2010年04月21日

とある科学の超電磁砲 アーカイブス1 (ドラマCD&キャラソン)

とある科学の超電磁砲 アーカイブス1 (2010/3/26) ジェネオン・ユニバーサル

(*注:管理人の百合眼鏡にかかればどんな作品も百合色120%です)

1、オーディオドラマ・1stパート(20分)

美琴・黒子・初春・佐天さんの四人による、パジャマパーティ(IN佐天ハウス)の模様をコッソリ覗き見ているような(変態的な)錯覚を覚えます。



ハイテンションなやり取りがポンポンポンポン飛び出しまくってますが、特に黒子のしゃべくりがマジSUGEEEEんですけど・・・。ってか、この話マジで黒子の演技力でもってる勢いですな。黒子の声は最初違和感を持った人も多そうですが、今やスレイヤーズにおけるアメリアみたいなもんで(わかりにくい例え)、もうこの人じゃないとしっくりこない感覚がしますな。

さて、黒子は凄くわかりやすい変態後輩百合キャラなんですが、そのブッチギリさは今回も群を抜いています。

『えーと、じゃあ御坂さんにはどんな人がふさわしいと思います?』
『論ずるまでもなく、それはこのわたくしですの』
『白井さん、知ってるとは思いますが、日本では女性同士の結婚は認められていませんよ?』
『ふっふっふぃ・・・初春、わたくしが何のために学園都市で能力を磨いていると思って?日々のわたくしの鍛錬はすべてこれ!!お姉さまと戸籍上、名実共に夫婦ゥ・・・♪』


少し抜き出しただけでわかる電波ぶり・・・流石です。中学生にしてこれとは、将来有望ですね。

(以下、個人的萌えポイント)
*佐天さんの散らかった部屋を、甲斐甲斐しく片付けたのは初春。
*黒子のデジカメには、美琴のあんな写真やこんな動画が大量に・・・。
*佐天さんのメイド服を強引に脱がせようとする初春と美琴に焦る佐天さん『ぅ初春どこ触ってんの!?御坂さんも、ソコ関係ないです!!』

しかし、佐天さんの巻き込まれっぷりはドラマでも健在ですな。この人は何か事件を呼び寄せる能力でも持っているのでしょうか?色々合ってメイド喫茶で働くことになった佐天さんですが、前途多難な予感がプンプンと・・・。

2、超電磁少女Days(ガーリーデイズ)
歌:御坂美琴(佐藤利奈) 歌詞:くまのきよみ 作編曲:大久保薫

明快なアッパー系キャラソン。佐藤利奈さんって、割りと電波曲が似合うイメージなんですけど(って、それは田中ぷにえか)。いたって真面目に歌われています。佐藤さんはけっこう繊細な歌声をされているので、歌もどこか優しい雰囲気が出てるような気がします。歌詞も“電撃の波 憂鬱をつらぬいて またたく光 青空を呼ぶ”“コインが この手のひらで 動き出す瞬間を狙っている”など、この上なく美琴全開です。

3、オーディオドラマ・2ndパート(16分位)

『佐天さんはいつも、私のスカートめくりますけど・・・へええ〜・・・佐天さんはそんなパンツはいてたんですねえ〜!!』

初春のいたずらっぽい口調がナイス。
1stパートの伏線の回収パートとなっております。

4、ですのっ! White & Black
歌:白井黒子 (新井里美) 歌詞:くまのきよみ 作編曲:渡辺剛

しょっぱなのメロディ&歌声&雰囲気のゆんゆんぶりに頭を抱えそうになりますが、ここで投げ出してはいけません。なんでかわからんのですが、この歌はサビが超カッコいいのです。しかも、サビだけは歌い方までかわってるんですけど・・・。とりあえず、大切なのはサビに至るまで聞き続ける忍耐です。黒子への愛があるなら・・・いえ、黒子の美琴への愛を信じるなら、何もいわずに最後まで聞くことをおススメします。


“存じていますわ 照れ屋さんですのね つれないくらいが そそるのです”
“逢えることなきベーゼの誘惑に いやがる素振りも 絵になります”


この“黒子→美琴”節が炸裂する、百合MAXな歌詞もポイント高いです。個人的に好きなのは2番サビのラスト歌詞ですね。

“シロ?クロ?もう決まってる わたしはここにいます、と 大声で叫んだ”

この歌詞を聞いたときに『とある魔術の禁書目録』8巻の終章ラストの黒子の台詞と思い出しましたね。美琴が安心して帰ってこれる場所、普通に笑っていられる場所を守っていきたい。そして、そこで待っている自分を知っていて欲しいという、黒子の純粋な気持ちが込められてるような妄想ができました(何。

【関連レビュー】
☆アニメOP主題歌『only my railgun』<fripSide>

  

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2009年09月26日

『坂本真綾 IDS! 2009 FC LIVE TOUR 〜1/TEAM IDS!〜』(大阪)

昨日は友人に誘い込まれ、坂本真綾さんのファンクラブライブに行ってきました。席は真ん中より少し後ろでしたが、目の前が通路だったので見やすかったです(真綾さんの表情までしっかり見えました)。Zepp大阪とか久しぶりだなあ〜。

アルバムは、夕凪LOOPまでしか聞いたことなかったので若干不安だったのですが、いやああー、これは行ってよかったです。今回、生まれて初めて真綾さんを生で拝見したのですが、うっひょおおおお可愛いイイイイぜええええってか、喋ってる仕草雰囲気とかマジ萌えるうううううってか、健康的な二の腕最高オオオオオってか、歌うめえええええエエエ・・・とかなんとか、彼女を彩る(?)色んな言葉が私の脳髄を駆け巡りました。ぶっちゃけ半分以上わからなかったけど、いいの!!気持ちがあれば(何!!

キーボード・パーカッション・ギター・チェロからなる生バンド編成ってのも素敵でしたねえ。ライブなのに、CDを越える見事な歌唱を披露されており、真綾たんの底知れなさをマジマジと堪能することができました。

とりあえず、天空のエスカフローネの主題歌“約束はいらない”を、フルで聴けたことに超・感・動でしたな。同時に90年代の色んな(ヲタク的)思い出まで次々と浮かんできて、ちょっと意識が遠くなりかけましたが・・・。いやー、まさかこの曲を聴くことが出来るなんて思ってもみなかったので嬉しかったですね☆

今回のライブは、事前にファンの人たちから“坂本さんの楽曲に対する思い出のエピソード”を応募してもらい、その中からエピソード文章を紹介しつつ歌っていく・・・という感じの構成になっていました。いやー、みんないいこと書くねー。つーか、真剣なファンの人の、坂本さんに対する想いって、本当に凄いですね。なんかもう人生の一部に坂本さんの曲が在るんですね。私もレビューとか色々書いてるけど、いつも突き放した感じでやってるので、こういうのを聞くと、みんな愛に溢れてるなぁと、素直に感心してしまいました。

真綾たんの歌声を堪能できたステッキィな時間に感謝。  
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2008年09月28日

ALI project TOUR 2008 『禁書発禁』<ライブレポ9/25>

ALI project TOUR 2008 『禁書発禁』<ライブレポートin大阪なんばHatch>

という訳で、遂にやって参りました!!アリプロジェクトライブのお時間です!!この大阪の地でアリカ様がどのような伝説を作られてゆくのかをこの目に余すところ無く刻み込むため仕事を超早めに切り上げて光の速さで馳せ参じました。しかし、私が着いた頃には既に、なんばHatchのだだっぴろい門前に、ずらああああっ蟻の行列のようなものが出来上がっておりました。よくわからないけど、とりあえずその最後尾に並びつつ、周囲を観察。。

フリルワンピースや、ケープ付きドレス、セパレートなゴシック長袖シャツ、厚底ベルトシューズ・・・etc。黒やら白やらピンクやら、凄く気合の入ったゴスロリ服に身を包んだ女の子達がキャッキャしていて、可愛いなあ〜と和んでみたり。私は無理やり今日のライブに誘った友人に『めっちゃ普通やん!?何それ、何その服!!』と、後で死ぬほど責め立てられてましたが。。両手にゴシックな銀指輪をたくさんはめて、ややゴスなスカートをはいて、できるだけソレっぽくしたつもりでしが・・・甘かったようです。つーかコレ、周りが凄すぎるんでは!?

まあ、とにかくこの待ち時間で、アリカ信者としてのテンションがじわじわと上がっていくのでありますね〜。私のすぐ後ろには学校帰りっぽい女子高生2人組が制服のまま並んでましたが『もうすぐギアス終わっちゃうね〜』とかシミジミ語ったりしてて、ちょっと微笑ましかったです。

さて、私のチケットは結構番号が若くて、思ってたよりも早く会場入りが出来ました。そして気付けば、1階の5列目真ん中やや左というなかなかの良立ち見ポイントを陣取ってました。ここここからは、5〜6M先アリカ様のご尊顔を拝めるのでございますハアハア。周囲はすべて女の子でホッとしました(何となく。男の観客は割りと少なかったんですけど、少ないながらも激ヲタみたいな人たちが混じってたので・・・。ついでにここって2階席があるんですけど、何気に2階席もいいんじゃね?って感じでした。余裕を持って観たい人にはおススメか
もですね。

で、今回のライブの総括としては、アリカ様のサービス精神の旺盛さにばんばんざーい!!って感じでしたね。そんなに昔のアリプロを知らないという人や、最近のアニメを観てファンになった・・・というようなライトなファン層が楽しめるような曲構成になっておりました。ライトなファンは、アニメ主題歌などは良く知ってても、アルバムにはなかなか手を出さないものだと思いますし、そういうアリプロ初心者の人たちの為に、アリプロは敷居を下げてライブをやってくれてるんだなぁ〜と、その心遣いに非常に感嘆しました。あとは禁書発禁しっかり聴いて予習をしとけば、もはや完璧にライブへゾッコンのめり込めるってもんです。ノリのいい曲だと小さく身体が動いたりしましたけど、基本は食い入るように見つめて仁王立ちでした。横の女の子は神様にお祈りするみたいに両手を固く握り締めてたり・・・煌いた目で熱視線を贈る子がたくさんいましたね〜。

そして、あああ、やっぱりアリカ様のトークの面白さは異常。。静かに語る系のトークなんですけど、毒吐いたり、時事ネタに突っ込んだり、曲を真面目に語ったり、語らなかったり。3回に1回笑いのツボを押されるというか・・・アリカ様のそういう所も素敵ですううう。

にこにこ顔が印象的だった片倉さん、狂ったようにバイオリンを弾きまくる奏者の方(2名)、色気爆発ドラァグクイーンのお姉さま(オリーブさん&インガさん)、そして我らのアリカ様。この6名で今回のライブは進んでゆきます。白いスモークの向こうからゆらりと現れたアリカ様の姿に会場が黄色い歓声で埋め尽くされ、そして会場は夢の彼方へと・・・。

1、わが蟖たし悪の華
最初と最後に、ファンがよく親しんでそうな曲をガツーンともってくる所が、アリカ様の思いやり溢れるところだと思います。という訳で、おなじみコードギアスR2のED主題歌。ダイナミックに畳み掛けてくるような前奏が流れ出した瞬間、会場のテンションは一気に急上昇でございます!曲が終わると間髪入れずに亡國〜が流れ出してきて、この瞬間、アリカ様は間違いなく私達を殺しにかかってきてる・・・と確信いたしました。

2、亡國覚醒カタルシス
か、格好良すぎる・・・。アリカ様の美しく圧倒的な歌声が、息つく間もなく私達を押し潰してゆきます。。いつだったか、軍服姿でこの曲を歌ってくれたこともありましたね〜。今回の服装は爆ゴージャスなドレスでしたが、歌と相まってアリカ様のカリスマパワーが3かける3の3乗ぐらいグレードアップしていたような気がします。

3、黙示録前戯
4、眠れる豹
5、血の断章
6、アラ皮
7、北京LOVERS
8、月夜のピエレット(インスト)


9、暗黒サイケデリック
この曲、やっぱり好きですわああああ。楽曲のノリも面白いですす、何よりアリカ様がいたずらっぽく語りかけてくるような歌詞がたまりせん。つーか、この歌詞はアリカ様に云われないとと説得力がないですよね。“嫌われて疎まれてそれで世界が終わるわけじゃなし”とか、ここまでキッパリ云ってもらえるとスッキリしますわ。

10、ヘテロ失楽園
究極のエコとは何か?アリカ様のぶっ飛んだ回答が直後のMCで明らかに・・・。

11、神風
ここから“大和(ヤマト)ソング”2連発!!やっぱり神風がギアスR2のED候補だったんでしょうかね?愛する人、愛する国を守るためいざ進まん!!と、“日出ずる処 目覚めし者ら”=“日本人”の心を高らかに鼓舞してくれる作品ですね。特攻隊をイメージして歌詞を作った訳ではないそうですが<大切なものを守る為に戦う>という意思を謳った曲なので、何処かしら繋がる部分もあるのかもですね。ルルーシュのEDでも全く違和感の無い、非常に凛々しく格好良い楽曲だと思います。

12、勇侠青春謳
13、薨


14、聖少女領域
ご存知、ローゼンメイデントロイメントOP主題歌。夢見がちな言葉を次から次へと並べながら“白馬の王子様なんて信じてる訳じゃない”と最後に切り捨てるようなオチを付ける歌詞が好きです。優雅で力強いバイオリンの演奏が際立つ曲です。ローゼン麻生閣下のネタを直前のMCで振りつつ『では、麻生閣下の顔は思い浮かべないようにして聴いてください』みたいなことを言い放つお茶目なアリカ様・・・流石です。。

