2012年11月07日

漫画“魔法少女まどか☆マギカ〜The different story〜中巻”を百合眼鏡をかけながら読み切った件

もうここまで来たらノリで突っ切りますよおおお!!ハノカゲ先生著*魔法少女まどか☆マギカ〜The different story〜中巻の感想のようなレビューのような妄想を垂れ流してみます!!もちろんネタバレ満載です。

中巻を百合的に簡単に説明すると、杏子から切り出した離婚だったけど、マミとさやかが結婚したと聞いた途端、しっとマスクを装着した杏子が二人の仲を引き裂くために帰ってきた。って感じですかね(オイ。

それはともかく、やっぱしこの時間軸は面白いですね!

まずマミさんがシャルロッテに殺されてないのがデカいです。本編だとキルヒアイス級に早期退場しちゃいますからね・・・。もしもマミさんが生存したまま、アニメ本編のルートが進んでいればどうなったか?というIFの世界を追体験できるのが嬉しいです。ええ・・・マミファンとして、これ以上に嬉しいことはないですよ!!この先にたとえ破滅が待っていてもね(爆)!!

クールほむらは相変わらずまどかを監視していますが、これといって目立った動きはなく、様子見をしているようです。クールな雰囲気ながら、マミさんから警戒され『うまいこと手玉にとって、あなた側の戦力にでもするつもり?』と言い放たれて、一瞬怒っているような、すこし哀しんでいるような表情をするのに注目ですね。一週目の優しい先輩のマミさんをよく知っているだけに、もしかしたらちょっと傷ついているのかな・・・と思ったりしました。はいはい、マミほむマミほむ!!



それはともかく、マミさんとさやかちゃんのコンビはなかなか上手く魔女退治をやっているようで、見学のまどかをひきつれて美滝ヶ原の平和の為にふたりで力を合わせて頑張っていたのでした。

バトル後に、マミハウスでお茶会をするマミさんとさやか&まどか。他の魔法少女とも仲良くできないのかな・・・と悩むまどかに、魔法少女には割り切る気持ちも必要と返すマミさん(でも、当のマミさん全然割り切れてないYO!)。さやかは、自分の願いを小馬鹿にした杏子に強烈な不満を抱き、クールほむらにも好感は持っていない様子です。

魔法少女としてのバトルを頑張りすぎて宿題をウッカリ忘れていて焦るさやかに、正義の味方と学業の両立もきっちり出来ているとアピールするマミさんですが、それは先輩だからだらしない所を見せられないという気持ちからくるウソで、本当は自分もウッカリ課題を忘れていたのでした。あああ・・・ここで、そのマミマミウッカリアピールを少しでも出していれば・・・・。



ある日、仁美ちゃんが魔女に魅入られてどっか連れてかれたのを間一髪助けた、まどかとマミさんの前にまたしても杏子が現れます。『なあんだ美樹さやかはいねーのか。もしかして・・・お早くも見限られちまったのかい?』とあざ笑うも、『おあいにくだけど、美樹さんは私を裏切るような子じゃないの』とあっさり返されてしまい、グギギギッと悔しそうな表情を浮かべる杏子が見ものです。

気持ちを新たに魔女掃除にいそしむ、マミさんとさやかでしたが、あれ・・・なんだか・・・さやかの様子が・・・。

ぼんやりとしていたさやかは、隙を突かれて魔女の攻撃を食らいますが、すんでのところでマミさんがさやかを庇い重傷を負ってしまいます。後輩を身を挺して守る先輩とか・・・うわあああ、カッコいいい!!マミさんマジで先輩の鏡!!はいはい、さやマミさやマミ!!マミさん意識混濁の大ピンチに現れたのは、またしても杏子(とほむほむ)なのでした。*Qさんは、ドサクサにまぎれて勧誘してただけです。ちょ・・・マミさんの危機に、魔法少女が一丸となって集まるとか、素敵すぎるやん。。マミさん総受けやん。。



『いいからてめえの仲間を助けろ!死なせたいのかよ!』と、杏子に激を飛ばされ、さやかは全力全開の癒しパワーでマミさんを助ける決意をします。マミさんを死なせNEEEEE!!って感じで珍しくマジ焦ってる感じの杏子が本心でまくりでいいですね。マミさんがなんとか回復した後も、さやかに詰め寄って、お前も魔法少女でコンビ組むなら手を抜くんじゃNEEEE!!と、厳しい説教を食らわせます。

・・・・。おいおい、これじゃあ“ま、あたしがマミさんとコンビ組んでた時はいつも完璧だったけどな”っていう、元妻アピールにしか見えないんですけど!!マミあんマミあん!!

