2008年03月24日

『ルージュになりたい』<梶谷美由紀>

『ルージュになりたい』(1997/3/5)ユニバーサルミュージック
作詞:梶谷美由紀、サエキけんぞう 作曲:朝本浩文
歌:梶谷美由紀

アニメ『赤ちゃんと僕』後期ED主題歌。シングル『絶体絶命』カップリング。

90年代珠玉のアニソンにして、魂が震えるような百合ソング。パッと聴いただけではわからないかもしれませんが、もう歌詞が凄まじいまでの百合。こんな濃密で過激な世界を、砂糖菓子のように甘い声で紡いでいく梶谷さんには、マジで惚れますね。

スローなテンポで進む曲ながら、決して単調ではなく、サビのコードには心を奪われるほど。曲の最初・間奏・後奏を流れる“allo, allo, Toi Toi”コーラスも印象的です。

この曲、歌詞自体に直接的な表現がある訳ではないんですが、詞を深く深く読んでいくと、そのエロティックさ悶絶する瞬間が必ずやってきます。あなたに人並みの想像力と百合力(?)が備わっていれば、ええこりゃもうたまりませんことですわよ(何。

アニメのEDとして使用された時は、大部分の歌詞がはしょられており、(*歌詞の流れとしては若干破綻していましたが)小さなお子様や、その保護者様が耳にしても、特に問題の無い曲に仕上がっておりました。とはいえ、このED用の歌詞は“ルージュになりたい”という歌の根底に流れている“猛烈な独占欲”が上手い具合に抽出されていて、アニメの主要キャラである“みのる”の、幼児独特の極端な愛情と独占欲表現されているように感じることができました。

では、百合ソングとして、この曲を楽しむために、まず歌詞の考察から始めてみると致しましょう。

“好きだよ あなたのルージュになりたい”

ルージュというのは、おわかりの通り、女性の唇を彩る『口紅』のことでございます。となると、普通に考えると歌詞中の“あなた”“女性”であることがわかります。
あなたを独り占めにしたい、いっそルージュになれたなら、あなたの唇を自分だけの色で独占できるのに・・・。“あなた”を見つめ、たぎる様な劣情を噛み締めている“私”の姿が最も端的に表れている箇所であります。

そして、重要なのが2番のメロ部分!!

“私の知らない昔のGirl friend なぜかきになって朝焼けに眠れない どんなひと好きだった? きっとわたしとは ちがうでしょう”

つまり“あなた”には、昔おそらく“彼女”が居て、“私”はそのことにどうしようもなく嫉妬してしまっているっつー訳です。ああああ、なんと潔い歌詞でしょう。つーことで、ろむろむの脳内では百合方程式が美しく完成致しました。


【連立百合方程式】
あなた→ルージュをつける人→“女”
昔のガールフレンド→わたしとは違うガールフレンド→“私=女”

A...『ルージュになりたい』は素晴らしき百合ソン。



・・・まあ、こんな感じですかね(待。
ま、私の耳にはこう聴こえた。私の脳にはこう届いた。と、いうことで納得していただければ。。しかし、読めば読むほど凄い歌詞だなああ・・・と感心してしまいます。

自分のキステクニック(!?)の未熟さを悔やんだり、あなたの血液になって全身くまなく巡りたい☆とか狂気っぽく願ってみたり。かと思ったら、突然不安に苛まれたり、相手の一挙一動に心がゆらめいたり、“乾くくちびるひとりじめするの”とか駄々っ子になったり。・・・・・あ、あかん、この“私”、可愛すぎるううう!!!。なんとなく誘い受けっぽいとことか特に(略。

梶谷さんの声は暖かいミルクのような感じがして、本当に心に染みます。この染み入る声で、このハードな歌詞を気負わずに歌いきってしまうアンビバレンツな部分も、梶谷さんの魅力でありますね〜。

梶谷さんは、大ヒット曲に恵まれたわけではありませんでしたが、90年代のアニソン的ガールズポップにこの方が居たことは、大変大きなことだったと思います。是非一度、ご試聴下さい。


<拍手お返事>
>3月17日×4  ありがとうございます!
>3月19日×10 ありがとうございます☆
  

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2008年02月28日

『いつかのひかり/泡沫』<霜月はるか>

『いつかのひかり/泡沫』<霜月はるか>(2008/1/25)
作詞:麓川智之 作・編曲:MANYO
歌:霜月はるか

PS2用百合ゲーム『アカイイト』の、期間限定&通信販売ボーカルCDが満を持して登場。ボーカルは、アカイイトのOP・EDで御馴染み、霜月はるかさん。公式HPで、どのBGMをボーカルCD化して欲しいかをアンケート調査した結果、ダントツ一位だった作品“泡沫”がカップリング曲となっています。アカイイトOP主題歌『廻る世界で』、ED主題歌『旅路の果て』のカラオケVerも収録されており、サービス満点のアカイイト尽くしCDと云えるでしょう。

・・・という訳で、うおおおお!!2100円+代引きだろうがそんなの関係ねえええぇ!!!サクセス神のお慈悲、神速ゲットオオオオオの巻で御座います(何。

1曲目『いつかのひかり』は、おそらくユメイ×桂ソング

そして2曲目『泡沫』はなななんと、サクヤ×桂ソングの予感で御座います!!でええええ!?!アカイイトの裏ヒロイン(と勝手に信じている)サクヤさんが、ここにきて再び脚光を浴びるとは!!サクヤさん、遂に逆転満塁ホームランって感じですNE(感涙。。爆推ししてきて本当に良かった・・・麓川先生ありがとう。歌詞内容もそうですが、ジャケット絵(子供サクヤさん×姫様)を見ても、これは間違いなさそうですNE☆

つー訳で以下、サクケイ狂信者たる私が熱に浮かされたまま書いてるレビューですので、冷静さとかまったく欠いてますことをよろしくご了承願います。又、特定のキャラへの入れ込み度もMAXキてますので、ご注意ください。

1、いつかのひかり
霜月はるかさんの真冬の空気級に澄みきった高音を堪能できる一曲。原曲はアカイイトサウンドトラック収録の『NO.11/いつかのひかり』

ユメイさんルートを桂ちゃんの気持ちに沿って、丁寧に描いた歌詞が良いですねえ。幼い頃の記憶を失ってしまっている桂ちゃんが、ユメイさんと再会したときに感じた懐かしさを不思議に思うシーンが作中にありましたが、その出来事を、桂ちゃんはこんな風に捉えていたのかな〜・・・などなど、色々想像できます。

忘れてしまった遠い記憶、その中で今もうっすらと見えるのは、いつかに感じた暖かな“ひかり”。桂ちゃんをかつて包んでいた優しい“ひかり”を、もう一度取り戻したときに、再び物語は始まるのであります。。

2、泡沫
読み方は“うたかた”。原曲は、アカイイトサウンドトラック収録の『NO.20/泡沫』

作中において、最も熱く盛り上がるシーンで使用されておりました。このBGMは、品も良いですが、ノリも良く、OP主題歌『廻る世界で』と同じような華やかさを持った曲でした。

という訳で、今回のボーカル版なんですが・・・・・・・す・・すす・・すすす素晴らすぃいいいいい!!!もう、めっちゃめっちゃ期待して待っていた甲斐があったってもんです。こんな素敵な曲を聴いてしまったら・・・一生アカイイトから離れられないじゃないですかあああああああ(壊。

原曲よりも、重厚かつスピード感溢れるアレンジが為されているにも関わらず、その品の良さが全く失われていないのは、もう見事という他無いです。色んな感情を凝縮して流しこんだような霜月さんの歌いっぷりも、もう何かが降りてきてるとしか思えないほどに神がかっており、聴き応え満点です。

“泡沫”は、ラストバトル時に、必ず使用されていた印象的なBGMですので、こうやって新アレンジ+ボーカルVerを聴くと、感慨深いものがありますね。

そして、麓川先生渾身の超歌詞。日本語とは、かような迄に美しいものだったのかと・・・目の醒める様な思いが致しました。美しい言葉の応酬によって構築された歌を、めいいっぱい楽しめるなんて、なんと贅沢な話でありましょうか。

“花”“石”“金の鏡(月)”“糸”など、アカイイトに馴染み深い言葉がたくさん織り込まれていることも、アカイイトファンにとっては嬉しい仕様でございます。曲をさらっと聴くだけでも、どこかのシーン、誰かの台詞がフッと甦ってきそうな感じが致します。

見る人にとってはユメイさんのことっぽい・・・と思う人や、鳥月さんっぽいと思う人もいらっしゃると思いますが、私はこの歌詞が、サクヤさんの出会いと別れに満ちた人生を、ひとつひとつ綴ったものであるように感じました(特に2番。

月と縁の深い一族に生まれながら、ある運命を背負っているが為に、一族と異なる部分を持ち、更に“石”の身でありながら、どうしようもなく“花”に焦がれてしまうという宿業を持つサクヤさん。

2番、歌い始めの歌詞<月に惹かれ 生まれ出る子>とは、まさしくサクヤさんのことでしょう。

サビ直前の歌詞<死に逝く生命 焦がした祈り 抱くこの宇宙>は、“花”である姫様を救いたいという願いが、遂に叶うことなかった幼少期の辛い記憶

サビ歌詞<想いが絶えぬのなら 限りある定命 賭けて果てに向かう>は、笑子さんとの邂逅から、再び羽藤家を守っていこうとする決意を固め、そして桂が与えてくれた“想い”の為に、命を賭けて戦いに赴く、サクヤさんの姿が思い浮かびます。

曲の時間が4分48秒と、長めなのも嬉しいですね〜(原曲は3分52秒)。普通なら4分6秒のあたりで終わりそうな感じがしますが、この直後(4分8秒〜)に曲中最高潮の盛り上がりを、トドメの一撃としてガツンと叩き込んできちゃうのです。

ここで歌われるラストの歌詞<あなたが歩むのなら 血が尽きるまで 守り続けて往く この泡沫>は、羽藤家を影で見守り続けてきたサクヤさんが、自分と一緒に生きていくことを選んだ桂ちゃんを、生涯を賭けて守り抜くことを誓っている・・・という意味にしか思えません。ええ、私の脳にはそうとしか。

