラーハンター』と呼ばれる者達がいた。ソーサラーハンターの主人公キャロットは、仲間のティラ・ショコラ姉妹、マロン、ガトーと共に人々を救う旅を続けていたが、やがて強大な敵との激しい戦いに身を投じていくことになる・・・。

原作小説はバカでエロな調子がずーーっと続いておりました。
行間が広い、活字がデカイ、読みやすい・・・ということで、本格小説などにあまり馴染まない中高生にとっては、手軽に読める楽しい本だったと思います。未完ですけど。あかほりさとるの最盛期のはじまりというか、ひとつの転換点となったがこの作品だったのではいでしょうか。コレ以前の、例えば天空戦記シュラト(小説ver)は、かなりテイストの違う硬派な作品でしたしね。ちなみにキャラ造形の点で言えば、シュラトのヴィシュヌ=ビッグマム、インドラ=ザッハでしょうね。

漫画版はバカエロ8割、シリアス2割程度。OVA版はバカエロ9.5割、シリアス0.5割・・・。しかしアニメ版はバカエロ3割、シリアス7割で、しょうもない話も多かったですけど、ホロリと来るいい話なんかもあったり、色んな意味で意外性のある作品に仕上がっていたような気がします。何より、キャロットが繊細な好青年に見えましたし。

主人公のキャロットは魔法攻撃を受けると凶暴凶悪な獣に変身する能力を持ちます。獣化(怪物化)すると、それまでのキャロットの人格・理性は全て吹き飛び、獣の本能のままに全てを破壊しようと大暴れします(*マロンの方術などで元に戻る)。

また、ヒロインであるティラとショコラは、普段は可愛らしい女の子なんですが、戦闘時にはSMちっくな衣装に早着替えをします。 そうしてSM衣装にチェンジすると、あら不思議。性格も思考も女王様にカスタマイズされてしまうのです。衣装を変えることで、本当の自分を保ちつつ、全く違う自分に変化できるということです。魔女っ子の基本仕様みたいなもんですね。

この二つの設定はED主題歌『MASK』の歌詞の中でも見事に活かされておりますので、それを意識しながら聴くと『成る程!』と、歌詞内容を理解して頂けると思います。『MASK』もかなり素敵な名曲アニソンですので、また改めて紹介したいです!

  
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2007年01月08日

チャチャにおまかせ<鈴木真仁、他>

『チャチャにおまかせ』(1994/8/24)キングレコード
作詞:織田ゆり子 作曲:五島翔 歌:鈴木真仁、桜井智、赤土眞弓

これはもう本ッ当〜に懐かしい思い出をくすぐられる良曲ですね。

能天気でポップな曲調に、チャチャこと鈴木真仁さんの元気いっぱいの声が映えまくっています。鈴木さんはどちらかというと抑揚のない歌い方をされる方ですが、意外に『ちゃんと歌える』タイプの声優さんだと思います。アルバムも何枚か出してましたしね。(*鈴木さんの絶対少年って歌、おススメです)

曲全体に流れる南国風のパーカッションも軽快ノリノリで良いです。
歌詞は赤ずきんチャチャに関するキーワードがてんこ盛りの直球で、サビにはしっかりアニメの題名を入れてきてます。魔女っ子ソング(?)は、曲の中にアニメの題名を入れることが意外と多いですよね(アッコちゃんしかり、プリキュアしかり)。題名を入れることで、よりわかりやすくアニメと曲に一体感が生まれるのでしょう。

子供でも覚えてすぐ歌えちゃうような明快な歌詞っぷりもナイスです。

セラヴィー先生にゾッコンの魔女っ子やっこちゃん(赤土眞弓)と、リーヤに迫る人魚のマリンちゃん(櫻井智)の二人はコーラスと合いの手(短いギャグ&突っ込み台詞)を担当。この合いの手によって、チャチャの楽しい世界観が歌の中により強く生かされていると思います。

2曲目『チャンス!!いつも君のそばに』
作詞・作曲・編曲:松浦有希

1曲目は合いの手専門だった、やっこちゃん&マリンちゃんもこっちではしっかり歌っています。こう聴くと、マリンちゃんが頭ひとつ抜けてますね。ま、元アイドルの櫻井智さんですしね。

歌自体は優しく控えめな『君』に、『ここぞという時には勇気を出して進んで欲しい』と、背中を押す『私』の歌でしょうか。でも歌詞をよく見ると、『君』の目は『私』ではない誰かを見ているような気がします。片恋だけど、いつも隣で応援していきたい・・・という感じの『けなげソング』かもしれません。何気に。


