2007年10月11日

『神無月の巫女 オリジナルサウンドトラック』レビュー

24、引き裂かれる想い
バイオリンとピアノが、哀愁漂うメロディを奏でております。

1話、千歌音ちゃんの写真を見ながら『綺麗で強くて、優しくて素敵な千歌音ちゃん・・・』と、ハートを燃やすシーン。
2話、マコちゃんのお見舞いに行った後、その怪我は自分のせいだと思いつめた姫子が遠くへ行こうと落ち込むシーン
11話、『本当のことを教えて!』と千歌音に詰め寄るシーン

25、悪夢と過去
『暗黒の闇の中で』の別ver。

26、昼下がりの花園
柔らかなフルートの音色が品のよさとゴージャス感を出していると思います。

3話、たくさんのメイドに迎えられる姫子。

27、悲しみの果て (Piano Version)
“姫子の為に我慢を重ねる千歌音ちゃん”のシーンでよく使用されていたので、千歌音ちゃんの声に出せない切ない気持ちを表した曲なのかなと思います。

3話、儀式失敗で自分を責める姫子を励ますため、二人で海を見に行くシーン。ピッタリ合う二枚貝は世界で一組しかないけれど、一組は必ずあると教える千歌音ちゃん。『姫子にも居るのよ。世界のどこかに姫子を、姫子だけを待っている人が。ただ一人の人が。必ず。』姫子がその人と会えるまで守る。と優しく微笑みかける千歌音ちゃん。それは自分でありたいと・・・心の中では何度も思っていたことでしょう。

5話、回想シーン。


28、アイキャッチB
最カッコいい尺八の音色。
この神無月サントラで尺八を担当されているのは、藤原道山さんという方で、その道では結構有名な人らしいです。

29、風神雷神
あまり印象がないですね。ちょっとハンパな感じがします。

30、ネココのかくれんぼ
ポップで能天気な一曲。ネココのお注射シーンなどで使用。

31、天の導くままに
3話、姫子のモノローグ。姫子が千歌音ちゃんの家に住む事になる経緯。それは天の導きだったのでございますねえ・・・。

32、嵐の中の決戦 (Strings Version)
原曲よりも、やや音に重層感が出た感じが致します。

10話、オロチの決戦。

33、涙の泉
曲開始後、1分8秒あたりから“神無月の巫女”のテーマソング(別ver)が流れ出します。その為、アニメで最も使用頻度の高いBGMとなっております。涙の泉verはサビの主メロディがバイオリンで奏でられており、原曲よりもドラマチック度が若干上がっているように感じました。12話、ラストのエンドロールでめっさ感動したクチなので、この曲にはかなりの思い入れがあります。

2話、勝手にキスしたことを悔やみ、自らを律するために、寒空の下で井戸水をかぶる千歌音ちゃん。
4話、遊園地で迷い中の姫子、花園で二人でいても上の空。幼馴染だった大神に色々助けられたと言い、遊園地にも行きたそうな姫子の背中を押す。理由→『姫子が笑顔でいてくれれば私が嬉しい』
5話、千歌音ちゃんの胸で、涙する姫子(5話。でも、戻ってくることを期待していた自分を反省する。『ねえ、姫子。私、あなたの何なんだろうね?』
6話『私はもう、離したくなかった。夢中だった』泥のついた顔にハンカチを当てて二人で赤面。
7話、ファーストキスを告白されて、知っていながら鬼ショックを受ける。貝合わせのネタまでソウマとのことに置き換えられてショック死寸前ながら、涙を必死でこらえる千歌音ちゃん。ブックレットによると<7話の千歌音の涙は、自分がいない姫子の幸せを受け入れた哀しみの涙です>とのこと。


9話、『私、千歌音ちゃんに会いたい。千歌音ちゃんとお話をしたい。千歌音ちゃんの気持ちを知りたい』と、千歌音ちゃんの巫女服に顔をうずめて泣くシーン。
10話、一緒に寝るドキドキシーン『痛いのも、苦しいのもなんでもないの。だって、こうして千歌音ちゃんが戻ってきてくれたから・・・私、それだけで、もう・・』
12話、未来のことを話しながら、こらえきれず泣き出す姫子。千歌音ちゃんのこと、千歌音ちゃんが好きだという気持ちをを忘れたくないと願う。『私忘れない、どんな永遠にだって、運命にだって、神様にだって負けない。だって二人の気持ちは繋がっているもの』そして最後の別れの瞬間、また生まれて帰って来るから自分を見つけて欲しいと消える瞬間に姫子に頼む千歌音ちゃん。
12話、ラストのエンドロール。

34、ソウマとツバサ
あまり印象が無いですねえ。。

35、千歌音のテーマ (Piano Version)
原曲よりも使用頻度が高いBGMです。夜空に煌々と輝く月の、冷え冷えとした美しさ。そして美しくあるが故の、限りない孤独・・・。千歌音ちゃんのテーマソングに、ここまで相応しい曲もないでしょう。神無月ワールドの最奥まで私たちを導いてくれる、本当に素晴らしい作品であると思います。

