2008年10月13日

『DANZEN!ふたりはプリキュア』<五條真由美>

“ふたりはプリキュア”は、小さなお友達と、大きな(一部百合萌えの)お友達の間に、熱狂と旋風を巻き起こした一大ムーブメント東映変身少女アニメです。主人公は二人一組のタッグを組んで、地球と異世界を悪の存在から守るために戦います。しかも、喧嘩したり離れてたりしてどちらかが欠けていると、本来の力を発揮できず、苦戦を強いられる・・・という美味し過ぎる展開が多々あり、つまり一心同体のラヴラヴ状態でないと先に進めないという、素晴らしい作品でありました。殴る・蹴るなど激しい肉弾戦が繰り広げられたるバトルも見ものでしたね〜。*なぎさとほのかが本気で殴りあい、最後に涙を流して抱きしめ合うという感動的な百合シーンは劇場版マックスハート2*雪空のともだちで鑑賞することが出来るので、こちらもおススメです。

*以下、著しい百合妄想が繰り広げられていますので注意


さて、ふたりはプリキュアでは、主人公・美墨なぎさ雪城ほのかの熱い友情や固い信頼の積み重ねがじっくり取り上げられており、二人で力を合わせることが何よりも大切という描写が多くのシーンで見受けられます(わかりやすい例*ピンチのときや嬉しかったときや、必殺技発動時に固く手を繋ぐ等)。そしてそれは、主題歌の歌詞の中にも反映されているのであります。

1、DANZEN!ふたりはプリキュア(2004/03/24)マーベラス エンターテイメント

作詞:青木久美子 作曲:小杉保夫 編曲:佐藤直紀
歌:五條真由美

アニメ『ふたりはプリキュア』OP主題歌。題名もそのまんま。プリキュア(=なぎさとほのか)のことだけをトコトン語り尽くした主題歌ですね。

“お互いピンチを乗り越えるたび 強く近くなるね☆”(1番歌詞)
“真逆のキャラでもあい通じてる 夢を生きるチカラ☆”(3番歌詞)


同じ学校に通ってはいるけれど、ほとんど関わりあいの無かったなぎほの。1話目はほとんど無理やりの変身→戦闘で、全く自分と性格の違う相手を苦々しく思ってるっぽい部分もありました。その後、なぎさの直情的な部分とほのかの天然で強引な部分がぶつかって、8話では早くもプリキュア解消を言い出したりしますが(お互いの日記を盗み読みすることで)自分の悪い部分を反省し、お互いのことをもっと良く知りたいと和解します。

コレ以降、なぎさウジウジ→ほのか暴走→喧嘩→仲直りは一種のパターン化するのですが、8話を観た後だと、この一連のパターンはお互いを深く知り合うための通過儀礼っつーか、痴話げんかにしか見えませんでした。キャラや性格の違いなんて関係ない、相性よりも深い二人はすれ違って構わない〜という訳ですね(えー。そんなこんなで、友情(百合)関係崩壊の危機を乗り越えた後や、敵にめたくそに返り討ちに遭った後などに、二人の親密な関係は一気に進み、あまつさえ新必殺技まで開発されたりしちゃうのです。この辺りは“お互いピンチを〜”の歌詞どおりですね。

“your best my best 全力だから 友情 愛情 サイコー”

サビの歌詞“your best my best”って、つまり“貴方は最高、私の最高”って事ですかあああいい!?!パ、パーフェクトストオオオオムゥゥゥ(待!!!いやまあ、正しくは“貴方のベスト、私のベスト”でしょうけど、ここは意訳意訳ゥ(死!!歌詞には無いですけど、間奏で五條さんが“your best friend”って云ってるような気もしますし、なぎほのがお互いのことを褒めあってるということにしておきます。40話でなぎさが、ほのかと一緒の布団に入りながら『私、頼りないけど、ずっとほのかの傍にいるから―――』と告白・・・じゃなくて、揺らぐことない友情を誓っているシーンが思い出されました。

五條さんの声は、憧れの優しい大人のお姉さんって感じで、全体的に品の良さを感じますので、全国の良い子の耳にも好印象に聴こえる(?)んじゃないでしょうか。清く正しく真っ直ぐ・・・というか、爽やかでストレートな声質で『プリッキュアプリッキュア』と熱く連呼するギャップもいいです。

OPで、曲に合わせてなぎほのがクルクル飛び回っているのを観ていると、テンションも猛烈に盛り上がって参りますね〜。OPで、瓦礫の中に倒れこんでいるほのかをなぎさが渾身の力で引っ張るシーンや、『ふたりはプリキュアアアア』の歌詞が流れるシーンでまだ他人同士だったなぎほのがすれ違うシーンには、後々から見返しても胸に込み上げるものがあります。華があってゴージャスな曲調にも心くすぐられます。サビ→メロの繰り返しが3番まであるので、長く楽しめる曲(子供は長い曲の方が嬉しいかも?)になっていると思います。



2、ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!

同、ED主題歌。
歌の合間に『ウヴォオオオオオ!!』という男の叫び声が何度も繰り返し入ってくるんですけど、私にはこれがモー娘。のライブなどで必ず耳にするヲタのPPPHに聴こえて、聞く度に死にそうになります。という訳で、聴いても途中で止めてしまう曲なんですけど、五條さんの明るく優しげな歌声は健在で、OPとはまた違うスタイルの曲を楽しめます。夢いっぱいでテンションの高い歌詞も面白いですね〜。

余談ですが、ふたりはプリキュアのコミックス版は百合ヲタとしては必ず抑えておきたい重要物件です。スプラッシュスターの漫画版の方が超洗練された美麗絵になってますが、無印版のコミックスも相当萌えます。作者の上北ふたご先生は、双子の漫画家さんで、一部の百合ヲタの間では“神来た双子”とまで呼ばれている素晴らしい百合マジシャンであります(何。しかし、なかよしに掲載された大部分のエピソードが削られ、コミックに収録されているのはごく一部というおそろしいなかよし仕様になっているのが激ネック。。収録されていないエピソードの中にこそ、煌くばかりの百合ネタがあったのにね・・・。それはともかく、こちらも抑えておいて損はないかと思います!・・・え、プリキュア5?そんなもんは知らぬ存ぜぬ!!
  

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2008年08月17日

『MISSION(FUGA)』<angels>

『MISSION(FUGA)』<angels>(2004/2/25) エイベックス

アニメ“エリア88”OP主題歌。

J.S.バッハ作曲の“小フーガ ト短調 BWV578”アレンジ作品出だしの部分は、ワーグナーの“ワルキューレの騎行”に思えます。元々はオルガン演奏用に作られた鍵盤楽曲。1700年頃に作られた名曲が、2004年に大胆なサイバーアレンジを受けて(しかもアニソンとして)甦った模様です。

小フーガは、旋律の美しさが印象的な有名曲ですが、オルガン演奏などを聴くと、あまりにも雰囲気が荘厳すぎて、聴く人によっては心が不安にざわめくかもしれません。私は、どちらかというと“哀しげな曲”に聴こえるんですが、前奏を省いていきなり主旋律を持ってくるところに堂々とした、ワイルドなもの(?)を感じる人もいるでしょう。。小フーガは割とシンプルで馴染みやすい楽曲だと思うので、トランスとして構成しなおすのも、あまり無理がなかったのかな〜と思います。

この“MISSION(FUGA)”ですが、演奏はバイオリンデュオである"angels"が担当しています。『サイバートランスによる、クラシックのカバー』を試みた作品をたくさん発表してきた人たちのようです。ということで、スピード感溢れる鬼ヴァイオリンが小フーガの中を縦横無尽に飛び回りまくっているのですが、これがなかなかに良いのです。