15、雪華懺悔心中

<アンコール>

16、禁書

17、跪いて足をお嘗め
“禁書発禁”のジャケット写真と同じ、エセ秘書姿に変身したアリカ様がご登場おおおおおお!!!!ドラァグクイーンの方々も同じ秘書コスで現れたと思ったら、その真ん中でビュンビュンをふるいつつ“ひぃぃざまずううぅぅいて足ををお嘗めよぉぉ聖なる足ぃぃぃい”ですよ!!何なんですかコレ!!ビバ★カオス異空間!!いやー、しかし(よく見ると結構いかつい)ドラァグの方に挟まれると、アリカ様の可憐さが際立ちますね。遠近法っつーか、目の錯覚(?)かもしれませんが、アリカ様ってこんなに華奢だったんだ・・・と、改めて感慨深く思いました。

18、未來のイヴ
ラストはアベンジャァです。これは超有名曲ですから、には持って来いですね〜!今まで何度かお目にかかりましたけど、この曲は振り付けが可愛いのです。手をロボットみたいに前後させたり、足を小さく屈伸させて、クルクル腕を回したりとか、お人形さんみたいで素敵です。ドラァグのお二方も、ここぞとばかりに妖艶な視線を飛ばしまくってて見応えがありました。愉悦に任せ楽しく狂ってるような退廃歌詞と、心をかき乱す妖しいサウンド、華やかで甘美な歌声、踊りという表現で魅せる世界。アリカ様によって、私達が引き込まれた非日常的な憧れと夢想の空間は、この曲を持って再び眠りに着くのでありました。

楽しかった!!  
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2008年07月24日

『LOVELESS VOL.6』

『LOVELESS VOL.6』 (2007/12/21) コミックゼロサムCDコレクション

高河ゆん原作の漫画『LOVELESS』コミック3巻11話〜をドラマCD化したものです。言葉(スペル)になる世界で、戦闘機サクリファイスと呼ばれる人間が二人一組でタッグを組み戦う・・・という物語なんですが、この漫画には、敵キャラながら見事な百合っぷりを発揮して下さったキャラたちが居ましたので、改めて紹介してみたいと思います。

女子高生の坂上江夜(サカガミコウヤ)中野倭(ナカノヤマト)は、人工的に作られた戦闘機とサクリファイスという関係ですが、それ以上にお互いを唯一無二の存在であると考え、愛し合っています。人工的に作られた二人は“ゼロ”と呼ばれ、痛覚を感じず、またゼロ同士なら他の人間を代用品に使うことも可能です。

かたくなで、倭以外になかなか心を開こうとしない江夜と、明るくあっけらかんとしつつも、心の中では江夜を失うことを恐れ続けている倭。。この、常に限界ギリギリな感じが、ヤマコウという百合カップルの魅力であると思いますね。あと、この世界では全ての人間に生まれたときから耳と尻尾が付いていて、大人の階段を登ったときに耳と尻尾が取れて落ちるという設定になってます。そして、もちろん倭と江夜には耳と尻尾がございません!!二人が中学生のころ始めて出会った時には確かに付いてた耳と尻尾が・・・耳と尻尾ggg(略。二人が下着姿で睦み合ってる(?)カットなら一コマだけありましたが、あとは読者の妄想にお任せって感じでございましょう。


とりあえず、ヤマコウ的CD最大の聴き所は、トラック4分55秒〜ではないでしょうか!?コミック4巻50ページの音声化シーンなんですけど『話・・・そんなに逸らしたいならキスしてよ』『・・・なんでそうなるかなあ?別にいいけど・・・』という猛烈な百合台詞の後、大変な吐息音が続くのです(ちょっと大げさ。いやいやいや、原作では超軽いキスって感じでしたけど、もう声が入るだけでここここんなに凄いことになるなんててて・・・ろむろむ感激ハアハア。『私のことそんなに好きならぁ・・・フレンチドーナッツおごって?』こんな何気ない台詞を、イタズラっぽく囁く倭とか、妙に官能的でサイコーでした。

あと、トラック2の電車に二人が乗ってるシーンで、エヘッと笑いつつ、お互いの名前優しく呼び合うとことかも、たまりませんなあああー。アニメではオリジナルシーンが追加されてましたけど、声だけで聞くと逆に色んな想像ができて、また楽しみの幅が広がりまくります。トラック3のバトルシーンなんかも、百合は別にして凄く上手く作られてるな〜という気がします。言葉(スペル)による戦闘がメインで、『点火 攻撃は灼熱の炎 温度は1000度』『防御します 熱は届かない 攻撃は受けない』など、言葉の応酬がそのまま生きるか死ぬかのバトルに繋がっているので、そうした音声会話だけを聞いて戦いの情景を想像する・・・ということに、スリリングな面白さを感じました。

倭と江夜の話しばっかりしてますけど、原作準拠のCDドラマなので、勿論立夏も草灯も他のゼロも、色んなキャラが出てきてます。倭たちを作り出した、渚先生の性格破綻っぷりがいい具合に目立ってました。江夜を猫っ可愛がりするのと対照的に、倭に冷たく当たるというシーンの声とか、マジ2重人格でゾクッとしました。

実際のヤマコウの見せ場は、VOL.7がメインになるので、まあこのCDはその前哨戦って感じで、楽しむのが良いと思います。まあ、私と致しましては、高河先生のヤマコウ書き下ろしイラストが、購入の最大要因だったんですけどね。CDジャケットのツーショットは勿論のこと、中にはこんな素晴らしいスペシャルイラストが!!!

ちょ・・・ちょっと、めちゃくちゃ可愛いじゃないですか!百合姫に以前掲載されていた書き下ろしイラストと同じぐらいラブラブ&モエモエです。『卒業したら結婚しまーす 30才までに一戸建て買いまーす』という倭の(夫婦)宣言も素敵ですね!やっぱ倭はかっけーわ。



<拍手お返事>
>7月14日×1  ありがとうございます!
>7月18日×2×3 ありがとうございます☆☆☆
>7月20日ひだまりスケッチって・・・の方。
おお・・・ひだまりスケッチといえば沙英ちゃんとヒロちゃんのまったり百合ですね!!原作もアニメ一期も、ちょびっとしか見てないので、あんまり深く語れないんですけど、日常の中のさりげない百合(シーン)を見せてくれる良き作品ですよね。
>7月21日×1 ありがとうございます!
  
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2008年04月22日

舞-HiME★DESTINY 龍の巫女 ドラマCD

『舞-HiME★DESTINY 龍の巫女 ドラマCD』(2007/10/10) ランティス

呼んでいる・・・静留様が私を呼んでいる・・・という訳で、スターシステム採用のオリジナルドラマCDに手を出してみました。会長はどんな平行世界にいても、何もかもが全く変わらないキャラなので、龍の巫女でも安心してその活躍をみられるだろう・・・と、予想してみたり。。今回も勿論、静留会長(&なつき)中心レビュー致します。

とりあえずこのドラマに出てきた新キャラは、主人公の神楽真夜(マヨ)天王寺しおんのみで、後はすべて舞−HIMEでおなじみのキャラクターが出てきてくれています。*左がしおんで、右がマヨ(↓)


このドラマは、ノベルジャパンにて連載中の同名小説を元にして、ストーリーが構成されているのですが、主人公が転校してきて巻き起こる最初のドタバタエピソード完全に省かれています

なんつーか、小説の第二章から物語がいきなり始まったような唐突感がありますね。“1、真夜のごあいさつ”で、自己紹介エピローグ小説第一章の説明約1分で説明されるんですが、予備知識なしにこのCDを聴いても、正直意味不明すぎて、この世界にどっぷりひたることは不可能だと思います。舞HIMEヲタが基本の購買層とはいえ、ドラマCDとしてはちょっと不親切な設計ではないでしょうか?

<基本あらすじ>
異端の能力者(超能力者)が集められた学校・星之宮風華学園。目覚めると、両手に手錠をかけられていた少女・神楽真夜。何故手錠をしているのかは忘れていたが、今日が転校初日ということは覚えていた。とりあえず学園生活を始めることとなった真夜だったが、手錠にかけられた謎が、彼女とその周囲の能力者たちの運命を変えていくことになる・・・。

1. 真夜のごあいさつ〜オープニング主題歌「あなたがそばにいるだけで」

マヨによる自己紹介と、簡単なあらすじ紹介。OP主題歌は、栗林みな実さんが担当。穏やか系の曲ですね。

2. CM〜「おわっ小説1巻の宣伝です!」

マヨとしおんのかけあいによる小説の紹介。明るく能天気なマヨと、生真面目だけど優しいしおんのキャラがよく表れています。

3. 星之宮風華学園転入二日目〜白昼の大決闘〜

『あんた、藤乃の新しいオモチャなんだってぇ?』

おおお!!奈緒NYAAAAANN!!!!相変わらずワルっぽい雰囲気を漂わせております。マヨにいきなり絡みだしたと思った途端、念動力でマヨのパンツをずらそうとする奈緒にゃん!しかし、逆に自分のパンツを脱がされ・・・ってオオオオイ!!猫ちゃんプリントのパンツを見られ『覚えてなさいよおおお』と叫びながらダッシュで逃走。・・・奈緒にゃん、いつからこんなネタキャラに。。

この後、玖我なつきが華麗に登場。・・・って、あれ?なんだろ・・・この違和感。なんか、千葉さんの声が一段階低くなってます。ちょーっとイメージと違うような。。ってか性格も、強がってる割に考えの浅いガキんちょ風に格下げされてるんですけど。なつきって・・・こんなんだっけ?

4. CM〜「舞−HiME&舞−乙HiMEのCDの宣伝で〜す!」

なつきと舞衣、奈緒たちによる舞HIMEソングの宣伝CM(そのまんま。

『えっとぉ・・・舞−HiMEと舞−乙HiME、梶浦由記さんの描く音楽が最高よねえ〜』

奈緒こと、南里侑香さんの口から梶浦さんの名前が出ると、なんでかちょっとニヤニヤしちゃいます(何。

舞衣が『奈緒ちゃんて、何気に歌上手いよね?』とフッてきたり、なつき・舞衣・命が歌ったスペシャル版“乙女はDO MY BEST”を『ふぅん・・・私も歌いたかった』と、ちょっと拗ね気味に云ってみたりと、ミョーに奈緒がプッシュされてるあたり、スタッフに奈緒(or南里)ヲタがいたのではないか?!と思っちゃいました。とりあえずグッジョブ。

そして、トラック4の1:35〜は静留ヲタ必聴
さあ、目を閉じて、耳を澄ませて聞いてみて下さい・・・。

『・・・うーーっ、ランティ〜ス・・・どす☆』

でえええええ!?!かかかか可愛すぎる。可愛すぎますよ、この会長。なにこのおちゃめさん。マジで死ねる。マジで鼻血。しかしこの4秒間の幸福絶頂の後に、地獄のトラックが待っていようとは、この時のろむろむには知るよしもないのであった・・・。

5. 真夜、しおんにキスをする

がああああああああああああああああああああ!!!!!!!ここにきて静留&なつき派にとって、超致命的な問題発言アアアアアアアアア!!!!ここで武田が出張ってくるなんてえええぇぇぇえええ!!!イヤアアアアアア!!!

なんということでしょう。もしも吉野弘幸氏の脚本だったなら絶対出さなかったと思われる“発言”が、いとも簡単に出てしまいました。まー、私みたいな信者以外なら、何とも思わないことかもしれませんけど。うう、でもこれはショッキング。ってか今更武田かよ。とりあえず、コレ以降のCDドラマを買う意欲が完璧に削がれるほどたぜヒャッホウ

え?あ、ああ、本編ね。本編・・・。

またまた妖しげになんか企んでそうなと、何かを知っていそうな舞衣が登場。思わせぶりな発言を残しているが、その真意は謎のまま。一方、マヨは天王寺しおんと対面。マヨは一目見た瞬間、幼馴染のしおんちゃんだ〜!!とはしゃぐが、しおんはイマイチ思い出せずにいた。すると、マヨはタイトル通りしおんにキッスウをかます・・・。

あ〜・・・・ああああああああああ!!!!だから、よりによってなつきにその言葉を言わせるなってのおおお!!!!もうわかったから。よくわかりましたから。お願いですから、今更になって舞−HIME25話の全否定とかしないで下さいいいい!!これがもし吉野弘幸氏の(略。という事で、このセリフを聴いた瞬間、危うくCDをフリスビーのように投げ飛ばしそうになりなりました。

はい?あ、ああ、本編ね。本編・・・。

武田の登場で乱闘気味になったところに、遥と雪之、そして我らが会長・藤乃静留颯爽と登場。

『なつき!?なつきやあらへんの!?』
『静留!?』
『久しぶりどすな〜。退学になったんやないかと心配しておりましたんえ』
『よく言う・・・その元凶を作ったのは、お前だろうに』
『そんなイケズな。なつきがおとなしゅう、うちの軍門に下ってくれはったら、あんな目ぇには・・・』


“なつきやあらへんの”の台詞。静留が、本当にすごく嬉しそうな声で呼んでるのが、印象的でした。(こんなドラマCDでも)静留のなつき好き好きオーラ健在なんだ!と思わせてくれる進藤さんの演技乾杯。対するなつきが、もう静留への敵意剥き出しなのがキツイ。つかもう、好感度ゼロな雰囲気じゃないですかアアア!!