大切にしたかったものが、一瞬で壊れてしまう現実。今日は会えても、明日はどうなっているかわからない、人の命。そんな泡沫のように儚く脆い世界の中で、それでも生きてゆくことを選ぶのは、傍らにいる“あなた”が手をひいてくれるから。。

“大切なものを護りたい(姫様を護りたい)”という一念に支えられて、孤独な道程を歩んできたサクヤさんが、こんな泡沫の世界を、それでも生き抜いていこうと決めたのは、桂ちゃんが自分をすべて受け入れてくれた上に、いつまでも一緒に歩んでくれると云ってくれたからに他なりません。

たとえその先に逃れられない別れがあるとしても、短き花の一生を共に過ごすことを、決して後悔しない。サクヤさんルート“ついのときまで”ENDを髣髴とさせるで御座います。

・・・あ、でも見ようによっては、ドS鬼切り桂様光臨“鬼切りの鬼”ENDともとれるかな?打倒・主を掲げ、群がる鬼どもを圧倒的な力で薙ぎ倒すドS桂様と、それに付き従うMな善鬼ことサクヤさん(待。いつか石の身に終わりが来るときまで、ふたりで長い時を渡り、戦い続けるこのENDをイメージするのも乙かもです。

ちなみに3:33〜の<この夜が明けぬのならば その先に待つ 陽射し目指し進む この泡沫>という歌詞には、“満開の花”ENDの雰囲気を感じました。

夜明けの世界を迎えることが出来なかった桂ちゃんと、そんな桂ちゃんといつまでも一緒にいる為に、二人で幸せな眠りにつくことを決めたサクヤさん。陽射しの中で花を咲かせ、いつかすべての業を天に返すときまで、泡沫の中で夜明けを待つ・・・みたいな。

・・・という訳で、いやあああ〜、いつになく饒舌に語ってしまいました。狂信って怖いね。お前はどんだけアカイイトが好きなのかと。まあ、アカイイトをやる為にプレステ2を買ったぐらいには好きですけど。アカイイト開発時(?)、“女の子主役”を最後まで押し切ったという麓川先生に改めて感謝を。

ホントに(信者として)いい買い物ができました。
あとは、次回作『アオイシロ』(4月24日発売)を待つばかりでありますね!!

☆いつかのひかり/泡沫試聴→公式ページのココの下のバナーより。

<アカイイト関連レビュー>
*ゲームレビュー
サウンドトラック(サクヤさんルート編/前半)
サウンドトラック(サクヤさんルート編/後半)
ドラマCD*京洛降魔


<拍手お返事>
>2月27日×1 本当にありがとうございます。
  
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2008年02月18日

『エル・カザド ドラマCD VOL.2〜抱く女〜』

『エル・カザド ドラマCD VOL.2〜抱く女〜』
(キャスト)ナディ*伊藤静 エリス*清水愛 クライブ*佐々木望

兎にも角にも、このジャケットイラストの素晴らしさに大★轟★沈★


もう、何なんですかこのナディの優しすぎる眼差しは!?!
スヤスヤと眠るエリスを愛おしげに見つめるナディの構図が視界に入った瞬間、マイ理性針バッチンと振り切れましたYO!いや〜、ナディの“この子を守る為なら、命だって張れちゃうわ系”の表情が、ほんとたまんないですよ。

しかも、ナディの頬のあたりをよく見ると小さな紅い線が入ってるんですよね〜。エリスの寝顔を見て頬を染めるナディとか・・・最高に百合百合ファイアー爆発でございます。

絵のシチュエーションもいいですね。
サンタさん光臨をマジで信じて、靴下を握りながら眠るエリスの為に、しっかりとプレゼントを用意してあげるグッジョブナディ。ドラマCD本編は、サンタ信仰の無い街にクリスマスにやってきたら・・・という所からお話が始まりますから、サンタさんを楽しみにしてたっぽいエリスの為に、ナディが一肌脱いだと見ました。ツリーも用意して、ささやかだけど楽しい(ラブラブ)パーティとかしたんだろうな〜と想像させる小物の配置もナイスです。

眠り姫エリスを、愛情深く見つめるナディの図は公式絵でもありましたが、どれも秀逸でございますことよ。エリスが一番安心して眠れる場所は、ナディの隣ってことなのでしょうね〜★


はあ〜、本当にイイ絵を拝見しました。満足満足!
・・・・。
・・・・・・・って、ジャケット絵のレビューだけで満足してどうする。

や〜、だってこのドラマCD、エリスとナディの濃厚ラブラブ場面正味6分ぐらいしかないんですもん。。

全11トラック(+オマケ1トラック)あるんですけど、一番ナディエリしてたのは1トラック目だけで、あとはゲストキャラ・クライブをメインとしたシリアス話が続きます。云うなれば、アニメの一話分をドラマCDでやってみたという感じでしょうか。

とりあえず、1トラック目以外では、会話の端々からラブな二人を妄想するしかないのが辛いな〜と。いや、別に完全な百合話をやって欲しいという訳ではないんですが、クライブのエピソードが前面に出すぎてて、ナディとエリスの影が若干薄くなってるんですよね。

エル・カザドというアニメは、ストーリー云々よりもナディとエリスの重なり合っていく様子をゆっくりと丁寧に描いていった作品だと思うので、ドラマCDにもそれらをもっと深く補完できるものが来てほしかったな〜というのが本音です。ナディの過去話とか、本編で語られなかったものが聞きたかったですね(ちょびっとだけありましたが。

まあ、百合シーンが少ないというならば、妄想で補えばいいじゃないという訳で、ナディエリ場面抽出(妄想込み)レビューをしてみたいと思います。

(ドラマCD本編あらすじ)
ウニャイマルカを目指して旅を続けるナディとエリス。クリスマスの日、ある街へ立ち寄った二人は、サンタクロースの格好をした男と出会う。何者かに追われているその男は、かつてナディが取り逃がした賞金首だった・・・。



<トラック1>
エリスに、クリスマスに関する小話を聞かせるナディ。ナディは物知りだけど、全然威張ったりしないのが素敵なのです。エリスの無邪気な質問に、たまにツッコミながら、優しく答えてあげるのがいいですねえ〜。

『あ〜・・・サンタでやなこと思い出しちゃった』
『ニューヨークでちょっとね・・・』


という、一言に過剰に反応するエリス。普段過去の話をあんまりしないナディだけに、エリスも物凄く気になる様子。聞きたい聞きたいとせがむエリスに、話すのを渋るナディですが・・・。そして遂にこの台詞が!!

『聞きたい』
『やだ』
『聞・き・た・い』
『い・や・だ』
『は・な・し・て・く・れ・て・も・い・い・と・お・も・う』
『だから長いって!!』


おおおおおおお!!!!!これは第21話であのブルーアイズをも呆然とさせた激甘会話のセルフパロディ(?)ではございませんかああああアアアア!!あ、ってことはこの話は21話〜22話の間ぐらいなんですかね。つーことは、二人のラブ度もかなりMAX近づいてる頃という訳ですね。ヒョホー。

この後『ナディ〜』猛烈に甘えた声でおねだりするエリスに陥落したナディは、仕方なくサンタ(賞金首)に逃げられた過去を話し始めるのですが、そこに当の賞金首サンタが現れ、わけもわからぬまま一緒に逃げる羽目になってしまうのでした。

そして、タイトルコール!!もう、この恥ずかしいぐらい甘いタイトルコールなんとかして下さい。ホントに。もう、ココがこのドラマCDの最高潮だと思いますよ。わははは。

<トラック2>
クライブが、もしかしてナディの過去の男か疑うエリスが可愛いです。即否定なナディもイイぜえー!!

『熱い恋の炎が燃え上がるのであったぁ?』
『ちがうちがう!そーゆんじゃないー』
『じゃあなに?』


<トラック4>
危ないところを助けてやったのに、あんまり感謝してるっぽくないクライブにちょっと怒り気味なナディ。

『感謝してるなら、気持ちを言葉にしてよ』
『ありがとう』
『いや・・あんたじゃなくて・・・』
『ナディに感謝してるから』
『そりゃどうも・・』
『ありがとう』
『はいはい』


クライブとの会話に突然入ってくるエリス。ドサクサに紛れて、日ごろの感謝を口にする・・・とか巧い会話構成だと思います。

『ずいぶん変わったな、柔らかくなった。その子のお陰か?あの頃は、そんな眼はしてなかった』

クライブ・・・その空気読んだ一言GJ

賞金稼ぎとして、ハイエナみたいな目をしていたというナディですが、エリスと共に過ごすうちに、その心に元来持っていた優しさを完全に取り戻すことができたっつー訳ですね。ナディにとってもエリスとの出会いと時間はかけがえのないものだったとわかる台詞だと思います。

<トラック8>
クライブを狙う悪党が襲ってくることを懸念して、エリスに宿で待ってなさいと告げるナディ。しかし、勿論行くと言って聞かないエリス。危ないと言い聞かせても、絶対にナディの傍を離れようとしないエリスがええわあ〜。ナディに関する事なら、時には頑固になっちゃったりするのがエリスの萌えポイントのひとつですね。

<トラック10>

『嘘は駄目だよ。嘘にはね、いい嘘と悪い嘘があるの。悪い嘘は哀しいから嫌い』

第八話『嘘つく女』で、ナディから教えられた言葉をしっかりと自分のものにしているエリスに感動しました。大切なことはすべてナディから教わったって感じですよね(あれ、博士は・・・。この直後、いい嘘を見事に実践するナディの見事な機転が見られます。

あれ?なんだかんだと楽しめちゃったぞ、このCD。
結論*エル・カザド好き&ナディエリス妄想ならバッチコーイっつーわけでした。


<拍手お返事>
2月11日
>酸欠様
お久しぶりです!オオッ、酸欠様もブギーポップを見ておいででしたか。
いや〜、あれは本当に暗いアニメでしたが、なんか心にひっかかる作品でもありましたよね。おっしゃる通り、出演者も今見ると豪華ですよね〜。当時は私も全然気に留めていませんでしたが。って、映画までみておられたとは!!酸欠様もなかなかのマニアとお見受けしました(待。梶浦さんは、ブギーポップのイメージCDとか作られてましたよね。その頃からガンガン活躍してた梶浦さんには改めて驚きます。コメント、ありがとうございました!!
2月12日
×1 ありがとうございます!
×1 ありがとうございます!
2月14日
×1 励みにいたします!
2月17日
×1 ありがとうでございます!
  
