2008年06月10日

『幻想事変』<岸田教団 & The 明星ロケッツ>

『幻想事変』<岸田教団 & The 明星ロケッツ>

つ・・・遂にこの領域に足を踏み込んでしまった・・・。
ってな訳で、本日は、レッツゴー!東方アレンジの巻!!

いやー、こういう(同人)ジャンルって、知ってる人は超知ってるけど、知らない人はマジ知らないって感じな世界だと思うので、若干迷う部分はあったんですけど、熱烈なコメントも頂いたことですし、ここは期待に応えたいな〜!っと、思いまして、拙い知識しか持ってませんが、自分なりにレヌーしてみたいと思います☆☆☆

先日、ZUN氏の音楽アルバム『蓬莱人形』を紹介致しましたが、今回紹介するのは、そのZUN氏が作ったゲームソングアマチュアの人たちがカヴァーして、新しい音楽作品を作る・・・という行為、通称“東方アレンジ”と呼ばれるものに当たります。

ZUN氏の作る楽曲は、基本的にオール打ち込み電子音によって構成されております。打ち込みというのは、超簡単に云えば、専用のマシンを使って、データ化された音楽(MIDIデータ)作ることです。デジタルの世界でデータ化された音楽は、作った後に細かく編集・修正することが可能になり、また、記録した音楽データを重ね合わせることで、あたかも複数の人間が演奏しているかのような重層な楽曲を作ることも可能になります(多分。

*ちなみに、こーゆー機械等を操って作ります。

さて、こうしたZUN氏の打ち込み楽曲を元ネタとして、自分なりに編曲したり、演奏したり、歌詞を付けて歌ってみたり、更に自分で打ち込み直してみたりするような、カヴァー行為(=東方アレンジ)は、現在一部で大変な熱狂を持って受け入れられています。私の友人にも『ゲームも漫画も同人誌もまっったく知らないけれど、なんとなく買った。でも何がおススメなのかとか、まっったくわからないので、店で流れてる曲をてきとーに買ったりしてる』という人がいます。まー、こんなんは極端な例でしょうが、東方わからんけど、当方アレンジは買っちゃった・・・みたいな人は結構いるようでございますね。

こういった感じの同人CDは、少し前まではほんとにヒッソリした、知る人ぞ知る系のジャンルだったと思います。ハードなヲタクの方や、アニメ系アマチュアバンドに情熱を燃やす方以外は、まず絶対的に耳にする機会が少なかったことでしょう。同人イベントや、同人専門店でしか買えないし、目に付かない、というのもありますし、チョサク権の関係上、大っぴらに展開できない・・・という問題も有りました。10年前〜少し前迄の(アニソン・ゲーソン系)同人カバーで目立ってたのは、どちらかというとアダルティーなゲームの主題歌やBGMをアレンジしたものでした。。ええ・・・どう考えても敷居が高すぎますね。私も基本スルーしていました。

しかし、昨今のインターネット上の動画投稿・配信サイトの充実により、ライトなヲタク層(?)の耳にも、そうしたものが簡単に入ってくるようになりました。いいのか悪いのかよくわかりませんけど、それによってこうした同人音楽のジャンルも敷居が下がり、多くの人が流入する結果となりました。これには、東方が、アダルティー要素の皆無っぽい物語ということも多少関係しているかもしれませんね。また、東方アレンジは同人音楽界隈では“花形”って感じで、当たれば間違いなく“売れる”というのも、アレンジ流行の要因にあるのかな〜とも思います。

と、いうことで、東方アレンジの成り立ちについて簡単に説明してみましたが、いかがでしたでしょうか?

さて、ここで、ろむろむが東方アレンジについて求めているものについて、一言断っておきます。つーか、今更云うまでもないことですけどそりゃーもちろん“百合”ですよ、“百合”!!無いのは無いので構わないんですけど、でもどうせならベタベタの百合歌詞が聞きたいんにゃああああって欲望がある訳ですよ!まあ、つまるところ、百合目当てで東方に入ったクチなんで、その辺理解していただければ。

・・・って、いきなり百合全開でいくのもアレなんで、それは次の機会にレビューするとして。。今日は東方アレンジの中でも、ロックなアレンジが評判の“岸田教団”というグループのCDを紹介したいと思います!

岸田教団は、アマチュアのバンドグループで、ロック(&メタル)調の演奏が主であり、今回のアルバムでは女性ボーカル・Ichigoさんが全曲を一人で歌い上げております。アルバム『幻想事変』は、“岸田教団 & The 明星ロケッツ”名義での4thアルバムになるようですね。ギターとドラムを響かせる、本格ロック志向のバンドのようです。

“幻想事変”という名前を見てピンと来る人は来るかもしれませんが、続く収録曲に“歌舞伎町の魔女”というタイトルのものがあるとくれば・・・。そう、東京事変ですね!実際ボーカルさんは、椎名林檎姫にダイレクトに影響受けてるっぽい歌い方をされています。巻き舌とまではいきませんが、高音部での声の出し方なんかは良く似ていますね。・・・実は、ろむろむには林檎姫の超追っかけであるという秘密の一面(?)が在るので、林檎姫をリスペクトしてるような方には、結構好感が持てます。私事ですが。。

Ichigoさんは、若干声が細いかな〜?という印象は受けましたが、高音・低音ともに安定した歌唱をされていて、声に独特の“華”があるように感じました。バンドの演奏もどっちかというと荒削りだなぁとは思うんですけど、Ichigoさんの声が入るとすごくしっくりくるというか、イイ雰囲気が出来上がるのが不思議ですね。

