2007年05月24日

『硝子の花』<衣織>/『HEART&SOUL』<雁行真依>

『硝子の花』 (2007/4/25) メディアファクトリー

作詞:稲葉エミ 作編曲:前澤寛之
歌:衣織

一騎当千Dragon Destiny、ED主題歌。
久々にものすっっごい百合パッションを感じられる歌が来ましたよ!!!
単体の曲としても非常に完成度の高い作品でありますが、これが『一騎当千』に登場する、あるキャラの気持ちを代弁した歌だと気付いた瞬間、私の中の名曲百合ソングの階段を3段飛ばしで駆け上がっていきました(何。

この曲が使用されたEDロールの映像を見ていただければ一目瞭然ですが、『硝子の花』は、関羽雲長(通称関さん)の劉備玄徳に対する一途な愛大爆発した歌なのです。主君として守り抜きたいと思う以上に、劉備という存在を誰よりも愛しく、大切に想い続ける関さん・・・。関さんは劉備オンリー受け(待。

アニメ中で、関さんが語っていた印象的な台詞に、こんなのがあります。

『私は玄徳が好きだ。玄徳とともに生きること、同じ時代に生まれて出会えた事を喜びに思う。たとえそれが、遠い過去に定められた運命だったとしても・・・』

関さんんんんん!!!!!!関さん、あんたマジ最高ですよ。。アニメを観てて何度も思いましたが、劉備のことを考えてたり、語ったりするときの、関さんの瞳の優しいこと×2!!



歌詞の2番目には、この台詞に激対応している部分だってあるのです。というか、むしろ1番の歌詞も2番の歌詞も、この関さんの台詞をベースにしてるように感じてしまいます。もう、すべてが“関羽→劉備”一色で染め上げられた、素晴らしき歌詞であると思います。

ま、関さんの君主ラブっぷりには流石の孔明も『この孔明など、足元にも及ばぬ』って敗北を認めてたぐらいですからね(えー。

自らの恋慕の情を隠し通すだけの覚悟を持ちながらも“いつも、いつまでも劉備の傍に居て、彼女を守り続けたい”という決意だけは揺らがせない。でも心のどこかでは、その想いが劉備と重なることを仄かに望んでいたりする・・・。『硝子の花』とは、そんな関さんの、劉備への切ない想いのカタチなのかな?とか、想像してみました。



しなやか艶っぽい衣織さんの歌声も、優しさと激しさが混じりあう楽曲と見事に融和しております。メロディは月明かりに照らされた夜の海のように、静かで美しく。サビは荒れ狂い、全てを呑み込もうとする嵐のように、猛々しく勇壮に。それは劉備の為なら、どこまでも優しく、そして強くなれる関さん自身の姿を映しているかのようです。

*衣織さんは、総勢11人の謎ユニット「ODORI縁者」のメンバーとしてデビューした後、ソロ活動に入られ、現在は北海道を中心に活動されているそうです。気になるなあ・・・「ODORI縁者」・・・。

ああ、しかし某神無月といい、某静留といい・・・私、ホントこういうのに激弱ですね。でも、でもやっぱり大好き!!!とりあえずアニメでは、劉備が関さんの大切さを思い知るシーンが何度も入れられていて、ちょっと嬉しかったです。でも、まだまだ劉備は思い知っていくべきだと思いますけどね。関さんガンバ(何!!
 
とりあえずこの『硝子の花』は、百合ソンとしてもアニソンとしても聴きごたえたっぷりの素晴らしい曲であると思います。買うでも借りるでもいいんで、とにかく一度フルで聴いてみて欲しいです!!そしてこの凄まじい百合音楽(?)っぷりについて私と語り合おうではありませんか(ええー。



『HEART&SOUL』

作詞:稲葉エミ 作編曲:ヒロイズム&坪広志
歌:雁行真依

一騎当千Dragon Destiny、OP主題歌。
ここまで“生命力”をみなぎらせてるアニソンも久しぶりな気がします。バトル物の主題歌に相応しいだけのハイテンションさで、最初から最後まで突っ走りまくり。歌詞・楽曲共に、主人公孫策バトル大好き&馬鹿一直線な性格が一瞬でイメージできる仕様になっております。

一見、今時オシャレ系ミュージックかと見せかけて、歌詞は血と汗と土にまみれた感じの暑苦しいワードがテンコ盛りなので、この変なギャップも面白いです。

サビでの爆発的な盛り上がりを導くために、これでもかというぐらい曲調をアゲてアゲてアゲまくる極端さもグレイツ!・・・まあ、何度も繰り返し聞いてると、この曲の“うるささ”“暴れっぷり”が徐々に耳に痛くなってきて、ちょっと偏頭痛が起こってくるんですけど・・・それもまた良し!!

雁行真依さんは、東京を拠点にライブ活動を行っている方で、この『HEART&SOUL』でメジャーデビューされたみたいです。デモテープの仮歌が上手だったので、そのまま歌手に抜擢されたとのこと。際立って個性的な声という訳ではありませんが、このエネルギッシュな歌いっぷりはなかなかのものだと思いました。

あと、小さいことですけど、OPで『孫呉』の旗をはためかせた騎馬が走るシーンで流れている、ギター前奏も印象的でした。

<一騎当千あらすじ>
現代高校生版『三国志』(?。三国時代の武将の魂を宿した高校生達が、巡る歴史の宿命の命じるままに、あるいはそれに抵抗しながら闘い続ける物語。主人公は、南陽学園の女子高生闘士・孫策伯符。彼女の中には、三国時代に江東の小覇王と呼ばれた孫策のが宿っていた。日々強敵とのバトルに興じる彼女に、天下統一を狙う闘士たちの魔の手が迫る。

<一騎当千DDあらすじ>
孫策、劉備、曹操が率いる3つの勢力による、策謀とバトルの日々に焦点が当てられた続編。覇権を狙い、徐々に戦いの手を伸ばす曹操に対し、平和主義を続ける劉備も、相変わらずの孫策も、決断の時を迫られていた。今回の物語の重要なポイントとなるのは、孫策たちの中に眠る“龍”の存在。龍の覚醒は、破壊と破滅の呼び水に過ぎないのか?それとも、それは新たな世界を切り開く鍵となり得るものなのか?新たな戦乱の幕が上がる・・・。


『一騎当千』(*第一期)は、露骨なエロとか下品表現が多くてあんまり好きじゃなかったんですけど、『一騎当千DD』(*第二期)は、エロ分も減り、物語も骨太な感じで、面白く観ることができました。心なしか、キャラクターも可愛くなってたような気がしますし。

しかし、やっぱり何と言っても成都学園のメンバーが魅力的で御座いましたね!!劉備はあの真っ当さに好感が持てるし、張飛は快活で苦労性のいいキャラしてるしし・・・関さんは、関さんはすべてが超エクセレントだし!!

EDの映像は地上波で放送されている、光で肝心な部分が見えなくなってるよバージョンのほうが好きです。何でと云われても困るんですけど、大きい胸が異様に揺れまくるとか、胸の先に何かが見えてるとか・・・映像でそーゆー露骨なエロ表現を見せられるのって、苦手なんです。私。うるし原智志氏の原画による、一糸纏わぬ関さんの裸体絵には、えもいわれぬ美しさを感じたんですけどね。。

とりあえず私、原作の漫画の方をまだロクに読んでおりませんので、これからちょこちょこ手を出していこうかな〜とか思っています。アニメ以上にキワドイというか、危険そうな予感もしないではないですけれど。

最後に、しつこいですけど 『硝子の花』はマジ名曲なので一度聴いてみてください。キャラ(関さん)のバックボーンを知れば、更に楽曲へ感情移入しまくれることうけあい。おススメです!!

  

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2007年03月25日

『アカイイト オリジナルサウンドトラック』<後半>

さあさあ、後半戦も気合入れていきますよおおお!!!

