2008年06月27日

【特別企画】『東方Project』百合同人誌レビュー〜マリアリ編〜

“同人の同人はみ〜んな同人。世界中に広げよう同人の輪ッ!!”

ということで、今回はゲーム『東方Project』のキャラクターを使用した百合同人誌を紹介したいと思います。・・・って、アニソンの“ア”の字もNEEEE!!って感じでございますけど、アニソンのレビューも100曲越えてきましたし、たまには違うことをするのも一興かと。。

実は私、この手の薄い本って今の今まで買ったことなかったんですよ。マジで。それが百合目当てで、フラフラ〜と近寄ってみたら、今までの反動の為か、たいへんな深みにハマり込んでしまいました。

いや〜、でも“百合”好きの心を刺激するような素敵なお話が、想像以上にいっぱいあったことには驚きましたね。東方の2次創作って、同人設定の同人設定の同人設定の同人設定がミルクレープの如く積み重なって出来てるみたいなので、その辺を踏まえつつ読んでいくのも面白いです。そーゆー部分は三次元アイドルの二次創作にも似てるような気がしますね(?。

薄い本1冊買うお金で、百合姫が1冊買えると思うと、若干価値観が揺らぐんですけど、百合領域新規開拓の為、たまにはそーゆー無茶をしてみてもいいんじゃないでしょうか。では、ここ3ヶ月ぐらいの間にろむろむが一生懸命ため込んだマリアリ本を、簡単にですがレビューっていきますです。最近の本が多いので、頑張ればまだまだ手に入るはずです。多分。通販サイコー。

ちなみに、マリアリといのは、東方に出てくるキャラクターである、霧雨魔理沙(黒い帽子と白いエプロンのほう・魔法使いの人間)とアリス・マーガトロイド(青い服の本を抱えてるほう・人形使いで、魔法使いという種族の非人間)のふたりが百合関係にあると信じて疑わない人(つまり私とか)の為の、CP名称であります。片方は人間で、片方は非人間(だから寿命も違うっぽい)。と、いうことを頭に叩き込んでおけば、更に妄想ワールドが広がって美味しくなります。以下、ALL健全。

HOT CHOCOLATE(サークル名*COCCO)08/05/25
甘いものを美味しそうに食べる魔理沙を見ては、モエモエしていたアリス。ある時、彼女の為にケーキを作ることを思いつくが・・・。可愛い絵柄と、高いラブラブ指数にキュン死ねる一冊。変に歪んだところや、やらしいところが無く、恋する女の子の一生懸命な感じがスッと爽やかに伝わってくるのがいいですね。絶妙のタイミングで、自分の正直な思いをサラッと言ってのける魔理沙に、アリスは強く惹かれてるのですが、確かにこの本で描かれている魔理沙はカッコ可愛くて魅力的なのです。頭の中は魔理沙でいっぱいな割りに、なかなかその気持ちを言葉に出さないアリスの焦れた感じも良いですね。ラストはハッピー爆発。

カラフルボックス(サークル名*椎名ひろ)08/05/25
ショート3篇が収録されています。ふたりの1日を追ったらこんな感じになるのかも・・・な一冊。18ページとかなり薄いですが、1ページごとのラブラブ度は120%越えです。いやほんと、全ページが完璧にマリアリしていて凄いのなんのって。1篇目は、魔理沙の忘れていった帽子にじゃれつくアリスの百面相がカワユイです。2篇目は、ふたりが魔法使い=宙に浮けるという設定を甘甘かつ上手に使ったお話なのですが、僅か4ページの中に広がりまくる百合宇宙には、正直目が釘付けになりました。口づけにおいても負けず嫌いなふたりってどんだけえええ!!こいつらの相思相愛パワーには圧倒されるぜ。

