2008年05月11日

『Reflection/GLORIA〜君に届けたい〜』<林原めぐみ>

1、『Reflection』(1997/7/2) キングレコード

作詞:MEGUMI 作曲:佐藤英敏 編曲:添田啓二
歌:林原めぐみ

劇場用アニメ『スレイヤーズぐれえと』ED主題歌。

95年〜98年頃に巻き起こった“スレイヤーズ旋風”ド真ん中に発売された作品であり、文句のつけようもない名盤。当時のランキング上位にも食い込み、テレビ番組『ザ・夜もヒッパレ』では、オーロラ輝子(&MAX)が熱唱していたと記憶しております。

ゆっくりと夜明けが訪れるような、柔らかで優しげな雰囲気から始まった曲が、徐々に盛り上がり、メロを経て加速度を上げてゆき、サビにおいて最高潮の盛り上がりを見せるという、このドラマチックな曲展開には惚れますね。こうした、曲における“静”“動”のコントラストの明確さは、楽曲全体にメリハリを与えていると思います。

また、リフレクションは、林原さんの作詞パワーに激しく圧倒されてしまう曲だと思います。

周囲の雑音(*甘い言葉)惑わされるな、そいつらが掲げる偽の正義に酔うな。目の前に転がる“欺瞞に満ちた優しさ”から抜け出して、不器用でもいいから自分らしく進め。

歌詞をまとめてみるとこんな感じでしょうか?林原さんの厳しい言葉に胸を打たれます。。林原さんの声優(歌手)業に対するストイックな姿勢を見ていると、もしかしたら、林原さんもこの歌詞を自分自身に対して突きつけていたのかもしれないなあ〜・・・とも思います。

“優しさのなかにある 罠”“冷たさの中にある 愛”。その二つに気付くことが出来れば、また自分自身を変えていくこともできるのでしょう。林原さん的には、後者当時のプロデューサーのことを云ってたみたいですけど。

加えて、サビのワンフレーズ、“今を生きるのに多すぎるわ 人生(みち)を惑わす雑音”は、今の私達を取り巻く世界にも当てはめられそうな歌詞でございますね・・・。まっすぐに生きることの難しさ。それを知れば知るほどに、フィクションといえどそのまっすぐさを決して失わないリナ・インバースというキャラクターと、それを肯定するスレイヤーズという世界に、私はどうしようもなく魅せれらてしまうのかもしれません。



2、『GLORIA〜君に届けたい〜 』
作詞:有森聡美 作曲:松永和彦 編曲:岩本正樹
歌:林原めぐみ

『スレイヤーズぐれえと』イメージソング 。

数多のスレイヤーズ関連の楽曲の中で、5本の指に入れてしまうこと必須の爆名曲。いや、もう客観的なレビューとか不可能なぐらい、個人的に好きで好きでたまらない曲でございます!!

マジでこれ“愛してる”という他に、言葉が出てきません・・・それほどまでに、ろむろむのハート爆撃していったスゲエエエ曲なのであります(病気。ハートフルでめぐさんに紹介された時は『こちらもイイ曲になっております〜』一言だけだったんで、どんなもんだろ?って感じだったんですけど、しょっぱな聴いた瞬間に落ちましたラブに。

ですが、『GLORIA〜君に届けたい〜 』は、何故か林原さんのアルバムに収録されていない楽曲ですので、知らない人も多いかもしれませんね。・・・いや、でも“知らない”で済ますには惜し過ぎる曲なんで、何としても聴いていただきたいです。

歌詞自体は、恋愛ソングの体裁を取っているのですが、思わず胸にキュンと来る様な詞が至るところに散りばめられていて・・・素敵すぎです。夢見がちで、漫画チックで、あざとい歌詞かもしれません。ええ、それはよ〜くわかってるのですが、あえて云うならそこが最強の魅力なのでございます。

“一人ぽっちじゃ重すぎる 扉も君と一緒なら 軽く開いてしまうよ Days 不思議だね” 
“零れてく夢 戸惑う胸 傷つく度もたれた 君の心にこの愛を重ね 聞かせたいよGLORIA”


苦しいとき、傷ついたときに、いつも支えてくれた“君の心”。それに助けてもらってばかりいた自分だけど、今やっと答えられる。自分の愛を返して、これからは君の心に重ねていける。

直訳するとちょっと違うんですけど、“GLORIA”というのは、歌詞の流れ的に云うと、君によって温められ成長した“私の心(愛)”なのではないかと思います。

林原さんの歌い方も、今までのものとやや異なる、優しさと切なさがソッと押し出されたような、しっとりとした雰囲気があり、身体の中に歌が染み込んでいくような錯覚を覚えます。