11. いつかのひかり
・桂ちゃん&サクヤさん、崖にて二人で大ピンチなシーン。
サクヤさんがずっと隠していた秘密。それを受け止める桂ちゃんの懐の広さは無限大。このシーンは二人の愛に溢れた会話がオンパレード過ぎて危険。シュチュエーション、文章ともに堪らない出来です。
・エピローグ。

12. 抱きとめた想い
気持ちと気持ちが通じ合うような暖かいシーンに多し。
・最終決戦に臨むサクヤさんに、桂ちゃんが・・を・・る、シーン。

(以下鬼抜粋)

『桂・・・』
『サクヤさん・・・』
本当にいいのかと問う呼びかけに、同じように呼び返して頷くと、サクヤさんの顔がゆっくりと近づいた。

(中略)
『サクヤさん?どうしたの?』
『そりゃあ・・・』
気まずそうに目を泳がせるサクヤさんがなんだか可愛くて、わたしは頭を抱きかかえて。離れた唇を・・・・に引き寄せた。
『だから、平気。大丈夫だって』


ちょ、ちょちょちょーッ!!!一部を伏字にしたらとんでもない会話になっちゃったYO!!ってかもうこれ、どう考えても新婚初(略。このシーンを何度繰り返して読んだことか!!

13. 古唄
・鳥月さんとのファーストインプレッション。
・幼いサクヤさんの回想。長たちの相談シーン。
・ドS桂様オニギリEND。

14. 蟠
不気味シーン、危険シーンで頻出。
・サクヤさんが過去をそれとなく話すシーン。
・蛇のくだりで、焦る桂ちゃんのシーン。

15. 禍つ疾風
・葛ちゃんVSサクヤさんの負けず嫌いバトル時。子供っぽいサクヤさん可愛い。

16. 怒涛
激しく焦燥感を煽られる曲。選択画面なんかで流されると、死ぬほど焦ります。
・最終バトル時の選択場面。

17. 昏き陽炎
禍々しく、強大な何かの存在を感じさせるような曲。
・葛ちゃんと羽様の家で出会う直前。不安を煽られる桂ちゃん。
・桂ちゃん最初のピンチ時。
・ラストバトルでのピンチ時。

18. 底知れぬ闇へ
最不気味。

19. 去り逝く者、残される者
『廻る世界で』をベースに、寂しくも切ないアレンジを施した一曲。題字である『去り逝く者、残される者』という言葉通り、永遠の別離を匂わせる展開でよく使用されます。サクヤさんルートでこの曲を聴くときは、大概ベストエンド以外の終焉(悲しい結末)時です。

・サクヤさんが・・・に追い縋るシーン。
悲しい夢から目覚めた朝、目を赤くしてしょぼくれているサクヤさんハァハァ(待。あと、幼サクヤさんの激プリティぶりには陥落にょ。
・『鬼切りの鬼』『満開の花』ルート選択後のシーン。

(以下抜粋/一部省略)

『・・・・・ああ、そうだよ。そうしてしまえばいいんだよ』
『あたしの弱さに止めを刺したのは・・・桂たちのよこした温もりじゃないか』
誰にもわたさないと、骨が砕けてしまいそうなほど強い力で、わたしを抱きしめ言い放つ。
『・・・だから・・・だから桂に、責任を取ってもらうんだ。あたしと一緒にいてもらうんだ』
『それに桂は、あたしを好きだって言ってくれたんだ。一緒にいたいって言ってくれたんだ・・・・・・』
『だったら・・・・・・だったらいいだろう?』


強引で、なりふりかまわないサクヤさんの言動。でもそれは、サクヤさんが『大切な人を失いたくない』という気持ちに支えられて生きてきたからなのです。どんなカタチを取っても、桂ちゃんと共に在り続けたい。今まで心の奥に閉じ込めていた、サクヤさんのたった一つの願いが、このシーンで、ついに堰を切って溢れ出してしまった・・・そんな風に感じました。

ろむろむが『ついのときまで』エンドよりも、『鬼切りの鬼』『満開の花』エンドに心惹かれるのは、サクヤさんのその願いが、まがいなりにも成就されているように思うからです。

想い合う気持ちだけでは越えることのできない絶対的な壁。より重い業を背負うことになるのを承知の上で、その壁を越える決断をした桂ちゃんとサクヤさん。それが本当に“幸せなこと”であるのかは、本人達にしか知り得ないことですが、でもそこにはきっと確かな幸福があったと、思わずにはいられません。

20. 泡沫
ラストバトルの開始。この曲で一番ギュンギュン来たのは鳥月さんルートでしたが、サクヤさんルートでも『何かが始まる予感』を感じられて、胸が高鳴りました。サクヤさんルートでは、この曲が2回使われてます。本当のラストになだれ込む“2回目”でのスペシャルワクワク感は超一級でした。

21. 廻る生命
オープニング選択画面。もちろん、システムボイスは浅間サクヤさんで統一っと。

22. 旅路の果て

作詞:麓川智之 作曲:MANYO 歌:riya/霜月はるか

感動のフィナーレの余韻を最大限に引き出してくれる、すんばらしいED主題歌。OPとは逆に、riyaさんがメイン、霜月さんがサブ&ハモリを担当されています。ようやく明けた長い夜。優しい光に照らされ歩き出す“ふたり”に贈られる歌です。希望と幸せに満ちた詩が、胸にじわりと染み込みます。

いやもう、とにかく歌詞が・・・歌詞が美しすぎてね・・・。どうやったらこんなに美しい日本語を紡ぐことができるのでしょうか。MANYOさんの楽曲も極まってます。泣かせてくれはります。

OP主題歌『廻る世界で』の答えが、このEDでは示されています(2番の歌詞の最初〜)。『廻る世界』で、見つけた大切な人と『旅路の果て』まで歩んでいく。共に微笑みながら生きて、共に終わりの時を迎えたい。桂ちゃんたちが夢見る、そのささやかな『願い』を叶えるために、この物語はあったのかもしれません。

また、3:16〜40の歌詞は、アカイイトの全ルート全結末に捧げられた詩であるように感じました。選択肢の向こうに広がるパラレルワールドを、こういう言葉で表現するとは・・・斬新です。

信者としては、4:06〜以降の歌詞を爆推ししたいです。想いはいつまでも続いてゆく。始まりを過ぎ、終わりを越えて、ただ“あなたとふたりで”



・・・という訳で、アカイイトサントラ、サクヤさんルートでレビューの巻・・・いかがだったでしょうか?サクケイ信者ゆえに、音楽のレビューというよりもサクケイ名シーンレビューみたいになってしまったことをお詫び致します。このレビューを書く為に、サクケイルートを廻りまくって、改めてサクケイ熱が爆発。もはや手の施しようがないですね。

ウヅケイやツヅケイ、他ルートも好きですけど(むしろ全キャラ大好き)、頭一個飛びぬけているのはやっぱりサクケイだったり。私はどうも、一筋縄ではいかない、困難の伴うガールズラブ最高萌える体質みたいですね(神無月にしろ、静留にしろ)。

PS2でプレイできる最高のガールズラブ百合ゲーム『アカイイト』。サクケイにハマってくれたら尚嬉しい。他CPでも全然大丈夫(何。騙されたと思って是が非でも!!できればサントラも聴いてみて、損はさせません!!