星に願いを(サークル名*Cube Sugar)08/02/10
魔理沙が死んだ後、魔理沙と過ごした“あの日”のことをゆっくりと回想するアリスのお話。いつか来る別れの日について考え込むあまり、魔理沙のバースデイも心から祝うことができない、生真面目で思い詰めがちなアリスと、そんな彼女を笑顔で励ます優しい魔理沙にキュン死ねます。しかし何とも切ないお話ですね。既に失われてしまった、ふたりの大切な時間を思い返すことで、改めて彼女の不在を実感するアリスの寂しさが胸に迫ります。特に、ラストページのアリスの独白には思わず涙が・・・。ええ、3回は泣きましたよ(何。表紙に描かれているアリスの、途方に暮れたような表情も切なさマックスハートで素晴らしいです。

花と蝶々(サークル名*Cube Sugar)08/05/25
『アリスってキスしたことある?』唐突な魔理沙の問いかけに戸惑い、動揺するアリスだが・・・。ページ数は若干少なめですが、この作者さんの百合本は、マジで外れませんね。少女マンガ風な繊細な絵柄とストーリーがたまらんです。ちょっと駆け足展開ですが、ふたりのラブ指数はページを追うごとに急上昇ハアハア(待。とにかくアリスが、超積極的な魔理沙に、すごい勢いで振り回されまくってます。可愛い絵柄なのに、口付けシーンは結構ガッチリ系とか(?)、そのギャップも良いですな。可憐な花=アリスに向かって、ヒラヒラと軽やかに近づく美しい蝶=魔理沙って感じですかね〜。表紙もさいこう。

恋色に染まる(サークル名*PERSONAL COLOR)07/08/17
今まで一度も見たことの無いアリスの表情を見たくて仕方のない魔理沙は、アリスの後ろを子猫の様に付いてまわるが、肝心のアリスには迷惑がられて・・・。デラCOOLなアリスと、それにヤキモキしまくる感情豊かな魔理沙の対比が面白いです。キャラを形作る柔らかい輪郭線が、妙に色っぽく艶かしいですね〜。独特のキャラ付けも面白いれす。はっきりと自覚していなかった自分の気持ちに、魔理沙がハッと気付くシーンは、まさに表題通り『恋色に染まる』という感じで、超丁寧な描写とも相まって、作中最高のマリアリシーンとなっております。アリスは最後までCOOLですけど、まんざらでもなさそうな感じがまたモエエエエ。

MY HEART(サークル名*CLOUD PALETTE)08/05/25
魔理沙の唐突な告白をビンタ一発で拒絶し、ひとり思い悩むアリスだったが・・・。うーむむ。アリスがブチ切れちゃう理由が、私にはいまいち理解できませんでした。こんなにはっきり云われたら、コロッといきそうなものですが。。ついでに、ラストの和解〜ラブラブまでの展開もいきなり過ぎてちょっと置いてけぼり感があったかもです。とはいえ、後半部15ページ以上に及ぶ濃厚なマリアリ告白大会は鬼気迫るものを感じました。ということで、お話自体にはあんまり入り込むことができなかったんですけど、アリマリの関係をテーマにした漫画としては、なかなかに読み応えのある本だったと思います。

すき、きらい・・・だいすき(サークル名*魔法☆少女)08/05/25
魔理沙がいなくなった後、心の整理を付けられず、逆に魔理沙を恨み気味になっていたアリス。その前に『未練があったんだ』と、いきなり魔理沙が現れて・・・。アリスの前に現れた魔理沙は、結局幽霊の類だったのか、それとも幻の存在だったのか、設定的にはよくわからなかったんですけど、(甘々な)未練に引きずられてフラッとアリスのもとを訪れるってのが、なんとなくいいですね。あと、ちょっと手を握られただけで、心底嬉しそうな顔をするアリスとか、上海を使って、アリスの元に再び未練(想い)を残していく魔理沙とか、さりげない描写に好感が持てました。欲を言えばもうちょっと背景絵が欲しかったかもです。。



・・・とりあえず、こんなモンでしょうか。。ただの百合感想文って感じですけど。いやー、まさかここまでアリマリに萌え転んでしまうとはね〜。つーか、アリス絡みなら霊夢でもパチュリーでも美味しくいけそうな気がしてきたアアア!!つーことで、今回は偏った趣味企画にお付き合い頂き誠にありがとうございました。次回からはまた通常更新〜(の予定。

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