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2007年12月03日

『光の行方』<savage genius>

『光の行方』(2007/5/16) ビクターエンタテイメント
作詞:ああ 作曲:タクミ 編曲:梶浦由記
歌:savage genius

アニメ『エル・カザド』OP主題歌。今回も、百合妄想爆発の上、レビューをお届けしたいと思います★

のっけから、梶浦由記先生はマジで編曲の鬼・・・という真実を再確認することができます。美しいコーラスと鮮やかなバイオリンの音色が奏でる幕開けに、激しいドラムの応酬。梶浦サウンドの強烈なインパクトに、おそらく原曲は完璧に飲み込まれてしまったのではないでしょうか?

照りつける太陽、果てしなく続く荒れた土地、吹きあがる砂埃・・・。エル・カザドの舞台である中南米(?)の乾いた風が、曲のすみずみにまで吹きすさびまくっております。眼を閉じれば、ああ、見えます、見えます・・・紺碧の空の下、車をぶっ飛ばしながらイチャイチャしまくっているナディとエリスが(待。

ああさんのインタビューでは、光の行方の“光”とは、“僕たち&私たち”を例えたものであり、それぞれの人生や心、将来、未来へのエールを込めたものであるそうです。ってことは、この“光”“ナディ&エリス”に置き換えることも可能って訳なのですね!!

更に、この曲の歌詞から、ナディ×エリス妄想を引き出すとすれば、開始後33〜44秒の“生まれた歓びさえ曇り出す世界で 出会えた奇跡だけは忘れないで”という部分がジャストでしょう。

ナディもエリスも、傍から見れば決して幸せでない生い立ち、苦痛とも呼べる経験を経て、生きてきました。特にエリスは、博士とほにゃららな別れをしてからナディに出会うまで、幸せも不幸せも感じない無機質な世界を、感情を抑えながらやり過ごしていたのではないかと思います。

しかし、エリスはナディに出会いました。同じ時間を過ごし、ナディの優しさに触れ、喜びや悲しみ、幸せや温もりを受け取ったエリスは、やがて鮮やかな世界の前でナディに幸せな笑顔を返すのです。“出会い”が生み出した“奇跡”。これは真下三部作に共通したテーマであるような気も致します。

1番ラストの〆に“穏やかな日を夢見て 道なき旅路は続く”という歌詞があります。最終回を見終えた後では、額面通りにこの詞の意味を取ると『あれっ?』と、違和感を感じるかもしれません。しかし、ここでいう“穏やか”とは“平穏無事”の意味ではなく、命の応酬といった殺伐とした日々から脱出した状態のことを云うのではないでしょうか?最終回でナディとエリスが選んだ道を思えば、この歌詞にも納得できると思います。

savage geniusは、割とスタンダードで、ちょっと個性が弱いかな〜と思える歌が多かったのですが、今回は鬼編曲パワーも関係しているのか、それなりに印象的な楽曲に仕上がっているかと思います。それでもまだ“普通”な感じがすることは否めませんが、既に私の耳にはエル・カザド大好き補正がかかっているので、もうこれはこれで大いにアリな主題歌なんでないかと思います。・・・あとは、もうちょっと思い切った歌い方をされたほうが、聴き手にインパクトを与えられるような気が致します。。

2、Beautiful world 〜人魚の涙〜

ああさんの高音域を活かしたバラード曲。物語風に進む歌詞の構成が上手いのです。『人魚の涙』というタイトルの意味が、ラスト一節の歌詞を聞いた瞬間にすごい勢いで浮き上がってきました。


以下、エル・カザド妄想百合解説

<簡単あらすじ>
主人公は賞金稼ぎの一匹狼ガンマン、ナディ。彼女はひょんなことから賞金首として狙っていたはずの金髪美少女、エリスと共に、旅をすることになってしまう。襲い来る賞金稼ぎたちを打ち破り、東へ西へと旅を続ける二人は徐々にそのを深めていくが、エリスの失った過去を探していくうちに、エリスに関する謎の計画が明らかになってゆき・・・。。作品としては、「ノワール」「マドラックス」に続く真下アニメ3部作の最終作という位置づけ。

まー、一言で云うなら“ラブラブロードムービー系百合活劇アニメ”って感じですかねえええ。ええもうめっっっっちゃ好きなアニメでございますとも!!最初あんまり期待してなかっただけに、ハマり方も猛烈。。とりあえず、この2007年に、こんな品のある百合アニメに出会えたことを天に感謝したい気持ちでいっぱいなのです。

最初から最後まで変わらぬテンションで進む、割と淡々としたアニメなんですが、各話にナディ×エリスのラヴラヴなエピソードが散らばっていて、もう見れば見るほど二人の虜になってしまうという恐ろしい百合寸法をもって作られている物語なのです(謎。

微笑みあったり、喧嘩したり、うっすらと頬を染めたり、離れようとするのを逃がさないようにしたり、気付けば心の距離どころか体の距離まで密接になっちゃったり・・・話数を重ねるごとに徐々に親密になっていくナディとエリスを(萌え転がりながら)見守り、堪能するのが、このアニメを観るごく一般的な作法でありましょう。


というか、ここ数年でここまで性格の良い主人公っていたかしら?という位、ナディが優しすぎて、マジヤバだったりします。あっけらかんとしてるように見えて、繊細で情が深くて、基本的に誰にでも優しいけれど、エリスに対する優しさは格別だったり・・・。なんつーか、エリスを見るときのナディの慈しむような瞳だけでご飯三杯いけますな。

エリスもエリスで、ナディとリカルドのオヤジが親しげに話してるだけで嫉妬MAXになったり、その後身体をすり寄せて甘えたり、自分に想いを寄せている男の前でナディを抱きしめて、貴様に入る余地ゼロです状態を激しくアピールしたり・・・。天然かつ、ちょっと子悪魔なところが猛烈に可愛いっつーかなんつーか・・・ゆ、百合ップル万歳イイィ!!!(誰か止めて。

ということで、この『エル・カザド』。
困難を乗り越えるたびに徐々に変わってゆく主人公達の関係性や、微妙にうつろい揺れ動く心情の描写などは、『Noel』から着実に継承されているんだなあ〜と、妙に感慨深かったり致します。。しかし、Noelが、深い暗闇の中を彷徨いながら、二人で見つけた一筋の光に希望を託そうとするアニメだったとすれば、エル・カザドは、明るい日差しの中で、自分達から伸びる影を認め、その上で更に強く輝く光を探し出そうとするアニメだったのではないでしょうか?

ノワールが好きだった人なら、ハマれる確率80パー越え。ほのぼの百合好きにも全力でおススメします。百合スイッチが格段に入るのは13話以降、18・19・20・21話のコンボも凄い。何故に関東一局&AT-?のみの放送だったのか?あああ勿体無い×2。。

ナディとエリス、愛の逃避行のすべてがここに!!是非ご鑑賞ください★




<拍手お返事>
>11月28日×1
ありがとうございます!!
>11月29日×10
感謝感激でございます!
  
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2007年11月09日

はやて×ブレード DRAMA CD Vol.2

『はやて×ブレード DRAMA CD Vol.2』(2007/9/21)フロンティアワークス

はやブレドラマCD第二弾。今回はシナリオを原作者の林家志弦先生が担当されていて、第一弾より格段にテンポ&面白さUP↑↑

コミックス5〜7巻の間の天地学園祭のエピソードが下敷きになっています。これだけ大勢のキャラクターが出演しているのにも関わらず、すべてのキャラが立ちまくり、個性を存分に発揮できているのは、ひとえに林家先生のキャラクター造形見事であることに他なりません。また、声優さんたちの熱演も、このギャグとド根性の熱い物語を大きく盛り上げて下さっていると思います。

とりあえず、林家先生の八面六臂の活躍・・・というか猛烈なサービス精神ぶりに感動致しました。シナリオ+両面書き下ろしイラスト+ブックレッ4P漫画書き下ろしとか・・・先生のお身体が鬼心配です。ジャケットの裏面なんて、はやブレのキャラクター17人がひしめきあって大登場ですよ!?アニメイト独占販売の特別版6巻の裏表紙でさえ、登場キャラは10人だったといいますのに!林家先生の無事を心から祈りつつ、以下レビュー★

1、天地学園祭『バカ・カーニバル』

『しっしっ尻で!?』『尻!?』『尻で!!』『玲様の尻は!?尻はどうなったの!?』

スピーカーから乱舞する“SIRI”という言葉のオンパレードに一瞬意識が遠くなりました。出だしからエンジン全開でございます。

学園祭初日のはやて&綾那&順の様子が、原作に沿って丁寧に描かれています。夕歩が喋るときだけ、いつもキラキラしたBGMがバックに流れているのが、なんかようわからんけど素敵。というか、1話における夕歩の爆推しぶりは相当です。1話は夕歩率が7割(体感)のような気が致しました。

2、天地学園祭『バカ・フェスティバル』

いなくなったはやての妹分(園児)を探しに、学園中をうろつきまわるはやてと綾那(とその他大勢。原作よりオリジナルな会話がいっぱいで楽しかったです。正義の味方っぽい感じに憧れてる雉っちゃんとか、すっかりおかみさんになりきっているみずちさんとか、各キャラの小ネタが満載です。

3、天地学園祭『バカ・サバイバル』

神門ファンクラブ80人VSはやてズ8人スマッシュ大乱闘バトル。ドラマCDとは思えぬほどの、盛り上がりっぷりです。しかし、なんつーテンションの高さ。。お話のメインだけあって、力の入り方も格段に違います。あと、理由はあえて云いませんが、上条先輩(cv進藤尚美さん)の登場に大興奮しました。理由はあえて云いませんが、最近は某みどりこさんの声しか聞いてなかったので逆に新鮮ハアハア(もういい。