こういう形の音楽って、巷ではクラシックトランス(クラシカルトランス)と呼ばれているみたいです。トランスって云うと、“ケミカルな怪しい薬を飲んでから聞くとサイコーにハイな気分になれる曲”って言う偏見が、私の中にずっとありましたけど、こうして改めて聞くと、なかなか興味深いものだな〜と思ったりします。むしろ、この既存のクラシック音楽をトランス編曲する・・・という試み自体が、面白いですね。

*あと、このCDはCCCDという恐ろしき負の遺産の時代に生まれたものですので、その辺気をつけておいたほうがいいです。ほんとコピーコントロールCDは死ねよって感じですね☆

<エリア88簡単あらすじ>
主人公・風間真は旅客機機長を目指していたが、フランスでの研修後、幼馴染で同僚の神崎悟の罠に嵌められ、内戦が続くアスラン王国の外人部隊・エリア88に入隊させられる。生きてエリア88から脱出するには、高額の違約金か契約が終わるまで生き延びるしか方法はない。真は神崎を憎しみ、婚約者のもとへ戻るという目的の為に戦闘機パイロットとして戦い続けることとなるが・・・。

OPアニメは、アニメーターが全気合全根性を注ぎ込んだかのような映像になっており“MISSION(FUGA)”とおそろしいほど相性が良いものに仕上がっております。これを見ると、本編への期待値はうなぎのぼりってなもんでしょう。・・・しかし、アニメ版エリア88の本編は、残念ながらいまひとつな感じでした。原作が結構陰鬱としたお話なので、重たくなるのはわかるんですが、重いばかりで物語展開がさっぱり面白くないというのは・・・。

加えてアニメにおける最も重要なシーンである“空中戦”で、トランス楽曲を使いまくるのはいかがなものかと強く思いました。OP主題歌に、クラシックトランスを使うこと自体には新鮮さを感じましたけど、空中戦の劇伴に軽やか過ぎるトランスを使ったりするのは、戦闘の迫力半減もいいとこです。当然のことながら、音楽というのは映画にしろアニメにしろ重要な役割を担っているものなので、この、なにか“斬新”の意味を取り違えているようなBGMには考えさせられてしまいました。



<余談>
で、何故に突然エリア88の主題歌を取り上げようかと思ったのかといいますと、こないだ単身『スカイ・クロラ』を鑑賞しに行ったからなのであります。原作未読・あらすじ未見の私としましては、緻密で壮大な超CG空中戦に圧倒されたり、細かなキャラの動きに魅せられたり、色々考えさせられましたけど、なんか見た後何故かすごく暗い気持ちになりましたね。。エリア88は僅かな希望が見え隠れする絶望的な世界で、希望を目指して戦い続ける生々しい人間の姿を描いてましたけど、なんかスカイ・クロラは始まりの地点からして違うところにありました。絶望の中の絶望の中の絶望の中で、果たして希望なんてものがあるのかどうかを鑑賞者に委ねているような気すらしました。しかしこの空中戦はほんとに魅入ってしまうぐらい凄いものでしたので、要チェックだと思います〜。



<拍手お返事>
>8月15日×1 ありがとうございます!
  
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2008年07月13日

『瞳の欠片/Nowhere』<FictionJunction YUUKA>

『瞳の欠片/Nowhere』(2004/5/8)ビクター
作詞・作曲・編曲:梶浦由記
歌:FictionJunction YUUKA

アニメ『MADLAX』OP主題歌&挿入歌。

何が何だかわからないうちに、スッゲー遠いところまで魂を持っていかれちゃう・・・。梶浦ワールド炸裂の超楽曲である本作ですが、ヲタ的な知名度なら、通称“ヤンマーニ”ことアニメ挿入歌『Nowhere』断トツでございましょうか?個人的には、哀愁漂うOP『瞳の欠片』の方がお気に入りなんですけどね。

1、瞳の欠片

最終話まで観てないとわかんないことなので言っちゃいますけど『私は貴方の欠片 貴方の胸へ帰りたいだけ』という、このサビ直前の歌詞は物語最大級の伏線ネタバレに当たります。いやー、まさか歌詞の中にこんな爆弾を埋めていくとは、さすが梶浦先生(と真下監督)。侮れませんね。ってか絶対気ィ付かNEEEE!!!他にも“閉じた本の中眠ってる 想い出という名のパンドラの宝石”など、12年より昔の記憶を完全になくしている少女、マーガレットのことを指しているような歌詞もあって、面白いです。

2番はじめのメロ歌詞“昨日散った花びらを惜しんで泣いた”などは、基本的に無感動・無感情なマドラックスが、他者との関わりの中で時折見せる、わずかな心の動きを例えたような気がしてなりません。

南里侑香さんの切なさ極まる歌いっぷりもたまりません。梶浦先生的には“泣き”の歌声とおっしゃるみたいですね。心の深い場所からしぼり出されたような、溢れる情感が、その声には込められているように思います。皮膚の下までゆっくりと染み込んで来る様な音の響きが、何とも言えず病み付きになるのでございます。南里さんの歌唱力の高さを改めて認識できる作品であります。



2、Nowhere

“Nowhere”について、梶浦先生は『この曲はMADLAXの世界を強く意識して作った曲です』と述べておられます。現にこの曲は、アニメの作中で主人公が人外級の乱闘おっぱじめる時には、BGMとして必ず使用されていましたし、まさに主人公・マドラックスの為だけにある(無敵な)イメージソングと云っても過言ではないでしょう。第一話で、飛行機から華麗に飛び降りるマドラックスに合わせてヤンマーニが流れ出したときは、思わず笑ってしまいましたが、思えばそのとき既に私は先生の術中に嵌っていたのかもしれません(マジか。

ちなみに“ヤンマーニ”というのは、“Nowhere”の前奏やバックに延々と流れている謎の女性コーラスが『ヤンマーニ』と云っているように聴こえる・・・という説から来ています。実際に何を云っているのかは未だに謎であり、梶浦先生もお好きなように解釈してくださいと言明を避けています。一度、ニュータイプ紙上であるスタッフが『あれは、ヤンマーイと言っている。関係者に聞いた』とかなんとか言い出してプチ騒動(?)になりましたが、それもその後否定され、真実は闇の中となってしまいました。まあ、私は別に何でもいいような気もするんですけど、それほどまでにこの曲に心を奪われた人がたくさんいるということなんでしょうね。

ヤンマーニに気をとられてしまいがちですが、南里さんのディープなボーカルはこちらでも絶好調。2:00〜からの多重ハモり圧巻の一言。特異なコーラス駆け抜けるようなボーカル。自由奔放でエキセントリックに見えつつも、それらを完璧に計算して作り上げた梶浦先生の手腕も見事と言う外ありません。

“貴方は私が何処にもいないと思ってる”

自分が何なのかわからない。何者なのかわからない。それは、マドラックスやマーガレットが自分自身に抱いていた不信感不安感です。しかし、貴方が瞳をそらさずに私を見て、私を認識して、私の名前を呼び、私を覚えてくれるなら、私は“そこにいる”ということを証明できるのです。存在の証明・・・がテーマの一つにあった(と思われる)本作に問いかけるような、一節だと思います。



<MADLAX簡単あらすじ>
国王派と、反政府ゲリラの衝突により、内戦状態が続くガザッソニカ王国。そこで暗躍する雇われエージェント“MADLAX”。見た目は、優しげな表情をした少女だが、強力無比な身体能力をその身に宿し、冷徹に依頼をこなすことで、その名をガザッソニカに知らしめていた。ところ変わって、平和な先進国ナフレスでお嬢様として暮らしていた少女、マーガレット・バートンは、ある時屋敷で赤い本を見つける。それは結果的に、12年より前の記憶をすべて失っていたマーガレットを突き動かすこととなる。そして、ふたりの少女の運命は、少しずつ絡み合ってゆくことになるのだが・・・。


