2009年12月14日

『デリケートに好きして』<太田貴子>

『デリケートに好きして』(1983)
作詞・作曲:古田喜昭 編曲:大村雅朗
歌:太田貴子

アニメ“魔法の天使 クリィミーマミ”OP主題歌。

元ユリミテさんからのリクエスト(私信:ごめん、ユリミテさん!!私これ再放送だか何だかでちょろっとしか見てないから、かなりおぼろげですYO!!)。

この主題歌を歌っている太田貴子さんは、スター誕生という素人からアイドルを探すオーディション番組から生まれた生粋のアイドルさんであり、主人公・森沢 優/クリィミーマミを声優として演じている方であります。また、クリィミーマミは、アイドルとして活動としている設定なので、アニメの作中でも『デリケートに好きして』をアイドルとして歌っていました。

アニメの中で声優としてアイドルを演じ、歌を歌い、更に現実でもテレビに出て、アイドルのように歌を歌う。現実のアイドル虚構のアイドルという、本来ならば交わることの無い、二次元と三次元の世界の融合“歌”という手法を持って果たしたエポックメイキングな作品なのではないでしょうか。

普通の女の子が、魔法によって10歳から16歳に変身し、なんかキラキラした世界でアイドルとして活躍できる・・・という物語は、アニメという形を通して、多くの少女に夢と希望と憧れを与えたのではないかと思います。(*まあ、丁度前年ぐらいに超時空要塞マクロスが放送されており、リン・ミンメイとかいうアイドルが頑張ってましたが、あっちは当時から濃いアニヲタ向けだったと思うので、アイドルに憧れる少女は普通にスルーしてた気が・・・)

まあ、この曲のポイントはドルチェを食むような甘い歌声(何)にありますね。夢と魔法と女の子で出来ているような歌詞を、嫌味なく、むしろ等身大の少女をイメージさせるピュアな歌い方でなぞってゆくのが何とも良い按配なのです。

つーか、とにかく“デリケートに好きして 好きして 好きして”という、サビのラストフレーズが素晴らしいのです。あえて“好き に して”と書かないことで、大人の色気や生々しさの予感を回避し、お茶目な少女の雰囲気を全体に漂わせることに成功しています。シンプルな歌詞ながら、この曲が未だに多くの人に愛されているのは、そうしたさり気なさが、今でも少女の夢を守り続けているからかなーとか思ったりします。。

2008年に、太田さんによる同曲セルフカバーが“21st century ver”として発売されたり、中川翔子さん他からも、いくつかカバーされていたと思います。クリィミーマミは、なまじ出来の良いアニメだった為に、現在でも猛烈なファンが生き残っているので、太田さんにとっても非常に大切な作品なんでしょうね。今年(2009)のアニソン紅白にも出演するようなので、マミファンの方ならばチェックしてみては如何でしょうか?!

それじゃ、ちょっくらクリィミーステッキ探してきます。





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この記事へのコメント
パチパチパチ!!!!
リクエストに応えてくださって
ありがとうございました^^
やや、それにしてもさすがでございますね。
いつ読んでも面白く、よくできた考察
かと思われます。

“デリケートに好きして 好きして 好きして”

そそ、ここの部分に全ての萌えポインツが
つまってますよね(何

そして何より太田さんのこととか、背景とか
よく調べていらっしゃる!さすが。
知らないことがほとんどでした。

当時は「うわぁ。マミちゃんかわいいー。」
とか、「こんな風になれたらなぁー。」
とか、本当に無邪気に楽しく見ていた記憶があります。
この頃まではまだ全うな少女だったということでしょうかw

で、ん十年ぶりに(リンクの)OPみさせて
もらいましたが、9割がた唄えました(笑)

まだまだ記憶の底に眠っているアニソンを
掘り起こしてみたくなってきましたねw
その時は是非また色々と教えてください。

ありがとうございました!
Posted by 元ユリミテ at 2009年12月15日 20:34
いえいえ!こちらこそ、リクエストありがとうございました★
80年代という事で、ろむろむさん的にも色々ギリギリなんですが、何とか書けました。
話自体はかなり忘れてますが、大きくなって魔法でアイドル・・・というロマン全開な雰囲気はなんとなく覚えています。そんな状態で書いたものでアレですが、お褒めに預かり光栄です。

という訳で、今話題のSUKISITE!!ですが、この“好きして好きして好きして”の3コンボが、ユリミテさんのおっしゃる通り、全ての萌えポインツが詰めこまれている部分だと思います。全体として、サビやメロのリズムがコロコロ変わっていくところもカワイイですよね。サビに入る直前に、シンセの音がちょっと伸びるところとかも好きです!

無邪気なユリミテさんか・・・き、気になる。。
80年代頃のろむろむも、まだ百合百合呟かない、普通のこわっぱでした。多分。あああ、でもその頃から、年上のお姉さんに弱いという属性があったような気もす(略。

・・・やっぱり昔のことは忘れましょう。

とはいえ、大昔に聞いたアニソンは、ずーーっと忘れていても、ある日突然ドッカーンと思い出したりするものだと思います。その思い出を引き出すサポートがこのブログで出来たらいいんですけどね〜。

まあ、まだまだリクエスト受付中ですので、ってかリクエストとかあんま来ないので(死)、続けてリクエストしてもらってもOKですYO!!また気が向いたらよろしくお願いしますだ〜。
Posted by ろむろむ at 2009年12月16日 22:01