4、天地学園祭アフターその1『オールナイト・バカ』


これは衝撃の萌え会話劇。白服(玲×紗枝)ペア二人のささやかな後夜祭。ちなみに玲受難編。学園祭後の夜。突然紗枝に叩き起こされた玲は、何が何だかわからないまま部屋から連れ出され、気付けばピアノのある談話室に・・・な、お話。

嘘をついてでも、玲のちゃんとしたピアノが聞きたかったという紗枝がなんかいじらしく思えます(普段黒いキャラだから余計に。『一番好きな曲を弾いて?』と頼まれた玲は“月の光”を優雅に演奏します。この選曲は、一見荒っぽい雰囲気だけど、実は繊細で優しい玲の一面をヒッソリと暗喩しているのかな?とか思ったりしました。

ヲチでは、玲が可哀想な子に・・・。

5、天地学園祭アフターその2『グッドナイト・バカ』


アフターその1を越えんばかりの萌え会話劇。人気一位(順×夕歩)ペアによる深夜の激甘TEL会話が丸々一本ですとおおおお!!!学園祭の見学を終え、病院に戻った夕歩との電話を楽しむ順のお話。

ぼんやりしている割に言動がキツいキャラ・・・というのが私の中の夕歩像だったんですけど、声が入った瞬間、ものすごい勢いでそのキャラ想像が反転いたしました。なんつーか、ドラマCDの夕歩は漫画よりも“おおらかで優しい少女”っぷりが強く発揮されている気がするんですよね。夕歩の手厳しいツッコミも、冗談の冗談で本音を隠そうとする順の背中を押して、前に進ませるためのものだったのかな〜とか思ったり。

あと、順が廊下を歩きがてら、近くを通ったはやてやゆかりや犬桃猿雉に『夕歩に一言メッセージをどうぞ!』と聞いて回るのが良かったです。夕歩が寂しがらないように、少しでも元気づけられるように・・・ってことだったんでしょうね。犬桃雉猿のコメントもキャラの性格の良さが滲み出ていて、意外なところでキャラ萌えしてしまいました。

ヲチでは、順が可哀想な子に・・・。でも、ラストの夕歩の一言が優しすぎたので、この幸せ者ってことで相殺します(何。

ボーナストラック テーマトーク『あなたの好きな言葉』

・キャスト声優さんが一同に介して、一人ずつ『好きな言葉』を言っていきます。ひしめきあう23人の女性声優さんたちが同じ空間にいるとゆーのがなんか奇跡。耳が眩むようです。。いや、抜き取りなのかもしれませんけど、それでもこれだけの有名どころの声優さんが集まったというのが凄いですね。

<総括>
漫画のノリを最大限に活かしたお手本のようなドラマCD。やはり林家志弦さんご自身が、シナリオをご担当されたというのが大きいと思います。最近原作からちょっと減りつつある(ような気がする)妄想百合分も充分補給可能です。ファンアイテムとしておススメの逸品、是非ご賞味ください!

  
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2007年11月01日

アカイイトドラマCD『京洛降魔』(けいらくごうま)

アカイイトドラマCD『京洛降魔』(けいらくごうま)

PS2用(百合)ゲーム『アカイイト』ドラマCD。原作は、(同性にモテまくる)羽藤桂という少女が主人公の(総受け)吸血伝奇ホラーゲームです。

本当はファンディスクが出る予定だったらしいのですが、なんたらエンジェルスとかいう女子プロレスのゲームに主要スタッフが狩り出され、あえなくドラマCDに変更された・・・という経緯を持つ作品です。サクセスの期間限定web通販という形でのみ販売されていましたが、プロデューサーのご厚意によって、今までに再販、再々販、再々再販売・・・など、数多くの購入チャンスが与えられた、珍しいファンアイテムでもあります。

さて、肝心の内容なのですが、これがまた、何を云ってもゲーム本編の壮絶なネタばれになってしまうような感じでして・・・。いうなれば、Ever17のドラマCDをタイトルから説明するようなもので(待。ゲーム本編の軽いネタばれがありつつのレビューになりますので、未プレイ・未聴の方はご注意を!

(簡単あらすじ)
修学旅行京都へ遊びに行く事になった、桂ちゃんたち一行。ゲームでは声のみちょこっと出演だった親友の陽子ちゃんや、友人のお凛さんと一緒にはしゃいでいた桂ちゃんだったが、ここでも桂ちゃん生来の巻き込まれ体質が本領発揮。京都に封じられていた鬼もついでに大復活し、ユメイさん、サクヤさん、鳥月さん、葛ちゃんからノゾミちゃんが総登場して、桂ちゃんの為に東奔西走することに!?

えーっと・・・とりあえず、桂ちゃんの“のん気度”&“すっとボケ度”重症の域にまで進んでおりました。なんというか、桂ちゃんの脳みそには、広大な菜の花畑が広がっていてモンシロチョウが舞いまくってるんじゃないかしら?っつーくらい、聴いている者を不安に陥れるような大ボケっぷりでございました(でもそこがラヴ←何。。もちろん、手遅れになってしまう前には必ず、頼りになるお姉さま方とチビッ子達が颯爽と桂ちゃんのHELPに入るので、その辺は安心信頼お約束なのであります。

桂ちゃんのミラクル“総受け”も素晴らしく健在。構図としては『(攻)ユメイさん葛ちゃんサクヤさん鳥月さんノゾミちゃん陽子ちゃんお凛さん――→(受)桂ちゃん』となります。・・・完璧ですね。全員が全員で桂ちゃんを甘やかせまくり、隙あらば桂ちゃん萌えに突っ走ろうとしています。今回、一番の役得をGETしたのはノゾミちゃんでしょうね。

負けん気の強い年下女子が、ポワポワしてる年上女子を強気に責めつつ、『いい子ね・・・。私があなたを守ってあげるわ』飼い慣らそうとする図(注*語弊有り)は、聴けば聴くほどに血糖値が急上昇でございました。

時系列的には、ゲーム(本編)のゴタゴタが終了して、しばらくが経ったころ(1〜2ヶ月後?)のお話とみてよいでしょう。しかしながら、ゲーム中の、どのカップリングtrueルートを通っても、このドラマCD中にあるようなキャラ相関関係を築くことは不可能であると思われます。

アカイイトは、完璧なハッピーエンドというのが存在しないゲームですので、それを考えるとすべての人が収まるところに収まって、それなりに幸せな暮らしを謳歌しているこのドラマCDの世界は、『あったらいいな〜』的パラレルワールドなのでしょう。一番この世界に近いのは、小説版『アカイイト』で、この小説版ユメイルートのその後に、ノゾミルートを組み合わせたのだろうと考えられなくもないです。ノゾミちゃんが、他キャラとノリ突っ込みをかましている世界なんて、本編ではまずあり得ないだけに、興味深く見ることができると思います。

肝心の吸血エロスシーンは、“桂×ノゾミ”ペアの1シーンのみでした・・・ちょっと残念。ですが、流石に天下の吸血百合作品。(セリフや効果音、BGMのタイミングまで)力の入れ方がハンパじゃないです。以下、該当シーンにおけるノゾミちゃんのセリフ抜粋。

『それより桂、はやくしないと・・・私・・・』
『だから桂は、そうやってじっとしていればいいの・・・(はむっ)』
『・・・桂の・・・熱いわ』


ひゃああ――――!!ちなみに、上記のセリフの合間には、桂ちゃんの甘い吐息や、うっとりした声や、その他モロモロ様々な妄想爆発なエロスヴォイスが仕掛けられているのでございますよ。ああああ、×ノゾミちゃんでさえこうなんですから、これが×サクヤさんとか、×鳥月さんとかだったらあああアアア。無いものは仕方ありませんが、ああ、それでも・・・惜しい。

さて、今回のお話の内容で御座いますが、これはちょっと微妙だったかな〜?という感じがします。得意の“鬼”ネタや“薀蓄”ネタ等は、かなり力を入れているなと思いましたが、ストーリー自体にはさほど捻りがなく、小粒なサイドストーリーの感じが否めません。思いっきり引っ張った割に、激あっさりした幕引きとかも少し物足りなかったです。あと、バトルシーンで、みんなが会話で状況説明してるというのがちょっと。。鳥月さんが必死で戦ってる後ろで、暢気に講釈たれてるドS葛様は良かったですが(何。

反面、それぞれのキャラクターがものすごく生き生きしているのが印象的でした。桂ちゃんにメロメロゆえ、常に『桂ちゃん、可愛いから・・・』MAX状態なユメイお姉ちゃんとか。絶対権力を以って、鳥月さんを振り回す若杉葛様とか。最初と最後以外は、やっぱり放置され気味な陽子ちゃんとか。あと、桂ちゃんの声を担当されている松来未祐さんは本当にスゴイと心から思えましたね。松来さんじゃなかったら、ここまで桂ちゃんに萌え転げられなかったと思います。ってな感じで、キャラの個性を楽しめる掛け合いが多く含まれている当ドラマは、ファンアイテムとして、よく出来ている作品だと思います。



とはいえ、サクケイ派の私としては、サクヤさんが“人のいい頼れるお姉さん”に納まっているのが、ちょっとくやしかったですねえええ。基本がユメイルートなので、仕方ないことではあるんですが、この世界ではサクヤさんだけが最初の場所にいるような気がしました。つまり、サクヤさんの本当の寂しさを理解している人が、桂ちゃんをはじめこの世界には誰もいないのです。この辺は、個人的にちょっぴり残念でございました。

<総括>
『アカイイト』を深く愛する方、アカイイトのキャラが大好きな方、ノゾケイ・ユメケイ派には、間違いなくおススメです。むしろ、百合妄想に自信のある方ならば、誰であってもそれなりに楽しむことができるのではないかと思います。キャラこそがメイン、ストーリーはあくまでサブ。このことさえ納得していただければ、あとは野となれ百合となれ〜で御座います。

*11月30日まで
購入ページ


<拍手お返事>
10月28日×5  ありがとうございます!
10月28日×1  ありがとうございます!
  