ハードボイルドでSFで真下監督。・・・もう、この時点で誰にも止められない感じがゆんゆん致しますね。作品的には、NOIRよりも難解で、若干敷居が高いです。最後の方の展開はもう手がつけられなくないフライデー・マンデー状態になってましたが、それを含めて受け入れられる度量の広さが視聴者に求められると思います。私?私も、もう途中からかなりテキトーに(略。

百合的には、マドラックスを執拗に追い掛け回すこわいひと“リメルダ”とか、マーガレットお嬢様の為なら粉骨砕身なメイド“エリノア”といったキャラがポイントですね。ろむろむ的には、エリノアさんの私が必ずお嬢様を守る!ってな、一途さがSUGEEEEEツボでございました。

しかしエリノアファンとしてあの展開(24話、献心 -hearts-)だけはちょっともう、どおおおしよう・・・って感じで、アアアア。だって、最終回めでたく終わっても、マーガレットみたいなぼんやりした子がエリノアの支え無しにマジでやっていけるとは思えないんですもん。最高の百合忠誠の回としては、なかなか見ごたえがありましたが、釈然としないものが残りました。それはともかく、お嬢様のおはようからお休みまで暮らしを見つめ続け、最後にはお嬢様の本当の心を引き戻すことに成功したエリノアの想いだけは、まごう事なき真実の愛情であったと思います。



<メルフォお返事>
>東方関連拍手の方(すいません、こんな呼び方で)

どうもどうも!!こんばんはでございます。貴方のお陰でアレンジのレビューも書いちゃおうヒャッホウ!!ってな感じになりましたので、背中を押して下さったことに、改めて感謝いたします。そして、なななんと!!貴方もアリマリ派でございましたか!!いやー、偶然ですね〜。最近は、アリス絡みならはどれもこれも好き好き状態(末期)に陥ってる感じですが、やっぱり魔理沙とのCPが一番ツボです(次点霊夢)。私のあんな意味不明な同人レヌーでも、シンクロしていただける部分があったなら、幸いです。むしろホッとしました。あと、アレンジCD情報もありがとうございました。参考に致します!

あ、それからアドベント〜は、ろむろむちょっと本気出してゲットしちゃいました!!前後の話がさすがにわかりませんでしたけど、非常に美味しいラブラブパワーを堪能させていただきました(何!!ご紹介ありがとうございました!弱ってるくせに心配性なアリスと、それを必死に支えようと頑張る魔理沙の関係がすごく良かったです。

私も、アリマリファイアーな同志として(?)、貴方の本をいつかご拝見する日を楽しみに待っております。それでは、コメント、本当にありがとうございました。今後とも、当ブログをよろしくお願いいたします。
  
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2007年07月05日

『透明シェルター』<refio+霜月はるか>

『透明シェルター』(2004/11/25)メロウヘッド
作詞作曲:myu 編曲:refio
歌:霜月はるか

アニメ『ローゼンメイデン』ED主題歌。

とにかくこの曲は、サビの構成が楽曲・歌詞共に、ものすっごく印象的なのです。低く抑えたメロディから、徐々に音階を上げて突入するサビは、灰色の雲間からスッ差し込む光のようで、非常に美しく、歌詞もローゼンメイデンの世界観と同化するが如き神秘性に溢れています。

3度目のサビ(3:12〜)では、バイオリンの音色が伴奏に加わっていて、楽曲に典雅さを添えています。サントラの影響かもしれないですけど、ローゼンの世界(観)にバイオリンは必須な気が致します。

サビの歌詞にある“舞い上がる銀色の羽根”“甦る深紅のバラ”は、云うまでも無く一期最終話における水銀燈真紅のことを意味していると思います。EDロールで、曲がサビに入った瞬間に、真紅と背を向けた水銀燈のショットが入ることからも、それは明白でございましょう。

最終話で、主人公の真紅は、宿敵であり姉妹である水銀燈と激しい戦いを繰り広げます。水銀燈の攻撃により片腕を失い、一度は絶望の淵に立たされた真紅ですが、ジュンとの絆により再び立ち上がり辛くも水銀燈を自滅に追いやるのです。



つまり『透明シェルター』は、第一話のEDからして既に、最終話の結末を歌っていたということになります。ED主題歌の中に、最重要な伏線を隠し、それを提示しながら物語を進めていくなんて、面白いことをしてくれます。OPにしろ、EDにしろ“アニメソングはアニメ作品を構築する大切な要素”ということを、改めて教えられた気が致します。

最近また『廻る世界で』を狂ったように聴いているろむろむですが、やっぱり霜月さんの歌声は良いですねえええ!霜月さんの冬の空気のようにピンと張り詰めた透き通るような歌声が、この『透明シェルター』においても遺憾なく発揮されております。この霜月さんの凛とした声は、そのまま、真紅の気高い姿を表現しているようにも思えました。


2、『はちみつ』

題名だけを見て、どんな甘甘な曲が来るのかしらとか期待したら、ストレートに裏切られちゃいますのでご注意を。傷ついた身体を引きずりながら、記憶の向こうに沈んでいる、微かな希望に追い縋るような割と絶望的な曲です。・・・あのー、どう考えても歌詞と題名が乖離しすぎてるんですけど。。

とりあえず、この曲に対する私の中のイメージは、第一期における“水銀燈”その人でございます。水銀燈は、自分に命と身体を与えてくれたお父様(ローゼン)の存在を唯一の支えとし、その愛のためならば姉妹を傷つけることも、傷つけられることさえも厭わない、孤高の人形です。

“鏡の中 貴方は何処”

いつかその手に優しく抱かれる時まで、父の影を追い求め続ける彼女の孤独が、歌詞の至る所に散らばっているように思いました。


3、『モノクロセカイ』

実験作っぽい一品。3分33秒を僅かな歌詞謎コーラスで繋げています。“モノクロの世界”とは、“活動停止中のドールの世界”を、意味しているんでしょう。

永い眠りの間に、世界がモノクロに変質してしまったとしても、再びネジが巻かれれば、そのとき鮮やかな色がきっと世界に甦る・・・。そんなことを、ローゼンの世界に繋げながら、思い浮かべてみました。

refio(Myuさん)(*作詞・作編曲)と霜月はるかさん(*ボーカル)は、この曲で初のコラボレーションを行いました。その後、意気投合?したお二人は、『refio+霜月はるか』を改め、『kukui』という新しいユニットを立ち上げ今に至ります。






<拍手お返事>
>6月28日に拍手を下さった方

こんばんはです!!そして、お褒めの言葉ああああありがとうございますうう!!もうそんなコッソリと云わず、ズズイといらっしゃって下さいYO!大歓迎ですよ☆

というかもう、舞−HIME好きの方にお褒めの言葉をいただけるとは、更に喜びが倍々増しです。舞−HIME関連を狂ったようにレビューした甲斐があるってモノです。あなたもハッピーエンド推奨派なのですね!やっぱり舞−HIMEは、皆で笑顔ENDが一番しっくりくる作品じゃないかと勝手に思ったりしています。遥ちゃんとか脇役キャラにも、きちんと『その後』を描いてくれたり。そういう部分にも好感が持てますね〜。

コメント、本当にありがとうございました!!迷惑とかそんなん全くないんで、ほんとお気になさらず!!また気が向いたときに、遊びに来てやって下さい☆★☆

>7月1日&5日に拍手を下さった方
ありがとうございました。励みになりますです!
  
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2007年05月12日

『pastel pure』<ALI PROJECT>

『pastel pure』 (2004/8/25) フロンティアワークス

作詞:今野緒雪 作曲:片倉三起也 歌:ALI PROJECT

アニメ『マリア様がみてる』OP主題歌。

(あらすじ)
お嬢様学校『私立リリアン女学園』には先輩が後輩を(手取り足取り)指導する『姉妹(スール)システム』という制度が存在している。主人公は、リリアン女学園に通う、ごく普通のお嬢様・福沢祐巳。ふとしたきっかけで、超お嬢様・小笠原祥子姉妹の契りを結ぶように迫られ、困惑する祐巳だったが・・・!?個性的な友人や先輩に囲まれ、友情と友愛と愛情に揺れ動く少女達の青春群像劇がここに!!