<関連>サントラレビューに入る前のアカイイトレビュー

  
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2007年03月24日

『アカイイト オリジナルサウンドトラック』<前半>

キングレコード(2004/11/3)

〜サクヤさんルートから見るサントラの巻〜

最近『アカイイト』周辺で、何やら活発な動きがありまくりとの模様。公式ビジュアルファンブック重版決定、『いつかのひかり』CD化決定、漫画掲載決定。いやっほおおおおおおおおおおおおおここここれはすすす素晴らしい素晴らしいいいいいやっほおおおオオオな感じに、毎晩ヤミで大興奮しているろむろむですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか(何この前ふり)。

とゆー訳で、今回は『アカイイト』のサウンドトラックを病的にレビューしていきたいと思います。なんせ今、公式サイトで『いつかのひかり』CD化に向けて、そのカップリング曲をサントラから選ぶという投票が行われていますからね。期限は4月12日と差し迫っていますので、私もそれに便乗してサントラをレビューしてやろうと思った次第であります。公式でチラッと曲を聴けるようになっているので、サントラを買っていない人は(そんな駄目っ子なアカイイトヲタはいないと思いますが)そこで聴いてみるのもよろしいかと。

さて、レビューの前に一つお断りを。
えー、前も云いましたけど私、アカイイトでは『サクヤ×桂(サクケイ)』に命かけてますので、サントラのレビューもすべて『サクヤさんルート』でやっていきたいと思います。サクケイ信者の底力、ここで見せてやろうじゃありませんか(死!!

*カップリング曲投票に向けて(?)のレビューですので、曲自体の良し悪しというよりは、物語のどういった場面で流れていたBGMなのか・・・ということを中心に書いてみました。後日、推敲予定。

1. 廻る世界で

作詞:麓川智之 作曲:MANYO 歌:霜月はるか/riya

アカイイトの世界観をじっくりと溶かし込み、美しく、かつ繊細に紡ぎ出した極上のOP主題歌。『廻る世界で』という曲を丸ごと聴けるというだけでも、このサントラを買う価値は大いにあります(本当に。

この曲に最もふさわしい感覚があるとすれば、それは『陶酔感』でありましょう。優しいメロディに夢心地になるのも束の間、次の瞬間には、もう全ての感覚が『アカイイト』一色に染まっている自分に気が付くのであります。ああ、見えます見えますとも。桂ちゃんやサクヤさんが生き生きと動き回っては、お互いの言動にいちいちキュンキュンしているいる姿が・・・(鬼病気。

霜月はるかさんの、絹の様な柔らかさと、氷のように鋭利な透明感を併せ持つ魅惑的な声。それをriyaさんの切々たる感情を乗せた深みのある声が支えます。

二人の声が幾重にも重なり合うことによって、この曲の中には“渦(うず)”のようなものが生まれたように思います。その“渦”は、どこかノスタルジックで懐かしい響きを持ち、夢に落ちていくような不思議な感覚の中に、私たちをどんどん吸い込んでいきます。

“渦”が最も凄まじい求心力を発揮するのは、勿論、あらゆる音と声が重層的に絡み合う『サビ』の部分(1:17〜1:50)(3:09〜3:42)に他なりません。『廻る世界で』という主題の通り、このサビでは鮮やかな世界がうつろい変化する様子が表現されているように思います。

アカイイトの“世界”は一つではありません。
それはアカイイトが選択肢モノのゲームであることにも因っているのですが、そうしたゲームのセオリー通り、アカイイトも主人公の選択によって世界が分岐し、その先に、様々な結末が用意されております。サクヤさんルートや鳥月さんルート・・・それらは全てパラレルであり、一度分岐した世界が一つに戻ることは二度とありません。私たちは桂ちゃんと一緒に、その各々の世界(ルート)を巡る中で、『アカイイト』に近づき、桂ちゃんと『赤い糸』繋がる誰かを見つけ出することができるのです。

『廻る世界』の中で『アカイイト』を手繰り寄せる。それこそが、この主題歌に込められている・・・というか、むしろ『アカイイト』という物語全体にかかっている命題であると思います。これらの歌詞は、アカイイトのシナリオを担当された麓川智之さんが書かれております。流石の出来にも、大いに納得ですね。

次に歌唱について。
OP主題歌では、ツインボーカルながらも、主に霜月さんが中心となって歌っています。あまりお二人の声に聞きなれていない方だと、霜月さんとRiyaさんさんの声の区別がつかないかもしれません。逆に言えば、よく似た声質なだけに、ハモりのシンクロ超一級になっているという訳であります。

*(気になる人の為の解説)
一番目の歌いだし→霜月さん 次の高音部分→Riyaさん 低音部分→霜月さん サビのメイン→霜月さん コーラス→Riyaさん 二番目の歌いだし→Riyaさん 途中から→霜月さん 『◆戮汎韻検『』と同じ

サビのコーラスの部分には、メインとは全く別の歌詞があるんですけど、おそらく歌詞カード無しでは何を言っているかわからないと思います。でも、この聞き取れない裏歌詞こそが、最強お見事な迄に『アカイイト』を表現してくれているのです。歌詞を見る前に、何を言っているのか想像しながら聴いてみるのも面白いかもしれません。

最後に歌詞について。
サクケイ信者としましては、(1:34〜51)の歌詞だけで既にK点超え大ジャンプの勢い。美しくも、移ろいやすい『花』『桂ちゃん』に例え、不変に見えながらも、どこか孤独な『月』『サクヤさん』に例えているように思います。加えて、この部分の裏歌詞も最高過ぎて激ヤバイです。つ、つーつつつ、ついのときまで(落ち着け)!!!

更に、3:25〜42の歌詞で、最後の強烈な一押しが入ります。この台詞は(ろむろむの頭の中では)桂ちゃんからサクヤさんへのメッセージであり、裏歌詞の部分はサクヤさんから桂ちゃんへのメッセージということになってます。

桂ちゃんの一途な想いによって、サクヤさんは長い苦難の道からようやく解き放たれます。寂しがりやのサクヤさんを、もう二度と一人ぼっちにしないと約束する桂ちゃんと、優しすぎてどこか危なっかしい桂ちゃんをいつまでも守り、ずっと一緒に生きていくと誓うサクヤさん。サクヤルートのゲーム終盤で見えた、この二人の気持ちが、この歌詞中には満ち溢れております。ああ・・・眩いです。

珠玉の一品、ここに極まれり。『廻る世界で』は、アカイイトから生まれた一つの尊い奇跡です。万歳。

2. 光射す場所
あらゆるシーンで頻出。穏やかな日常シーンに多し。暖かな一曲。
・陽子ちゃんとの携帯での会話時。
・サクヤさんが桂ちゃんのお母さんとの思い出を懐かしげに語る場面。

3. 夏に咲いた日
経観塚駅に到着した時に流れる曲。
・羽様のお屋敷で、サクヤさんと葛ちゃんがムキになって遊ぶ場面。
・セクシーだけどだらしないサクヤさんを桂ちゃんがたしなめるシーン。

4. 高い空を見上げて
日常シーンで頻出。
・羽様のバス停到着時。
・サクヤさんと桂ちゃんのワクワクお風呂タイム

5. 風の回廊
日常シーンにて頻出。
2:11〜の転調がなかなかいいが、ゲーム中に、ここまで長く聴くことはないと思う。

6. ホンニャカモンマカ
日常シーンにて頻出。オチャラケな展開に多し。
・葛ちゃんとのファーストインプレッション場面。
・サクヤさんと二人でお料理中。サクヤさんが桂ちゃんのををを・・・。

7. Wheel of Fortune
桂ちゃんの携帯の着メロ。『廻る世界で』がベース。
異様に良く出来ている。

8. 時の雫
さりげなく良曲。
・サクヤさんの車に乗った後、雨が降り出して気分が沈むシーン。なんとなく不安になった桂ちゃんを思いやり、声をかけるサクヤさんの優しさに死ねる。
・サクヤさん・葛ちゃんと3人で月を眺めるシーン。
・怪我をした桂ちゃんを泣きながら心配するサクヤさんと、それを慰める桂ちゃんのシーンにて。

(以下抜粋)

『わたしはね、サクヤさんのこと、好きだよ?』
そういってべったりくっつくように抱きつくと。
『えっ!?』
サクヤさんは一瞬きょとんとした後に、顔を赤く染めて身体を硬くした。
『・・・・・・・・』
『・・・・・・・・』
あわててぱっと、身体を離す。
『あっ、その、変な意味じゃなくて・・・ずっと一緒にいたいと思ってるんだよ』


なにこの会話。すごい萌えるすごい萌えるすごい萌えるすごい萌える。大人のくせにウブすぎるサクヤさん可愛すぎる可愛すぎる可愛すぎる可愛すぎる。桂ちゃんは受けに見えて攻めすぎる攻めすぎる攻め(略。

9. 夢の苧環
ゲーム開始後(スタート後)、一番最初に聴くことになるBGM。神秘的な感じ。
ユメイさんとのファーストインプレッション時。

10. 凍月
最終戦前の夜。シリアスな会話シーンにて。


以下、後半に続く!!