6. CM〜「舞−HiME&舞−乙HiMEのDVDの宣伝どす!」

前半は、あおいと千絵による宣伝。 後半は、舞−乙HIMEのシズルとハルカが登場。ああ〜、やっぱりいいですね〜このノリ。『うちとナツキの活躍、見て欲しいどすな』相変わらず、ナツキ爆推しなシズルお姉さまが眩しいです。そう、そうですよ。やっぱりこれがないと・・・ねえ。

7. 「なつま・よしおん団」の大活躍!!

“暴力団をひとつ壊滅させた”他、28個あるという藤乃静留伝説について語るチエとアオイの会話。

『ところがね〜、そのうちの23個までが可愛い女の子との・・・(サイレン音)・・・なんだなああ〜これが』
『ええ〜、いくらなんでも昼間の学校で・・・(サイレン音)・・・はないでしょう!?!』


・・・あの、めっちゃ気になるんですけど。。

って、ギャアアアアアアアアアアアア!!!また出張ってきやがったこの野郎オオオオオ(略。野郎がいらないことをしてくれやがったせいで、マヨの中で眠っていた何かが目を覚まします。

8. 龍の巫女覚醒す〜ある夏の日の想いで

人が変わったように大暴れするマヨ。その暴走を止めるための突破口を開いたのは地下潜伏中の舞衣だった。舞衣はいつも美味しいところをもってくなあ〜。舞衣とシオンのお陰で、なんとかマヨは暴走状態から戻ることができました。

『さてさて、生徒会長としては、この落とし前 どうさしてもうたらよろしいやろなあ〜?』
『会長、提案があります』
『はい、天王寺さん』
『玖我さんを差し出しますので、どうぞご自由にしてください』
『ほ〜んま、有望な新人さんどすなあ〜』


・・・シオンちゃん、ナイス提案。って、その直後に全員逃げてるんで、静留さんスルーされちゃってるんですけど。えー、8話ではマヨとシオンちゃんの幼少時の百合っぽい思い出が駆け足気味に語られたりしてるんですけど、特に何も感じなかったのでパス。

9. エンディング〜キャストフリートーク

とりあえずここでは進藤さんのキャストトークが全てです。みなさん!!進藤さんは・・・進藤さんは私達の言いたいことを、私達の気持ちを分かってくれてましたわ!!

『やり終わってなんとなく思ったんですけど・・・静留、パートナー失ってない!?って感じが・・・。なんかねー、なつきとシオンとマヨちゃんと3人でグループになっちゃって、なんで静留はそこに入れてもらえないの?って、終わってから寂しい気持ちになりました』

あと、素の南里侑香は萌えます(私信。

10. 「なつま・よしおん団」結成式
エピローグ。

という訳で、CD総括。

静留会長の『う〜ランティスどす』3000円払う気概のある人おススメしたい一枚。何気に静留会長は良く喋ってる気もします。事前に小説を読んでないと、理解に苦しむ構成になっているということで、ドラマCDとしては、今ひとつの出来です。

噂では、先日発売された3枚目のドラマCDでなつきに向かって全速力で暴走する静留様が見られるらしいですけど、私、そこまでたどり着ける自信が・・・。とりあえず、1枚目のドラマCDは、なつき×静留派の夢を砕く威力が凄すぎるので、覚悟しといたほうがいいです。二人の関係はマイナスから始まってやがるぜヒャッハー(終。

  
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2008年02月18日

『エル・カザド ドラマCD VOL.2〜抱く女〜』

『エル・カザド ドラマCD VOL.2〜抱く女〜』
(キャスト)ナディ*伊藤静 エリス*清水愛 クライブ*佐々木望

兎にも角にも、このジャケットイラストの素晴らしさに大★轟★沈★


もう、何なんですかこのナディの優しすぎる眼差しは!?!
スヤスヤと眠るエリスを愛おしげに見つめるナディの構図が視界に入った瞬間、マイ理性針バッチンと振り切れましたYO!いや〜、ナディの“この子を守る為なら、命だって張れちゃうわ系”の表情が、ほんとたまんないですよ。

しかも、ナディの頬のあたりをよく見ると小さな紅い線が入ってるんですよね〜。エリスの寝顔を見て頬を染めるナディとか・・・最高に百合百合ファイアー爆発でございます。

絵のシチュエーションもいいですね。
サンタさん光臨をマジで信じて、靴下を握りながら眠るエリスの為に、しっかりとプレゼントを用意してあげるグッジョブナディ。ドラマCD本編は、サンタ信仰の無い街にクリスマスにやってきたら・・・という所からお話が始まりますから、サンタさんを楽しみにしてたっぽいエリスの為に、ナディが一肌脱いだと見ました。ツリーも用意して、ささやかだけど楽しい(ラブラブ)パーティとかしたんだろうな〜と想像させる小物の配置もナイスです。

眠り姫エリスを、愛情深く見つめるナディの図は公式絵でもありましたが、どれも秀逸でございますことよ。エリスが一番安心して眠れる場所は、ナディの隣ってことなのでしょうね〜★


はあ〜、本当にイイ絵を拝見しました。満足満足!
・・・・。
・・・・・・・って、ジャケット絵のレビューだけで満足してどうする。

や〜、だってこのドラマCD、エリスとナディの濃厚ラブラブ場面正味6分ぐらいしかないんですもん。。

全11トラック(+オマケ1トラック)あるんですけど、一番ナディエリしてたのは1トラック目だけで、あとはゲストキャラ・クライブをメインとしたシリアス話が続きます。云うなれば、アニメの一話分をドラマCDでやってみたという感じでしょうか。

とりあえず、1トラック目以外では、会話の端々からラブな二人を妄想するしかないのが辛いな〜と。いや、別に完全な百合話をやって欲しいという訳ではないんですが、クライブのエピソードが前面に出すぎてて、ナディとエリスの影が若干薄くなってるんですよね。

エル・カザドというアニメは、ストーリー云々よりもナディとエリスの重なり合っていく様子をゆっくりと丁寧に描いていった作品だと思うので、ドラマCDにもそれらをもっと深く補完できるものが来てほしかったな〜というのが本音です。ナディの過去話とか、本編で語られなかったものが聞きたかったですね(ちょびっとだけありましたが。

まあ、百合シーンが少ないというならば、妄想で補えばいいじゃないという訳で、ナディエリ場面抽出(妄想込み)レビューをしてみたいと思います。

(ドラマCD本編あらすじ)
ウニャイマルカを目指して旅を続けるナディとエリス。クリスマスの日、ある街へ立ち寄った二人は、サンタクロースの格好をした男と出会う。何者かに追われているその男は、かつてナディが取り逃がした賞金首だった・・・。



<トラック1>
エリスに、クリスマスに関する小話を聞かせるナディ。ナディは物知りだけど、全然威張ったりしないのが素敵なのです。エリスの無邪気な質問に、たまにツッコミながら、優しく答えてあげるのがいいですねえ〜。

『あ〜・・・サンタでやなこと思い出しちゃった』
『ニューヨークでちょっとね・・・』


という、一言に過剰に反応するエリス。普段過去の話をあんまりしないナディだけに、エリスも物凄く気になる様子。聞きたい聞きたいとせがむエリスに、話すのを渋るナディですが・・・。そして遂にこの台詞が!!

『聞きたい』
『やだ』
『聞・き・た・い』
『い・や・だ』
『は・な・し・て・く・れ・て・も・い・い・と・お・も・う』
『だから長いって!!』


おおおおおおお!!!!!これは第21話であのブルーアイズをも呆然とさせた激甘会話のセルフパロディ(?)ではございませんかああああアアアア!!あ、ってことはこの話は21話〜22話の間ぐらいなんですかね。つーことは、二人のラブ度もかなりMAX近づいてる頃という訳ですね。ヒョホー。

この後『ナディ〜』猛烈に甘えた声でおねだりするエリスに陥落したナディは、仕方なくサンタ(賞金首)に逃げられた過去を話し始めるのですが、そこに当の賞金首サンタが現れ、わけもわからぬまま一緒に逃げる羽目になってしまうのでした。

そして、タイトルコール!!もう、この恥ずかしいぐらい甘いタイトルコールなんとかして下さい。ホントに。もう、ココがこのドラマCDの最高潮だと思いますよ。わははは。

<トラック2>
クライブが、もしかしてナディの過去の男か疑うエリスが可愛いです。即否定なナディもイイぜえー!!

『熱い恋の炎が燃え上がるのであったぁ?』
『ちがうちがう!そーゆんじゃないー』
『じゃあなに?』


<トラック4>
危ないところを助けてやったのに、あんまり感謝してるっぽくないクライブにちょっと怒り気味なナディ。

『感謝してるなら、気持ちを言葉にしてよ』
『ありがとう』
『いや・・あんたじゃなくて・・・』
『ナディに感謝してるから』
『そりゃどうも・・』
『ありがとう』
『はいはい』


クライブとの会話に突然入ってくるエリス。ドサクサに紛れて、日ごろの感謝を口にする・・・とか巧い会話構成だと思います。

『ずいぶん変わったな、柔らかくなった。その子のお陰か?あの頃は、そんな眼はしてなかった』

クライブ・・・その空気読んだ一言GJ

賞金稼ぎとして、ハイエナみたいな目をしていたというナディですが、エリスと共に過ごすうちに、その心に元来持っていた優しさを完全に取り戻すことができたっつー訳ですね。ナディにとってもエリスとの出会いと時間はかけがえのないものだったとわかる台詞だと思います。

<トラック8>
クライブを狙う悪党が襲ってくることを懸念して、エリスに宿で待ってなさいと告げるナディ。しかし、勿論行くと言って聞かないエリス。危ないと言い聞かせても、絶対にナディの傍を離れようとしないエリスがええわあ〜。ナディに関する事なら、時には頑固になっちゃったりするのがエリスの萌えポイントのひとつですね。

<トラック10>

『嘘は駄目だよ。嘘にはね、いい嘘と悪い嘘があるの。悪い嘘は哀しいから嫌い』

第八話『嘘つく女』で、ナディから教えられた言葉をしっかりと自分のものにしているエリスに感動しました。大切なことはすべてナディから教わったって感じですよね(あれ、博士は・・・。この直後、いい嘘を見事に実践するナディの見事な機転が見られます。

あれ?なんだかんだと楽しめちゃったぞ、このCD。
結論*エル・カザド好き&ナディエリス妄想ならバッチコーイっつーわけでした。


<拍手お返事>
2月11日
>酸欠様
お久しぶりです!オオッ、酸欠様もブギーポップを見ておいででしたか。
いや〜、あれは本当に暗いアニメでしたが、なんか心にひっかかる作品でもありましたよね。おっしゃる通り、出演者も今見ると豪華ですよね〜。当時は私も全然気に留めていませんでしたが。って、映画までみておられたとは!!酸欠様もなかなかのマニアとお見受けしました(待。梶浦さんは、ブギーポップのイメージCDとか作られてましたよね。その頃からガンガン活躍してた梶浦さんには改めて驚きます。コメント、ありがとうございました!!
2月12日
×1 ありがとうございます!
×1 ありがとうございます!
2月14日
×1 励みにいたします!
2月17日
×1 ありがとうでございます!
  
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2007年11月09日

はやて×ブレード DRAMA CD Vol.2

『はやて×ブレード DRAMA CD Vol.2』(2007/9/21)フロンティアワークス

はやブレドラマCD第二弾。今回はシナリオを原作者の林家志弦先生が担当されていて、第一弾より格段にテンポ&面白さUP↑↑

コミックス5〜7巻の間の天地学園祭のエピソードが下敷きになっています。これだけ大勢のキャラクターが出演しているのにも関わらず、すべてのキャラが立ちまくり、個性を存分に発揮できているのは、ひとえに林家先生のキャラクター造形見事であることに他なりません。また、声優さんたちの熱演も、このギャグとド根性の熱い物語を大きく盛り上げて下さっていると思います。

とりあえず、林家先生の八面六臂の活躍・・・というか猛烈なサービス精神ぶりに感動致しました。シナリオ+両面書き下ろしイラスト+ブックレッ4P漫画書き下ろしとか・・・先生のお身体が鬼心配です。ジャケットの裏面なんて、はやブレのキャラクター17人がひしめきあって大登場ですよ!?アニメイト独占販売の特別版6巻の裏表紙でさえ、登場キャラは10人だったといいますのに!林家先生の無事を心から祈りつつ、以下レビュー★

1、天地学園祭『バカ・カーニバル』

『しっしっ尻で!?』『尻!?』『尻で!!』『玲様の尻は!?尻はどうなったの!?』

スピーカーから乱舞する“SIRI”という言葉のオンパレードに一瞬意識が遠くなりました。出だしからエンジン全開でございます。

学園祭初日のはやて&綾那&順の様子が、原作に沿って丁寧に描かれています。夕歩が喋るときだけ、いつもキラキラしたBGMがバックに流れているのが、なんかようわからんけど素敵。というか、1話における夕歩の爆推しぶりは相当です。1話は夕歩率が7割(体感)のような気が致しました。

2、天地学園祭『バカ・フェスティバル』

いなくなったはやての妹分(園児)を探しに、学園中をうろつきまわるはやてと綾那(とその他大勢。原作よりオリジナルな会話がいっぱいで楽しかったです。正義の味方っぽい感じに憧れてる雉っちゃんとか、すっかりおかみさんになりきっているみずちさんとか、各キャラの小ネタが満載です。