マリア様がみてる・・・通称マリ見て。原作は今野緒雪氏のコバルト小説。世間的には『百合ブーム』の先駆けとして捕らえられているみたいです。

さて、この主題歌を担当しているのは、ドス黒ハード系から、ゴスゴス系、軍歌〜メルヘンなど幅広いジャンルを網羅し、その圧倒的な世界観が今や爆受け引っ張り凧。15年以上のキャリアは伊達じゃねえ僕らのALI PROJECTで御座います。

『清く・正しく・美しく』という、(一見現在のALI PROJECTとは対極にありそうな)マリみて世界基準を完璧に守っている楽曲&歌唱に、まずは注目してみましょう!

メロディはあくまで、美しく穏やかに。歌声は、幼子をそっと寝かしつける“子守唄”のように、どこまでも優しく。。この優美な旋律は、聴く人の心を深い愛で包み込むマリア様のお慈悲の如く・・・。

やー、私は中高とプロテスタント系の学校に通ってたんですけど、毎日、賛美歌を歌っていたあの頃を思い出してしまいました。それは『pastel pure』が、メロディに大きな抑揚を付けず、流れるように歌う“賛美歌的な形式”を持つ歌だからかもしれません。

リリアン女学園は『カトリック系学校』という設定がありますので(*だから聖母マリア信仰が強い)、そのことをしっかりと意識し、楽曲の中に見事なまでに反映させた片倉さんの手腕に乾杯×3。

そしてボーカル、宝野アリカ様の神々しさすら感じさせる歌声!
アリカ様は、『聖』『俗』、そして『清』『性』といった、あらゆる意味で相反するものをその内に秘め、飼いならしているアーティストだと思うのですが、今回はその中から『聖』と『清』のみを浮かび上がらせて歌唱に挑まれているように感じました。

それがどんなテーマであれ、求められているものに実直に答えることが出来るのは、ひとえにアリカ様の特異な才能があればこそであると思います。

肝心の歌詞もマリみてワールドが素晴らしく爆裂しております。原作者の今野氏が直々に作詞ということで、それも大いに納得。私は、一巻の6〜7ページ(プロローグ)をベースに、祐巳たちの成長を絡めているような歌詞・・・という印象的を受けました。

歌詞中の一人称は『私たち』となっているので、この曲の主人公は祐巳だとは限りません。由乃や志摩子など他キャラを当てはめても、違和感を感じさせない作りになっているのですねえ。

たとえ穏やかな日々に暗雲が立ち込めようとも、重い雲の上に青い空が広がっていることを知っている私たちなら、きっと乗り越えていくことが出来る・・・。だから胸を張って背すじを伸ばして歩いていこう・・・。

歌詞内容は大体こんな感じです。儚そうに見えて、その実結構たくましい『少女像』が描かれているように感じました。基本的にマリみては年中、何かにつけて少女達がもめまくってるような物語ですから、少女がたくましく成長するお話・・・という捕らえ方も、あながち間違いではないかと思います。。

その他、CDにはバージョン違いの3作品が収録されているので、簡単に紹介してみます。

1曲目『ボーカルバージョン』
宝野アリカ様の美しい歌唱をめいいっぱい感じ取れるver。

2曲目『ピアノ&ギターバージョン』
ピアノとギターで奏でられる演奏。全体の曲調に柔らかさがプラスされています。

3曲目『lyric reading by 福沢祐巳(植田佳奈)』
フルートを主旋律に置いた演奏をバックに、主人公・福沢祐巳が歌詞を音読しています。ポエム魂ここに極まれり。



実は・・・白状いたしますと、私はこの『マリア様がみてる』という作品から『百合』の雰囲気を感じたことはそんなにありません(えええー。友情百合、友愛百合・・・みたいなものなら、何となく感じるのですが、やっぱり『マリみて』はガールズラブとは根本的に何かが違う作品であるような気がします。聖様サイドストーリーの『白き花びら』は、確かにそれを目指した作品でありましたけど、だからといってマリみて本編がその流れを組んでいるようには思えません。

大人が聞いたら一笑に付して終わるような小さな事柄でも、思春期の少女にとっては『生きるか死ぬか』級の大問題!!・・・だったりするのはよくある事。小さな事件に胸を躍らせたり、落ち込んだり。ちょっとした行き違いで気まずくなった友達のことを考えて一日中悩んだり・・・。

マリみては、そうした少女達の一瞬の心の動き(輝き)を、『お嬢様学校のガールズライフ』という、フワフワとした非日常世界の中で精製し、書き留めた作品だと思うのです。(だからこそ、単純に『百合作品』と呼ぶことに違和感を覚えるのかもしれないです)

個人的に百合を感じないのはともかく、それでもマリみては、ヲタの持つ『(二次創作を)見たい・読みたい・書きたい』という三大欲を思いっきりかきたてる、不思議な魅力を備えた作品であるとも思います。

私も99年頃にマリみてを読み始めた頃、まず最初に起こした行動はマリ見ての絵やSSをネットサーフィンで探すことでした。その頃は10〜20件ぐらいのファンサイトがあったように思います。やっとの思いで見つけた“マリみて4コマ”や“聖蓉SS”を感動のあまりプリントアウトしまくったことも今となっては良き思い出です(何。

その後、2002年(前後)あたりで、大手ニュースサイトっぽいところに熱烈に取り上げられてから、知名度が突然急上昇。ファンサイトも爆発的に増え、あれよあれよという間にアニメ化(2004年)までされてしまいました。アニメは・・・アニメは・・・ですねぇ、残念ながらイマイチだったような気が致しました。。一期は目当ての『白き花びら』まで観続けるのが精一杯、二期は数話で挫折致しました。あの絵柄と、急展開っぷりが、なんとも。。



でも『白き花びら』は、結構丁寧に作られていて、聖×栞(+お姉さま&蓉子)などにモエモエすることができましたYO。動いて喋ってる栞を見るのは、なんだか感慨深いものがありました。

なんか長くなりましたけど、『マリみて』とは何かが少しでもお伝えすることが出来ましたでしょうか?機会があれば、小説を手にとって、花園の奥に閉ざされた少女の異世界を味わってみて下さい!





☆拍手レス☆
5月8日の拍手コメント下さった方
『昨日初めて来させて〜・・・』
あああ、ありがとうございます!!!そう云っていただけるだけで、嬉しさ満開、やる気爆発で御座います!!本当に!!最近百合系ばっかり取り上げてますけど、まだまだ色んなジャンルのアニソンレビューに挑戦していきたいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

5月7日と11日にたくさんの拍手して下さった方
本当にありがとうございます!読んでくださるだけでなく、たくさんの拍手まで!!一生懸命頑張りたいと思います☆
  
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2007年02月07日

遙か、君のもとへ… /flowin'〜浮雲〜

『遙か、君のもとへ…』 /『flowin'〜浮雲〜』 (2004/12/22) アニプレックス

アニメ『遥かなる時空の中で〜八葉抄〜』OP主題歌&ED主題歌。OPはまぁともかく、このEDですよ!!地味にいい曲発見しちゃった!って感じで、初めて聴いたときは嬉しくなってしまいました。ええ、ろむろむ的には断然『OP<ED』です。

『flowin'〜浮雲〜』
作詞:山口寛雄・加奈弓 作・編曲:山口寛雄
歌:セフル(浅川悠)・ラン(桑島法子)