その後、むかし、いつも杏子と待ち合わせていた時計台の下で、マミさんがクッキーを持って杏子に会いに来ます。杏子を軽くからかいながらも、助けてくれたことにお礼を言うマミさんに、杏子はなんとも言えない表情を浮かべます。さらにマミさんの攻めターンは続きます。



『もう一度一緒に戦うつもりないの?』『強くなったわよね、佐倉さん。久々に会って随分見違えたわ』など、優しい笑顔で問いかけられ、戸惑いつつも一瞬すごく嬉しそうな態度を見せる杏子ですが、話の流れからつい感情的になってしまい、またしてもマミさんと険悪な雰囲気になってしまいます。お前マジで何やってんだよおおおおお!!と思いつつ、更にさやかのこともボロクソに言い出した杏子にもう、マミさんの怒りもメガマックス。『あたしの時みたいに裏切られちまえばいいのさ』と言い放ち、やろうってんなら構えなよ!とまで挑発をかます杏子でしたが、マミさんは『いえ・・・もうやめましょう』と、杏子の顔も見ずにその場を去っていきます。

その時の杏子の“え?もう構ってくれないの?やりすぎちゃった?”って感じの、捨て犬のような途方に暮れた表情にこの巻で一番萌えました。



一方、学校では全然元気のないさやかを、まどかがひどく心配していました。元気がなくても、前のマミさんピンチの時に助けてもらったお礼をほむほむに伝えるさやかは本当にいい子ですな。ほむらも、意外なお礼を言われ、ほんの少しだけ嬉しそうな雰囲気を出すのがいいっすね。

さて、そんな暗さやかちゃんは、その暗いノリのままマミさんを呼び出し『あたし達コンビ組むのやめよう』という、マミさんにとって超地雷級のセリフを突然言い放つのであります。あっけにとられるマミさんに、実は自分が仁美ちゃんが魔女に魅入られていたことをうっすら知っていたこと、恭介を取られそうになる嫉妬から見てみぬふりをしてしまったことを打ち明けます。なんつーか、さやかちゃんクソ真面目すぎる・・・。

必死で励ますマミさんですが、さやかは頑なにそれを否定し、そしてついに『他人を見捨てたこんなあたしでも、一緒に組めるって言うなら、あたしマミさんのこと幻滅するかも』と、強い拒絶の言葉を放つのです。そのあまりのショックに、マミさんは何も言葉を返せずに立ちすくんでしまうのでした。って、そのセリフの直後に泣きながら“ごめんね・・・マミさん・・”とか心の中で云ってさやかさんが走り去ってるんですけどおおお!!!本心じゃないならそう言ってあげて!!マミさんカワイソス!!なんかこういうところとか、杏子とさやかは似てるような気がしますよね。しかし、それに振り回されるマミさんがあまりにも不憫です。。



その後、さやかに普通に接し、しれっと日常を謳歌しているっぽい恭介を見たまどかが、思い余って“てめーの腕はさやかちゃんのおかげで治ったんだよアホかボケナス”と言ったこと(*意訳)で、事態は急展開。完全に逃げ場を失ったさやかが、かなりやばいところまで追いつめられてアワアアアア。となりつつも、また明日ちゃんと説明するからと云いながら、その場を去ります。

さて、中巻の最終話(8話)で、上巻でマミと別れてからの杏子のことが書かれてました。魔女を倒しながらも『どうしてるかな、マミの奴』と考え込んだり、マミのところに新しい魔法少女ができたという話を聞きつけてから、いてもたってもいられなくなり、美滝ヶ原に戻ったっぽいことがわかります。