1話、意地悪な女子に階段から突き飛ばされた姫子が、千歌音ちゃんに華麗にキャッチされるシーンにて使用。千歌音ちゃんの腕の中で薄紅色に頬を染め、花がほころぶようにパァッと微笑む姫子にモエモエ。
4話、姫子の制服をブラシで梳き、一人で寂しそうに姫子の名前を呼びながらギュッと抱きしめる千歌音ちゃん。
6話、ソウマと姫子を二人きりにするため、嘘をついて一人花園でお弁当を食べながら昔を回想するシーン。
8話、千歌音ちゃんから貰った色んな楽しい思い出を回想。
9話、乙葉さんからの手紙『お嬢様は、きっとあなたを待っています』を読んだ姫子が奮起。
10話、何事もなかったかのように千歌音ちゃんが帰ってきて、最後の幸せな時間を過ごすことになるシーン。『二人で過ごす当たり前の時間が、本当に嬉しくて、素敵な魔法のように思えて・・・』
12話、神無月の巫女の宿命、前世の因果、儀式の本当の意味を教えられる姫子。世界を甦らせる代償はかくも大きく辛いものだった・・・。


36、予告
わずか34秒の間に、神無月の巫女のすべて凝縮されているようなスゴイ曲。嵐のような運命を予感させる後半の盛り上がりが凄まじいです。

最終話、ラストシーン『私たちは、また、恋に落ちる』
ブックレット解説<姫子と千歌音は、いつかどこかで再会し、そしてまた恋に落ちる。世界がどうなっていても、幾つであっても。決まっているのは、これだけです>


という訳で、猛烈な熱に浮かされて書き上げたレビューでしたが、これにて全曲終了と相成りました。ここまで読んで下さった(方が居れば)、誠にありがとうございました。ろむろむルームの神棚に飾ってあるDVD−BOXも、以前よりも更に輝きを増したように感じます(何。

ちなみにこのサウンドトラックは、神無月の巫女(1巻)初回限定版に封入されています。まだ全然普通に売っている勢いなので、マネーに余裕のある神無月好きっ子は是非購入をご検討ください(そんな人はとっくにGETしてそうですけど)。

今回、改めて全話視聴してみて、やっぱり私はこのアニメが大好きなんだなと、しかと確認いたしました。姫子と千歌音ちゃんの永遠の物語は、絶え間なく湧き上がる私の百合ソウルの泉です(落ち着け。神無月の巫女、本当にありがとう!!



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この記事へのコメント
愛です。愛を感じました。
なんなんでしょうね。
放送終了後から3年。
なのにここまで愛され続けるこの物語こそが
もう既に神話と化しているのではと。

ここまで百合をガッツリ扱った作品って、よーっく
考えてみてもこれしかないです(断言)
あとにも先にもこれだけです。
私たちは本当に、いくつも折り重なる奇跡を
享受することができたのでしょうね。
たぶん、今後これ以上のガチ百合で良質な作品には
出会えないと思います。
Posted by ユリミテ at 2007年10月13日 21:53
…続きです

ろむろむさんお疲れ様でございました。
よく読みこんでおられるなと感心しておりました。
でもね、ブックレットの文字ってすっごく小さくて
目がチカチカして読み辛いですよね(苦笑)

>ブックレット解説<姫子と千歌音は、いつかどこかで再会し、そしてまた恋に落ちる。世界がどうなっていても、幾つであっても。決まっているのは、これだけです>

これだけで十分です。
また二人が恋に落ちることが決まっているのなら、
これ以上何を望むというのでしょう!!!

大変おいしいレビューありがとうございました^^
Posted by ユリミテ at 2007年10月13日 21:54
愛ですね。神無月愛。

私も、己の中にまだこれだけの神無月ラブパワーが眠っていたのかと、自分でも驚いております。

でも、本当に神無月の巫女は、本気と書いてマジと読むほど、最初から最後まで百合を貫き通した至高の作品だったと思います。百合をほのめかす・・・とか、百合っぽいとか、見ようによっては百合とか、そーゆうアニメは神無月前後でも、それなりに存在していました。

けれど、テーマが女の子同士の恋愛で(しかもそれは監督も明言していて)、ラストまでその結末に向かって、茶化さずブレず、一直線という百合アニメは、この『神無月の巫女』以外にはなかったと思います。だからこそ、百合を愛する人たちの心に響き続ける神話になりえたのだろうと思います。

ブックレットは、マジで虫眼鏡欲しいぐらい、読み返すのに苦労しました。。でも、ものすごく素晴らしいことがいっぱい書かれているので、読まずにはいれないというジレンマ。

いつかどこかで、必ず恋に落ちる二人に幸あれ!

ありがとうございました★★★
Posted by ろむろむ at 2007年10月14日 20:20