1曲目、2曲目のインパクトは凄いと思いますが、全曲同じような調子なのは、メリハリ的にちょっと残念だったかもです。

01.明星ロケット
読み方は、アケボシロケット。多分、このアルバムの看板ソングかと思います。ひたすらに疾走しまくるナンバー。歌詞は、東方に登場するキャラクター、天狗であり幻想郷の新聞記者である、射命丸文をモチーフにしたものだと思われます。風を操る程度の能力を持ち、ネタ探しの為、幻想郷中を超高速で飛び回る人物。という設定を頭に入れて歌詞を読んでみると、“1000分の一秒で 駆け抜けろ”“真実は唯一つだけ ただ誰よりも速く飛べばいい”・・・などといった歌詞に散りばめられた遊び心が感じられると思います。

原曲は“レトロスペクティブ京都”。一見すると派手なアレンジに思えますが、実際は原曲の曲調に、非常に忠実に作られています。

02.SuperSonicSpeedStar

03.歌舞伎町の魔女
イントロ(前奏・間奏・後奏)はモロに歌舞伎町の女王。原曲は“恋色マスタースパーク”。こういうことができるのが、同人音楽の楽しいところなんだろうな〜とは思いましたが、曲としていいかというと聞かれると、難しいところですね。。でも、面白い試みだと思います。

04.夢は時空を越えて
05.LotusLove

06.YU-MU
アルバム中、最も哀愁を漂わせた楽曲・・・であるように感じました。幻想郷最強?の妖怪にして、花を操る程度の能力を持つ、風見幽香をテーマにした歌詞。普段は、自然に咲く花の中生活している妖怪という設定があり、歌詞中にも、花や土に関する言葉がワンサと盛り込まれています。“幽雅に咲き誇る 向日葵の色は何を見た?”“土に還る命に ためらい一つもない”。旧作で、寝てる所を叩き起こされて戦闘に巻き込まれた(?)というエピソードがあったようなので、“眠り”に関する詞も若干見られます。孤高の強さと、残酷さを兼ね備えた幽香に相応しくありつつ、一抹のさびしさを感じさせるような歌詞は必聴かと。演奏もノリノリです。

07.ネクロファンタジア
08.Ancienttemple


<原曲・レトロスペクティブ京都>



<東方アレンジ・明星ロケット>




<拍手お返事>
>6月8日
こちらこそ、どうもはじめまして☆☆神無月レビューで当ブログを知ってくださったようで、本当にありがたいことでございます!!さて、東方ですが、原曲のレビューはしてみたけど、アレンジもやっていいんかな〜とか、私自身丁度思っていたところ、貴方の拍手コメントを頂き、『もうこれはやるしかないな!』と、思った次第であります!私の呟きのような雑記にも目を通して下さっているようで、重ね重ね、ありがとうございます。アレンジとかも、よくお聞きになるようですね。私は、基本的に“歌詞の中の百合”を見つけるのが好きなので、東方アレンジでもそんなとこばっかり着目してます。

>そして何よりキャラクターを拝借した二次創作も豊富ですし、もちろんそのほとんどが百合百合しい内容ですから、ぜひ東方世界にどっぷりハマっていってくださると嬉しいです。

確かに、東方同人界隈の百合充実ぶりは、もう選り取り見取り掴み取りな勢いで、眩暈がしそうなほどです。とりあえず、アリマリとか霊アリとかに異様なハマり方している今日この頃。どうも、アリスが好きなようです・・・総受け総受け(待。そちらの嗜好もコッソリ教えていただきたいです〜(ええー!

ではでは、今後ともよろしくお願いいたします!!

>6月10日
×1ありがとうございました!
×1ありがとうございます!!


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この記事へのコメント
東方きましたね〜。

個人的にはネイティブフェイスとか、竹取飛翔とか・・・
まぁ、えーりんは欠かせませんけどw

東方で百合といえば、えーりんと姫(輝夜)が最初に思いつきました。
どの曲も素晴らしすぎて鳥肌ですよね!
Posted by 七紀 at 2008年06月14日 19:24
いや〜、実は私、東方アレンジとか、全ッ然詳しくないんですよ・・・。アニソン追っかけるのでいっぱいいっぱいで、同人音楽まではなかなか把握しきれないってのは本音です。

でも、ブームとして見過ごせないところまで来てるなぁと感じまして、今回無理やりですけどレビュー書いてみました。普通のアニソンとは異なる成り立ち&発展の仕方には、大変興味があります。

七紀様は永淋派(?)ですか!私はアリス絡みなら何でも来いな勢いです。。東方界隈は個人サイトの百合絵も充実していて、見ごたえがありますね〜。
Posted by ろむろむ at 2008年06月14日 20:34
僕は、とある音ゲーで東方にハマりました。

アリスも可愛いですけど、やっぱり僕は東方永夜抄の登場人物達が好きですね〜。
アリスといえば、一時期大ブームだった「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」を思い出しますねw
アレは他アニメのパロディの多さが凄いです。

ニコニコ動画にもいっぱい動画がありますよ。
Posted by 七紀 at 2008年06月15日 11:14
ほほ〜。音ゲーからハマるというのもあるんですね!

『魔理沙は〜』の大流行が、それまで東方を知らなかった人の大流入に繋がったのかな・・・とも思います。とはいえ、ろむろむは未だに禁ニコニコの縛り(何)が続いているので、もっぱらyoutubeでございますね〜。
Posted by ろむろむ at 2008年06月16日 00:01