3、天地学園祭『バカ・サバイバル』

神門ファンクラブ80人VSはやてズ8人スマッシュ大乱闘バトル。ドラマCDとは思えぬほどの、盛り上がりっぷりです。しかし、なんつーテンションの高さ。。お話のメインだけあって、力の入り方も格段に違います。あと、理由はあえて云いませんが、上条先輩(cv進藤尚美さん)の登場に大興奮しました。理由はあえて云いませんが、最近は某みどりこさんの声しか聞いてなかったので逆に新鮮ハアハア(もういい。

4、天地学園祭アフターその1『オールナイト・バカ』


これは衝撃の萌え会話劇。白服(玲×紗枝)ペア二人のささやかな後夜祭。ちなみに玲受難編。学園祭後の夜。突然紗枝に叩き起こされた玲は、何が何だかわからないまま部屋から連れ出され、気付けばピアノのある談話室に・・・な、お話。

嘘をついてでも、玲のちゃんとしたピアノが聞きたかったという紗枝がなんかいじらしく思えます(普段黒いキャラだから余計に。『一番好きな曲を弾いて?』と頼まれた玲は“月の光”を優雅に演奏します。この選曲は、一見荒っぽい雰囲気だけど、実は繊細で優しい玲の一面をヒッソリと暗喩しているのかな?とか思ったりしました。

ヲチでは、玲が可哀想な子に・・・。

5、天地学園祭アフターその2『グッドナイト・バカ』


アフターその1を越えんばかりの萌え会話劇。人気一位(順×夕歩)ペアによる深夜の激甘TEL会話が丸々一本ですとおおおお!!!学園祭の見学を終え、病院に戻った夕歩との電話を楽しむ順のお話。

ぼんやりしている割に言動がキツいキャラ・・・というのが私の中の夕歩像だったんですけど、声が入った瞬間、ものすごい勢いでそのキャラ想像が反転いたしました。なんつーか、ドラマCDの夕歩は漫画よりも“おおらかで優しい少女”っぷりが強く発揮されている気がするんですよね。夕歩の手厳しいツッコミも、冗談の冗談で本音を隠そうとする順の背中を押して、前に進ませるためのものだったのかな〜とか思ったり。

あと、順が廊下を歩きがてら、近くを通ったはやてやゆかりや犬桃猿雉に『夕歩に一言メッセージをどうぞ!』と聞いて回るのが良かったです。夕歩が寂しがらないように、少しでも元気づけられるように・・・ってことだったんでしょうね。犬桃雉猿のコメントもキャラの性格の良さが滲み出ていて、意外なところでキャラ萌えしてしまいました。

ヲチでは、順が可哀想な子に・・・。でも、ラストの夕歩の一言が優しすぎたので、この幸せ者ってことで相殺します(何。

ボーナストラック テーマトーク『あなたの好きな言葉』

・キャスト声優さんが一同に介して、一人ずつ『好きな言葉』を言っていきます。ひしめきあう23人の女性声優さんたちが同じ空間にいるとゆーのがなんか奇跡。耳が眩むようです。。いや、抜き取りなのかもしれませんけど、それでもこれだけの有名どころの声優さんが集まったというのが凄いですね。

<総括>
漫画のノリを最大限に活かしたお手本のようなドラマCD。やはり林家志弦さんご自身が、シナリオをご担当されたというのが大きいと思います。最近原作からちょっと減りつつある(ような気がする)妄想百合分も充分補給可能です。ファンアイテムとしておススメの逸品、是非ご賞味ください!

  
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2007年09月23日

「舞-HiME」ドラマCD 実録!「裏」風華学園史 第二章

「舞-HiME」ドラマCD 実録!「裏」風華学園史 第二章(2005/4/6) ランティス

プロローグ

第一話 オニのカクラン!?

水着ヒッチハイクのおかげでバッチリ大風邪をひいたなつきの受難。そこに、舞衣と命が見舞い(と介護)にやってくる。

『なんでお前らが・・・私が連絡したのは静留・・・』
『私たちはその会長さんに頼まれたの。どうしても抜けられない会議があるから、それまでなつきのこと頼むって』


ピンチのときは真っ先に助けを求めるぐらい、なつきは静留のことを信頼しているってコトですね。とはいえ、舞衣のおせっかいパワーもココに来て爆発。なつきの着替え&身体拭きまでを強制執行。丸裸にされてモキュモキュされ、なつきはへなへなになってしまいます。

『なつき・・・何故泣く・・・。そんなに気持ちいいのか?』
『違う!!』
『大丈夫よ。私会長さんみたいにテクニシャンじゃないし』
『だああ!!当たり前だ!!』


イチイチ会話に静留会長が絡んで来るところが、GOODですな。

第ニ話 なつき、絶対絶命!

舞−HIME暗黒史で語り継がれるあの“葱”エピソードの回です。

舞衣たちに遅れて、静留、黎人さん、碧ちゃん、楯の4人が見舞いにやってきます。

『でも舞衣さんたちが居てくれるなら、僕が来る必要なかったね・・・静留さんと二人っきりにすると危ないかと思ったんで』
『あら〜、黎人さん。どういう意味どす?』
『あ〜、あはっ・・・あはははは』


黎人さん、鋭すぎます。このお話は、調理実習バトル回の前日らしいですが、黎人さんは、この時点で障子の向こうで影絵エピソード予感していたということなのですね(違。

みんなが騒ぎすぎて、更に病状が悪化するなつき。なつきがあまりに心配で、静留は、用意された料理も喉を通らない様子。。ちょっとなつきが咳き込んだだけで『なつき!!しっかりしぃ!!』と、咄嗟に余裕のない声をあげてしまう静留が良いです。

このままでは、明日の補習授業に参加できない・・・。教師としての使命に燃える碧ちゃんは、究極の民間療法“葱”を提案します。そう、葱をとある場所突っ込むと、病が癒えるというアレでございます。

恐怖におののくなつきに『せやなあ〜、その手がありましたわ。なつきの為やもん・・・ウチがこの手で・・・』とやる気満々な静留。流石は、静留様です。なつきの為なら、簡単に手を汚せ・・・いや・・・本人すごく嬉しそうなんで割愛

とりあえず、ラストの静留の台詞『○○ッ』で、すべての想像は補完できると思います(しかもエコー付き。ってな訳で、こんな馬鹿話の犠牲になってしまった、哀れななつきに合掌。

第三話 この子誰の子?

シスターと、深優、アリッサの三人が森の中で泣いている赤ちゃんを発見。しばらくの間、面倒を見ることになるが・・・。お腹がすいているのではないか?と推察したみゆの言葉を聴くなり、母乳をあげようとするシスターは、アホを通り越して突き抜け過ぎ。シスターがミルクを探して去った後も泣き止まない赤ちゃんに、アリッサは歌を聞かせてあげます。赤ちゃんの笑顔を見て、喜ぶアリッサが可愛いです。

第四話 小さないのち

第三話の続き。使命を果たしたら、お父様はどんなお願いも聞いてくれる。そうなれば、この赤ちゃんを弟にできるかもしれない。もしも・・・の話を、本当に嬉しそうに話すアリッサには、一抹の寂しさを感じます。

アニメでは何を考えているかわからない冷たい子供・・・というイメージがありましたが、このエピソードを聞いてから考えると、アリッサは、健気さと優しさをちゃんと持ち合わせていた少女だったんだな・・・と、思い直すことができました。

第五話 風花邸奇譚

真白の周辺に“何かがある”と怪しむ遥は、雪乃を伴って、風花邸に侵入するが・・・。真白の正体を暴きたいという理由が『あのぶぶづけ女』悔しがらせる為というのが、いかにも遥らしいです。お話は普通に破綻していて意味不明。

第六話 ×印の誘惑

ヤヲイ妄想話。

第七話 男たち?の挽歌

パス。

第八話 桜の花、咲くころ

『君は多分、最凶最悪のHIMEになるね。期待してるよ?静留さん』

・・・という事で、遂にやって来ました。。
静留ファンならば、切なさに胸を掻き毟って死ぬこと必至の『藤乃静留→玖我なつき』公式サイドストーリーでございます。静留視点で語られる、なつきとの出会い、思い出、抱いてしまった恋心・・・そして狂気の萌芽・・・。

なつきとの思い出エピソードを、静留が回想していくという構成なのですが、すべての台詞に無駄がございません。静留は、壊れ物のように丁寧にふたりの記憶をなぞっていきます。二人の出会いをうっとりとした口調で語り、なつきの優しさを心の底から讃える反面、自分の想いを汚れたもののように、卑下します。これが如何にも静留らしく、それだけに、なんともいえない悲哀を誘います。



花を握りつぶそうとしたなつきと、それを止めた静留。

アニメでは『花は愛でるもんどす〜』の部分で終わっていましたが、このドラマではその後の二人の会話が聞けます。そして、この初めての出会いで、一目で恋に落ちてしまったことが、静留のモノローグで明らかになります。冷たく、警戒心むき出しだったなつきに、何度も話しかけて心を開かせ、ようやく“友達”にまで関係は進みます。



なつきが“下着コレクター”になったきっかけも、実は静留のおかげだったのでした。可愛い服は(欲しいけれど)着れないと、固く拒むなつきに、下着なら可愛いものを着ても見えないからと説得して、ランジェリーショップへ強引に連れて行きます。本編でも何度も強調される、下着マニアななつき。それは、女の子らしさを無理矢理押し込めているなつきの為に、何かをしてあげたい・・・という、静留の思いやりから生まれたものだったのです。

『そう、なつきはうちの歪んだ想いを受け入れられるような子ぉやない。せやからうちもええ友達。ええ先輩でいようと・・・そう、思てました』

『ほんまは、拒まれるんが怖かっただけかもしれませんけど、でも、あの頃のうちは、なつきが傍に居てくれさえすれば、それで幸せやと思てました。それで満足しよう。しなあかんと・・・あの時までは』


なつきと一緒に居る時のはしゃぎ声に、寂しげな静留の本心が被さります。凪によって、HIMEに架せられた宿命が知らされるまで、静留はずっとその恋心を強靭な意志で押し留めていたのであります。

『うちが負けたら、なつきが消える・・・。そう聞かされて初めて気付いたんどす。いつか、なつきがうちの想いを受け入れてくれるかもしれへん・・・。そんな夢みたいなこと、心の底でずっと期待してた自分に・・・』

自分の名前を呼ぶなつきの声。嬉しそうな声、ちょっと怒った声、寂しげな声、心配そうな声。それらがグルグルと静留の頭を駆け巡ります。この、なつきが『静留』を呼ぶ声をたくさん並べた演出は、静留の心がなつきへの想いで狂気スレスレまでいっぱいになってしまったことが、ゾクゾクするほど真に迫って伝わってくる、素晴らしいものになっていると思います。

『なつき・・・うちはなつきが欲しい。他にはなんもいらん。だから、うちは戦います。なつきをうちから奪おうとするすべてと。いつか――――あの子を本当にうちのもんにする為に』

強大なHIMEの力で、なつきの前に立ちふさがるすべてを打ち倒す決意を固める静留。なつきを奪おうとするすべてから、なつきを守る・・・そしていつかは、なつきの全てを奪い取ってしまいたい。相反する感情を心に埋めた静留は、後にその想いと願いによって、自らを破滅に追い込んでしまうのです。。


なつきを抱きしめながら、この哀しそうな表情

いやあああ、もう、凄まじいもの聞いちゃったという感じ御座います。静留の独白に、ここまでの破壊力が秘められていたとは・・・。静留ファンなら聞かずに死ねません。マジでこの7分間は奇跡です。

出会いからずっと傍で見守り、喜びをわかちあい、片恋ながら恋愛感情を深めていった静留。HIMEの力があろうがなかろうが、いつかは、ふたりの友人関係は破綻していただろうと思います。壊れると分かっていても、止まらない、止められない。そして求めてしまう。

普遍的な“恋愛”というテーマ同性愛(者)の視点から真っ直ぐブチ抜いてくれたことも凄いと思いましたが、何よりも、静留の心が1から10迄すべて曝け出されていることで、大変興味深く聞かせてもらいました。

静留ヲタにも、百合ヲタにもひたすら爆押ししたい一作で御座います。

第九話 明日への想い

舞衣と命が、なつきの部屋に篭城して、下着ドロオーファンを待ち構えていた時のお話。出会ったばかりで、まだ打ち解けきれていない3人が、色々な話をしていく中で、ちょっとずつお互いを分かり合おうとします。結構、シリアスです。

EX(ボーナストラック)

この物語は、宇宙戦艦カグツチ号が1200世紀の未来で、愉快なクルーと共に悪のシアーズ帝国と戦う物語である(原文ママ。

何が何だかわかりませんが、とりあえずサービス精神旺盛なのはわかりました。艦長→命、副長→静留、クルー→その他、管制システム→楯・・・といった配役。シアーズ帝国との最終決戦に備えて、何故かクルー全員でお風呂に入ることに。

『せやからなつき・・・堅い話は抜きで、ハダカ同士のお付き合い・・・しましょうなぁ〜』
『副長・・・撫で回すのはやめていただけますか・・・』


・・・この人(たち)は相変わらずです。

その後、突然の敵襲によって激しいバトル(?)展開に突入します。聴き所は静留さんの凛々しい台詞『弾幕が薄ぅおすえ!!なにやってんの!?』ですかね。物凄い強引なオチで終わるので、もうこの辺はボーナストラックだから・・・ということで、ゆるーく楽しんで聴くのがおススメです。

エピローグ
声優さんたちがこのドラマCDに絡めて、コメントを残していってくれてます(途中まで。みやむーがラジオっぽく喋ってるのが凄く懐かしかったです。

<総括>
ドラマCD1、2合わせて20話以上。ところどころアレな話もありましたが、シリアス・ギャグも含め、これほどたくさんのエピソードをよくぞ持ってきたなと感心致します。ドラマCDというものは基本的に、アニメ本編を全部見て、はじめて楽しめるという類のアイテムだと思うのですが、このCDは、まさにアニメと登場人物が大好きだった人にとっては、うってつけの作品集だったのではないかなと思います。

特に第2章は、静留ファンへのサービスも素晴らしかったですし、静留ヲタとしてはよくぞ!!という感じで御座います。機会があれば、レンタルでもいいんで是非、お手にとってみて下さい★



<拍手お返事>
9月15日
>拍手×10の方
ありがとうございます!!