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2007年10月11日

『神無月の巫女 オリジナルサウンドトラック』レビュー

24、引き裂かれる想い
バイオリンとピアノが、哀愁漂うメロディを奏でております。

1話、千歌音ちゃんの写真を見ながら『綺麗で強くて、優しくて素敵な千歌音ちゃん・・・』と、ハートを燃やすシーン。
2話、マコちゃんのお見舞いに行った後、その怪我は自分のせいだと思いつめた姫子が遠くへ行こうと落ち込むシーン
11話、『本当のことを教えて!』と千歌音に詰め寄るシーン

25、悪夢と過去
『暗黒の闇の中で』の別ver。

26、昼下がりの花園
柔らかなフルートの音色が品のよさとゴージャス感を出していると思います。

3話、たくさんのメイドに迎えられる姫子。

27、悲しみの果て (Piano Version)
“姫子の為に我慢を重ねる千歌音ちゃん”のシーンでよく使用されていたので、千歌音ちゃんの声に出せない切ない気持ちを表した曲なのかなと思います。

3話、儀式失敗で自分を責める姫子を励ますため、二人で海を見に行くシーン。ピッタリ合う二枚貝は世界で一組しかないけれど、一組は必ずあると教える千歌音ちゃん。『姫子にも居るのよ。世界のどこかに姫子を、姫子だけを待っている人が。ただ一人の人が。必ず。』姫子がその人と会えるまで守る。と優しく微笑みかける千歌音ちゃん。それは自分でありたいと・・・心の中では何度も思っていたことでしょう。

5話、回想シーン。


28、アイキャッチB
最カッコいい尺八の音色。
この神無月サントラで尺八を担当されているのは、藤原道山さんという方で、その道では結構有名な人らしいです。

29、風神雷神
あまり印象がないですね。ちょっとハンパな感じがします。

30、ネココのかくれんぼ
ポップで能天気な一曲。ネココのお注射シーンなどで使用。

31、天の導くままに
3話、姫子のモノローグ。姫子が千歌音ちゃんの家に住む事になる経緯。それは天の導きだったのでございますねえ・・・。

32、嵐の中の決戦 (Strings Version)
原曲よりも、やや音に重層感が出た感じが致します。

10話、オロチの決戦。

33、涙の泉
曲開始後、1分8秒あたりから“神無月の巫女”のテーマソング(別ver)が流れ出します。その為、アニメで最も使用頻度の高いBGMとなっております。涙の泉verはサビの主メロディがバイオリンで奏でられており、原曲よりもドラマチック度が若干上がっているように感じました。12話、ラストのエンドロールでめっさ感動したクチなので、この曲にはかなりの思い入れがあります。

2話、勝手にキスしたことを悔やみ、自らを律するために、寒空の下で井戸水をかぶる千歌音ちゃん。
4話、遊園地で迷い中の姫子、花園で二人でいても上の空。幼馴染だった大神に色々助けられたと言い、遊園地にも行きたそうな姫子の背中を押す。理由→『姫子が笑顔でいてくれれば私が嬉しい』
5話、千歌音ちゃんの胸で、涙する姫子(5話。でも、戻ってくることを期待していた自分を反省する。『ねえ、姫子。私、あなたの何なんだろうね?』
6話『私はもう、離したくなかった。夢中だった』泥のついた顔にハンカチを当てて二人で赤面。
7話、ファーストキスを告白されて、知っていながら鬼ショックを受ける。貝合わせのネタまでソウマとのことに置き換えられてショック死寸前ながら、涙を必死でこらえる千歌音ちゃん。ブックレットによると<7話の千歌音の涙は、自分がいない姫子の幸せを受け入れた哀しみの涙です>とのこと。


9話、『私、千歌音ちゃんに会いたい。千歌音ちゃんとお話をしたい。千歌音ちゃんの気持ちを知りたい』と、千歌音ちゃんの巫女服に顔をうずめて泣くシーン。
10話、一緒に寝るドキドキシーン『痛いのも、苦しいのもなんでもないの。だって、こうして千歌音ちゃんが戻ってきてくれたから・・・私、それだけで、もう・・』
12話、未来のことを話しながら、こらえきれず泣き出す姫子。千歌音ちゃんのこと、千歌音ちゃんが好きだという気持ちをを忘れたくないと願う。『私忘れない、どんな永遠にだって、運命にだって、神様にだって負けない。だって二人の気持ちは繋がっているもの』そして最後の別れの瞬間、また生まれて帰って来るから自分を見つけて欲しいと消える瞬間に姫子に頼む千歌音ちゃん。
12話、ラストのエンドロール。

34、ソウマとツバサ
あまり印象が無いですねえ。。

35、千歌音のテーマ (Piano Version)
原曲よりも使用頻度が高いBGMです。夜空に煌々と輝く月の、冷え冷えとした美しさ。そして美しくあるが故の、限りない孤独・・・。千歌音ちゃんのテーマソングに、ここまで相応しい曲もないでしょう。神無月ワールドの最奥まで私たちを導いてくれる、本当に素晴らしい作品であると思います。

1話、意地悪な女子に階段から突き飛ばされた姫子が、千歌音ちゃんに華麗にキャッチされるシーンにて使用。千歌音ちゃんの腕の中で薄紅色に頬を染め、花がほころぶようにパァッと微笑む姫子にモエモエ。
4話、姫子の制服をブラシで梳き、一人で寂しそうに姫子の名前を呼びながらギュッと抱きしめる千歌音ちゃん。
6話、ソウマと姫子を二人きりにするため、嘘をついて一人花園でお弁当を食べながら昔を回想するシーン。
8話、千歌音ちゃんから貰った色んな楽しい思い出を回想。
9話、乙葉さんからの手紙『お嬢様は、きっとあなたを待っています』を読んだ姫子が奮起。
10話、何事もなかったかのように千歌音ちゃんが帰ってきて、最後の幸せな時間を過ごすことになるシーン。『二人で過ごす当たり前の時間が、本当に嬉しくて、素敵な魔法のように思えて・・・』
12話、神無月の巫女の宿命、前世の因果、儀式の本当の意味を教えられる姫子。世界を甦らせる代償はかくも大きく辛いものだった・・・。


36、予告
わずか34秒の間に、神無月の巫女のすべて凝縮されているようなスゴイ曲。嵐のような運命を予感させる後半の盛り上がりが凄まじいです。

最終話、ラストシーン『私たちは、また、恋に落ちる』
ブックレット解説<姫子と千歌音は、いつかどこかで再会し、そしてまた恋に落ちる。世界がどうなっていても、幾つであっても。決まっているのは、これだけです>


という訳で、猛烈な熱に浮かされて書き上げたレビューでしたが、これにて全曲終了と相成りました。ここまで読んで下さった(方が居れば)、誠にありがとうございました。ろむろむルームの神棚に飾ってあるDVD−BOXも、以前よりも更に輝きを増したように感じます(何。

ちなみにこのサウンドトラックは、神無月の巫女(1巻)初回限定版に封入されています。まだ全然普通に売っている勢いなので、マネーに余裕のある神無月好きっ子は是非購入をご検討ください(そんな人はとっくにGETしてそうですけど)。

今回、改めて全話視聴してみて、やっぱり私はこのアニメが大好きなんだなと、しかと確認いたしました。姫子と千歌音ちゃんの永遠の物語は、絶え間なく湧き上がる私の百合ソウルの泉です(落ち着け。神無月の巫女、本当にありがとう!!

  
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2007年10月10日

『神無月の巫女 オリジナルサウンドトラック』レビュー

さあ、もうなんかわかりませんが、ノリにノッてきましたYO!!ガンガン行っちゃいます!!

13、悲しい絆

14、小さな薔薇の棘
静かで寂しげな旋律が、心に引っ掛かる微かな痛みを表現しているようです。

4話、二人で力をあわせて、村に結界を張るシーン(*枯れた大木に若葉を茂らせるシーン)
7話、シスターミヤコの幻に心を揺さぶられる千歌音ちゃん。このシーンまでは、姫子が好きだという気持ちと欲望を自身でも隠していたのに、ここで無理矢理自覚を促された千歌音ちゃんの乱れまくります。

15、アイキャッチA
前半終了時に流れる、アイキャッチ曲。

16、光の中で
サントラの中でも、特に明るさと爽やかさを感じる一曲。空に抜けるような伸び伸びとした感じが良いです。

3話、姫子が千歌音ハウスで迎える初めての朝にて。
6話、卵焼きを姫子の手から食べさせられて、頬を染める千歌音ちゃん。ブックレットによると<(この時点では)姫子にとってはなんでも無いことが、千歌音にとってはとてつもないドキドキ>である、とのこと。赤くなった瞬間の千歌音ちゃんの表情が可愛すぎて死にそうです。


17、オロチの社のつむじ風
のんきで軽快な一曲。どちらかといえば、ネココなイメージがする曲ですね。これ、どこかで使用されていたでしょうか?