廻る世界で


*むしろ、公式で紹介されているここでダウンロードしましょう!断然綺麗。

  
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2007年03月03日

『Tsubasa』<朝倉ゆかり>

『Tsubasa』(1997/11/21) キティMME
作詞:室生あゆみ 作曲:吉本一
歌:朝倉ゆかり

アニメ『バトルアスリーテス大運動会』OP主題歌。このアニメは結構気合入れて見てましたので、曲に対する思い入れもかなり強いです。

奇跡は、99%の努力1%の祈りによって生まれる。
どんなにみっともなくても、駄目なヤツと笑われても、前に進みたいという想いを忘れずに頑張り続ければ、自分の望んでいた場所にいつか辿りつくことができる。『Tsubasa』の歌詞は、そのことを等身大の少女(*あかりちゃん)の視線で語りかけてきます。

注目すべきところは、その努力を続けていけば、同じ目標を目指す仲間にもきっと出会うことができるということも示唆していることです。わかりやすく今の私に例えてみると、アニソンとか百合ソンのレビューを頑張って続けていけば、同じ趣味を持った同志に巡りあえる・・・みたいな感じでしょうか(無理があるかな。

また、歌詞には躍動感のある言葉が多用されているんですが、これは『スポーツ』『アスリート』をテーマにしたアニメの主題歌ならでは!!という感じがしますね。歌を聞き終わった後、なんかやたらめったらに走り出したくなっちゃうような、元気&爽快な気分に満たされます。

朝倉ゆかりさんはハスキーな声が出せる反面、声量があまり無いほうなので、歌は少々拙く聞こえます。しかしこの微妙に頼りなさげな声で、一生懸命歌う感じが、いかにも主人公のあかりちゃんっぽくてなんとも好感が持てるのです。
 
朝倉さんの歌声は、一般的には高評価を受けるものではないかもしれません。しかし、この朝倉さんの『Tsubasa』という歌は、『大運動会』というアニメの雰囲気を壊すことなく、その世界(観)を盛り上げていくことに成功した曲であると思っています。

アニメソングにおいて、『上手』や『下手』って、そんなに大事なことでしょうか?ろむろむは、上手いだけのアニメソングなんてカップ麺よりも味気ないものだと思っています。そんなことよりも、その歌い手が、その時代のその作品だったからこそ歌うことが出来たという曲の方がどんなに素晴らしいかわかりません。ろむろむはこの曲を聴くと、いつもそんなことを考えてしまいます。

・・・さて。それではちょっとばかし作品についても触れてみましょうか!!ええもう、この作品もドストライク直球に私のツボを押しまくる要素をですねええ(略。

<簡単あらすじ>
西暦4498年、南極大陸にある衛星入学志望者訓練校で肉体と精神を鍛錬し続ける少女達がいた。彼女達の夢は全世界から能力たちが集う大学衛星で、年に一度開かれる『大運動会』に参加することである。大運動会の優勝者には、全世界の頂点を指す『宇宙撫子(コスモビューティー)』の称号が与えられる。宇宙撫子を母に持つ主人公、神崎あかりは亡き母との約束を果たすため、大学衛星を目指す!!

『バトルアスリーテス大運動会』はゲームから始まり、OVA・アニメ・小説・漫画と激しくメディアミックス展開をしていた作品だったので、(ハマッてしまった人間としては)追いかけるのがマジで大変でした。もちろん基本設定は同じでも、展開や物語内容はまったくの別物だったので、そうした部分の差異を含め、大いに楽しむことができました。

アニメ前半は、泣き虫で臆病者で落ちこぼれの主人公・神崎あかりと親友兼ライバルの少女・柳田一乃のふたりに焦点が当てられていました。まぁとにかく前半は一乃や他の友人達とぶつかったり、競い合ったりする中で次第に『勝利』を得る為のたくましさを身につけていくあかりちゃんに激しく感情移入しちゃったりしましたね。スポ根はええもんやね。



また、『いっちゃん(一乃のあだ名)』『あかり』のエピソードの奥深さは超一流だったと思います。駄目なあかりの尻を叩き、いつも一番傍で励ましながら支えてきた一乃。あかりには自分がいなければ駄目だとずっと信じていた彼女でしたが、あかりがその秘められた才能を次々に開花させるうちに、徐々に焦燥や嫉妬の混じった複雑な感情を抱くようになります。

一乃はいつでもあかりよりも少し前で、その手を引っ張ってあげたいと思っていました。しかし、その関係を保つためには、一乃はいつまでもあかりに勝ち続けていなければいけなかったのです。その事に気がついた一乃は、無意識のうちに自分を追い込むようになり、それが後に一つの結末を引き起こします。

親友でありライバルであること。その関係に秘められていた意味を思い知らされたあかりは愕然とします。スポーツへの意識も、気力も、勝利への欲望をも無くし、何よりも一乃という支えを失うこととなったあかりは失意の日々を送ります。
そして訪れる突然の別離。シャトル(*新幹線みたいなもの)に乗って故郷へ帰ろうとする一乃を必死で追いかけるあかり。一乃の名前を叫び続けるあかりと、最後の瞬間、涙を浮かべて見つめ合った二人の切なさといったら・・・・もうおおおおおお!!!

その後色々な壁と波を越え、どうにか持ち直したあかりは、大学衛星行きの切符を掴むため、最終選抜試験に挑みます。ジェシーとの激しい競り合いの末、もはや2位転落かと思われたマラソンのラスト一直線で、あかりは遂に奇跡を起こします。

もちろん、奇跡の引き金は、ゴールの向こうで待っていた本物の一乃でした。あの時とは逆に、あかりの名前を懸命に叫ぶ一乃。一乃の胸に飛び込み『本物だ、本物のいっちゃんだ!!』と泣きじゃくるあかりを、一乃は優しく抱きとめます。

あかりが数多くの生徒の中から2位にまで躍り出たのは、彼女自身の努力によるものでした。しかし、2位から1位を勝ち取れたのは、一乃の存在、応援がそこにあったからなのです。これが、この『バトルアスリーテス大運動会』という作品が訴える、本物の『奇跡』であると思います。『Tsubasa』の一番初めの歌詞でも『奇跡』は謳われていますね。自分自身の気持ちと大切な誰かの気持ちが重なった瞬間に、誰もが想像していなかったような瞬間が訪れるのです。

という訳で、大運動会&あかりといっちゃんの深い絆について、多少はご理解していただけたでしょうか?大運動会は、スポコン友情系百合金字塔ですね。今で云うなら『はやブレ』なんかもこのカテゴリーに入れられるかもしれません。

後半はあかりと、新キャラ・クリス(+アンナ)の3人を中心にした大学衛星における物語がキモになります。とにかく、クリスのあかりラブっぷりは必見でした。あくまでナチュラルに、公然とあかりラブを宣言するクリスかっけー!!