9月18日
>お小遣い節約の為〜、静留ファンとしても酸欠〜・・・の方。

有難う御座います!!最近は、舞−HIME系レビューは、そんなにやってなかったのですが、あなたのおかげで目が覚めました。そう、まだ静留ファン同志は力強く顕在しているので御座いますね!!今回のレビューは、あなたのお言葉あればこそです。本当にありがとうございました!!そして、このブログをお買い物の参考にもしていただいているようで・・・ああ、もう感涙ものでございます。思いっきり、私の妄想パワーに左右されるレビューなので、ちょっとばかし不安でもありますが、これからもどうぞよろしくお願い致しますです★★★
  
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2007年09月11日

ALI PROJECT TOUR 2007『暗黒サイケデリック』(ライブレポ)

ALI PROJECT TOUR 2007『暗黒サイケデリック』
(2007/9/8)大阪BIG CAT

待ちに待った、アリプロジェクトのライブツアー。宝野アリカ様の歌唱と勇姿を拝み、片倉三起也さんの演奏をしかと耳に残し、妖しさ満点の世界に誘われて参りました。

今回のライブはアルバム『Psychedelic Insanity』を中心とした構成となっております。アルバム+最近のアニメOP・ED主題歌+大ヒット曲混合ライブということで、全体のバランスは良かったと思います。

曲の前後のMCで、その歌の解説を入れてくれるのも、面白かったですね。どういうことを考えて詞を書き、何を感じて歌っているのか?ということを、アリカ様自身の口から直接聴けるのは一ファンとして大変興味深いことでした。

以下ネタばれ満開

1、青嵐血風録
日本刀を振りかざして、スモークの向こうからアリカ様登場。しょっぱなから大和ソング3連発という、見事な飛ばし方で御座います。血みどろの戦場で日夜戦いに明け暮れる孤独な我ら。その昂ぶる魂を、アリカ様が高らかに謳い上げます。

2、愛と誠
とりあえず、この曲が生で聴けたことにヒャッホウ。青嵐、勇侠に比べると、何処か晴れ晴れとした明るさのある作品だと思います。幾千の敵を迎え撃つことになる“あなた”を愛し、信じ続けると誓い、大和撫子たらんとする高潔な女性が主人公の歌だからでしょうか?胸の奥が熱くなり、血がたぎってくるような感覚を覚えます。

3、勇侠青春謳
コードギアス前期ED主題歌。ここでスラッと、鞘から刀身を引き抜くアリカ様。嗚呼、なんと勇ましき事哉。大変有名な曲なので、周囲の空気がオオッと引き締まったのも納得。ライブでは、『勇侠の〜』が『憂国の〜』に変わっていました。

4、春蚕
ローゼンメイデンのキャラCD(vol.7)薔薇水晶に収録。これは暗い。

5、暗黒天国
かみちゃまかりんOP主題歌。ドラッグクイーン妖艶に乱舞・・・ステージが一気に異様で華やかなものに!暗黒天国の難解な高音をなんなくクリアするアリカ様。流石です。最初のMCで喋るのが辛そうだったので、喉の調子が悪いのかな?と思ってたんですが、杞憂だった模様。

6、跪いて足をお嘗め
怪物王女ED主題歌。ひたすら女王様。イ、イヌとお呼び下さい(待!!

7、欲望
ひたすら昏い雰囲気でありながら、アリカ様の絹のようにしなやかな歌声がいつまでも耳にこびりつくバラード曲です。本人的には『汚い声で歌う』ことを目指しているらしいですが、何を持って汚いというのか、マジでわかりかねます。ですが、結構、正統派なバラードだからでしょうか?これまでのアリプロの作品には、無かったような曲であるように感じます。

8、KING KNIGHT

9、跪いて足をお嘗め
片倉さんと、バイオリン2名による演奏(ボーカルなし)。

10、CYBER DEVILS
これは、曲の解説が興味深かったです。ネット社会および、ネットによる他者関係構築の危うさを、曲のテーマに取り込んだ模様。人間は一人で生きていくもの・・・みたいなことも云っていたかな。『こんなこと云ってるから友達いないんですけど・・・』と、寂しいことを呟きながら、へーぜんとした表情のアリカ様ハアハア(何。9曲目の間に、真っ白なウイッグ&蝶の模様がついた白衣装にお着替えなさったアリカ様・・・、こんなトリッキーな衣装が似合うのはアリカ様だけ。

11、暴夜layla幻談
アリカ様の“アラビア”への熱き想いが感じられる一曲(何。ホントは、アルバムのタイトルも『アリババ』にしたかった・・・とかおっしゃっていただけに、アリカ様のアラビアパッションが伺えます。

12、胡蝶夢心中

13、暗黒サイケデリック
今回のツアータイトルにもなっている作品。サビ直前の歌詞が、なんとも強烈なインパクトを持っている曲です。“他人と同じことなんか したくない興味ない 特別が欲しいから ワタシのところに来たんでしょ?”この(思春期前後ぐらいの)若く熱い魂をピンポイントで揺さぶるようなお言葉!!こんな詞がスラッと出てくるのがアリカ様の凄まじい処だと思いますし、アリカ様にそう優しく語りかけられたら、ファンは無言で頭を高速上下させる以外何も出来なくなってしまうことだと思います。

14、GOD DUVA

15、亡國覚醒カタルシス
亡国の、右手で顔を隠して、左腕をまっすぐ伸ばすあの振りは何度観てもカッコ良すぎて死ねますな(『嘆キノ壁ハ 積ミ上ゲラレテ〜』の直後)。

16、六道輪廻サバイバル
六道とは、死後、人間が生前の罪の度合いによってブチ込まれる6つの世界のこと。六道輪廻とは、その6つの世界をクルクル廻りまくる、スパイラル地獄の絆状態のこと(意味不明。アリカ様は、この曲のダダダダダダという6音の打ち込みを聴いて、この曲の詞(*六道)を思いついたそうです。生まれては死に・・・また生まれては死に・・・。どの生でも、どの地獄でもただひたすら強く生き抜かなければならない人間を冷酷に俯瞰した詞でありながら、“次の輪廻でも君に逢いたい”という、ささやかな願いが歌詞の各所に込められているのがアリプロらしくて素敵です。世界観的には、だいぶ前に発表した『阿修羅姫』にも通じる処のある作品だと思います。

17、聖少女領域(*アンコール)
去年のライブのアンコールは、CD発表前の勇侠〜で、やばい・・・アンコールなのに全然ノれない・・・と焦ったものですが、今回は、大ヒット中の大ヒット曲&知名度高位のアリプロ曲で攻めてこられたので、もう曲開始から爆発的に(心の)テンションが上がりました。アリプロのライブはしっかり仁王立ちしてじっくり聴くのが基本スタイルなので、大げさに動いたりはしないんですけど、それでもこの曲のときは、軽く身体でリズムを取ってしまいましたね。アンコールの衣装は超ゴスロリ仕様で、こちらも見応えアリ。

18、未来のイヴ(*アンコール)
云わずと知れた超名曲。この曲は、とにかく振り付けがかわゆすぎるのです。ドラッグクイーンのロボット的な動きも良かったですけど、3人で横を向いて腕を前後に動かすダンスとか最ッ高〜に可愛かったです。これはたまらん。しかし、ドラッグクイーンが登場すると、アリカ様の華奢さというか、可憐さが際立ちますね〜。

<その他>
ドラッグクィーン・オリーブさん(ステージ向かって右)の猛烈な色気に眼が釘付け。妖しい流し目、見る者に劣情を抱かせる子悪魔な表情、柔らかく波打つカラダに、あの美貌。夜の街から出張してきた感じのする、イケナイ雰囲気がとっても素敵でした。*公演終了後、耳を澄ませてみると、オリーブさんに思わず心を奪われていたっぽい子がたくさんいました。




<メルフォお返事>
>かな様
桃華情報ありがとうございました〜。また参考にさせていただきます!

>9月10日に拍手×4下さった方、ありがとうございました!!!!
  
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2007年08月15日

LOVELESS キャラクタードラマCD VOL.4(江夜&倭)

LOVELESS キャラクタードラマCD VOL.4 KOYA&YAMATO〜JOBLESS〜 (2006/8/25) フロンティアワークス

アニメ『LOVELESS』に登場するキャラ、ひとりひとりに焦点を当てたドラマCDの第四弾。今回は、LOVELESS生粋の百合カップル中野倭(かかずゆみ)坂上江夜(釘宮理恵)がメインです。

軟派で優しくて、ちょっと弱いところのある倭と、暗くて脆そうだけど、意外と芯の強い江夜のカップルには、激しくハマらせて頂きました。アニメにもちゃんと登場していて、これも嬉しかったですね。



風に吹き晒されながら、普通の生活に憧れる倭と江夜。生きていくのは大変だと考え込む江夜。二人は、過去のアルバイト経験を思い出す・・・。

会話から想像するに、気魯薀屮譽4巻第22話直後でしょう。22話は、立夏たちに破れたヤマコウが、ゼロという肩書きを棄て、ふたりで生きる決意をするという素敵回でしたね。。高河先生の百合モノを堪能できるという意味でも、4巻はエクセレントでした。

本作は過去の思い出話を絡めて、現在に繋げていくことで、痛覚を持たない“戦闘機”と“サクリファイス”として生まれた、倭と江夜が、いかにお互いを必要とし、(恋愛感情込みで)想いあっているかということがよくわかるCDドラマに仕上がっております。


怪我をしたことを渚先生に咎められ、げんなりする倭。
自立を目指して、バイトを提案するが、律先生に会話を聞かれてしまう。それとは関係なく『草灯クン・・・可愛い・・・』と呟き続ける律先生は、漫画よりもアニメよりも危なキモくてグー。


江夜と倭は、ふたりで生活できることを渚先生に証明する為に、バイトを探すことにする。能天気な倭に対して、あくまで真面目にバイトを探そうとする江夜。

*道路工事→力仕事を頑張る江夜と、あっけなくへばる倭が可愛い

*ファミレス→ここで突然ハイパー百合会話が。。

『ねえ、江夜・・・キスしていい?』
『うう・・・ここで?』
『だって、江夜ったら、可愛いんだもん。眼鏡とつけ耳が制服にぴったりで(甘い声)』
『倭こそ・・・似合ってるよ・・・』
『じゃあ』
『いいけど、誰かに見られたら』
『誰も見てないよ、ね?』
『・・・うん(ゴソゴソ←衣擦れの音)』


しかし、そこに立夏と清明がやってきてあっけなく中断。江夜も舌打ちしてたけど、こんなシーンで止められたら私も激しくフラストレーションががが(略。

江夜って、表面上は受け受けしくあるんですけど、心の中では結構積極性に溢れてて、そのギャップがイイです。明るく爽やかにエッチィ倭も、相変わらず魅力的ですけどね〜。


ガラの悪いオッサンに絡まれる倭。実はファミレスを乗っ取ろうとする悪党。そこに変装をした渚先生と律先生が様子を見にやってくる。嫌がらせを受ける江夜に腹を立てる渚先生。


なんか、いきなり超展開なんですけど・・・。ナイフと拳銃が乱舞してます。。立夏以外全く興味のない清明のプチ悪人ぶりと、律先生のお茶目鬼畜ぶりが目立りますなあ。ヤマコウを助ける渚先生に、彼女のゼロに向ける歪んだ愛を垣間見た気がしました。


ここで現在に戻ります。昔はバイトも何も上手くいかなかったけど、今度はきっと大丈夫。そういって、お互いを励ましあうふたりが健気で健気で・・・。

『一人で生きていくのは大変だろうけど、二人なら』
『うん・・・そうだね。二人一緒なら、きっと』


ピロートークみたいな、二人の密やかな会話にキュンキュンしました。

4巻22話のラストは、ヤマコウにとって希望に溢れたものでしたが、このドラマのラストも、その後のふたりがちゃんと二人で寄り添って生きていけることを再確認するような感じになっていて、個人的にはとても満足でした。

本編に出てくることはもうないかもしれませんけど、本当に好きなキャラだったので、こうやってサイドストーリーを聴くことが出来て良かったです。私は満足でしたが、CDドラマとして考えると全体の尺がちょっと短いかもしれません。ヤマコウ好きなら、間違いなくコレクトをおススメします。

キャストコメント
・渚先生・律先生・草灯・立夏・倭・江夜・兄貴・弟分・店長



*拍手お返事*
・8月9日の拍手×10の方、ありがとうございます!
・8月10日の拍手×1の方、ありがとうでございます!
・8月11日の拍手の方『奈落の花〜・・・』
始めまして。拍手有難うございます。そして、ああ、申し訳ありません。当サイトは、そういったことは一切やらないことを決めているのです。。妄想爆発レビューしかない当ブログでありますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