『flowin'〜浮雲〜』は、浅川悠さん桑島法子さんのツインボーカルが主軸になっています。

って桑島法子さんんんんん!?!なんかムッチャ久しぶり感があるんですが。気のせいでしょうか?まあ『私らしく(byミスマルユリカ)』以来、キャラソンはあれどCD単発リリース等は少なかったですからね。

それはともかく、桑島さんの余計な力を全て削ぎ落としたような透明感のある声と、浅川さんの気合充分の力強いボーカルは、想像以上に上手く融合しており、この曲を実に味わい深い歌に仕上げていると思います。

『遥か〜』の世界を意識したと思われる、ちょっと和風な曲調(前奏・間奏)もなかなか乙なものです。メロからサビに向かう曲の盛り上げ方も、聴きやすく、耳に馴染みやすい感じで好感が持てますね。

アニメの『遥か〜』において、浅川さんは『セフル』という悪役少年キャラの声、桑島さんは『ラン』という(時と場合により)敵だったり味方だったりする少女キャラの声を当てております。

セフルとランは二人とも若干性格悪い・・・というか、捻くれ者ズ(?)っぽかったです。二人の性格を把握した上で歌詞を読んでみると、この曲はセフルとランのイメージソングではない・・・ように思えました。それよりは、『遥かなる時空の中で』の世界を主人公(元宮あかね)視点で追っている風に感じました。

どんなに離れていても、想い合う気持ちがあれば、いつかまた必ず巡り合う瞬間が来る。心に閉じ込めてしまった想いがあっても、その本当の気持ちに気付くことが出来たなら、もう一度心を繋ぎ合うことだって出来る。足踏みしていた過去の自分を脱ぎ捨て、一歩前へ進むその輝く瞬間の気持ちが、歌詞に込められているように思いました。

今ひとつ知名度のないアニメソングとは思いますが、『flowin'〜浮雲〜』は超おススメです。

さて、次はOP主題歌『遙か、君のもとへ…』について。

『遙か、君のもとへ…』
作詞:尾崎雪絵 作曲:a-bee
歌:森村天真(関智一)・イノリ(高橋直純)・流山詩紋(宮田幸季)

サイバーな打ち込みに、ノリノリの曲調。三人の声優さんが一曲をローテーションで歌いまわしています。

声優さんたちはキャラクターになりきった声で歌っているようなので、ソロパートは良いんですけど、3人でハモる部分などには、違和感のようなものを感じてしまいました。。各々の声の個性が、お互いをけん制し合っているようで、散漫な印象を与えているというか・・・。。仕方の無いことかもしれませんけどね。

歌詞は、八葉キャラの、主人公へのラブラブ愛ラブパワー爆発しております。お前ら、どんだけあかねが好きやねん!?って感じで、聴いてるほうが赤面しそうになります。こんなラブパワー×8人に晒されたら、流石のあかねも身がもたないと思います(何。

サビの歌詞なんかはもう、『遥かなる時空の中で』以外何者でもないわかりやすいワードが散りばめられまくっております。もう、この歌詞を読むだけで『遥かなる〜』がどういう作品なのかは一目瞭然だと思いますね。

最初から最後まで結構テンションが高い曲なので、イベントとかで歌うと会場が凄い勢いで盛り上がりそうだなと感じました。

【遥かなる時空の中で・簡単あらすじ】
プレステの恋愛シュミレーションが原作。平安時代風の異界に飛ばされた主人公(♀)が、龍神の巫女になり、巫女を守る8人のイケメンと恋に落ちたり、世救いをする話。KOEI版ふしぎ遊戯

肝心のアニメですけど、正直全然おもしろくなかったです。。キャラのエピソードが中途半端、話の流れが不自然、迫力の無いバトルシーン、無理のある心理描写。などなど。いやー、駄目でしょ、これは。

ということを、遥かヲタの友人に訴えると『アニメは忘れてゲームやれ。そして劇場版を見れ』とアドバイスされました。何やら劇場版は見事な出来らしく、古参のファンが『やっぱり一期の遥か〜は最高やね』と原点回帰するほどらしいです。ゲームはしないと思いますが、劇場版はそのうち見てみたいですね。





☆メルフォお返事☆
>もんが様
お久しぶりです!そしてコメントありがとうございましたあああ!!私のレビューは文章が長いだけで絶対数は少ないのですが、更新量をお褒め頂き嬉しく思います☆もんが様も爆れつソングは把握済みでしたか!OVAの主題歌も地味にイイですよね(マイナーですけど)!!
レビューを書いている時、たまにムガアアアとなる瞬間もありますが、それでもやっぱりアニソンが大好きなので、これからもコツコツとレビューを増やしていきたいなっと思います。もんが様の励ましのお言葉、心に染みました。本当にありがとうございました(泣!!
  
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2006年12月04日

超絶特急GO→tiara

『超絶特急GO→tiara』 (2004/7/22) サイトロン・デジタルコンテンツ

歌:tiaraway 作詞・作曲:志倉千代丸


早すぎたんだよ・・・tiarawayは・・・。

東に『やまなこ』あれば西に『ティアラウェー』あり。前回はやまなこをレビューしたので、今回はティアラウェーに突撃したいと思います。

『tiaraway』は声優の千葉紗子南里侑香が組んだ二人組みユニットです。シングル3枚、アルバム1枚、ライブ1回をやり終えて、活動終了・解散しました。2003〜2005年の短い活動期間でありながらも、二人のラブラブ仲良しっぷりにモエモエするコアなファン層を見事に開拓しました。その後、南里さんは梶浦由紀プロデュースの『FictionJunction YUUKA』で大爆発。おかげで南里さんが『tiaraway』で活動していたというイメージは荒野の彼方へ吹き飛んでいってしまいました。

『tiaraway』は、既にハッキリと『解散』しているユニットであり、最近は南里さんと千葉さんの活動範囲が徐々に離れつつあるので、再結成は・・・どうでしょうねえ。やまなこより可能性が低い気がします。南里さんは声優の外の世界に踏み出し、逆に千葉さんは声優業に専念する方向で活動していってますからね。

それだけに、舞HIMEや舞乙での共演は嬉しいものがありました。
アニメ『舞−HIME』では千葉さんが玖珂なつき南里さんが結城奈緒の役を担当し、tiarawayマニアを大いに湧かせました。なつきと奈緒は、舞HIMEでは蜘蛛緊縛というSMチックなバトルをこなし、舞乙では後半ずっとヒッチハイク二人旅してました。更にCDドラマ『ガルデローべ裏日誌2』でもtiarawayファンを乱舞させるようなドラマが・・・・・・(このレビューはまたいずれ後程)。

日々静留静留と狂ったように言ってますけど、実際なつき×奈緒も物凄く美味しいですよね!!声優個人を投影しても楽しめるから、2倍お得です☆まあ、ろむろむは番組終了後に改めてなつき×奈緒の美味しさに気付いたクチですけども。・・・2次創作って素晴らしいね(何。

という訳で、レビューにゴーティアラ!!