18、閃光の彼方に
主にロボバトル時に流れる、インパクトの強いバトル用楽曲。バトルといえど、オーケストレーションにこだわった音作りは変わることなく、非常に聞き応えがあります。1:27〜からの転調も、壮大でカッコ良く、まるで大河ドラマの主題歌のようです。

1話、オロチの定めに逆らうことを決めたソウマが、シスターと初バトルをかますシーン。

19、切なくて悲しくて

1話、ソウマがバイクの後ろに姫子を乗せるシーン。姫子がソウマを使って、町に買い物を行ったのは、本当は千歌音ちゃんの誕生日プレゼントを買いに行くためというのが笑え・・・いや、ソウマの運命を暗示しているようで悲しいですね。

2話、姫子とソウマの2度目のデート(の準備シーン)。自分の気持ちを抑え込み、姫子を気合で送り出すことにした千歌音ちゃん。初めて出会ったときの髪型に結ってあげて、初めて姫子から貰ったプレゼントである髪飾りを付けてあげます。笑顔で送り出したものの、やっぱり我慢できなくなって、追いつけないとわかりながら姫子を追いかける千歌音ちゃん。

姫子の為に、いつも強く気丈であろうと振舞っているけれど、それでも最後の最後で、弱さを隠し切れない・・・時折垣間見える、そんな普通の少女らしい部分も、千歌音ちゃんの魅力のひとつであると思います。

20、雪の精
ピアノ一本で紡がれる、優しい旋律。包み込むような暖かさを感じます。

3話、初めて巫女服に袖を通すシーン、姫子の赤色が好きだから着てみたいという千歌音ちゃん。『頑張ろうね、千歌音ちゃん』の言葉に、これまた物凄く嬉しそうな表情。
10話ラスト、朝。『・・・まだ、私のこと好きでいてくれるの?』『うん、大好き』まで。この後、二人を引き裂く衝撃の告白が・・・。
12話後半、これから二人でどんなことをしたいかを、楽しそうに語り合うシーンにて。別れの瞬間がそこまで迫ってきているのを、二人とも知っているのに・・・だからこそでしょうか?あえて明るく楽しい未来を夢想する姿が健気です。


21、嵐の中の決戦
案外正統派のバトル曲。緩急のつけ方もナイスです。

1話、ソウマバトル中。
気を失いながらも、千歌音ちゃんの手を握ってその名前を呼ぶ姫子に、千歌音ちゃんの理性がジャンピングスクワットシーン。
7話、バトル。

22、姫子と千歌音
遥かな昔から、輪廻の中を漂って、何度も惹かれあっては、切り結ばれてきた神無月の巫女。その運命にすべてを賭けて抗おうとした、二人の主人公の、それぞれの戦いに臨むまでの静かな決意・・・を表した曲なのかな?と感じました。1曲目“神無月の巫女”の前奏が、また異なったアレンジで曲中に組み込まれています。

11話、月の社に一人で会いに来るように冷たく言い放つ千歌音ちゃん・・・。

23、宿命の炎
不安を煽るような、少し気味の悪い曲。神無月の巫女とは別の、オロチの持つ宿業のようなものを表現しているのかもしれません。

2話、オロチ集がソウマの裏切りについて話し合うシーン
3話、最初の儀式に失敗する姫千歌


続きます!

<拍手お返事>
10月9日
>拍手×6の方
超ありがとうございます★
>拍手×1の方
ありがとうございますです!
10月10日
>拍手×1の方
ありがとうございます!
  
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2007年10月08日

『神無月の巫女 オリジナルサウンドトラック』レビュー

*Destiny Of Shrine Maiden Original Sound Track
Composed and Arranged by窪田ミナ



『姫子と千歌音の愛と哀しみ、そしてどうする事もできない運命に立ち向かう登場人物たちの姿』

監督から伝えられたこの『神無月の巫女』という作品のテーマを元に、窪田ミナさんはこのサントラを作られたそうです。ロボの熱いバトルから、少女同士の繊細な心の機微までを多様に表現した楽曲が、オーケストレーション・ピアノ・尺八など多彩な楽器によって彩られ、作品に見事な花を添えていると思います。

『10月→神無月→神無月の巫女』という訳で、私の脳内にある誰も知らない社が疼き始め、またユリミテさんの処で開催されている『神無月の巫女祭り2007』に感銘を受けましたので、今回は神無月の巫女のオリジナルサウンドトラックレビューを気合爆発で書かせて頂きたいと思います。

思えば、神無月の巫女も放送開始から既に3年。私も勿論のこと、未だ熱いファンは各地でご健在のことだと思います。07年には、京四郎と永遠の〜とかいうアニメ作品も作られ、(内容はともかく&脇役といえど)姫千歌ヲタには外せない外伝物語を観る事が出来、嬉しい気持ちになったりもしました。しかし、やはり私の心の故郷は『神無月の巫女』でしか、ないのであります。深夜とはいえ、極上のガールズラブ本気の百合魂を真正面から見せてくれた本作に敬意を表し、作品を振りかえりつつ、サントラの世界を堪能してみましょう!!



1、神無月の巫女

『神無月の巫女』という作品世界すべてを象徴する唯一無ニのテーマソング。このBGMを抜きにして、神無月の巫女を語るわけにはいきません。艶やかに咲いた花が、風に揺られて儚く散っていくような・・・あまりにも美しく哀しげな曲です。この曲は、作品全編に渡り、様々なアレンジを以って存在しています。窪田さんによると、BGM作品を作るにあたって、最初に出来た曲がこの楽曲だそうです。二人の少女の戦い、愛、そして結末。『神無月の巫女』の始まりと終わりが、この曲の中にに閉じ込められています。

1話、薔薇の花園にもぐりこんだ姫子が、千歌音ちゃんと逢瀬をするシーン。何でもない自分と、どうして多忙で魅力に溢れる千歌音ちゃんが一緒に居てくれるのかと疑問を投げかける姫子と、自分は凄くも何ともないと目を伏せる千歌音ちゃん。
7話、ソウマと姫子のキスシーンを見て、前世の記憶が覚醒。姫子の為、一つの決断をする千歌音ちゃん。
9話、姿を消した千歌音の夢(幻)を見る姫子。あれだけのことの後でも、心の底で求めるのはたった一人の面影なのです。
12話、『私、千歌音ちゃんのことずっと独りぼっちにしてたんだね・・・』姫子のミラクル大告白シーンにて。『私、千歌音ちゃんの姫子になりたい』姫子からの告白に声を上げて涙する千歌音ちゃん。千歌音ちゃんの“本当”をすべて受け止めた姫子の、嘘偽り無い“本当”の気持ちが垣間見えます。

2、サブタイトル

3、ソウマの戦い〜君を護るために
バトルシーンにおいては、最も印象的な楽曲。ロボバトル曲とはいえ、激しさの中に気品を忘れないあたり好感が持てます。

1話、ソウマが倒れ、シスター初登場。
ソウマの姫子を守る宣言と、それと全く関係無しにファーストキス決める千歌音ちゃん&姫子。最終話における三人の関係は、1話から既に伏線として登場していた訳です。
10話、ロボ最終決戦。姫子のために、ソウマが道を作ることを決意。
12話、名言『俺に出来ることは、せいぜい地球を守ることだけ〜』の少し前。

4、姫子のテーマ
姫子の穏やかさと、心優しさを表しているかのような一曲。

1話、姫子のモノローグ『月には、誰も知らない社があるの・・・』にて使用。

5、悲しみの果て
ピアノによって紡がれるこの曲は、夜の海のように静かで、月の明かりのように怜悧寂しげな光を放っています。千歌音ちゃんの、姫子を愛するが故の、自分を押し殺した優しさと、その悲しみが浮かんでくるかのような作品です。

3話、儀式失敗で自分を責める姫子を励ますため、二人で海を見に行くシーン。2枚貝はピッタリ合うのは一組しかない・・・でも一組は必ずある。それは人も同じだと話す千歌音ちゃん。『姫子にも居るのよ。世界のどこかに姫子を、姫子だけを待っている人が。ただ一人の人が。必ず。』姫子がその人と会えるまで守る。と優しく話す千歌音ちゃん。千歌音ちゃん・・・優しいけど哀しすぎます。
5話、回想シーン。『でも、姫子と話したかった。姫子のまっすぐな笑顔が欲しかった。そのためならどんなことでもした。姫子と一緒に過ごす。ただそれだけで、嬉しかったから・・・なのに・・』姫子の幸せ為なら、なんでも出来る。なんでもしたいと思っていたのに、姫子が他の誰かのものになるかもしれないと思った瞬間に、姫子を求める自分を自覚してしまう、苦悩のシーンです。

6、暗黒の闇の中で
古代における“神性”のようなものをイメージさせる一曲。尺八が印象的です。

1話、オロチ覚醒復活シーンにて。
2話、自分達の宿命を、カズキ兄さんに教えてもらうシーン
衝撃の8話、欲しいものを手に入れるためにオロチになったと告げた千歌音ちゃんが、姫子を衝動的に押し倒す。押し倒して、容赦なくオロチの力を発揮しながらも、痛々しく辛そうな表情を浮かべていることに注目。
10話、一人で儀式を決行し、成功させる姫子。最後に力を込める瞬間に、脳裏によぎったのは・・・。


7、千歌音のテーマ

1番目の楽曲『神無月の巫女』をベースにした千歌音ちゃんのテーマソング。原曲よりも、優美さ華麗さ、そして運命に抗おうとするかのような力強さが感じられます。しかし全体を聞くと、彼方の愛に焦がれながらもがき苦しむ、千歌音ちゃんの悲壮な想いが浮かんでくるようです。

1話、まこちゃんが宮様を褒め称えるシーンにて。
2話、学校に向かうキラキラ千歌音ちゃんを憧憬の眼差しで見つめる姫子。姫子とソウマの(『これからだって必ず守るよ』)やりとりを冷たい眼差しで・・。
8話、姫子側からの出会いの回想。『その眼差しを前に、私は胸が高まり、息も出来ないほどの衝撃と感動が私の心をいっぱいに満たしていきました』姫子が見た千歌音ちゃんのキラキラッぷりが凄まじいです。姫子と千歌音ちゃんは、お互いが一番素敵だと信じているラブラブップルです(何。
8話、千歌音へのプレゼントに、月のアクセサリーを作ってもらう姫子。

8、あたたかな光
優しく柔らかなバイオリンの音色に心を癒されます。姫子の純粋な優しさ、千歌音ちゃんの優美さを表現しているように感じました。

9、ガラスの花
遠くから見ている分には勿体ないほどに美しく、でも手に触れれば粉々に砕けてしまうかもしれない、繊細なガラスの花。大切すぎて手を伸ばすことも憚られてしまう存在、千歌音ちゃんも姫子もお互いをそんな風に大切に思いながら、知らず知らず溝を作り、相手を傷つけてしまうのです。

2話、姫子を連れ戻すシーンにて。自分が月の巫女だと告げるシーン。『姫子と一緒に戦いたい、姫子を守りたいの』ここで戦おうと力強く云う。
3話、千歌音ちゃんと一緒にお風呂に入ってドキドキしながら、脳内で褒めたたたえまくる姫子『女の子のあたしが見たってうっとりするぐらいだけど・・・変なのかな私』
4話、姫子に手を払いのけられたことを、気にしない振りしてめちゃめちゃ気にして傷ついてる千歌音ちゃん。そして、姫子を遊園地に自分で進めて行かせておきながら、激しく傷つき、追い縋ろうとする自分を、必死でこらえるのです(悲。
6話、千歌音ちゃん『何かを欲しいなんて思うことなんて一度もなかった』からはじまる二人の出会いの回想(モノローグ。

10、迷い
4話、大神に遊園地に誘われてとまどう姫子
6話、姫子に振り払われた記憶にとまどい、ソウマに煽られたこともあり、とにかく姫子を守る力を手に入れたいと焦る千歌音ちゃん。『あと少しで、あなたを守ることが出来るの。誰の力を借りなくても、あなたを』

11、鳴神
派手な戦闘シーンには持って来いの攻撃的な曲。時折入る尺八が、これまたいい味を出しています。

ネココ襲来。
ソウマロボ初登場。手のひらに姫子を乗せる。等

12、運命の糸
ハープ一本。繊細なハープの音色が、運命を紡ぐ糸が揺れるイメージをかきたてます。

以下、続きます!
しかし、神無月の巫女を知らない人にとっては、何を言っているかマジで意味不明でしょうね(話の内容も)。。とりあえずスイマセン。でもお許しください★

<拍手お返事>
10月7日、拍手×1の方、ありがとうございます!
  