  
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2007年05月05日

舞-HiME ドラマCD 実録 ! 「裏」 風華学園史 第一章

舞-HiME ドラマCD 実録 ! 「裏」 風華学園史 第一章(2005/1/26)ランティス

アニメ『舞−HIME』のドラマCD第一弾。
風華学園の歴史にとても載せられないようなエピソードは、すべて凪が持つ“秘密の裏日記”に書かれていた・・・という設定。今回も、悪ノリ☆オンパレードの連続大会なので、もうこれは心して聴くしかないですね。

プロローグ

第一話、はじまりのころ
舞衣による、登場人物紹介。

第二話、らんじぇりー・らぷそでぃ

オーファンに下着をほとんど持っていかれてパーにされたなつきが、舞衣と命を伴ってなじみの下着屋に赴く。

『おこしやす』

ホラ来たわああああアアアアァァァァァ!!!なんと期待を裏切らない御方!!!店長の代わりに店番を頼まれた静留は、触診で舞衣の胸をまさぐり、カップ・形状をしかと確認。

『いやッ・・・アアッ・・・』

会長のゴールデンなフィンガーテクによって激しく喘ぎまくる舞衣に、

『やっぱり・・・静留は、その、上手いんだ・・・すごく』

と、半笑いのなつき。会長、SUGEEEEEEEEEE!!!!つーか、なつきに“上手い”と云わせる位のことしておきながら、本当の気持ちは(この時点では)これっぽっちも口に出していない会長MOEEEEEEEEE(えー!!!!その後、試着室にも、問答無用で連れて行かれる舞衣・・・。

『鴇羽さん、かいらしい声でなきはるなぁ?』

再び喘がされまくり、今度は天国にまで行かされてしまうことに・・・。なんという変態ドラマ・・・いや、変態静留会長・・・。こんなお人ですけど、静留さんにはそれを打ち消すだけの魅力があるということに、改めて気付かされる一作です(何。

第三話、ウルテル・デン・リンデン

日暮あかねと、(風華の教師になる前の)碧ちゃんが、リンデンバウムでバイト中に、楯と志帆が遊びに来てひと悶着なお話。。カズ君とは、ほっぺたにキス程度のお付き合いというあかねに、碧ちゃんが“いけないこと”を吹き込みまくります。男の子をその気にさせるあの手この手は『48ヶ』もあると教えられたあかねちゃんだったが・・・。特にオチなし。グダグダ目かも。

第四話、祭りのあと

舞衣の誕生日パーティ2次会のお話。
舞衣・命・あおい・千絵・なつきに、あおいの泣き落としで引き込まれた奈緒も加わるが、ここで奈緒の悪巧みが本領発揮。奈緒にプレゼントとして“お酒”を渡された舞衣。仕方がないので、みんなでちょっとばかし呑んでみることにするが・・・。

第五話、あとの祭り

第4話の続き。酒の力であっさり開放的になったみんな(特になつき&奈緒)のメチャメチャなお話。・・・しかし、なんという“なつ奈緒”

『だからぁ〜、お前はいちいち生意気だっつの』
『うるはいわね〜、ちょっと美人だからってカッコつけるんじゃないわよ、このぺチャパイ』
『なにをを〜、お前よりはあるわぁ』


ベロベロ口調で言い争うtiaraway最高ハァハァ(待。

『でもね〜、あたしだって不幸じゃ負けないんだからああ』
『なにをを〜、不幸なら私だって負けないからァ・・・母さん死んじゃったの・・・崖からどーん』
『なつきいいぃ〜、あんたも大変らのね〜』
『奈緒おお』
『あたし、あんたのこと誤解してた。うん、これからは仲良くしようねえええ』
『うんうん、奈緒おおお』
『なつきいいいい』


もうこのやりとりだけで、なんちば・・・いや、なつ奈緒半年分のエネルギー補給できますわ。本編では、生かすか殺すか・・・って感じの、殺伐とした二人でしたからね。酒の力とはいえ仲良くなってるっぽい二人を見るのは、なかなか嬉しいものがあります。。翌日になると全部忘れているというのは、まあ、“ご愛嬌”ってコトで。

第六話、生徒会燃ゆ(萌ゆ?)

生徒たちから、ガラクタを押収した遥と雪之。ガラクタと思われたソレは、実は精巧なフィギュアで・・・なお話。途中で入ってきたシスターが、精巧で破廉恥なフィギュアに大興奮(?。その後、何故か3人でコスプレパーティをすることに。えーと、微妙にグダグダです。

第七話、幻の伝言

宿題のノートを忘れた志帆が楯と一緒に、夜の風花学園に行く。そこで志帆が出会った意外な人物は・・・。それは夢か幻か。でも、やっぱりあの子は本当にいい子でした・・・。

第八話、シスター紫子の懺悔室

シスターが迷える子羊の悩みに右往左往しながら答えていくお話。そんなに面白い話ではなかったですが、最後のちょっとしたシリアスな部分は良かったかもです。

EX、ボーナストラック『執行部殴打事件〜女子高生湯煙ツアー、秘湯に待ち受ける羞恥の罠、シスターと女教師は見ていた〜前編』

出ました!!特別変態ストーリー!!
風華学園の近くにある温泉施設に、みんなで遊びに来た舞衣一行だったが!?

『私は、静留に、強引に誘われて・・・』
『誘われたらホイホイついて来ちゃうんだ?やっすーい』


そしてまた出た、この二人!!思った以上になつ奈緒イケイケなやりとり(口論とも云う)が多いですよね、このドラマCD。でも、やっぱりこの人だけは外せません!

『まぁまぁ、こんなとこまで来て喧嘩せんときよし。せっかくの温泉やさかい、なー?なつき』
『う・・・あまりじっくり見ないでくれ』
『なんで?うちら女同士やないの』
『それは・・・わかっているんだが・・・』


じっくり嘗め回すようになつきの肢体を見る静留会長。素晴らしい。素晴らしい下心です。

その後、温泉(に入るおなごはん)の素晴らしさを語りだし悦に入る静留に『静留ぅ・・・』と、嫉妬なのか困っているのか微妙に感情を込めた声で呼びかけるなつき。更に、うちはBぐらいが好きどすと云いながら、あかねの胸を毒牙にかけようとする静留に『オイ、静留!!』と、今度はたしなめるように云うなつき。


・・・こ、これってなつき、ヤキモチ焼いてますよね!?そうですよね!!?なにぶん声だけなんで、想像するしかないですけど、自分以外に興味を持ったりちょっかい出す静留をあまり快く思わない感じのなつきって、本編ではあまり見られなかったのでなんか新鮮です。というか、ものすごく美味しいんデスけど!!いや、もしかしたら静留さんはそれを見越して・・・??はぁ〜、どちらにしろ、やっぱりこの二人は最高のペアですNE。

話の筋としては、あられもない姿でブッ倒れている遥を雪之が発見。遥の気絶の原因は頭のコブらしいが・・・。ここで突然、名探偵を気取りだした碧ちゃん。果たして、雪之を殴った犯人は誰なのか・・・第2章のEXに続く・・・ってな感じです。


全体的には、脚本家が本能の赴くまま書き散らかした短編という感じで、あまりオチてない話も多いんですが、『キャラ萌え』に焦点を当てたドラマCDとして見てみれば、かなり良い出来の作品集となっているように思います。短い話が多いですけど、話数は多いですし、各キャラの見せ場がまんべんなく用意されてますからね。舞−HIMEファンなら、どの話も面白く聞くことが出来るんじゃないでしょうか。

勿論、静留×なつき派なつき×奈緒派にはむひょむひょむははは〜な展開がたくさん仕込まれてますから、ソッチ好きの方の脳内妄想機関車が止まらなくなること受け合い!!!tiarawayのファンもかな〜りニヤニヤできますYO!!

それにこの表紙!!幸せそうなエロ顔でなつきの背中に抱きつく静留会長おおおお!!!やっぱこうでなくっちゃね!!

  
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2007年01月09日

『舞−乙HIME』ドラマCD〜ミス・マリアは見てた ガルデローべ裏日誌VOL.2

『舞−乙HIME』ドラマCD〜ミス・マリアは見てた ガルデローべ裏日誌VOL.2(2006/6/21) ランティス

ドラマっつーより、本家公式二次創作・・・と考えたほうが適当かもしれません。。舞乙シリーズ構成、吉野弘幸氏の(人道を大いに踏み外した)悪ノリが大いに楽しめます。もー、ここまでやってもらったら何も云うことないです。

エロ&下品はちょっとやり過ぎの感もありますが、ナツキ&シズルを信奉する方なら買っても全く後悔なしかと思います。ナツキ&ナオ推しの想像力を喚起させてくれるような美味しい作品も御座います。ってな感じで、相変わらずネタばれ全開でよろ!

第一話 シマシマ最強伝説

ガルデローべのある休日。アリカとニナは、怪我をしたエルスに下着を買ってあげるため、ナオに例のバイト繋がりの下着店へ連れて行ってもらう。悪巧みの為に後をつけてきたトモエだったが・・・!?ナオの“いい姉御っぷり(悪)”と、トモエの“三下っぷり(悪)”の対比がお見事です。しかしナオはドSですねええええ。いいですねえええ。言葉責め&羞恥プレイSUGEEEEE!!!



第二話 失われた流れ

アスワド頭領のミドリが幼かった頃を回想するお話。ミドリとヨウコは、やっぱりレイトが好きだったんですね。ミドリとヨウコの水浴びを爽やかに覗くレイトさん・・・。ほのぼの話かと思いきや超深刻ドシリアス話でした。『機械の身体』に対するミドリとヨウコの激しい意見の相違。譲ることのできないそれぞれの想いが、のちに二人が道を違える原因となったのでした。
そしてラストで唐突にナオ直伝の『マット洗い』をミドリに試そうと張り切るアリカ・・・。やめてアリカ!!頭領が目覚めちゃうYO(死!!

第三話 おねえさまへ・・・

『ゆうべは・・その・・素敵・・・でしたわ』
『んふふ・・・かいらしかったわねー、トモエさん。あないに大声出さはって』

いきなり成層圏までブチ抜けるような会話からスタートする愉快なお話。それはもう爽やかな迄に全編エロトークで彩られています。いいのか!?ここだけ深夜ラジオなのか!?!

『なんやこのあたりで、新しい趣向が欲しいとこどすなぁ(変態)』

等等ノーマルな愛の交わし方(苦しい表現)に飽きちゃったとぬかすシズルの為に、トモエが知恵を振り絞ります。

『あんなこととか、そんなこととか、あまつさえそーんなこととか、うそっ、まさかここまでェ・・・みたいなのがええどすなあ』

(↑)この台詞を滅茶苦茶嬉しそうにほざくシズルさんって・・・。CV進藤さんのノリノリ演技に注目!!

ヨウコ先生を脅し、派手で凄い『大人な玩具』を特注させるトモエ。しかし、こんなとこに本編のあの重要なシーンに繋がる伏線が隠れていたとは・・・。まあ、ろむろむが一番ドキッとしたのはシズルの『痛いのはいやどす』って台詞なんですけど。なんか良くないですか(誰に言っとる)??

しかし、シズルさんは(敵を叩きのめす時も)からかう時も、いっぺんの容赦もなさらないんですねえ。つくづく敵に回したくないお人です。これでナツキにだけはベタ甘なのが、シズルのシズルたる所以ですけどNE。

また、裏の三下主役トモエの七色化学変化がじっくり堪能できるの本作の特徴ですので、田中理恵ボイスファンの方にも鬼おススメです☆その後、シズルお姉さまの『カウンセリング』によって覚醒したトモエがとった行動とは・・・、続きは本編でお楽しみ下さい(ほとんどバラしてますが)。



第四話 乙女の悪戯

アルタイに下ったニナと、やっぱり小悪党のトモエ。またトモエかYO!!セルゲイのお見舞いに、雑誌『乙女の悪戯パート22』を差し入れたトモエ。この乙女の悪戯は、ニナがナオに初めて手伝わされた仕事に関係があるアレな雑誌だった。なんとか取り返そうとするニナだったが・・・。小さい頃からニナはお父様一筋だったことが伺える意外と可愛いエピソードでした。

第五話 大統領の陰謀

ナオ×ナツキ!!ナオ×ナツキ!!ヒッチハイク(というか強制連行)によって、何とかエアリーズに着いたナオとナツキ。あられもない写真をハルカに笑われ憮然とするナツキだったが、その裏ではもっと黒い何かが進行していて・・・。というお話。

ナツキのいるシャワールームに突然ナオが進入。猫なで声を出してナツキに迫ります。

『わあああ、馬鹿やめろ!!そういうのはシズルだけで間に合ってる!!』

ナツキの慌てふためきっぷりにピンと来たナオは、押したり引いたりでますますナツキに攻め入るのですが。。いやもう、悪乗りしてるナオほど楽しそうな人はいませんね。服をシュルシュル言わせながら脱ぎだすナオはエロです。効果音って素敵だな。

『シズルお姉さまがいるなら、それでもいいわ!!でもそうじゃないなら・・・あたし・・・あたしいいい!!!』

(↑)の台詞とかを聞くと、もしかしたらナオもまんざらじゃなかったり〜とか思っちゃったりしません?ナオ×ナツキ派にも勇気をくれる一作です(何。



第六話 アリカより愛をこめて

マイがお母さん以外の何者でもない一作。黒い谷でのアリカたちの修行風景など。
アリカを巡って、ミユとマシロが対立。本編で、オトメとマスターの『痛覚共有』が、あったりなかったりしていた理由もちゃんと説明されていました。アリカが大切すぎてアホになってるミユ。マシロとの好き好き対決の行方は・・・。

第七話 星が奏でる物語

アルタイVSガルデローべ最終決戦前夜の物語。
このCDドラマ中、最も真面目で、最もアニメに準拠していると思います。アリカ・マシロ・ニナ、それぞれの想いが交錯する夜。細やかな心理描写がなされていますねえ。ニナとセルゲイの一夜の顛末も。

第EX話 シズル・ヴィオーラ回顧録

よっしゃあああああ、来たあああああああ!!!シズルさんの一人称でガンガン進む、甘酸っぱいナツキとの思い出。若き日のシズルさんは、太宰ばりに厭世的で、その場の享楽を適当に楽しむ捻くれた学生さんだったのでした。お部屋係志願にやってきたナツキにいきなりキス→平手打ちのシズルさん。

『みんながうちに望むんはそれだけやろ?綺麗で優しいお姉さま。せやからうちは、それに答えとるだけどす』

ひゃー。いいですねえいいですねえ、この全てを鼻先で笑うような、斜に構えた感じ!!逆に新鮮です。ところが、言い合ううちに泣き出して走って逃げてしまったナツキを、シズルはその日からずっと忘れられなくなってしまいます。そんなシズルを見て、イライラが収まらないハルカは、ある一計を案じます。ハルカちゃんの体育会系な思いやりがイイ味出してますね。

一方、拗ねるナツキをなぐさめ、なだめるマイマイ。しかしマイはなんて大人で、思慮深く、友達想いの良い子なんでしょう(嗚呼、舞HIMEの時もこうだったなら・・・)。そして感動のフィナーレ・・・。ナツキの真っ直ぐな口説き文句に当てられ、すっかり恋に落ちてしまったシズルさんなのでした。



エピローグ
ミス・マリアが大変なことに・・・っていうかこれ何!?