スキンシップと称して、隙あらばあかりに擦り寄ろうとするクリス。24話であかりを巡って、クリスと一乃が熱い火花を散らしたシーンなんかは、実に良いシーンだったと思います。。あかり×一乃派になるか、あかり×クリス派になるかは、今でも悩むところですね(ええー。

最終回直前の唐突超展開は・・・今でも忘れません。が、それはそれで面白かったので特に文句は無いです。

GL(ガールズラブ)好きのツボを押さえつつ、スポーツへの情熱友情友愛親子愛師弟愛・・・色々なテーマを、色んな物語(エピソード)で見せてくれた素晴らしい良作『バトルアスリーテス大運動会』、機会があれば、是非一度見てみてもらいたいなあ〜と思う次第であります!!



  
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2007年02月12日

秘密ドールズ<清水愛&中原麻衣>

『秘密ドールズ』(2006/5/24) ランティス
作詞:畑亜貴 作曲:大久保薫
歌:清水愛&中原麻衣

ストロベリーパニックED主題歌。

主人公・渚砂ちゃん(中原麻衣さん)と、主人公を狙うルームメイト・玉青ちゃん(清水愛さん)の、なんとも云えないツインボーカルが、ストパニワールドそのままに、甘酸っぱい魅惑の世界へ私達を連れ去ってくれます。

この曲の珍しいところは、渚砂×玉青が(二次元同人)物語の枠を超えて、中原×清水の(三次元同人)物語にスライドしているということです。元々直接関わりあう事のない二つの物語が、境界線を越えて、一つの大きな物語を形成しているのです。

つまり視聴者はこの『秘密ドールズ』という曲の中に、『渚砂×玉青』を妄想すると同時に『中原×清水』をも妄想することができるという訳です。中原さんと清水さんは、ニッチな百合愛好家の中では割と有名な『声優百合ップル』コンビですしね。

まあ、私の百合アンテナには全く反応しないんですけど(清水さんはともかく、中原さんとかねえ・・・)。

とりあえず、アニメのEDロールに、主役声優ふたりのガールズラブを匂わせまくる実写映像(PV)を流すという怪挙をなしとげた曲であることを忘れてはなりません。

ろむろむは、この(やってくれた)EDを、嬉しいものを作ってくれたな〜と思う反面、結局のところ百合なんて、普通の人にとっちゃ見世物みたいなもんなのかな〜・・・とか寂しく思ったりしてしまいました。

ろむろむには、『珍しいものに、好奇心満々で近寄って行って、ニヤニヤ笑いながら去っていく大勢の人の影』が、ストパニのEDロールの向こう側に見えてしまったんです。。

ま、ストパニ自体もそういう(立ち位置で始まった感のある)アニメであることは否めませんし、このPVを駄目押しのようにラストで流したことには、作り手がそういう層に訴えようとしていたからであるようにも思えますけれど。なんでしょう、この心にスキマ風がピュルルーと吹くような空しい感じは・・・。

ちなみにテレビ放送のEDでは、キス寸止めの映像でロールが終わるんですけど、DVD.Verではものすごく濃厚な口付けを交わしております。『二人のキスが見たければ、DVD付きCDを1800円税込みで買うがよいわ、ヲタク共め!!』と、罵る声が聞こえてきそうな商売っぷり・・・。

ということで私は、このEDを見るたびに微妙な気持ちになってしまうのであります。もっと何も考えず百合を楽しむことが出来ればいいのかもしれませんけどね。。



では、楽曲について。
70年代の空気をふんだんにあしらった、古めかしくも怪しげな雰囲気バリバリの曲調に、線の細い二人のボーカルが危ういバランスで乗っかってるという感じでしょうか。歌の微妙な下手さも昔のアイドル歌謡曲っぽい感じになっていて、(逆に)いい味出しまくってます。いや、ほんと一度聞いたらパッと覚えてしまうようなインパクトのある曲なのですよ。

歌詞は・・・出ました!!畑亜貴さん!!!
畑亜貴さんは、思春期の少女を主役にした歌詞を書かせたらマジで天才的であることは、今までも当ブログで死ぬほど云って来ましたが、今回も外さずやってくれました。ええ、畑さんにかかるとちょっとヤバイ系の思春期妄想少女も、こんなに可憐で儚く素敵な夢見るお姫様になるのでございます。

畑さんは『少女迷路でつかまえて』も手がけていますので、両者の歌詞を見比べて、その作詞力のハンパ無い幅広さを感じてみて下さい!!

肝心の歌詞内容はですねえ・・・えー・・。女の子にだって、好きとか恋とかの延長線上にちゃんと欲望があるんだよ!!って感じでしょうか。あああ、なんかちょっと私が恥ずかしくなってきちゃうんですけど。

基本的に、男の子と女の子の欲望の形(方向性)は同一ではないです。そして当然のことながら、女の子の中でもその欲望の形は個人個人・多種多様に存在しています。一緒にいて、手を繋ぐだけで満たされる欲望を持つ人もいれば、相手のことを隅から隅まで知っていなければ嫌だという欲望を持つ人もいます。

この『秘密ドールズ』の主人公においては、『あなた』ともっと深く繋がり合って、もっとたくさんの秘密を共有したいという欲望を持っていると思います。『あなた』に全部をさらけ出して、今まで知らなかった自分をやっと見つけることができる・・・みたいな。

これ、ストロベリーパニックに出てくる登場人物たちに当てはまり過ぎるほど、当てはまってると思いませんか!?!渚砂ちゃん、玉青ちゃん、光莉ちゃん・・・夜々ちゃんにさえも。。

前にも云いましたけど、ストロベリーパニックとは、閉じられた世界の閉じられた物語であります。それは言うなれば、(その人の)世界には『あなた』と『わたし』しかいないということです。二人だけの秘密の世界には誰であろうと入り込むことは出来ません。

その世界の中では、『わたし』は『あなた』の目にその姿を映されて、やっと『わたし』という存在を認識できるのです。それは同時に『あなた』がいなければ、『わたし』も世界の何処にもいないということなのです。(*歌詞準拠)

これです!!これこそが『閉じられた世界』の究極の姿なのです!!

また、ろむろむが妄言ほざいてるって感じですけど、こうしたことを考えた結果、ここまでストパニに相応しい曲(歌詞)もないだろうという結論に達しました。

周りをなーーーーーんにも見てない自閉的な二人って意味では、個人的に鳳・プリンス・天音×光莉ちゃんのペアに捧げたい曲だなと思いました。

カップリング『果実的ボーダーライン』

表題歌『秘密ドールズ』のパンチが効きすぎているので、どうしても地味さが際立ってしまう一曲。なんかすごくどこかで聴いたことのある感じがする、スタンダードなポップスぶりが、曲に落ち着きを与えています。いい具合に気の抜けた、可愛らしいガールズポップとして、軽〜く楽しみましょう。



  
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2007年02月01日

『蝶』<天野月子>

『蝶』(2003/11/12)ポニーキャニオン

作詞・作曲・歌:天野月子

PS2用ゲーム『零〜紅い蝶〜』主題歌。
ゲームのエンディングムービーに重ねて、この曲が響いてきたときの衝撃は今でも忘れられません。

確かにゲームの結末自体も、ろむろむの想像を遥かに越えたものであり『嘘オオオオオォォォオオ!?!』と、あまりの驚きに腰を抜かしてしまうようなものでありました。

しかし、この『蝶』というテーマソングは、その結末を鮮やかに彩るばかりか、『零』をクリアしたプレイヤーの心に、『零』で体験した全ての思い出をキリキリと刻み込んできます。主人公、澪(みお)の最後の絶叫。澪の姉、繭(まゆ)の秘められた願望と独白。二人が心の奥底で温めていた気持ちと、その気持ちが混じりあった瞬間に訪れた物語の終焉。

さざ波が砂山を少しずつ崩していくかのように、この主題歌は主人公達の気持ち、しいては『零』の世界すべてをゆっくりと昇華させていくのであります。このゲームにして、この主題歌あり。ゲームの主題歌として、これほど非の打ち所のない音楽が他にあるでしょうか?