また、基本的に淡々とした楽曲なのに、要所要所でハッとさせるような“音”が入ってくるのもたまらないポイントです。特に1番ラストの“届けたいよGLORIA”という歌詞の直後に入るエレキな間奏悶絶ですわ。3度目のサビの直後からラストに至るまでの演奏にも心奪われます。

疑問といえば、この曲がぐれえとのイメージソングだという部分ですが・・・。多分後付けだと思うので、よいとしませう。


<『スレイヤーズぐれえと』簡単あらすじ>
ゴーレム名産品という町にやってきたリナとナーガ。色々有ってライアという少女を助け(て、恩を着せた)二人は、ライアの家に招待されるが、そこにはゴーレム作りの方針を巡っていがみあう、ゴーレム職人の父と兄の姿があった。と、その時、父・ガリアはリナの造形に、兄・ヒューイはナーガの造形一目ぼれ。リナとナーガにモデルになって欲しいと双方頼み込む。時を同じくして、この地の支配権を巡って対立する領主のこぜりあいが露見。すったもんだと挙句、リナとナーガが直接(ゴーレム)対決をする羽目に・・・!?

ぐれえとは、前作、前々作とはまた趣の変わった、ギャグド迫力のバトルが満載の映画になっておりました。お話のテンポも良く、多分劇場4作のうちで、一番子供受けのする作品だったのではないでしょうか?

『ぴこぴこりなちゃん』による、視覚に訴えるギャグも際立ってましたし、私も劇場で思わず笑ってしまったことを覚えています。

スレイヤーズSPの持つ、スケールが大きいのか小さいのかわからない、とにかくリナとナーガがドタバタするようなお話が好き!という人ならば、視聴必須な映画だと思います。

以下、ネタバレ満載なエピローグ。懐かしむ人用かと。




<拍手お返事>
>5月7日×1  ありがとうございます!
>5月8日×2  ありがとうございます☆
>5月11日×1 ありがとうございます!!


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この記事へのコメント
ども〜試験勉強しつつパソコンいじってる七紀ですw

先日の学力テストの国語で、なんと学年2位を取りました!
順位でさえも僕の二番手精神を表しているというw

それは置いといて。

ろむさんスレイヤーズ大好きなんですね〜。
よく伝わってきますよ!!
そしてぜひ、その勢いで舞-HiMEのレビューなんかも・・・w
近いうちに、運命の系統樹を買おうと思います。
とっても買うの遅い気がしますが、色んな人のレビュー見てたら、やらなくてもプレイした気になってましたw

今一度、あの「なつきに命をかけて一途」だった静留会長の阿修羅姫モードを見てみたいと思います。
きっと涙で画面が見えなくなりますねw
Posted by 七紀 at 2008年05月16日 20:28
>七紀様
どうもどうも!お忙しい中、ようこそいらっしゃいでございます☆

国語で2位ですか!や〜、私も昔は国語だけは成績上位だったことを思い出しましたよ。やはりヲタたるもの、日本語や文章を読み解く力は最重要ですよね(待!!

スレイヤーズは、もう病的に好きでしたね〜。ブームが一段落したあとも、ずっと忘れられない作品になってますね。私の“好きアニメパワー”が七紀様にはちゃんと伝わっていたようで、何よりです!

舞−HIMEのレビューですか〜。音楽に絡めたレビューを考えると、あとサントラとキャラソン集△阿蕕い靴残ってNEEEという感じですね。

運命の系統樹は、静留ヲタにとっては超辛い展開の目白押しですが、しかし静留ヲタなればこそやるべきゲーム・・・なのかもしれませんね。進藤さんの静留超絶演技も心ゆくまで堪能できますからねえ。。私は個人的に文章のノリが肌に合いませんでしたが、一途な阿修羅姫を見るならやるっきゃないかもです☆
Posted by ろむろむ at 2008年05月18日 01:05
ヲタたるもの、確かに最重要は国語かもしれませんw

昨日さっそく買ってきました〜。
起動して最初にした事は「システムボイスを静留に変える事」ですw
極上生徒会と違って文章が長いので、静留さん出て来ないと結構スキップしまくってます。


音楽レビューはツラそうですよね〜。
としたら、やっぱりここは龍の巫女を!!
ドラマCDの静なつメインレビューをぜひ!!
Posted by 七紀 at 2008年05月18日 11:47
どうもどうも!アオイシロにかまけて、ブログを吹っ飛ばしてます、ろむろむです(死。

「システムボイスを静留に変える事」素早い!そして素晴らしい!!静留ヲタとしてそこは外せませんね。
私も、静留さんの出番まで鬼スキップしてました。日常描写がダルイんですよね〜。このゲーム。

龍の巫女・・・ああ〜、我が財力に余裕のある時を見計らって頑張ってみたいものです。
Posted by ろむろむ at 2008年05月24日 02:29