  
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2006年12月12日

はやて×ブレード DRAMA CD Vol.1

『はやて×ブレード DRAMA CD Vol.1』(2006/3/24) フロンティアワークス

林家志弦さんの同名漫画『はやて×ブレード(はやてクロスブレード)』が遂にドラマCD化。ろむろむも応援している漫画だけに、ドラマCDなどのメディア展開はたいへん喜ばしいです!

ドラマCDの物語内容は、漫画第1巻の内容をバラバラにした上で、再構成した・・・という感じでしょうか。ろむろむは漫画を繰り返し読んでいたので、物語世界にすんなりと入ることが出来ましたが、漫画を読んでいない人が聴くと『???』状態になる可能性があるかもしれません。。CDを聞く前に、漫画の1巻だけでも読んでいれば、面白さも理解も倍増しになると思いますので、是非ご一読下さい。

【はやて×ブレードあらすじ】
女性オンリーの中高一貫校『天地学園』には、他にはない珍しい制度があった。それは『剣技特待生(剣待生)』制度。二人一人のチーム(刀友)でチャンバラバトルをこなし、勝利を収めるごとに賞金が与えられるというものだ。双子の姉の身代わりに転入したお馬鹿な主人公『黒鉄はやて(くろがねはやて)』は、止むを得ない事情から刀友の『無道綾那(むどうあやな)』と共闘し、強敵たちとのバトルに身を投じることになる・・・。(*ガールミーツガール好きにとっては押さえておきたい一品。友情と百合のキワドイ境界妄想飛び越えろ!!)

という訳で、早速レビュースタート!(*ネタばれ70%強)

第1話:バカは頂点を目指す
天地ひつぎ会長がしょっぱなから飛ばしてくれます。静久のカッコいい『鐘打ち』も完璧に入ってます。綾那にボロ負けした屈辱から復讐に燃える三下『鈴木園絵』登場。

第2話:遅れてきたバカ
はやてと綾那が鎖で繋がれてピンチに!はやてと綾那のファーストインプレッション回想。

第3話:迷走するバカ
はやてと綾那が鎖で繋がれてピンチに(その2)!はやてと綾那が刀友になるまでの回想。静久の『私のほうが早いです(嫉』が聴けて、ちょっと嬉しい。

第4話:突き抜けるバカ
バトルの結末。はやてを完膚なきまでにシバき倒す、ナイスなS綾那。でもゆかりに会った途端にナイスなM綾那。

番外編 第一話:はやてと洸の愛戦士(*オリジナルストーリー)
帯刀(タテワキ)が超目立ってますけど、超可哀相です。絵がないせいか、マジで会長が底意地悪い人に見えるミステリー。綾那に『人間以下の扱い』をされたはやてと、会長に『空気扱い』されたタテワキが、『人間になりたい(←?)』と順に泣きつき、あれやこれやの策を講じますが・・・。五十鈴も一瞬だけ登場(*マジで一瞬)。とりあえず順は面倒見良すぎ。

番外編 第二話:はやてと綾那の長い夜(*オリジナルストーリー)
綾那といまひとつ仲良くなれないことを悩むはやてが、もかちゃんに現状を相談。成績もアレなはやての現状をかんがみて『綾那に勉強を教えてもらう→仲良くなる』を実践するはやてだったが・・・。とりあえず順ははやてに優しすぎ。正直、順みたいな姉が欲しいよね(*UFOは最高だよね←隠語)。

はい、ろむろむはドラマの中で一番このお話が好きです。っていうかハヤブレで泣きそうになるなんて!!我ながらビックリ。ベタなストーリーなんですけど、ハヤブレは『ベタ』であれば『ベタ』であるほど物語が熱くなるような気がします。とにかく健気で素直なはやてが(ドラマ中で初めて)可愛く思えました。そして、はやてを邪険に扱いながらも、結局冷たく突き放せない、不器用で優しい綾那も最高だと思いました。

という訳で、CDドラマ総括
現在進行→過去回想→現在進行→過去回想→・・・という展開で物語が進みますので、よく聞いていないと、どこからが今で、どこからが過去なのかゴチャゴチャになってしまうと思います。かくいう私も何度か混乱しました。

1巻丸ごとを20分強のドラマにまとめてますから、多少のハショリは仕方ないとも思いますけど、もう少しわかりやすく作って欲しかったな〜というのが本音です。あと各話の冒頭では、毎回はやての声で『題名』が叫ばれるんですが、これはどうかと思いました。3話と4話の間などは、どう考えても話のスピード感が打ち消されていますし。。

はじめは、はやての声がどおおおおしても引っ掛かったんですけど、もうコレは慣れるしかありません。っていうか慣れます。はやてはもう少し声が低いイメージがあったんですけど、こういうモエモエハム・・・いや、モエ小動物系のはやても可愛いかもしれません。綾那は問題なしのハマりっぷり。カッコいいし、興奮したときのアドリブとかが面白かったです。じゅんじゅんは・・・ナイス白薔薇様

ちなみにろむろむは「順×夕」「順×綾」「雉×猿」派です。お前は何でもええのんかって感じですけど、そういう妄想も明るく楽しくできるのが『はやて×ブレード』の魅力のひとつだと思います。



連載中の漫画は、綾那とゆかりの過去が見えそうで見えないもどかしい感じが続いていますね。単行本は5巻まで刊行。どうでもいいことですけど、4巻の外伝で『辻ちゃん』『加護ちゃん』ペアが登場したときは一人で盛り上がってました(病気。

ついでにろむろむは、心の中で密かにアニメ化を熱望しております。この際OVAでも何でもいいんですけど、展開してくれないかな。。こんな感じで・・・



CDドラマも何だか続編が作られそうな予感が致しますし、とりあえず犬神さん級に深〜く念じながら『その時』を待つと致しましょう!!

  
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2006年12月09日

『美郷あき』ミニライブ&握手会/大阪・とらのあなにて

『美郷あき』ミニライブ&握手会
(1:30開場 2:00開演)

大阪日本橋の『とらのあな難波2号店』3階にて本日開催された美郷あきさんのアルバム発売記念イベントに行ってきました。普段は『とらのあな』なんかで絶対に買い物なんてしないんですけど(オタクのお兄さんたちがなんか怖くて)、美郷さんを間近で見れて曲まで聴けて握手までしてもらえるなんて滅多にないことなんで、勇気を出して突撃ゴーゴー!!

集まったのは、だいたい60人ぐらいでしょうか。そのうち女性は6人ほど(ろむろむ含)でした。まあ、場所が場所ですからねえ・・・。ろむろむは、整理番号的にはすんごい後方だったんですけど、人数のお陰か、あまり遠すぎることもなく、周りも大人しそうな人ばかりだったので安心しました。

そして開演!ランティスの会社の方(女性)が、ソツのない司会進行を行い、遂に生『美郷あき』が登場!!キャホオオオオオ!!!かかか可愛いいいいいYOOOOOO!!!顔にも声にも出しませんでしたが、頭の中では興奮の絶叫がこだま響き(何。小柄な身体に、煌く笑顔ですよ。眩しい、眩しすぎます!!もう狂ったように拍手しまくりました。

今回は『握手&ミニライブ』と銘打たれていたイベントですが、嬉しいことにきっちり30分間トークをして下さいました。大体が、質問→解答形式でしたね。美郷さんが結構喋れる人ということにちょっと驚きました。司会さんのツッコミも良かったです。

初めは銀色の箱の中に、今まで美郷さんが出したCDが入っており、そこから美郷さんが引き出したCDについて語ってもらうというものでした。間違いなく仕込みだと思うんですけど、そんなことはどうだっていいんでございます。

『君が空だった』『少女迷路でつかまえて』の撮影秘話、レコーディング前後の心境などなど、しっかりと聞くことができました。美郷さんは、真面目なええ子ですわ。私と同じぐらいの年齢の気もしますけど、まったくもってエライ違いですよ。。

っていうかみなさん、美郷さんの口から『百合』の単語が飛び出しましたよ!!

『くちびる白昼夢』ネタでストロベリーパニックのことについて語ってくださったんですが、美郷さんはこのストパニの世界観に、はじめはどうしても入り込めなかったみたいです。やはり百合物語というものに馴染みがなかったんでしょうかねえ。それを自分なりに考えて考えてようやく『歌』にすることが出来たそうです。

ストパニは置いといて、美郷さんが百合についてどこまで考えたのか死ぬほど気になる処ですが、残念ながらそこまでは語ってくれませんでした(当たり前だ。

次に、別の箱からちょっとした質問がちょろちょろ。その後、ファンの中から挙手で質問。みなさんなかなかイイ質問してくれやがりますね。『アニパラでの裏話』や『歌のコツ』などの質問がでました。あと『畑亜貴さん』の名前が美郷さんの口から出たのもちょっと嬉しかったです。さて、トークが一段落着いたところで、いよいよライブ開始!今日は3曲歌って下さいました。

1、明日を止めないで
高音の伸びが良いですねえ。CDよりもちょっと高めだったような気もしますが、やっぱり上手いです。サビになるにつれて、振りに気合が入っていったのが素敵でした。

2、君が空だった
出たアアア!!!舞−HIMEのED映像がアリアリと浮かんできました。美郷さんの真髄は『しっとり聞かせる系の歌』にあると改めて思いました!

3、少女迷路でつかまえて(berry’s maturing ver.)
アルバムバージョンの方で歌って下さいました。ここでは全員がスタンドアップしました。野郎づくしの会場ですので、ろむろむの前方には無数のそびえたつ岸壁が・・・。

心の中で『Silent wing』が来て欲しいと念じてたんですがダメでした。うう、残念。

さて、ライブもつつがなく終了し、本日最後の大目玉イベント『握手会』がやって参りました。もう待ってる間心臓バクバクですよ。同性でも緊張するもんはすんねん!何を言おうか迷う迷う迷ううう。とりあえず、手を握りながら長く粘っているファンに軽く呪いをかけつつ、今か今かと順番を待ちます。

いよいよ自分の番!!とりあえず『今の正直な気持ち』を話し、両手で手を握りました。なにぶん握手会とか初めてなものですので、できるだけソッと握手するようにしてみたり。はあ〜、近くで見てもやっぱり可愛かったです。。って、あああもうちょっとなんか話せば良かったわあああ!!勿体無ああああ!!

とにかくろむろむは、柔らかな美郷さんの手を一生忘れません!!
ありがとう美郷さん!!
次はどうか大阪でもライブをやってプリーズ!!!待ってます!!


<メルフォお返事>
ユリミテ様
はい!気合入れて日々頑張っております!!奈緒&なつきは一度ハマるともう抜け出せない魔性の二人ですね。いやあ〜、私どうにも気が多くて(死。あれもイイ・・・これもイイ・・・って感じで落ち着きがありません。。あ、それから『とりあえず私は今でもバリバリ』とだけユリミテ様に伝えておきます!ろむろむは一度着火したら、もう止まらない人間なのです。あああ。
メルフォでのコメント、本当に有難うございました!!!
  
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2006年11月21日

『ローゼンメイデン・トロイメント』オリジナルドラマCD

『ローゼンメイデン・トロイメント』オリジナルドラマCD
(2006/2/22) メロウヘッド


(ローゼンメイデン超簡単あらすじ)
伝説の人形師ローゼンが完璧な少女『アリス』を目指し、作り上げた生き人形『ローゼンメイデン』。ローゼンメイデンたちの魂の欠片が一つになった時、アリスは誕生するという。父を愛し、アリスを目指すが故に引き起こされる戦い『アリスゲーム』に身を投じながらも、迷い戸惑う薔薇姉妹の辿りつく場所とは!?!