『超絶特急GO→tiara』

録音状態が微妙に悪いのに加え、歌唱力に不安定な部分があり聞いていてちょっと緊張します。特に千葉さんが危ういです。なんで!?千葉さんは、もっと上手いはずなのに!?しかし、この危なっかしさは逆にtiarawayの魅力とも云えるかもしれません。『あああ、この可愛くてキワどいハモりの二人を私が応援して支えてあげなきゃあああ』とか思っちゃったりして。・・・あ、これはハロプロを命がけで応援していた頃の私の脳内か・・・。

tiarawayは本人たちのラブラブ具合が最重要で、歌は+αの要素だった・・・というのは言い過ぎですが、この曲を聞いていると何だか考えさせられますねえ。。

曲自体は元気いっぱいで、若さがあちこちでピチピチはじけてます。いい具合に力の抜けた感じもフワフワしててなかなかいい感じです。同じ単語を何度もテンポよく繰り返すので、記憶には残りやすい曲だと思います。

『LOVE★微熱!?』

超絶特急よりも、ややメロディに重きを置いた感じの一曲です。
また南里さんと千葉さん各自の声とハモリっぷりも超絶より聴きやすくなっていると思います。音程ギリギリ・・・持ち直したかな!?・・・ああやっぱりギリギリ・・・という調子なので、これまた緊張感を持って聞くことができると思います。
歌詞は『ラブラブ大好きデートルンルン物語』で、正直読んでて恥ずかしいです。しかし南里×千葉の日曜日(だったらいいな)的な妄想で読むとこれ以上ないエネルギーに大変身するので、そういう妄想力を持って聴くことをおススメします。

CDジャケットにはほっぺたをオテモヤン風に赤く染めたお二人が、超絶特急用スーツ?を身につけりりしく並んでいる様子が写っています。つーか、ゆーかたんん!!南里さんが今よりちょっと丸っこくてかわいいんですよ!!すんごくプニプニしたいです!!・・・はい、プニプニできるのは千葉さんだけでしたね。ごめんなさい(謎。


・・・tiarawayは早すぎたんだと思います(再。
今の南里さんと、千葉さんならとんでもなく凄い名曲が生まれるかもしれません。だって『舞−HIMEボーカルアルバム』のお二人のソロ曲は滅茶苦茶良い出来なんですもん。声量もあるし、音程も完璧だし。。あ、できれば梶浦由記プロデュースのtiarawayがいいなあなんて(略。

tiaraway再結成・・・。無理だ夢だと思いながらも、僅かな希望を胸に眠るのが良いでしょう。あー、これやまなこの時も言ったような気が・・・。とにかくtiarawayというユニットがあったことをどうかみなさん忘れないでいて下さい。

  
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2006年11月16日

君が空だった<美郷あき>

『君が空だった』(2004/11/26) ランティス

歌:美郷あき 歌詞:美郷あき 作・編曲:飯塚昌明


アニメ『舞−HIME』ED主題歌。
*今もこれからも舞−HIME関連の話題はネタバレ満載で突っ走ってしまいますので、ご容赦ください。。

舞−HIMEというアニメは、前半はほのぼの学園異能力物語(ギャグ&微エロ含)って感じなんですが、後半はシリアス学園異能力物語(激バトル&バトルロイヤル含)に豹変する恐ろしいアニメです。

(舞−HIME後半のあらすじ)
HIMEと呼ばれる主人公たちは、自分に絶対服従のチャイルドという怪物を一匹だけ呼び出す力を持つ。はじめはその力を、敵と思われる化け物(人を襲う化け物)を退治するために使い、時には共闘もしていた主人公と仲間たちだが、チャイルドが死んだら自分の大切な人がこの世から消滅すること、制限期間内に12人のHIME達のうち最後に残った一人にあらゆる願いを叶えられる力が与えられること、最後の一人が決まらなかったら世界が大災厄におそわれること・・・等、様々な事実が明らかになるにつれて、徐々に疑心暗鬼に陥り、バラバラになってしまう。果たしてこの運命を変えることができるのか!?大切な人の命を賭けたそれぞれの戦いが、来るべき終幕に向かって動き出す。

・・・と、まあこういう感じですかね。
前半毎日べったり仲良しだった舞衣と命が本気で殺しあったり、後半はもう『ええええええ!?!?!』ってな展開がてんこ盛りでたいへん楽しませていただきました。

当然なつきを狂ったように愛するあまり、チャイルドどころか人間まで殺めようとしちゃう静留とか、強大なチャイルドで敵を薙ぎ倒し(*想いが強いほどチャイルドは強くなる)、勢いづいてなつきに寝込みウハホイしちゃう静留とか、なつきに拒絶されたショックで心が壊れちゃう静留とか、なつきに仲直りの(?)キスされてもう死んでもイイ状態になる静留とか、後半は藤乃静留(と玖我なつき)の素晴らしい活躍が思いっきり堪能できるので、その点からも要チェックであります。

さて、いつもながら激しく前置きが長いですが、このED主題歌『君が空だった』は、前半のほのぼの→後半の殺し合いを含めて、どの回のエンディングに流れても不自然さがなかった万能曲だったと思います。

例えばアニメなどで殺伐とした展開の直後に能天気なED曲が流れたりすると、概して激しい脱力に見舞われたり、時には怒りさえ覚えたりするものですが、このエンディング曲はどんな時でも舞−HIMEにぴったりな感じが致しました。どんなにキツくてヤバイ展開の回でも、最後にこの曲を聴くと『次回を落ち着いて待とう』という気になるから不思議なものです。

『君が空だった』。この題名を見てわかるように、君を空にたとえ、君に想いを馳せていた時代は既に遠い昔のことになっています。かつては隣に並んで歩いていたけれど、ずっと一緒に歩き続けることはできなかった、大切だった誰か。この曲は、そんな大切な誰かと過ごした美しい日々を振り返りながらも、自分の選んだ道を真っ直ぐ進んでいく決意をする“強さ”を謳った歌だと思います。

うーむ。いかにも『舞−HIMEの世界』という感じがしますね。
物語の後半で主人公の舞衣は『自分の気持ちを信じること』の大切さにやっと気付き、自分が何がしたいのか、何を守りたいのかをようやく自覚します。そして、自分の意思と力で未来を選び取るのです。平和で楽しかった日々を失い、傷つきながらも、その傷に自ら向き合い、乗り越えていった力強い舞衣の姿が、この曲の向こう側に見えるようです。

ちなみに美郷あきさんは、この『君が空だった』で歌手デビューしました。

美郷さんの公式ホームページによると、美郷さんはデビューの一年ほど前にお父さんを亡くされ、その出来事を含めた『自分の底深い部分の気持ち』をこの曲に込めて歌ったということです。美郷さん自身の“想いの強さ”も、この曲には込められているんでしょうね。

2. TOMORROW’S TRUE
明るくハイテンポなテンションでありつつも、歌詞は軽く思い悩み風。いつだって楽しく満ち足りた時間を保っていくことは難しいけれど、誰もが持つ『願い』の力でそうあるように気持ちを向けていくことは出来る。だから明日をより良く変えていこう!!な感じの曲。明るい曲に、ちょっと暗めの歌詞という組み合わせが気に入りました。



  
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2006年11月06日

Re-sublimity<KOTOKO>

『Re-sublimity』(2004/11/17)ジェネオン・エンタテイメント

歌:KOTOKO 歌詞:KOTOKO 作・編曲:高瀬一矢

2曲目『agony』
歌:KOTOKO 歌詞:KOTOKO 作・編曲:中沢伴行


アニメ『神無月の巫女』OP・ED主題歌収録。音楽製作集団『I've』所属の作曲家とボーカリストのタッグ。それまでKOTOKOさんの名前しか知らなかったろむろむにとっては、衝撃的だったCD。特にEDの『agony』が凄い。本気で痺れさせていただきました。以下ストーリー9分バレの勢い。今回筆滑りまくってます!!