天野月子さんは、この『蝶』という曲を作るにあたって、まずディレクターが書いたあらすじを渡されたそうです。そのあらすじはファンブック(*『恐怖ファンブック・怨霊の刻』)で読むことが出来ます。あらすじの内容は、『歌のイメージの参考に・・・』ということで澪と繭の二人に焦点を当てた内容になっていました。つまり、『蝶』はまさしく『澪と繭』二人だけの為に作られた曲だったのであります。

天野月子さんのイメージソングへの思い(『怨霊の刻』p84より引用)
孤独感は恐怖に等しい。その時差し伸べられた手のぬくもりは、今でも覚えている。ならばその、差し伸べてくれた手を失う時、繭の手から澪から離れてしまう時、その状況の中で、わたしだったら何を願うだろうか。そんなことを思いながら書いた曲です。

・・・素晴らしい意気込みですね。
零の歌詞は、零の世界観と天野さん自身の感性が共鳴しながら響き合った事で、生まれたのです。これを奇跡と言わずして何としましょう。天野さん、本当にありがとうございました(?。

歌詞自体は、天野さんもおっしゃっているように、澪の視点がメインになります。しかし突然、繭の視点に切り替わったりもします。澪と繭の二人が各々の心情を吐露し合っているような不思議な感覚に囚われる歌詞なのです。

一番目の歌詞は、ノーマルエンディング『終わりの刻、紅い蝶』二番目の歌詞は、ハードモードエンディング『零の刻、虚』に対応していると思います。

とりあえず、サビの歌詞が凄すぎてヤバイです。これは、ゲームをクリアした人じゃないと、絶対にわかってもらえない凄さなのですが、何というかもう・・・あのエンドを見た後に聞くと、強烈すぎて失神しそうになるのです。

ついでに私自身は、二番目の歌詞を爆推ししたいと思います。もう五重丸の花マルに茎と葉っぱを付けて植木鉢を書いてあげたいぐらいの見事さでございます。この素晴らしさを理解していただくには、ハードモードの結末を見て貰わなければならないのが、非常に悩ましいところなんですけれども。。クリアさえ・・・クリアさえしてもらえば、きっと私の気持ちがわかっていただけると(必死!!

決して派手な曲調ではないんですが、サビの静かな盛り上げ方は秀逸ですし、何より非常にこだわりを感じさせる細かな音を作ってらっしゃいます。曲が始まって30秒〜50秒の間に流れる前奏なんかは、本当に蝶がひらひらと舞っているような感じが致しました。3分55秒〜4分38秒あたりの転調の流れとかは本気で痺れましたよ。何かもう、遠いところに攫われていきそうな勢いです。

『蝶』は、天野月子さんのアルバム『天龍』にも収録されています。天龍は、個人的にもおススメのアルバムですので、機会があったら是非聴いてみてください。特に2曲目の『鮫』なんかは、あまりにカッコ良過ぎて一瞬で天野さんのファンになっちゃうかもな危険曲です。



さて、肝心のガールズラブ視点ですが、この作品は百合ゲームとしても頭ひとつ飛びぬけている作品(*名作)です。まぁ兎にも角にも、澪(みお)のお姉ちゃん想いっぷりを見るがよいのです。実際ろむろむは、このゲームは恐怖系ホラーアクションゲームという命題の裏に、『究極の姉妹愛』という副題が隠されているように感じました。

OPムービーを見てもらえば、それだけで一目瞭然なのですが、とにもかくにも澪のお姉ちゃんっ子ぷりは凄いです。お姉ちゃんが大切すぎて大変なのです。しかし実は双子のお姉ちゃんである繭の方が激しく妹にゾッコンLOVEというステキっぷり。

澪から繭への愛は結構健全(?)な感じなんですが、繭から澪への愛は狂気寸前愛しさマックスハートな感じ。。気の弱そうな姉のほうが、心に煮えたぎる激情を抱いているって・・・お、美味しすぎませんか!?!一見逆に見えますが、実際は繭の方が澪に強く依存しているというわけなのです。

☆天倉澪(あまくらみお)
主人公。活発系。健気。お姉ちゃん大好き。眉毛が逆ハの字になっている方。ゲーム中何度もフラフラっと消えるお姉ちゃんを、忠犬の如き情熱で何処までも探しにいく。

☆天倉繭(あまくらまゆ)
主人公の双子の姉。儚い系。弱弱しく、おしとやか。眉毛がハの字になっている方。世界に澪と自分の二人だけがいればいいというぐらい、澪を溺愛している。

公式完全攻略本『鎮魂の書』より。

繭『今日は、澪とふたりで子供の頃によく遊んだ秘密の場所に行きます。(略)。でも、澪が一緒だから平気。澪はいつだって私を守ってくれる。ずっと一緒だって約束したから(略)』

澪『小さいころ、お姉ちゃんと一緒に遊びに行っていた秘密の場所に久しぶりに行くことになりました。(略)お母さんには内緒。だって秘密の場所だもん。もし何かあっても大丈夫。私がお姉ちゃんを守るから。小さい頃から、私がずっと守ってきたんだから。もう、何があってもお姉ちゃんを置いていったりしないよ・・・・・・』

SUGEEEEEEEEEEEE!!!ちょっともう何ですか!?!この相思相愛の姉妹は!?!素晴らしすぎますよ。ここでは書きませんが、ラストバトルの時に聞こえてくる繭の台詞の百合度の突き抜けっぷりも正直、凄いです。繭にここまで云わせる、澪の愛されっぷり(とスタッフの狂いっぷり)には感動すら覚えます。

さて、衝撃のエンディングについても少々。。
【注意】軽くネタばれいくよ〜!!【注意】

◎『終わりの刻、紅い蝶』
最初は驚きのあまり、何も考えることが出来ませんでしたが、冷静に考えるとやはり『零』の真エンディングはこの終わり方以外にはあるめえな・・・と、思います。アメリカ向けのエックスボックス.Verでは全くことなるエンディングが作られており、それが一応、本当の結末という位置づけになっているようです。
しかし私が、零というゲームをプレイして、心からシックリ来て納得できたのは、この終わり方しかないです。結局、繭の愛、繭の希望、繭の望みというものは、澪なくしては永遠に叶うことのないものなのです。二人だけの世界の補完という意味において、この物語の終わり方は、最高ではなくても、最上のものであったと思いました。

◎『零の刻、虚』
もう、ラストに一瞬見せた繭の表情がすべてを語っております。紅い蝶エンドと同等の重みを持つ、異なった結末を描くとなると、こういう終わり方しかないような気もしますね。ある意味、至高の倒錯支配END。そちらかというと、このエンドの方が妄想力は高まります。
『・・・これからは、ずっと一緒だよね』

◎『バッドエンディング』
澪の願いも、繭の願いも何も叶わなかった、ENDがこれなのでしょう。代償を払ってでも、叶えなければならなかった願い。それを振り切ってしまった先にあるのは、希望ではなく、永劫の孤独なのです。澪にとっても、繭にとっても。


あ、ああっ!!肝心の『零』というゲームが、どーいうものなのかを説明し忘れていました(えええ。『零』というゲームは簡単に云うと、襲いかかってくる幽霊や、障子の裏なんかに隠れている地縛霊を、幽霊専用カメラ(射影機)で撮影して倒していくホラーアクションゲームです。

主人公の澪は、双子の姉の繭と共に地図から消えた村(皆神村)に迷い込んでしまいます。彷徨える幽霊たちの攻撃をかわしながら、澪は姉の手を取り、なんとか脱出の糸口を探し出そうとしますが、皆神村の謎を探るうちに、二人は怖ろしくも哀しい運命の輪に飲み込まれていってしまうのです・・・。

云っときますが、これ、すっっごく怖いゲームです。ヘッドホン着用して、電気を消して深夜にプレイすると心臓破れます。『あーあああ、なんかいるなんかいる・・・あ・・ああああああ出た出た出た出たああああああ!!!キャアアアアアアア!!!』みたいな展開がテンコ盛り盛り。バイオハザードとはまた違った、日本古来、純和風の恐怖を骨の髄から堪能できるのです。皆神村を襲った惨劇の原因を突き止め、呪われた村からお姉ちゃんと逃げ出すのだ!!