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2007年09月05日

『REBIRTH〜女神転生〜』<田村ゆかり>

『REBIRTH〜女神転生〜』(1998/12/2)ポリドール
作詞:三枝翔 作編曲:山口一久
歌:田村ゆかり

アニメ『デビルマンレディー』ED主題歌。

『REBIRTH〜女神転生〜』という曲は、田村ゆかり史の中でも一、二を争う暗黒系バラードでございます。

個人的に田村ゆかりさんという方は、地べたを這いずり回りながら天を仰ぎ見る感じの(←何)、暗くてダウナーな曲が一番肌に合ってると思います。ってな訳で、この『REBIRTH〜』は、田村さんの歌声にたいへんよく馴染んだ作品に仕上がっているのではないでしょうか。

最近は明朗快活orブリブリな可愛さがウリの曲がほとんどなので、あんま同意は得られそうにないですが、田村さんはそれほど音域の広い人ではないと思うので、今でも、抑揚の少ないバラード系のほうが無理なく歌えているような気がします。

ハードで暗い打ち込み楽曲に反して、歌詞自体は希望を呼びかける明るいものとなっております。どんなに苦しく長い迷い道でも、あなたには運命は変えてゆく力がある。だからそれを信じて、生まれ変わりながら進もう・・・。これは、平和に静かに暮らしたいという自分の願いとは裏腹に、血で血を洗う凄惨な戦いに巻き込まれ、人に忌み嫌われながらも、ひたすら戦い続けていた主人公、不動ジュンに捧げられたテーマソングでしょう。

不動ジュンは予期せぬ力によって“運命を変えられて”しまった不幸な主人公でしたが、この曲ではその“力”を、“運命を変えていく”ものに繋げていこう、という前向きな意思が込められていると思います。

淡々とした打ち込みながらも、サビに向かって静かな盛り上げを魅せる楽曲がカッコいいですね。ヒトの鼓動を思わせる『ドン』という低音がちょくちょく入るのも、面白いです。

2、DAYDREAM
『REBIRTH〜』と同じ、ダークで妖しい雰囲気を漂わせる一曲。
失ってしまった恋を現実と認められない“自分”が、夢うつつの中で、“あなた”の面影を必死でかき集める・・・というような歌詞内容になっています。白昼夢という意に相応しく、フワフワとした詞が羅列されています。

3、REBIRTH〜静寂からの余韻〜
『REBIRTH〜女神転生〜』に謎のアレンジをかけた、おまけトラック。原曲の良さがなくなってますが。。

この頃は私自身“田村ゆかり”さんって声優・・・だったっけ?ぐらいの認識しかありませんでした。実際、田村さんが有名になったのって、“やまとなでしこ”の前後だったと思いますけど・・・どうだったでしょうかね。

それはともかく、我が青春のガールズラブアニメ『デビルマンレディー』でございますよ!!このアニメを百合目当てで見てた人って、あんましいないような気もしますけど、でもここにはあるんです・・・まごうことなき輝く愛の炎が(何。

内気で大人しい美人(年上)と、元気で積極的な可愛いちゃん(年下)のカップリングに9年前の自分は兎に角MOEEEEでございました。という訳で、以下はデビルマンレディー22話をベースに狂っていきたいと思うので、めんどうな人は全部飛ばしてください。


22話『願』

90年代の地上波アニメで(ろむろむ的)5本の指に入る百合話がこれ。そして私の中のデビルマンレディー最終話もこれ(待。不動ジュンと、滝浦和美。すれ違っては傷ついて・・・そんなことばかりを繰り返していた二人の心がようやく繋がった瞬間が此処にはあります。例えそれが悲劇の始まりであったとしてても、私はその通じ合った瞬間を信じたいと思います。

敵ビーストに痛めつけられるジュンを見て、和美の中に眠っていたビースト因子が覚醒。翼を生やしたビースト和美は、倒れこむジュンを抱えて海辺へ逃げます。波打ち際で目を覚ましたジュンは、和美と全裸で水浴びををを

『私、ずっとジュンちゃんの傍に居ていいんだよね?だって私、もうジュンちゃんと同じだもん。やっと同じになれたんだもん』
『・・・いいよ。ずっと一緒にいよう』


煌く朝日の中でそっと手を繋ぎ抱き合うふたり。・・・もうね、ろむろむ感動の嵐で前が見えません。ずっと和美を、和美だけは巻き込みたくないと思って、だからこそ歯がゆい想いで和美と距離を置いてきたジュンと、ジュンに隠し事をして欲しくなくて、困っているなら力になりたくて、でもそれができずに悶々としていた和美。ビースト化してジュンと同じ身体になった和美は、ジュンと同じ場所に立てたことで、これで心からジュンを受け入れられると素直に喜ぶのです。ジュンもそんな和美の気持ちを受け入れ、ふたりは遂にお互いの心を交し合うのであります。

マネージャーも、昔の女(?)も、同業者の女も、研究員も、秘書も、アスカ蘭も、結局ジュンと和美の間に入り込むことは出来なかったのであります。ジュンは男女問わずモテまくる上に、その受け受けしさゆえきっぱり相手を切り捨てられないという難儀な性格のキャラなので、見ている私も、この22話まで冷や冷やしていたものです。しかし、本当に大切な人の存在を改めて自覚してからの、ふたりの清清しく吹っ切れた感じがとても素敵で×2・・・。観ていて、すんごく熱い気持ちになりました。

その後、二人は地下水道に逃げ込みます。途中、疲労から動けなくなってしまった和美をおんぶしてあげるジュン。ジュンに背負われて『私、重いよ?』といいつつ、幸せそうにその背中に顔をうずめ、『あったかいね、ジュンちゃんの背中』と、そのまま幸福な眠りにつく和美が鬼可愛すぎます。

しかし、和美を置いて一人で戦いに赴いたジュンは、敵の苛烈な攻撃によって窮地に立たされ、そのジュンを救おうとした和美は敵の手にかかり、儚い命を散らすのであります。

『私、もっと強くなるよ。強くなって、ジュンちゃんが背負ってるもの、少しでも軽くしてあげるんだ・・・』
朦朧とした意識の中で、和美はうわごとのようにぽつりぽつりと言葉を紡ぎます。和美の手を握り締めて、ジュンは必死に涙を堪えます。
『・・・私、ジュンちゃんと一緒の身体だよね?』
『・・・また一緒に戦おう?』

目も見えなくなった和美に、ジュンは最後の嘘をつき、和美はその言葉に幸福そうな笑顔を浮かべ、そっと目を閉じます。
『よかった』

NOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!
もう、毎回このシーン見るたびに死んでるんですけど私。『願』だけは(ビデオまで買って)飽きるほど観たっつーのに、毎回毎回私も和美と一緒に死んでます。和美は、デビルマンにおける牧村美樹のオマージュとして誕生したキャラなので、これは予測できた展開でしたが、こんなのあんまりじゃございませんかああ!!

ジュンは冷たくなった和美を背負って、二人で暮らしたマンションへ戻ります。
『和美・・・家に帰ったよ』
和美の白い顔にそっと手をかざすジュンの心に、一話で、和美が投げかけた言葉が響きます。
<私も早くジュンちゃんみたいになりたいよ。だってカッコいいじゃん>
『カッコよくなんて・・・ないよ?』

和美の名前を叫びながら泣き崩れるジュンの悲壮感が凄まじすぎます。岩男さんのとてつもない演技に、感動を通り越してまた死亡。幸福な百合とはほど遠いENDですけど、この1話は、ジュンと和美が1〜21話で積み重ねてきた思いやりと絆がようやくカタチになった、スペシャルな回であったことには間違い御座いません。

それと、めっちゃ話が横に逸れるんですけど、実はこの22話『願』の作画監督は、あの柳沢テツヤさんなのですよ。そう、あの『神無月の巫女』監督様でございます!!あの異様に気合の入った、ジュンちゃんと和美のハダカ抱擁シーンを、柳沢さんが手がけたかと思うと、なんか色んな意味で感動が(待。。

私の(妄想の)中では、悲恋百合に終わった本作を見た柳沢さんが、いつか必ず成就百合(?)アニメを作ろうと奮起されて、数年後、あのガールズラブ最高峰アニメが誕生した・・・ということになってます(誰か止めて。

だいぶ頭がイカレて参りましたが、とにかく90年代アニメで悲劇な良百合を挙げろと云われたら、KEYより美夕より、このデビルマンレディーを爆押ししたいと思います。儚い一瞬の邂逅を焼き付けて。



アニメ版EDがなかったので怖いPVで補完


<メルフォお返事>
>かな様
はじめまして☆こんばんはです!アニソンならず、百合レビューも気にかけていただいているようで、ありがとうございます!!桃華月憚でございますか!?主人公の桃華は、性別不詳→女という脳内設定で8話ぐらいまで観て、力尽きました(ヲイ。キャラデザは美しいですよね。オープニング主題歌も素敵だと思います。そういえば、声優さんが一部脚本を書いたとかで、話題になってもいましたね。ろむろむは、桃華月譚で百合を拾える気合が無くなってしまった根性なしなので、かなさんが最終回まで観られて、こ、これはやはり!!と思いましたら、またコッソリと教えてください(何。ではでは、メルフォありがとうございました!!またよろしくお願いします☆
  