まず、神無月の巫女は、ガールミーツガールの最高峰アニメです(断言。

だって、好き合った女の子が世界崩壊そっちのけで想いを遂げるんですよ(それも最高の形で)!!ガールミーツガールを主軸に置いて、それを最初から最後まで貫いた物語って、それまでアニメではほとんど見られなかったと思います。あっても、物語の一部とかサブ的なもので、最後はお別れ・・・みたいな展開がほとんどでした(そう考えると大運動会は良かったなあ、NOIRも割と←?)。

ろむろむにとって最終回の一話前(11話*剣の舞踏会)からの一週間は地獄のように長く、最終回(12話*神無月の巫女)では千歌音ちゃんとシンクロマジ泣き。11話のハァハァ切りから誰がこの奇跡の攻守逆転を想像したでしょう。

この最終回を見た後、神無月万歳と両手を天に突き上げたまま、ろむろむは3日ほど死にました。

姫子が好きで好きで、でも姫子の為に限界まで我慢して、姫子のために孤独な戦いに挑んで、姫子の為に、命もなんでも投げ出す勢いの千歌音ちゃんと、ソウマ君の好意に揺れながらも、最後には戸惑う自分の弱弱しさを振り払って、誰よりも千歌音ちゃんを好きな自分の気持ちを自覚し、千歌音ちゃんの全てを受け止める姫子。運命に抵抗する運命のふたり。

運命よりも世界よりも、想い通じ合う一瞬のために全てをかけた千歌音ちゃんと姫子の生き様が、この『神無月の巫女』という物語の中にぎゅぎゅっと収められているのであります。

また、神無月の巫女はセリフ一つ一つに無駄が無く、時に悶絶させてくれるようなセリフが混じっているのが素敵ですね。

千歌音『私ね、ずっと欲しかったの。私とあなたの二人だけの夜が。私があなたを奏でる永遠の夜が』

千歌音『貴女が好きなの。貴女の瞳が好き。春の銀河のように煌く瞳が、春の陽射しのような、優しい眼差しが好き。貴女の髪が好き。そよ風に閃くシルクのような さらさらの髪が好き。貴女の唇が好き。蜜のような口付けをくれる、せつない吐息を聴かせてくれる唇が好き。貴女の声が好き。高くて甘い、心に染み込む、澄みきった声が好き。貴女の身体が好き。抱きしめると折れてしまいそうな、華奢な腰が。薄くて、でも形のよい胸が。重ねた肌から伝わってくる、温もりが好き。でも、一番好きなのは、貴女の心。脆くて傷つきやすい。でもどこまでも純粋で美しい。決して誰も責めたりはしない。全てを許す優しさに満ちた魂が。好きよ。大好き。貴女の全てが愛おしくてたまらないの 』

↑上記のように告白しながら、ブンブン刀を振り回して姫子に迫る千歌音ちゃんは素敵です(*これが世に言う千歌音ちゃんの『ハァハァ切り』)。

姫子『姿も形も関係ない!私、千歌音ちゃんのこと絶対見つける!!絶対!絶対!!』

姫子『千歌音ちゃん、私のホント受け取って』(11話の次回予告より)

ろむろむはこうしたセリフだけでも即身成仏可能です。

(神無月の巫女超あらすじ)
世界を滅ぼす災厄『オロチ』の復活と、オロチを倒す鍵として運命の生を受けた陽の巫女(来栖川姫子)と月の巫女(姫宮千歌音)、そしてオロチを裏切り、姫子を守ろうとするオロチ(大神ソウマ)、この三者がもつれあった、運命と愛の物語。ロボットも出ます。物語が進むごとに、姫子と千歌音の関係がどんどんクローズアップされていくので、ソウマ君はあまり報われません。名作。



では、前置きが狂ったぐらい長くなりましたが、ここらで曲レビューをしたいと思います。では、何故に『agony』がろむろむ史に残る名曲となったのか。

,蹐爐蹐爐神無月の巫女というアニメを心から愛しているから
∨莢鵑箸鵑任發覆ぐきでagonyの曲が挿入されていたから
今まで千歌音ちゃんがどんな気持ちで姫子を想ってきたかがわかるから
ぃ隠河辰忙蠅襪泙任寮蕾硫擦舛磴鵑龍譴靴澆函■隠河辰派瓜劼砲茲辰峠个気譴薪え、そしてようやく二人がたどり着いた場所。神無月の巫女の全てがこの歌の中に収められているから
ザ覆琉貳嶌埜紊如∨榲にまばゆい光が世界に満ち溢れたように感じたから

まだまだ止まりませんが、大まかに分けるとこんな感じでしょうか。
kotokoさんも、もんのすごおおおおく神無月の巫女の世界を理解した歌いっぷりをしてくれてるんですよ。kotokoさんは、神無月の初期プロットを読んでこの曲(とリサブ)の作詞をされたらしいんですが、もうわかりすぎるぐらいわかっていらっしゃいますね。感情の込め方とかホント只者じゃないです。

歌詞は千歌音ちゃんが主役(視点)だと思います。姫子よりも早く、前世の記憶が蘇った千歌音ちゃん。あの時運命を受け入れてしまった自分に対する罪悪感と苦痛。それでももう一度会えた喜びに打ち震えてしまう。今度は輪廻の鎖を断ち切れるか、想いは叶うのか。全話に渡って悩み続ける千歌音ちゃんの姿が見えるようです。

というか、この歌詞で書かれているような『愛し方』とか『幸せ』って、思いっきりろむろむのツボなんですけど。一緒に歩いて、一緒に笑って泣いて生きていく、ただただ相手の幸せを祈る・・・こういう『愛』って大好きです。

3分6秒から最後までの歌詞は、『神無月の巫女』全12話の集大成です。例え二人で運命に呑まれてしまっても、わずかにでも触れ合った幸福な瞬間があれば、それでいい。そしてまた、いつかどこかで再び巡り合う時まで、二人で廻り続ける

か、感無量。

では、主題歌『Re−sublimity』に・・・。紹介順が逆かもしれませんが、ろむろむはアゴニーに精魂吸い取られているので仕方ないのです。

友人に聞かせた中では、アゴニーよりこのリサブの方が良いという意見が大半でした。確かにこの曲は神無月物語りの幕開けとしては、不足ない出来だと思います。神秘的ながら、不安を煽るような感じの曲の出だしにも、耳がググッと吸い付けられます。リサブは激しいサウンドに疾走感のある歌いっぷりで、アゴニーとは正反対のように見えますが、歌詞内容はアゴニーと大きくは変わりません。むしろこっちの歌詞にあるキーワードの方が、月』とか『太陽』とか入ってますし神無月的にはわかりやすいです。

リサブも、問答無用で千歌音ちゃんソングなので、アゴニーと併せて聞くと、更に千歌音ちゃんの姫子に対する秘めた激情が感じ取れて最高だと思います。

三曲目『suppuration-core-』

激しい打ち込みに加え、何を言っているかまるで聞き取れない一曲。サビの部分だけちょっと聞き取れます。しかしながら、実際歌詞を読むと、姫子ソングであること間違いなし。姫子が自らの優しさと弱さから、一歩踏み込めなかった千歌音ちゃんの心の中に、勇気を持って足を進める・・・ような感じですね。まさに『今までひとりぼっちにしててごめんね!』(最終話より/姫子)を体現した歌詞であるといえるでしょう。ふたりがどうしても口に出せなかった最後の一言。その言葉がお互いの耳に届いた時、すべての苦しみ、悲しみが幕を引き、ふたりはもう一度再生するのであります。

『神無月の巫女』はろむろむにとっては、名作中の名作認定なので、今回はレビューもかなり横に滑ってると思います。まあ、激しい思い入れの曲には、理性もふっとぶということでどうぞ、ご容赦ください。姫子と千歌音ちゃんは最高です。



  
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2006年10月28日

螺旋のプロローグ<清水愛>

『螺旋のプロローグ』
(2004/11/25)メロウヘッド

歌/清水愛 作詞/畑亜貴 作曲/片倉三起也


清水愛さんって歌も歌ってたんですね。あまり知らないのでちょっと悩んでたのですが、音楽製作・ALI PROJECT(片倉三起也)の表示を見た瞬間、購入を決定。
宝野アリカさんじゃない人が、片倉さんの曲を歌ったらどうなるのかな?という興味に押されました。