廉価版でもいいから、とにかく(騙されたと思って)やってみて下さい!!
澪と繭は最高双子姉妹です!!!




  
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2007年01月06日

Re-sublimity/agony 【初回版】

『Re-sublimity/agony【初回版】』(2004/11/17)ジェネオン・エンタテイメント

歌:KOTOKO

神無月の巫女OP主題歌・ED主題歌収録。前回紹介したのは通常版でしたので、今回は初回版を紹介したいと思います。

・・・って、アニソン紹介する度にそんなことしてたら時間がいくらあっても足りないYOOO!!と、普段なら流石のろむろむでも思うところですが、今回は違います。何故ならば、これは他ならぬろむろむの最信仰アニメ、『神無月の巫女』に関係するCDなのでありますからね!!

さて、この初回版と通常版の違いですが、まず初回版はCD裏のイラスト原作の介錯氏のものになります。(*通常版は、アニメキャラデザ&総作監の藤井まきさんの原画によるアニメイラスト)

ろむろむは、本当に正直なことを言うと、通常版の藤井さんverの絵の方が好みです。藤井さんの繊細な線画の美しさといったらもう・・・眩しすぎて直視できないほどで・・・。もちろん介錯氏の元絵があってこそのものってことは、千も承知ですけれども、アニメ絵の良さと漫画絵の良さは、双子のように似て異なるものですからね。

また、この初回版にはプロモビデオ(DVD)が付き、KOTOKOさん出演のRe-sublimityプロモビデオと、Suppuration -core-の曲に合わせて、実際のアニメ映像を編集・加工した『神無月の巫女』のプロモビデオの2作品が収録されています。

神無月オタとして外せないのが2番目に入っているSuppuration -core-の映像作品でしょう。ろむろむはこの作品を見て、プロが本気で作るMADの凄みというものを初めて体感できました。

しかし、こんな気合の入った公式MAD(むしろ神無月スペシャルイメージ映像作品)をオマケとして見ることが出来るなんて、ああああ有難や、有難やああああああ!!!

映像は過去(前世)の千歌音ちゃんと姫子の運命、そして現世での彼女達の行く末を暗示させるようなカットからスタートします。前半は千歌音ちゃんと姫子の親密な関係を匂わせる映像を『これでもか!!ほれ、これでもかあああ!!!』というぐらい詰め込んできてはります。エクセレント。後半は、オロチ衆やロボ大暴れシーンまとめが8割を占めますが、時折サブリミナルのように姫千歌カット(キスシーン等)を入れてくるのであなどれません。

映像にかかるエフェクトも、神秘と美麗の効果を3倍増しに引き出しております。ラストはagony時の姫子攻めイラスト(月背景)でキメ。最初から最後まで、一部の隙もなく作られた素晴らしい神無月映像作品でした。ま、これを見ると、いかに神無月の巫女第一話に多くの伏線が隠されていたかがわかると思います。



一番目に入っているKOTOKOさん主演のRe-sublimityプロモについて。・・・って、こっちがメインなのかな(オイ。

CDジャケットに写っている真っ白髪のKOTOKOさんが、これまた真っ白な部屋で大人しく歌うシーンと黒髪で黒服を着用したKOTOKOさんが、サイバーな感じの黒い空間で激しく踊りながら歌うシーンが交互に入ってきます。チューブに繋がれながら眠るホワイトKOTOKOさんと、そっくりそのまま同じ格好をした子供の謎の掛け合い(?)も良いですが、黒服でリサブに合わせてガンガン踊ってるのが結構カッコ良かったです。

このまま、ついでにagonyもやってくれたらなぁ・・・とか、欲張りなことを思ってしまったり。『誰かこのagony狂いを止めてください』ってくらい、未だにagonyが好きで好きで仕方ないろむろむです。。同志求む。

神無月の巫女は、アカイイト同様もうすぐ2ndアニバーサリーに突入しちゃう訳でありますが、ろむろむの愛と情熱の炎は、まだまだ消える気配がございません。このような素敵作品に出会えたことをひたすら天に感謝したい気持ちでいっぱいです。

ああー・・・。ジェネオンに就職した先輩ともっと仲良くしとけばよかったかな(死。

同原作者『介錯』氏の新作アニメ『京四郎と永遠の空』の放送ももうすぐ開始とのこと。大阪では1月8日放送予定ですね。ちょっとパチモンっぽい千歌音ちゃんと姫子が登場しちゃうとのことで、メルヘブン風に云うとワクワクが止まりません。CVも同じですしね。パラレル万歳!!スターシステム万歳!!どこにいても姫子と千歌音ちゃんは永遠です(壊!!!

  
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2006年12月12日

はやて×ブレード DRAMA CD Vol.1

『はやて×ブレード DRAMA CD Vol.1』(2006/3/24) フロンティアワークス

林家志弦さんの同名漫画『はやて×ブレード(はやてクロスブレード)』が遂にドラマCD化。ろむろむも応援している漫画だけに、ドラマCDなどのメディア展開はたいへん喜ばしいです!

ドラマCDの物語内容は、漫画第1巻の内容をバラバラにした上で、再構成した・・・という感じでしょうか。ろむろむは漫画を繰り返し読んでいたので、物語世界にすんなりと入ることが出来ましたが、漫画を読んでいない人が聴くと『???』状態になる可能性があるかもしれません。。CDを聞く前に、漫画の1巻だけでも読んでいれば、面白さも理解も倍増しになると思いますので、是非ご一読下さい。

【はやて×ブレードあらすじ】
女性オンリーの中高一貫校『天地学園』には、他にはない珍しい制度があった。それは『剣技特待生(剣待生)』制度。二人一人のチーム(刀友)でチャンバラバトルをこなし、勝利を収めるごとに賞金が与えられるというものだ。双子の姉の身代わりに転入したお馬鹿な主人公『黒鉄はやて(くろがねはやて)』は、止むを得ない事情から刀友の『無道綾那(むどうあやな)』と共闘し、強敵たちとのバトルに身を投じることになる・・・。(*ガールミーツガール好きにとっては押さえておきたい一品。友情と百合のキワドイ境界妄想飛び越えろ!!)

という訳で、早速レビュースタート!(*ネタばれ70%強)

第1話:バカは頂点を目指す
天地ひつぎ会長がしょっぱなから飛ばしてくれます。静久のカッコいい『鐘打ち』も完璧に入ってます。綾那にボロ負けした屈辱から復讐に燃える三下『鈴木園絵』登場。

第2話:遅れてきたバカ
はやてと綾那が鎖で繋がれてピンチに!はやてと綾那のファーストインプレッション回想。

第3話:迷走するバカ
はやてと綾那が鎖で繋がれてピンチに(その2)!はやてと綾那が刀友になるまでの回想。静久の『私のほうが早いです(嫉』が聴けて、ちょっと嬉しい。

第4話:突き抜けるバカ
バトルの結末。はやてを完膚なきまでにシバき倒す、ナイスなS綾那。でもゆかりに会った途端にナイスなM綾那。

番外編 第一話:はやてと洸の愛戦士(*オリジナルストーリー)
帯刀(タテワキ)が超目立ってますけど、超可哀相です。絵がないせいか、マジで会長が底意地悪い人に見えるミステリー。綾那に『人間以下の扱い』をされたはやてと、会長に『空気扱い』されたタテワキが、『人間になりたい(←?)』と順に泣きつき、あれやこれやの策を講じますが・・・。五十鈴も一瞬だけ登場(*マジで一瞬)。とりあえず順は面倒見良すぎ。