アニメ・赤ずきんチャチャは1994年放映。
一話完結の話が多くありましたが、大魔王征伐を目的にしたストーリーなど、きっちり魅せてくれる展開に夢中になった覚えがあります。原作は同名の漫画ですが、展開はほぼオリジナルです(魔王との戦いや、変身設定等もオリジナル)。キャラが個性的で可愛い、話が面白い、ギャグが最高に笑える・・・と、とにかく『すごく面白かった』という記憶しかありません。

チャチャの変身は、リーヤとしいねちゃんとチャチャの指輪&掛け声によって行われます。台詞→『愛と勇気と希望の名の下に、マジカルプリンセスホーリーアップ!!』(*45話の「本物はだれなのー!』では、この変身ネタが大いに取り上げられており、ギャグが冴え渡っていました)

チャチャは変身すると、スレンダーな8頭身美人になるんですけど、小ろむろむはその姿に萌えまくってました。無邪気で強くてカッコいいキンパの美人さん・・・。変身後の服装&装備もヤバいほど好きでした。しかも、いつでも勝利とかじゃなくって、たまに敗北しちゃうこともあるんですよ。

41話の「ねぶそく魔人大噴火!」あたりかな。敵の激しい攻撃を防ぎきれず、力なく倒れこむ美形モードのチャチャの何ともいえぬ雰囲気ったらなかったです(何だそれ。

でも赤ずきんチャチャっていうアニメは、変に男性視聴者に媚びたようなエロい雰囲気は皆無だったように思います。下品さとかも全然なくて、子供が純粋に楽しめるアニメでした。私もそうだったんですが(いやホントに)、子供って結構あざといエロ描写には嫌悪感を持ちますからね。そうした意味でもチャチャは実に良いアニメだったなあ・・・としみじみ思います。あの頃は良かったなあ・・・。。

  
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2007年01月04日

Give a reason<林原めぐみ>

『Give a reason』 (1996/4/24) キングレコード
作詞:有森聡美 作曲:佐藤英敏 歌:林原めぐみ

発売から10年経った今でも、色褪せることなくろむろむの心に響き続けるゴッドスペル(意味不明。アニメ・スレイヤーズNEXTのOP主題歌にして、その後のめぐみソング黄金期の先駆けとなった、林原めぐみの代表曲。それがこの『Give a reason』です。

*カップリングは奥井雅美『邪魔はさせない』

林原さんは、同スレイヤーズの主人公、リナ・インバース役の声優でもあります。林原さんは、当時から既に声優としては、充分なキャリアと非常に高い人気を誇っていましたが、このスレイヤーズという作品をきっかけにして、アーティストとしての認知度も急上昇していったと思います。

またスレイヤーズという作品は、小説売れまくり、アニメ大人気、主題歌大ヒット、映画化、CDドラマ化、漫画化、ゲーム化と、初期メディアミックスの寵児ここに極まれりという感じで、多方面に幅広く展開していました。

こうしたメディア展開があるたびに、林原さんは多くの主題歌を歌い上げ、オリコンに食い込みまくりました。スレイヤーズをきっかけにした一連の音楽活動の成功。それが後の声優として初のオリコンアルバムチャート3位(*アルバム『Bertemu』)にも繋がったんだろうな、と思います。

さて、スレイヤーズとは、中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界を舞台に、主人公リナ・インバース他、強烈な個性のキャラクター達が暴れまくる神坂一さんの大人気ファンタジー小説です。90年代後半のヲタ街道を突き抜けた方なら、まず知らない人はいないと思います。というかヲタじゃない普通の方でも『名前は知ってる!』という人はかなり多いのではないでしょうか。

超個人的なことですけど、神坂さんから頂いた年賀状は今でもろむろむの宝です。そして、未だに劇場版オマケの『ぴこぴこリナちゃん』を手に入れ損ねたことを悔やんでいるろむろむって・・・。


【スレイヤーズ(基本)あらすじ】

『ドラゴンもまたいで通る(ほど恐ろしい)』『盗賊殺し(ロバーズキラー)』の異名を持つ主人公:女魔術士リナ・インバースは、旅行く先々で悪党や盗賊を倒し、お金を巻き上げては、自由奔放な生活を謳歌していた。

ある時、お馬鹿な旅の剣士ガウリィ・ガブリエフと知り合い、自称保護者を名乗る彼に辟易しながらも二人で旅を続けていたが、リナ自身もそれと知らぬ間に、世界の危機に直面する大事件に巻き込まれてゆく事になる。正義の味方を目指す王女アメリアとキメラの魔法剣士ゼルガディスを仲間とし、強大な敵との戦いに挑むリナの運命は!?