ジャケットは清水愛さんが可愛らしく座り込んでいる図。
よーく見ると、蜂とか蟻とかの絵がジャケットの至る所に混じりこんでいて、(清水愛によく似合う)フシギ世界系な雰囲気が、ほどよく醸し出されております。
あ、歌詞カードの中にも何匹か飛んでますね。

背表紙のカードの裏にツノの生えた清水さんの写真が入ってました。チクショウ・・・可愛いじゃねえか。

そして、曲の中身をじっくり堪能。しばらくして、ろむろむから一人ガッツポーズが飛び出しました(何。
いやー。これはまた、かなりの掘り出し物をゲットできたという感じです。

曲の出だしから、清水さんの歌が入るまでは、アリプロな曲調100%全開な感じで、もしかしたらこのまま宝野さんの歌が始まるんじゃないだろうか・・・などと思ってしまったのですが、これは杞憂でした。

清水さんは、清水さん自身の歌い方を大切にし、清水さんなりの解釈で片倉さんの曲を自分のモノにしていました。

すごく前のことですが、椎名林檎さんがともさかりえさんに『少女ロボット』という曲を提供したことがあります。しかし、ともさかさんの歌は椎名さんを意識し過ぎていて、椎名さんの歌を真似た新人さんみたいな感じになってしまっていました。その時『これなら椎名さんに歌って欲しいなあ』と何度も思ったことを覚えています。

もしも、清水さんが宝野さんを意識し過ぎていたなら、きっとろむろむはまた『これなら宝野さんに歌って欲しいなあ』とか云ってしまっていたでしょう。
ですが、清水さんは片倉さんの幻想的な曲の上で、清水さんにしか作れないような無垢で儚げな少女像を見事に体現していたように思います。

更に、この歌詞にも魅了されまくりのろむろむ・・・。

常々思うんですが、この作詞家さん(畑亜貴さん)が表現する『少女性』の幅はどれだけ広いんでしょう。可愛いさ、美しさ、儚さ、脆さ、力強さ、危うさ・・・。畑さんの作詞作品には、子供と大人の境目をゆらめく少女の心情をテーマとしたしたものが多くあります。それらはどれも素晴らしいものばかりで、ろむろむの心をガッチリ捉えて離しません。

たまに理解の範疇を超えた歌詞もありますが、それにも感嘆してしまうほど、ろむろむは畑亜貴さんのファンになってしまっているみたいです。ぬはー。
畑さん作品はこれから多めにレビューしていく可能性大かも。

カップリング『天に降る雨』
編曲は『透明シェルター』で霜月はるかさんと組んでいたrefioさんです。
作曲も同じく『透明シェルター』を作曲されたmyuさんという方です。
透明シェルターを知っている人なら、この夢見るような旋律の雰囲気が何となく伝わるかと思います。ああー、遠い世界に身体が持っていかれ・・・スヤスヤ(安眠)・・・。


・・・で、定価1800円でなんか高いなとレジで思ってたら、なんとDVD付いてました(確かめろよ。

DVD内容→『螺旋のプロローグ』のPV。全身パンツ一枚で体中を真っ白に塗った野郎どもがクネクネ踊る真ん中で、眼球一つ動かさず、人形のように固まって歌う清水愛。三角座りのまま水の中(CG?)を高速移動する清水愛。マネキンの顔の部分に、自身の顔を映写される清水愛。野郎ども乱舞のまま映像終了。

・・・・・・・・・。

ちょっとこのPV作った人出てきてくださーい。。
いや、清水さんはものすごく可愛く撮れてると思いますよ(っていうか清水さんの無表情って可愛い。

じゃなくて、白い男が気持ち悪すぎて仕方がないんですけど!!周りがキモい分、清水さんの可愛さは引き立つかもしれないですけど、いいんですか?これ??

好きで好きで触りたくて手を伸ばすけど、絶対触らずに(触れずに)、崇拝対象の周りをくるくる廻る人たち。周りに何かが蠢いていることに気が付いているけど、アウトオブ眼中。完全シカトの崇拝対象。

・・・こ、これってもしやアイドルオタクとアイドルの関係を表現してるとか?ま、まさか??『清水愛=崇拝対象=アイドル』『清水愛オタ=白ずくめの男=アイドルオタク』の式が成立しているのかしら!?!

いやー、元ハロプロオタとしても身につまされる話ですね(死。
上記全てろむろむの妄想解釈ですけど、正直それが一番しっくりくるような気もします。

ほんと、もうちょっとなんとかならんかったのでしょうかね。このPV。。

*追伸・・・清水さんのインタビューを読んだら、あの白塗り軍団は監督曰く『白い精霊が誘惑してきてる』イメージだそうです。わかんねええええ!!!

  
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2006年10月17日

Like an angel/雨の日に恋をした<石川知亜紀>

『Like an angel/雨の日に恋をした』石川知亜紀
(エイベックス/2004・2・4/CCCD)

歌・作詩・作曲/石川知亜紀

1、Like an angel
2、雨の日に恋をした
3、春

アニメ・高橋留美子劇場『人魚の森』のOP主題歌。

オープニングが始まった瞬間、目も耳もテレビにクギ付けになってしまいました。幸いビデオに取っていたので、その後何度もリピートリピート。『歌っている石川知亜紀さんって誰なんだろう・・・すごい新人さんが出てきたんじゃないだろうか』などと一人、ワクワクしてたのですが、実は石川知亜紀さんはあの有名なSee-Sowのボーカルだったのでありました。いやー、See-Sowの曲は結構知ってたんですが、この曲は全く印象が違ったので本当に気がつきませんでした。石川知亜紀さんのソロとしてのファーストシングルらしいですね。

ちなみにアニメOP版では、一番最初にサビの1小節が入っています。

ノスタルジックなメロディに柔らかで優しい声。
なんだか石川さんの声にそのまま包まれていってしまいそうで、実に心地よいです。


☆『人魚の森』という作品について。
ふとしたきっかけで人魚の肉を食べた主人公は、それによって不老不死の身体を得てしまう。死ぬ方法が無い訳ではないが、普通の人間のように生き、老いて死にたいと望む主人公は、元の人間に戻る方法を探す為、長い時間を旅することになる。
戦国時代(?)〜現代の日本をずっとさ迷う主人公は、様々な人との出会いと別れを繰り返し、それでもずっと生き続ける。ある時、自分と同じ境遇の不老不死の少女を助け・・・。


不老不死になってもあんまりいい事はない。むしろ、辛くて苦しくて、何より寂しいことだ。誰よりもそのことを理解しつつ、それでも真っ直ぐ進もうとする主人公はとても眩しいです。もちろんそれは『Like an angel』の歌詞にも反映されています。

限りない時間を生きるしかない主人公だが、決して「今、生きている時間」を無駄にしてはいません。そして、Like an angelとは、おそらく主人公と出会う不老不死の少女のことだと思います。少女との出会いは、孤独な旅を続けてきた主人公にとっての希望になるのです。もちろん少女にとっても。なぜなら、これからは理解しあえる人と歩いていくことができるから。

若干ろむろむの妄想解説が入っていますが、原作と歌詞は実に上手い具合に融合しています。あと、興味がありましたら、漫画も実際読んで欲しいです。終わりがちょっと「えっ?」っていう感じですが。。妖怪ものというか、伝奇もの+αを書いたらほんとうに高橋留美子先生は飛びぬけてます。

2、雨の日に恋をした
これはちょっとSee-Sowっぽい雰囲気かな。
恋愛映画を揶揄した歌詞がいくつか出てきますが、この曲自体が恋愛映画そのものっぽい感じがします。単館上映している古い名作映画みたいな印象です。

3、春
ディキダンディキディディディダン ディキダンディキディディディダン
謎のコーラスが印象的過ぎる感はありますが、石川さんの声はスッと入ってきました。感受性の強い女の子が休日の午後にソファーに寝転がりながらとりとめのないことを考えているみたいな印象です。



  
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