番外編 第二話:はやてと綾那の長い夜(*オリジナルストーリー)
綾那といまひとつ仲良くなれないことを悩むはやてが、もかちゃんに現状を相談。成績もアレなはやての現状をかんがみて『綾那に勉強を教えてもらう→仲良くなる』を実践するはやてだったが・・・。とりあえず順ははやてに優しすぎ。正直、順みたいな姉が欲しいよね(*UFOは最高だよね←隠語)。

はい、ろむろむはドラマの中で一番このお話が好きです。っていうかハヤブレで泣きそうになるなんて!!我ながらビックリ。ベタなストーリーなんですけど、ハヤブレは『ベタ』であれば『ベタ』であるほど物語が熱くなるような気がします。とにかく健気で素直なはやてが(ドラマ中で初めて)可愛く思えました。そして、はやてを邪険に扱いながらも、結局冷たく突き放せない、不器用で優しい綾那も最高だと思いました。

という訳で、CDドラマ総括
現在進行→過去回想→現在進行→過去回想→・・・という展開で物語が進みますので、よく聞いていないと、どこからが今で、どこからが過去なのかゴチャゴチャになってしまうと思います。かくいう私も何度か混乱しました。

1巻丸ごとを20分強のドラマにまとめてますから、多少のハショリは仕方ないとも思いますけど、もう少しわかりやすく作って欲しかったな〜というのが本音です。あと各話の冒頭では、毎回はやての声で『題名』が叫ばれるんですが、これはどうかと思いました。3話と4話の間などは、どう考えても話のスピード感が打ち消されていますし。。

はじめは、はやての声がどおおおおしても引っ掛かったんですけど、もうコレは慣れるしかありません。っていうか慣れます。はやてはもう少し声が低いイメージがあったんですけど、こういうモエモエハム・・・いや、モエ小動物系のはやても可愛いかもしれません。綾那は問題なしのハマりっぷり。カッコいいし、興奮したときのアドリブとかが面白かったです。じゅんじゅんは・・・ナイス白薔薇様

ちなみにろむろむは「順×夕」「順×綾」「雉×猿」派です。お前は何でもええのんかって感じですけど、そういう妄想も明るく楽しくできるのが『はやて×ブレード』の魅力のひとつだと思います。



連載中の漫画は、綾那とゆかりの過去が見えそうで見えないもどかしい感じが続いていますね。単行本は5巻まで刊行。どうでもいいことですけど、4巻の外伝で『辻ちゃん』『加護ちゃん』ペアが登場したときは一人で盛り上がってました(病気。

ついでにろむろむは、心の中で密かにアニメ化を熱望しております。この際OVAでも何でもいいんですけど、展開してくれないかな。。こんな感じで・・・



CDドラマも何だか続編が作られそうな予感が致しますし、とりあえず犬神さん級に深〜く念じながら『その時』を待つと致しましょう!!

  
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2006年11月13日

少女迷路でつかまえて<美郷あき>

『少女迷路でつかまえて』(2006/4/26)ランティス

歌:美郷あき 作詞:畑亜貴 作曲:斉藤真也


アニメ『ストロベリーパニック』OP主題歌。

<ストロベリーパニック簡潔あらすじ>
女の子だらけのお嬢様学校『聖ミアトル学園』に編入し、寄宿舎生活を始めることになった主人公の蒼井渚砂(なぎさ)ちゃんが、お姉さまと同級生と後輩からの並み居る求愛にワクワクドキドキする物語。登場人物の9割が脳内お花畑です。

ガールミーツガールの物語だと云う事で一生懸命最終話まで見続けましたが、あんまり面白くないアニメでした。物語がなんだか薄っぺらいというか。どこかで見たような展開のオンパレードで、既存のガールミーツガール物語の美味しいところだけを集めてみました・・・という感じがしました。

まあ、これは神無月の巫女の『こんな子供じみた遊びはもうたくさん』→『イヤアアアア』のシーンだなとか、玉青ちゃんの前世はきっと知世ちゃんだよねとか、これは紺野キタさんのひみつの花園の幽霊話みたいねとか、それ以前に基本設定マリ見てだし偽蓉子様いるし偽志摩子さんいるし白き花びら(略)・・・みたいな感じにマニアックな楽しみ方をするのも一興かもしれませんが。。

さほど楽しみようがないので、渚砂×玉青なんかをささやかに応援したりしてたんですが、フツーに無駄でした(死。玉青ちゃんなんかは(夜々ちゃんもそうだけど)、あんだけ尽くしといてこの報われなさは何?って感じで、そこらへんの決着の付け方にも中途半端さを感じました。こーゆー部分は、あらゆるキャラが攻略可能と噂のゲームで補完するしかないんでしょーか・・・。。



しかし、そんなカオスアニメでありつつも、唯一このOP主題歌だけは光り輝いていました!!また、ろむろむはこの主題歌を聴いて、美郷あきさんの歌と畑亜貴さんの歌詞は本当に相性が良いということを、改めて実感できました。

追い立てられるような疾走感のある曲調に、甘さと苦さが混在した歌詞、そして美郷さんのお茶目っぽさと必死なまでの感情が伝わる歌いっぷり。青春の情動に突き動かされ、自分でも自分がよくわからなくなって、心の中がモヤモヤしたり、無意味に焦りを感じてしまうような少女の姿がありありと感じ取れます。

また同時に、『少女』という狭いカテゴリーに十把一絡げに詰め込まれることから、少女自身が違和感を感じて脱出を試みようとする歌であるようにも感じました。

『少女は(エロとかとは無縁に)純粋でピュアであるべきだ』といった言説は、社会の暗黙の了承みたいな感じで、今に至るまでシレッと存在してますが、この曲はそれに真っ向から反抗しているように思います。『アホかボケナス!!こちとら色々思い悩むこともあるんじゃい!!』みたいな(*歌詞意訳)。

つーかエロ→男の勲章みたいな感じの風潮があるのに、どうして女の子だと白い目で見られちゃうんでしょうねぇ。

しかし、自分を取り巻く狭い世界からの脱出を歌った歌である『少女迷路でつかまえて』が狭い世界の閉じた愛の物語だと思われる『ストロベリーパニック』の主題歌というのはなんとも不可思議なものですのう。。

アニメのOPでは、コーラスの一部分が消されており、その分美郷さんの声が聞きやすくなってるんですが、やはり、コーラス完備Verの方が迫力が段違いなので、是非是非CD版の方も聞いて欲しいと思います。

2曲目は『before』
ギターで弾き語りっぽい曲ですね。歌詞内容は、なんとなく学生青春時代の雰囲気がしますね。全てが思い出になってしまう前に、友情の在処をもう一度確かめてみる・・・という感じでしょうか。ろむろむはちょびっとだけ、声がハロプロのなっちに聞こえました。少女迷路〜とか激しい系の歌では全然そんな風に聞こえないんですけどね。。それはともかく、穏やかに語りかけるような歌い方にほっとさせられる曲になっております。






☆メルフォお返事☆
もんが様
うひょおおおおお!!!前回に引き続き暖かいコメントありがとうございますううう!!!こんな微妙な妄想突っ走りブログを読んで下さって、それだけでも死ぬほど嬉しいのに・・・(感涙。わかりやすく文章書けてましたか??ろむろむは、意識してないとドンドン意味不明な文章を書いてしまう悪癖がありますので、そうおっしゃって頂いて、すごくホッと致しました〜。。
もんが様もCDドラマお聴きになっていたんですね☆
裏日誌①は、なんかもうエルスちゃんしか印象に残ってない勢いですが、結構よくできたドラマだと思います。セルゲイはね・・・今や、どうしようもない変態さんに認定されてますしね。変態前のセルゲイはもはやCDドラマにしかいないんでしょうね(何。
というか、舞シリーズは一体どれだけCD出しやがるつもりでしょう(嬉しいけど。
これからもドンドン妄想にまみれたレビューをしていくつもりなんで、どうぞ見捨てずよろしくお願いします!!
  
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