2010年01月17日

『コードギアス 反逆のルルーシュ O.S.T』

『コードギアス 反逆のルルーシュ O.S.T』(2006/12/20) ビクターエンタテインメント

中川幸太郎さんと黒石ひとみさんによる、“コードギアス・反逆のルルーシュ(第一期)”のサントラアルバム集第一弾。ハイクオリティで、記憶に刻み付けられるようなインパクトを持つ楽曲が多数収録されております。とりあえず私は黒石ひとみさんが作詞・作曲・歌を歌っておられる一連の作品群が目当てで購入させていただきました。

特にコードギアスの14話ラストで流れていたBGM“Masquerade”。これは・・・衝撃的な曲でした。

ルルーシュが自分を慕っていたシャーリーに記憶を消すギアスをかけて、決別するシーンで使われていましたので、一般的にはシャーリーのテーマと考えられている曲です。確か再会のシーンでも使われていたような気もします。ルルーシュがシャーリーに呟いた『もし生まれ変わる事ができたら、君に・・・』という哀しい言葉とも相まって、寂しさや切なさが内包された作品に仕上がっていたと思います。

“You're My Destiny ココロを開けて 打ち明けたいゆずれない想いを  You're My Destiny 感じるキズナ 二人の出会い運命なんだと Say you'll share with me one love”

激しく心を締め付けられるサビ歌詞・・・。何もかも打ち明けて分かち合いたいけれど、相手が大切だから、傷つけたくないからこそ、真実だけはどうしても言えない・・・というルルーシュの苦しみや葛藤が込められていると思います。さすが、黒石さんが“本当にルルーシュが好き”という気持ちを込めて作られた曲だな、という気が致します。



黒石さんの、真綿のように優しく柔らかい歌声、ぶっちゃけ妖精さん級に神秘的で可憐です(何。幾重にも優しく折り重なる多重コーラスもたまらんですな。

1トラック目に収録されている“Stories”は、コードギアスの様々な回で流れていた、ギアスファンなら一発でピーンとくる有名曲です。“あなたを守りたい ただその想いだけで 漆黒のこの世界に 光あふれる時まで”。紆余曲折があり、色々と気持ちがうつろってゆくルルーシュの、それでもブレなかったただ一つの純粋な気持ちがこの歌詞の中には、つめ込まれているのです。

コードギアス第二期の『僕は、鳥になる』*ロロのテーマソングっぽい)も素晴らしかったですが、シャーリー好きとしては、ロロてめえこの野郎という気が先に立ってしまいちょっと複雑・・・。でもロロの最後のエピソードを飾るに相応しい鮮やかな曲だったと思います。*『僕は、鳥に〜』は、このサントラには収録されていないのでご注意を。

黒石さんの曲は、別れや死を優しく包んで、美しい場所へと送り出してゆくようなイメージを持たせるものが多くあります。それはつまり、並々ならぬ登場人物への愛があるから出来ることなのです。

是非一度、ご試聴していただきたく思います。



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