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2007年08月15日

LOVELESS キャラクタードラマCD VOL.4(江夜&倭)

LOVELESS キャラクタードラマCD VOL.4 KOYA&YAMATO〜JOBLESS〜 (2006/8/25) フロンティアワークス

アニメ『LOVELESS』に登場するキャラ、ひとりひとりに焦点を当てたドラマCDの第四弾。今回は、LOVELESS生粋の百合カップル中野倭(かかずゆみ)坂上江夜(釘宮理恵)がメインです。

軟派で優しくて、ちょっと弱いところのある倭と、暗くて脆そうだけど、意外と芯の強い江夜のカップルには、激しくハマらせて頂きました。アニメにもちゃんと登場していて、これも嬉しかったですね。



風に吹き晒されながら、普通の生活に憧れる倭と江夜。生きていくのは大変だと考え込む江夜。二人は、過去のアルバイト経験を思い出す・・・。

会話から想像するに、気魯薀屮譽4巻第22話直後でしょう。22話は、立夏たちに破れたヤマコウが、ゼロという肩書きを棄て、ふたりで生きる決意をするという素敵回でしたね。。高河先生の百合モノを堪能できるという意味でも、4巻はエクセレントでした。

本作は過去の思い出話を絡めて、現在に繋げていくことで、痛覚を持たない“戦闘機”と“サクリファイス”として生まれた、倭と江夜が、いかにお互いを必要とし、(恋愛感情込みで)想いあっているかということがよくわかるCDドラマに仕上がっております。


怪我をしたことを渚先生に咎められ、げんなりする倭。
自立を目指して、バイトを提案するが、律先生に会話を聞かれてしまう。それとは関係なく『草灯クン・・・可愛い・・・』と呟き続ける律先生は、漫画よりもアニメよりも危なキモくてグー。


江夜と倭は、ふたりで生活できることを渚先生に証明する為に、バイトを探すことにする。能天気な倭に対して、あくまで真面目にバイトを探そうとする江夜。

*道路工事→力仕事を頑張る江夜と、あっけなくへばる倭が可愛い

*ファミレス→ここで突然ハイパー百合会話が。。

『ねえ、江夜・・・キスしていい?』
『うう・・・ここで?』
『だって、江夜ったら、可愛いんだもん。眼鏡とつけ耳が制服にぴったりで(甘い声)』
『倭こそ・・・似合ってるよ・・・』
『じゃあ』
『いいけど、誰かに見られたら』
『誰も見てないよ、ね?』
『・・・うん(ゴソゴソ←衣擦れの音)』


しかし、そこに立夏と清明がやってきてあっけなく中断。江夜も舌打ちしてたけど、こんなシーンで止められたら私も激しくフラストレーションががが(略。

江夜って、表面上は受け受けしくあるんですけど、心の中では結構積極性に溢れてて、そのギャップがイイです。明るく爽やかにエッチィ倭も、相変わらず魅力的ですけどね〜。


ガラの悪いオッサンに絡まれる倭。実はファミレスを乗っ取ろうとする悪党。そこに変装をした渚先生と律先生が様子を見にやってくる。嫌がらせを受ける江夜に腹を立てる渚先生。


なんか、いきなり超展開なんですけど・・・。ナイフと拳銃が乱舞してます。。立夏以外全く興味のない清明のプチ悪人ぶりと、律先生のお茶目鬼畜ぶりが目立りますなあ。ヤマコウを助ける渚先生に、彼女のゼロに向ける歪んだ愛を垣間見た気がしました。


ここで現在に戻ります。昔はバイトも何も上手くいかなかったけど、今度はきっと大丈夫。そういって、お互いを励ましあうふたりが健気で健気で・・・。

『一人で生きていくのは大変だろうけど、二人なら』
『うん・・・そうだね。二人一緒なら、きっと』


ピロートークみたいな、二人の密やかな会話にキュンキュンしました。

4巻22話のラストは、ヤマコウにとって希望に溢れたものでしたが、このドラマのラストも、その後のふたりがちゃんと二人で寄り添って生きていけることを再確認するような感じになっていて、個人的にはとても満足でした。

本編に出てくることはもうないかもしれませんけど、本当に好きなキャラだったので、こうやってサイドストーリーを聴くことが出来て良かったです。私は満足でしたが、CDドラマとして考えると全体の尺がちょっと短いかもしれません。ヤマコウ好きなら、間違いなくコレクトをおススメします。

キャストコメント
・渚先生・律先生・草灯・立夏・倭・江夜・兄貴・弟分・店長



*拍手お返事*
・8月9日の拍手×10の方、ありがとうございます!
・8月10日の拍手×1の方、ありがとうでございます!
・8月11日の拍手の方『奈落の花〜・・・』
始めまして。拍手有難うございます。そして、ああ、申し訳ありません。当サイトは、そういったことは一切やらないことを決めているのです。。妄想爆発レビューしかない当ブログでありますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

  
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2007年06月03日

『いにしえの運命/覚悟決めや!』<関羽&張飛>

『いにしえの運命』 (2007/5/30) メディアファクトリー
作詞:有森聡美 作曲&編曲:川口進
歌:関羽雲長(生天目仁美)

一騎当千キャラクターソング守護神Ver。1曲目は関羽雲長。2曲目は張飛益徳が歌います。

という訳で、公式『関さん→劉備LOVE×2ソング』がバラードソングとなって、満を持して登場!!劉備絶対至上主義の関さんに、劉備を語らせたらどれだけ凄いかということがよおおおおおくわかる作品に仕上がっております。

劉備へ寄せる想い(忠誠心&恋心)が、劉備を護るための無敵の力になる。劉備がいるから、自分はどこまでも強くなれる。つまり、関さんの劉備への気持ちは、永遠に回り続ける愛の大車輪!!どんな法則も運命もブチ破れるだけのエネルギーを持つ恋愛永久機関ってことですNE(壊!!

・・・と、思わず暴走してしまうぐらい、“関×劉”派にとって、激美味し過ぎる歌詞が満載でございました!

あなたの傍で、あなたと二人で生きていきたい。1800年前から続く絆を“いにしえの運命”と捉え、その運命を命がけで守ることを天に誓う関さんの気高さに惚れます。ガールズラブは『一緒に死んで、身も心も永遠』ってのもいいですけど、『一緒に生きて、心は永遠』の方がもっと素敵だな〜と思います。個人的に。



作詞は(いにしえ〜&覚悟〜ともに)スレイヤーズシリーズでも有名なベテランの有森聡美氏。有森さんは、歌詞だけを見るとイマイチに感じるのに、楽曲と歌が入った瞬間にすごい勢いでが吹き込まれていく・・・そんな不思議な魅力を持つ歌詞を作られる方だと思います。今までの有森作品を見てみても、作品やキャラの個性汲み取った歌詞を作ることに長けている方。という印象があります。

関羽役・生天目さんのこの曲に関するインタビューもグッジョブでした。

『関羽自身は自分の想いを表に出して言う人じゃないけど、心はこんなに熱いんだなぁ!という感じ』
『本当に劉備しか見てないんですよ。こんなに想っているのに、でも劉備にはあまり気付いてもらってない・・・(泣)。こんなに好きなんだぜ!と想いながら力強く歌いました。』


生天目さん・・・流石、流石・・・よくわかっていらっしゃる!!普段口に出さない分、心の中では様々な(恋愛)感情が煮えたぎり渦巻いている関さんのストレートな気持ちを、生天目さんもしっかり理解されていたのでございますね。

確かに鈍感劉備さんにはあまり関さんの想いは伝わってないですけど、アニメの11話でコーキンから関さんの告白(?)を又聞きした劉備は頬を赤く染めながら感涙していたので、ちょっとは関さんの気持ちも伝わったかもしれません。

ということで、聞く人が聞けば、関さんの超ラブソングっぷりにハートがウォーミングなこと請け合いなこの曲を、全国の百合ヲタにそ〜っとおススメしていきたいと思います。この前紹介した『硝子の花』も、『いにしえの運命』級に見事な関羽×劉備ソングでしたので合わせて聞いて欲しいです!

<余談>
一騎当千10巻で、覚醒して暴走する劉備を抱きしめて、張飛に自分の背中から(気功みたいな)大技を打つように叫ぶ関さんに電気ウナギ級に痺れました。ピンチにおいてこの表情!!これぞ劉備愛之真髄也!!!



11巻より、巻末4コマでモエモエ関さん発見。劉備にあなたの煩悩は何ですか?と聞かれ、そんなもんはないといいつつ、『本当は死ぬほど劉備LOVE(はぁと)』注釈される関さん。作者様万歳!!



*関さんのGL・・・じゃなくて、大活躍を見るなら7巻8巻から買うのがおススメ。こないだまでほとんど漫画読んでなかったのに、すごい勢いで購入読破してしまったろむろむでした。


『覚悟決めや!』
作詞:有森聡美 作曲:前澤寛之
歌:張飛益徳(茅原実里)

どうしよう・・・。このキャラソン、すっごく面白いんですけど。大阪弁元気キャラの張飛をそのまんま歌にしたらこうなった・・・という感じです。とにかく、すっごくノリノリ楽しそうに歌う茅原さんが、なんか突き抜けてていいですねえ。

『覚悟決めやぁぁぁぁ!!』『命無いでぇぇぇぇ!!』といった、サビラストフレーズの歌い上げっぷりも爽快。高音も低音も、感情を込めまくったイイ声で歌われているので、聞いていてスカッとします。

『劉備をイジメてええのはこの張飛様だけや』と言いながら、劉備を護るために、自分より強い相手にもいつも果敢に挑んでいく張さん。その張さんの溢れんばかりの漢気がギンギン伝わってきます。特に、熱く美しい張さんの心を“咲く花・散る花”に例えている2番目のサビ歌詞がグレイツです。

関さんとはまた違った形で劉備を思いやり、守り支える張さんの頼もしさが伝わる一品でございます。



*関連:一騎当千DD主題歌『HEART&SOUL』&『硝子の花』→レビュー  
Posted by romrom6656 at 19:37Comments(2)TrackBack(1)clip!