アニメ・ローゼンメイデントロイメントでお馴染みのジュンと薔薇姉妹たちの、とある平和な一日を追ったドラマCDです。ローゼンメイデンはお話はもちろん、人形達のビジュアルが素晴らしく魅力的なので、こういうドラマCDを聞くと、どうしても彼女たちの動いている姿を見たくなってしまいますねえ。贅沢な話ですが。。

では以下、ネタバレ85%でよろしくです!

1、オープニング
『聖少女領域(TV size)』

2、『病』前編
ジュンが風邪を引いて、ローゼンメイデン大騒動な一日。
世話をしてあげたいのに、ジュンにそっけなくされてブチ切れな翠星石。ジュンに乱暴に当り散らします。しかしジュンが眩暈で倒れた瞬間、『しっかりするですぅ!』といつもの如く素早く豹変。雛苺も『ジュンが死んじゃう〜』と泣いたり、笑ったり、何かと世話を焼きたい模様。収拾がつかないので、蒼星石の提案で、交代でジュンの面倒を見ることになるのですが。。。
まあ、とにかく雛苺の必死さと可愛さ、翠星石のツンデレの応酬が見所ですね。でも二人とも声が高いのでちょっとキンキン声が耳に痛かったです。この声に毎日耐えるジュンは大物。

3、『病』後編
名探偵クンクン(*アニメに出てくる人形劇番組の主役ぬいぐるみ犬)が健在かどうかをジュンに確かめる為、華麗に水銀燈登場!!しかし、クンクンが好き過ぎる水銀燈って、『可愛い』というよりなんかちょっと『怖い』ですよね。。めぐが貰い物の『くんくん人形』を捨てようとするのを必死で阻止したり、『ぅ・・わ・・私が・・捨ててきてあげる』と言いつつゲットして狂喜乱舞の水銀燈の姿が拝めます。

水銀燈『でもつまんない感じィ〜人間ってほんとに弱い生き物なのね、みんな病気ばっかり・・・』

ジュンに投げかけた、独り言のような水銀灯の言葉に、水銀灯のめぐを想う気持ちが読み取れます。アニメでも、めぐのことを何かと想いやる描写が多かったので、こういうのはちょっと嬉しいですね。

その後、突然始まる薔薇水晶VS真紅・雛・蒼・翠・金のバトル。弱ったミーディアムのため、力をセーブしつつ戦うローゼンズでしたが、なんとか辛勝。最後に真紅が美味しいところをかっさらってTHE・END。

4、エンディング
『光の螺旋律(TV size)』

〜以下ボーナストラック(番外編ドラマ)〜

5、翠星石、はじめてのお使い
一人で手紙を出しに行く翠。とりあえずダメダメな翠を堪能できます。もちろん、手紙を届けたかった相手は。。

6、くんくん対ラプラスの魔
題名の通り、くんくん×ラプラスの魔。くんくんとラプラスの褒め合い合戦から、謎の告白タイムがスタート。『私は、もっとあなたを知りたい。あなたのすべてを独り占めにしたい衝動にかられています』『んえっ・・何をッ・・』『怖がらないで・・これは儀式です。他人と言う越えがたい障壁を飛び越えた時二人は熱く固い絆で(略』くんくんとラプラスは同じ声優さんが一人二役やっているので、もうノリノリです。

というか、くんくん×ラプラスの何処に需要が!?!こんなんするぐらいなら、翠×蒼の方が絶対もっと聴きたい人いるって(ろむろむとか)!!

最後の落ちですけど、ごめんなさい、こーゆーのろむろむ好きじゃないです。別に男×男ネタは何とも思わないんですけど、男が男と愛を交わしたら、交わされた男はオカマになるって・・・ちょっと時代錯誤なんではないですかね?あれ、こんな違和感ろむろむだけ??

7、薔薇水晶改造計画
薔薇水晶の個性の無さを憂いた白崎が、薔薇水晶改造計画を打ちたて、薔薇水晶に様々な挑戦をさせるお話。語尾に『にゃー』を付けさせることから、委員長・女王様・妹まで愉快なイメージプレイが延々と続きます。ちなみにエンジュお父様は薔薇水晶に『若奥様』を求めていることが判明。変態ですね☆


☆キャラクターたちの出番の多さ⇒翠星石>>その他>>蒼星石
ジュン×翠星石がドラマのテーマとしか思えないほど、(ツンデレ)翠星石が激プッシュされてます。その代わり、蒼星石の出番があまりにも少なすぎるような気がしました。双子の妹なのに影薄うううう。。。

先ほどチラッと触れましたが、ろむろむは翠星石×蒼星石押しです。蒼星石のやや歪んだ姉への複雑な想いと、どんな時も蒼が何よりも大切な翠の姉妹愛がたまりませんな!!トロイメント9話『戒』で、口では拒絶を叫びながらも翠を断ち切ることが出来なかった蒼の気持ちと、漫画の25・6話で、二人の過去を鏡で覗きながらひとり涙を流す翠の気持ちとか、もう切な過ぎて(ろむろむが)危険です。翠⇒ジュンのくだりをスルーする訳ではありませんが、それとは別次元で二人の姉妹愛には素晴らしいものがあると思います。

さて、ラジオドラマとしてですが・・・。
全体的にボリューム不足の感が否めません。話もいたってシンプルですし、ツンデレ翠星石のファンの方なら間違いなく買いだとは思いますが、真紅や蒼星石のファンはちょっと悲しい思いをしてしまうかもしれないです。シリアスとギャグを両立させるならば、もっと一本のお話の焦点を絞った方が良いのになぁと・・・少し勿体無く思いました。

アニメは中盤から転がるようにシリアスになっていったので、アニメを見て、もっとホノボノ分を補給したかったと感じた人には是非オススメしたい一枚です。

  
Posted by romrom6656 at 21:20Comments(0)TrackBack(0)clip!

2006年11月11日

『舞−乙HIME』ドラマCD〜ミス・マリアは見てた ガルデローべ裏日誌VOL.1

『舞−乙HIME』ドラマCD〜ミス・マリアは見てた ガルデローべ裏日誌VOL.1
(2006/3/24)ランティス

アニメ『舞−乙HIME(マイオトメ)』のドラマCDで、なかなかのボリューム。聴き応えありありです。もちろん、ガールミーツガールの側面からしても実に美味しい出来になってます。・・・しかし題名から飛ばしてますねぇ。(ヲタで)わからない人はいないと思いますが、この題名は『マリア様が見てる』のパロです。それでは、ネタバレ全開90パーセントで行きます。今回も筆が激しく滑ってますのでよろしく。

『プロローグ』
アリカ・二ナ・マシロが鬼教官(?)ことミス・マリアの『人には見せられない秘密の教務日誌』を覗き見する所からドラマは始まります。このCD収録の物語は、ミス・マリアの日誌に書かれていたもの・・・という設定みたいですね。一応。

第一話『運命の分かれ道』
アニメ第一話で、アリカと二ナが出会う寸前までの、二ナの一日。
エルスちゃんがとても爽やかなエロス。
お父様ことセルゲイに久々に逢えるとあって嬉しそうな二ナに密かに嫉妬するエルスちゃん。二ナに大人な下着を穿かせたいが為に、イリーナと一緒になって二ナを乗せまくるエルスちゃん。しかも下着をわざわざ穿きかえさせてあげようと手を伸ばしちゃったりするエルスちゃん。既にこの時からエルスちゃんは二ナのことが大好きだったんですねぇ。しかし一話の裏にこんな物語があったとは・・・。かわいそうな二ナをご堪能ください。

第二話『アリカ、オトメになる』
アニメ第二話でアリカが体内にナノマシンを取り込み、ピアスをゲットした時のお話。シズルとナツキのナイスな掛け合いが拝めます。必死でクール&カッコイイ学園長像を保とうとするナツキと、ちょっかいをかけては可愛いナツキを引き出そうとするシズル・・・。何だこの夫婦ズ。『うぅん、ナツキのイケズ』『ええやないの(はぁと)』等など甘甘なシズルボイスをしかと堪能できます。ほんの一瞬ですがユカリコ先生(CV・井上喜久子)の死ぬほどセクシーな声が聞けます。おさかなペンギンをナメてはいけません。

第三話『ハロー・ベイベー』
上級生から特別授業を受けるアリカたち。内容は『赤ちゃんのお世話の仕方』の実習授業。チエ・ハラードの間違った後輩愛でトモエが赤ちゃん役に選定され、アリカやみんなの実験台にされます。徐々に赤ちゃんプレイに目覚めたトモエは、みんなの前で『いやッ・・・ああッ・・・そんな・・・あ、ああ・・・BABUUU!!』と絶叫。ちょっと待って!?!これ、本当に水銀燈のあの人(CV.田中理恵サン)なん!?最高にロックやん(意味不明)!!
実習終了後に『私、なんだか私お乳あげたくなっちゃった』とかのたまうエルスは最アホ。その言葉に『もう、エルスったら・・・』とか優しく返す二ナ。突っ込めよ!!

第四話『バックステージ奇譚』
ガルデローべグッズを販売するバックステージという店で、自分の人気調査をするシホが主役。何故か『ナツキ』と『シズル』にそっくりの店員が登場。。ナツキとシズルが店員になりきった声を出して演技してる(?)のが面白いですね。
特にナツキは言われないとわからないぐらい別人声。まあ、これがナツキ役の声優、千葉妙子さんの本来の声に近いようにも思いますが。シズルは割とそのままな感じで、いたずらっ子のシズルちゃん(NOT京都弁)・・・みたいな(謎。
『学園長ってシズル様が付いてなきゃなーんにもできないってもっぱらの噂じゃない♪』(by.シズル風店員)
『わかってないなーソコがいいんじゃない♪』(by.ナツキ風店員)

こんなセリフを本人に言わせるとは・・・遊び心満開でよろしおすな〜。

第五話『気まぐれランデブー』
セルゲイと二ナが遊園地に遊びに行き、マシロとアオイとぐだぐだする話。情報源だから・・・といいつつ、アオイを口説くセルゲイ。いや、絶対楽しんでやってると思うよ。女王という立場をまだまだ受け入れきれないマシロと、オトメになることに心の底で迷いがある二ナ。ちょっとシリアスですね。

第六話『ウルトラ・バスト・インパクト』
なんというか・・・アレですね・・・。エルス役の栗林みな美さんのボイスがもう。一言で言うなら『肉体は正直なエルス』 (死。
偽トキハダケの力によって、とんでもない『エロ攻め』に変貌したエルスちゃんの暴走話(でも多分こっちが本性)。手始めに、アカネちゃんを『かわいい・・・アカネお姉さまッ』と年下攻め→陥落。ノリノリのエルスはそのまま二ナをバスト攻め。『一緒に、天国に行こう(エコー付)』とかおおおおおい!!
そして、無知なアリカを巻き込んで、赤ちゃんプレイ開始。エルスの強気な攻めに二ナ陥落寸前。すんでのところで止めに入ったチエ・ハラードと壮絶なバトルに・・・。ラジオドラマらしく激しく想像力をかきたてられますね。ははは。
とにかく第六話はエルスの名言が多すぎてヤバイです。『私、ストレスには強いですよ』色っぽいYOOOO!!

第七話『アオイの休日』
風邪っぴきアオイと、看病に意気込むマシロのお話。
ろむろむは、アオイの声がどう頑張ってもミルフィーユ桜葉に聞こえる病気にかかってます。それはともかく、アオイが実はガルデローべの入学試験に落ちてたとか、やっぱりチエとは良い関係とか細かいネタを回収できます。一番アレだったのは、風邪の見舞いと称して『ネギ』を持ってくるアリカと、慌ててお尻を隠すアオイ。『ネギ』といえば『ぷすっ』で『静留さん』ですよね。マ、マニアックだなあ。ははは。

第EX話(ボーナストラック)『ナツキ・クルーガー回顧録』
これの為に、このCD買いました。シズル×ナツキを崇拝する者としてはこうした燃料は外せませんよね。どっちかといえば、全編ナツキ×マイみたいな感じではありますが、シズルとの出会いが丁寧に描かれているのでここは外せません。

脚本の吉野弘行さんは、ほんっとシズル×ナツキを大切にして下さっているのですね(涙。キャラデザの久行さんは、シズルに凄く冷たい(ように感じる)けどね。シズルが人気投票NO.1なのがダメなんだろうか。。

それはともかく、題字の如く、これはナツキがガルデローべに入学したての頃を思い出す話です。人見知りでお嬢様ぶるナツキと、気にせず自分のペースに引き込むマイ。マイは前作(鴇羽舞衣)とは比べ物にならないほど、イイ奴っぷりが上がってます。やばい。今更マイが好きになった。

ついでにナツキがシズルにかなり憧れていたことも発覚。
『シズルお姉さまと会話してしまった』とか乙女なナツキのセリフが拝めます。シズルお姉さまのお部屋係になりたいけどモジモジ・・・。なナツキに『協力するよ!』なマイの友情が熱い。

初初しくて、シズルお姉さまにドキドキワクワクなナツキが拝めるのは『ガルデローべ裏日誌VOL.1』だけ!!エロスティン・ホーちゃんの勇姿が拝めるのも『ガルデローべ裏日誌VOL.1』だけ!!という訳で、聞いた後は立派な変態になれると思います。今すぐCD買いに走るがよろし!!

  
Posted by romrom6656 at 02:11Comments(0)TrackBack(0)clip!