2011年07月10日

最近の百合情報もろもろ

☆尚村透『失楽園』が、大幅加筆修正を加えて、5巻6巻同時刊行。

いやー、これ密かに楽しみにしてた漫画だったんで、きれいに完結したことは素直に嬉しかったです。

正直、本誌に連載されれた最終話を見たときは『・・・・・・は?』みたいな感じで、割と絶望的な気持ちになってたんですけど、加筆修正が丸々1話分ぐらいあって、それが今迄で一番まっとうな百合展開の末、堂々の百合グランドフィナーレ迎えていて、もう心から万々歳になりました。

それはもう、今まで読んできた中でこまごまと感じていた物語の突っ込みどころとか、微妙な違和感とかを、完全に吹き飛ばすだけの圧巻の力技展開で、一瞬『どええええええ!?!』とは思いましたけど、最後に残ったのは、感無量の満☆足☆感のみでしたね。

物語の基盤である“男尊女卑”の表現が直球でエグい事は、最後までどうしても好きになれなかったんですけど、おまけページの面白さと、この最終巻の展開と、最終巻カバーしたのおまけイラストを見てたら、なんか全部良かった良かったって気になれましたよ。絵もどんどん美麗になっていった気がしますし。



私、ツキのポジションって、主人公を影で支えるクールな親友キャラだとずーっと思ってたんですけど、もうほんとそこはイイ意味で裏切られたと思っています。最終巻にしてようやく、クールで聡明だけど、本当はかなり病んでて、でも一途にソラだけを想い続けてたことだけはずっと変わらなかった・・・とゆー、真打ちのヒロイン要素を完備していたことがわかった訳ですからね。

ちょっと最終巻の顔芸が化けモン級で、何度も吹きそうになりましたけど、書き下ろし漫画の最後で『おばか』と小さく呟きながら、恥ずかしそうに嬉し泣きするシーンの顔が可愛すぎて、なんかそれだけでもー最高でした。一気読み推奨です。



☆平尾アウリ『まんがの作り方』5巻発売。

待ちに待ってたぜ。フウー!!とか思ってたら、掲載誌のコミックリュウが休刊に入るとか、イヤアアアアなんじゃそりゃあああああ!!!!

それはともかく、ささいな気持ちのすれ違いから川口先輩のいる場所を離れて、東京でアシスタントの武田さんと二人暮らしをはじめていた森下のところに、突然先輩がたずねてくるという所からお話が始まります。相変わらず淡々とした話の中に絶妙に笑いを入れてくるのが面白いですねえ。とはいえ5巻は、登場人物の気持ちが今まで以上にザワついた感じになっていて、なんかドキワクしてしまいました。



ガチ編集者の猛攻を軽くかわしつつ、川口の気持ちに不安を感じる森下。煮え切らない態度の川口を責め立てつつ、憧れの漫画家と今一緒に暮らしているという事実に掻き乱される武田さん。森下と別れてくれと詰め寄るガチ編集者を『森下は私じゃないと幸せに出来ません』と一蹴する川口・・・と、なんなんだこの四角関係!!!もっとやってください!!あと川口かっこいいよ。

☆百合姫アニメ化作品第一弾『ゆるゆり』第一話スタート

視聴しました。9割以上のページがギャグで埋め尽くされてる漫画を、どうやってアニメ化するんだろおおお。と、思っていたんですけど、意外にもちゃんとしたストーリーのあるお話に仕上がってて、驚きました。

ほんとに、すごく、すごくゆるい日常系の百合アニメでしたけど。百合っつっても、百合姫の漫画の中でも一番行間とかを読んで“百合”を意識する必要があるような作品ですけど。でも、百合姫の作品がアニメ化されてるってだけで、なんかもーパヤアアアアって感じになりますよね(何。あと、あかりが、ちゃんと主人公やってるのが新鮮でした!結衣の頭飛び具合もなかなかグッドでした。

☆そのほか

杉田圭『うた恋い』(一巻)のショートストーリーになんや百合がありました。百人一首の歌を独自解釈で漫画に仕上げてる本ですが、紫式部の『めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな』という歌を超解釈しており、式部とその友達の、友情を超えた百合愛が描かれていて驚いたです。

いいよね、平安百合って・・・(?)。なんかもー昔過ぎてなんでもありな感じに思えてくるというか。。

同じ平安百合なら、ド直球百合ギャグ漫画である、くずしろ『姫のためなら死ねる』もおすすめですな。こっちは清少納言と中宮定子で百合というワンダフルな設定です。清少納言の姫様萌えパワーが尋常じゃないです。

WEBで連載されてるので是非とも→ここ

まあ、本物の『枕草子』を読むと、確かに清少納言の『中宮定子様はなんでも出来るし、冗談もハイブロウだし、機転はきくし、高貴だし、非の打ち所がまるで無い姫の中の姫だとおもうよマジで』みたいな描写がザクザク出てきますからね〜。定子も夜中に清少納言と二人で絵でも見ようと誘ったりしてますし。それをここまで百合ギャグに昇華してくれたのは、限りなくGJなことだと思いますな〜。


<メルフォお返事>

>>愛読者様

おひさです☆おおおお!!!、『REBIRTH〜女神転生〜』の記事を読んでくださりましたか!!ありがとうございます。田村ゆかりさんが、今のライブとかのイメージとは完全にかけ離れた、クール感バリバリで歌ってたあれですね〜。

>しかし、本人の性格には合った曲調のような。

私もそう思います!カッコいいハードな歌も、似合うんじゃないかと思います。

>ヒロインに執着する研究所の金髪の女(ジュンって呼び方にすごく色気と只ならぬ愛情を感じる)がそのケのある人だって思ってたんですが、もろに百合友だち(恋人?)がいたんですね。

ドドドのドピンポンです。和美ちゃんは、もうかなりの初期からジュンちゃんジュンちゃんと、懐きまくってましたからね。物語後半で、世界でただ一人のジュンちゃんの理解者となったのも超うなずけるってもんです。対して、ヒロインに執着する女=飛鳥蘭は、自分の目的のためジュンちゃんにドS調教を繰り返し、最終的に巨大化け物となって、ひとつになりましょうと迫ってくる、まあある意味執着的な愛はあったかもしれないヤバキャラで、和美ちゃんとは対をなす存在になってたように思います。

まあ、とりあえずジュンちゃんは女性を虜にするフェロモンでも発してるのかとゆー位、作中で同性にもてまくってたのは間違いないです。DVD化されてるのかまったく謎ですが、機会があったら愛読者さんにも是非見てもらいたいなあ〜と思います。終盤だけでも(爆。


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