【スレイヤーズNEXT あらすじ】

リナ・ガウリィ・アメリア・ゼルガディスの一行は相変わらず破天荒な旅を続けていた。ある事情からリナたちは伝説の魔導書『クレアバイブル』を探すことになるが、行く先々で赤眼の魔王シャブラニグドゥの手下が襲い掛かる。死ぬ気で魔物と闘いながらも、アイドルコスで歌唱テニス対決幻の食材探しなど、やっぱり好き放題なリナ一行。ギャグとシリアスのミックス率も抜群の一作。魔王の真意と、クレアバイブルの本当の意味とは!?リナの竜破斬(ドラグスレイブ)が闇を裂く!!


・・・とまあ、こんな感じでしょうか。
スレイヤーズは、ストーリーの面白さもさることながら、リナ以下全てのキャラクターが最高に生き生きしていて、一行を本気で応援したくなるほど(?)感情移入できました。特にリナ(cv.林原めぐみ)の性格が素晴らしいったらなかったです。

リナは大食漢でお金に目がなく、強くて情に厚い。更に『悪人に人権はない』を口癖にしている割に、お人よしで巻き込まれ型の人間です。 こうしたアクが強いが憎めない、どちらかというと人間らしくて可愛げのある性格がリナの一番の魅力であると思います。心も力も半端なく強い女の子が、思うままにめいいっぱい暴れまわるという設定にはもう、メロメロに惚れましたね(何。

仲間と波乱を起こしながらも、最後は力を合わせて敵を打ち倒すという展開にも熱いものを感じました。口先八丁手八丁。時には相手を騙しながら足元をすくい、油断したところを一気に叩く。正統派とはいえないやり方で、それでもがむしゃらに勝利をつかむところが主人公一行の非常に格好いい所です。

さて、本作の主題歌たる『Give a reason』について。

まず、これを歌っているのは紛いもなく『リナ・インバース』であることを再確認しましょう。『・・・リナ、かっこいいいいいあああああ!!!』という感じにスイッチが入り、最高に燃えます。

何かが生まれたような小さな音から、徐々に大きな音に変わり盛り上がっていく前奏。そして聞き覚えのあるサビの音が前奏に入り、林原さんの力強い声が入ります。

この『Give a reason』という曲は、林原さんの歌声が持つ『引力』のようなものを非常に強く感じる一曲であると思います。それはもう頭から丸ごと引っ張りこまれるような、すごい引力です。ハッと気が付いたら、林原&スレイヤーズの世界に頭のてっぺんから足の指先まで飲み込まれている自分がいます。10年経った今でも、一瞬でその世界に飛べてしまうんですから、この曲が持つパワーの凄さを改めて思い知らされます。

しかし、林原さんは歌声の中に感情を乗せることが上手いですねえ。歌声だけで、こんなにもはっきりと喜怒哀楽を伝えることが出来るなんて、流石は特一級の声優さんです。例えば2分13秒〜16秒のあたりとか、リナのにっこり笑顔がマジ浮かびます。2分40秒〜43秒とかは、無邪気に暴れてる感じでしょうか。

また歌詞自体の“熱さ”も魅力的です。自分を取り巻く冷たく厳しい世界。そこに生きる埋もれそうな自分には一体何が出来るのか。夢を掴むため、希望を捨てず、ひたすらに未来へ突っ走ることのかっこよさ。リナたちがどんなに絶望的な状況でも諦めず、力を合わせ、知恵を振り絞りながら戦っていた情景が、ガッツンガッツン浮かんできます。

リナは決して無敵じゃないですが、仲間といる時のリナは誰よりも強く頼もしくなります。その仲間達と未来へ向けて冒険を続ける『スレイヤーズ』という物語の楽しさや面白さのエッセンスがぎゅっと凝縮された歌詞であると思います。

曲は、サビの乗り方がこれ以上なくイケイケで、ワクワク感をこれでもかというぐらい煽られる構成になっています。サビへの持って行き方も憎いぐらいよく出来てます。もう、翻弄されるしかないですね。ほんと。

スレイヤーズは、ろむろむの心の作品です。そして、林原めぐみさんが神様だった頃がろむろむにはございました。という訳で、あまり客観性とか冷静さとか持てないレビューになってしまいましたが、大目に見て下さいませ。

だって今でもやっぱり大好きな作品と曲ですもん(おいおい。

スレイヤーズ・林原さん関連の曲はこんな調子でこれからもレビューしていきたいと思いますので、よろしくお願いします☆



  
Posted by romrom6656 at 22:21Comments(0)TrackBack(0)clip!