杏子マミのいなくなった時計台の下で、『いらぬおせっかいだったのはあたしのほうだ。裏切られたらいいなんて思ってるわけないし・・・。あたしはただアンタたちが・・・』と一人ごちます。・・・ってか、このセリフの続きは『あたしはただアンタたちが・・・“羨ましかっただけだ”』って言葉が続くと思うんですけど!!どー考えても。もう、杏子の頭の中ってばマミさん一色じゃないっすか!!少し前まで自分が独占していたマミさんの隣に、よくわからん水色がいるのが、どうにも我慢できなかったとゆーことなのでしょう。

そんな折、暗い表情で魔女の使い魔ばかりを倒しているさやかに、マミさんの真似をしても魔法少女としてヤバいし意味がないと説教をする杏子ですが、身勝手な気持ちを持ってしまう自分を嫌悪していると言うさやかは、それに反発します。仁美を見捨てようとしたことは、魔法少女であること誇っていたさやかにとって、自分を許せなくなるレベルの大問題だったんですなあ。。そんなさやかを追いかけるマミさんとすれ違った杏子ですが、マミさんやさやかの苦悩も理解できるようになってきたせいか、特に邪魔をすることもなく見送ります。



なんとか、魔女にやられつつあるさやかの危機に間に合ったマミさんは、ここでついに自分の隠していた胸の内をさやかに打ち明けます。自分に都合のいいことだけしか見せなくても、ずるい子になってもいい。さびしがりやな自分は、みんなにいい顔をしながら、そんな風に生きてきたのだ・・・と。

『私はね、正義の味方でいたかったわけじゃない。誰かと一緒にいたかっただけなの』
『お願い 美樹さん あなたのためでも他の誰かのためでもなくて 私のためにいっしょにいて』


もう、この一連のシーンのマミさん大告白大会ぶりが凄まじすぎて、感動しました。こればっかりは皆さんの目で確かめていただきたいと思います。もうこれは本気でさやマミさやマミ!!



怒涛の連続告白に、さやかもついに心を開き『こんなあたしを必要としてくれて ありがとうマミさん』と、泣き笑いの表情で答えを返します。魔女もきっちり倒したマミさんは、さあ、一緒に帰ってケーキを食べましょうと呼びかけるのですが、時すでに遅く、さやかはもうとっくに限界を超えてしまっていたのでした・・・あああああ・・・あああああーーーー・・・。

結界からすんでのところで逃れたマミさんは、自分の目の前で起こったことを理解しきれずに、呆然自失状態になっていました。さやかは、マミさんの見ている前で魔女になってしまったのです。。いつの間にか出てきたQさんの解説を聞きながら、マミさんは凍りついたように動けずにいるのでした・・・。

ということで、“杏子→マミ←さやか”痴話喧嘩してたら、さやかCが魔女になってしまいました。って、感じの中巻でしたが、いやあああ、本編とはまた違う衝撃がありましたね。

この漫画のさやかCは、本編よりもずっと魔法少女・マミさんに心酔しており、マミさんのような強くて優しい正義の味方になりたい願望が過剰に強くなってしまっていました。その分、マミさんのようにいられない自分に苛立ち、絶望をはやめてしまったのでしょう。一方のマミさんも、杏子がいなくなって寂しくなっていた頃に出会ったさやかに、嫌われないようにしたい&ちゃんとしていたいと思ううちに、さやかの理想の魔法少女像を内面化して、完璧に近づきすぎてしまい、転じてそれがまたさやかにとっては、悲しいほどに遠い存在にうつってしまったのかもしれないですね。

新たな絶望の息吹を感じつつ、次巻最終巻が楽しみで楽しみで仕方がありません。ここまできたら、もうどうにでもしてって感じですNE!!マミさんファイト!!

余談ですが、カバーを外したら出てくる、表紙マンガも要チェックですぞ!わずか2ページなのになんかもーすごいグッときました。ほんまにまどかの優しさは宇宙無限大級やで〜!!




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