2007年03月25日

『アカイイト オリジナルサウンドトラック』<後半>

さあさあ、後半戦も気合入れていきますよおおお!!!

11. いつかのひかり
・桂ちゃん&サクヤさん、崖にて二人で大ピンチなシーン。
サクヤさんがずっと隠していた秘密。それを受け止める桂ちゃんの懐の広さは無限大。このシーンは二人の愛に溢れた会話がオンパレード過ぎて危険。シュチュエーション、文章ともに堪らない出来です。
・エピローグ。

12. 抱きとめた想い
気持ちと気持ちが通じ合うような暖かいシーンに多し。
・最終決戦に臨むサクヤさんに、桂ちゃんが・・を・・る、シーン。

(以下鬼抜粋)

『桂・・・』
『サクヤさん・・・』
本当にいいのかと問う呼びかけに、同じように呼び返して頷くと、サクヤさんの顔がゆっくりと近づいた。

(中略)
『サクヤさん?どうしたの?』
『そりゃあ・・・』
気まずそうに目を泳がせるサクヤさんがなんだか可愛くて、わたしは頭を抱きかかえて。離れた唇を・・・・に引き寄せた。
『だから、平気。大丈夫だって』


ちょ、ちょちょちょーッ!!!一部を伏字にしたらとんでもない会話になっちゃったYO!!ってかもうこれ、どう考えても新婚初(略。このシーンを何度繰り返して読んだことか!!

13. 古唄
・鳥月さんとのファーストインプレッション。
・幼いサクヤさんの回想。長たちの相談シーン。
・ドS桂様オニギリEND。

14. 蟠
不気味シーン、危険シーンで頻出。
・サクヤさんが過去をそれとなく話すシーン。
・蛇のくだりで、焦る桂ちゃんのシーン。

15. 禍つ疾風
・葛ちゃんVSサクヤさんの負けず嫌いバトル時。子供っぽいサクヤさん可愛い。

16. 怒涛
激しく焦燥感を煽られる曲。選択画面なんかで流されると、死ぬほど焦ります。
・最終バトル時の選択場面。

17. 昏き陽炎
禍々しく、強大な何かの存在を感じさせるような曲。
・葛ちゃんと羽様の家で出会う直前。不安を煽られる桂ちゃん。
・桂ちゃん最初のピンチ時。
・ラストバトルでのピンチ時。

18. 底知れぬ闇へ
最不気味。

19. 去り逝く者、残される者
『廻る世界で』をベースに、寂しくも切ないアレンジを施した一曲。題字である『去り逝く者、残される者』という言葉通り、永遠の別離を匂わせる展開でよく使用されます。サクヤさんルートでこの曲を聴くときは、大概ベストエンド以外の終焉(悲しい結末)時です。

・サクヤさんが・・・に追い縋るシーン。
悲しい夢から目覚めた朝、目を赤くしてしょぼくれているサクヤさんハァハァ(待。あと、幼サクヤさんの激プリティぶりには陥落にょ。
・『鬼切りの鬼』『満開の花』ルート選択後のシーン。

(以下抜粋/一部省略)

『・・・・・ああ、そうだよ。そうしてしまえばいいんだよ』
『あたしの弱さに止めを刺したのは・・・桂たちのよこした温もりじゃないか』
誰にもわたさないと、骨が砕けてしまいそうなほど強い力で、わたしを抱きしめ言い放つ。
『・・・だから・・・だから桂に、責任を取ってもらうんだ。あたしと一緒にいてもらうんだ』
『それに桂は、あたしを好きだって言ってくれたんだ。一緒にいたいって言ってくれたんだ・・・・・・』
『だったら・・・・・・だったらいいだろう?』


強引で、なりふりかまわないサクヤさんの言動。でもそれは、サクヤさんが『大切な人を失いたくない』という気持ちに支えられて生きてきたからなのです。どんなカタチを取っても、桂ちゃんと共に在り続けたい。今まで心の奥に閉じ込めていた、サクヤさんのたった一つの願いが、このシーンで、ついに堰を切って溢れ出してしまった・・・そんな風に感じました。

ろむろむが『ついのときまで』エンドよりも、『鬼切りの鬼』『満開の花』エンドに心惹かれるのは、サクヤさんのその願いが、まがいなりにも成就されているように思うからです。

想い合う気持ちだけでは越えることのできない絶対的な壁。より重い業を背負うことになるのを承知の上で、その壁を越える決断をした桂ちゃんとサクヤさん。それが本当に“幸せなこと”であるのかは、本人達にしか知り得ないことですが、でもそこにはきっと確かな幸福があったと、思わずにはいられません。

20. 泡沫
ラストバトルの開始。この曲で一番ギュンギュン来たのは鳥月さんルートでしたが、サクヤさんルートでも『何かが始まる予感』を感じられて、胸が高鳴りました。サクヤさんルートでは、この曲が2回使われてます。本当のラストになだれ込む“2回目”でのスペシャルワクワク感は超一級でした。

21. 廻る生命
オープニング選択画面。もちろん、システムボイスは浅間サクヤさんで統一っと。

22. 旅路の果て

作詞:麓川智之 作曲:MANYO 歌:riya/霜月はるか

感動のフィナーレの余韻を最大限に引き出してくれる、すんばらしいED主題歌。OPとは逆に、riyaさんがメイン、霜月さんがサブ&ハモリを担当されています。ようやく明けた長い夜。優しい光に照らされ歩き出す“ふたり”に贈られる歌です。希望と幸せに満ちた詩が、胸にじわりと染み込みます。

いやもう、とにかく歌詞が・・・歌詞が美しすぎてね・・・。どうやったらこんなに美しい日本語を紡ぐことができるのでしょうか。MANYOさんの楽曲も極まってます。泣かせてくれはります。

OP主題歌『廻る世界で』の答えが、このEDでは示されています(2番の歌詞の最初〜)。『廻る世界』で、見つけた大切な人と『旅路の果て』まで歩んでいく。共に微笑みながら生きて、共に終わりの時を迎えたい。桂ちゃんたちが夢見る、そのささやかな『願い』を叶えるために、この物語はあったのかもしれません。

また、3:16〜40の歌詞は、アカイイトの全ルート全結末に捧げられた詩であるように感じました。選択肢の向こうに広がるパラレルワールドを、こういう言葉で表現するとは・・・斬新です。

信者としては、4:06〜以降の歌詞を爆推ししたいです。想いはいつまでも続いてゆく。始まりを過ぎ、終わりを越えて、ただ“あなたとふたりで”



・・・という訳で、アカイイトサントラ、サクヤさんルートでレビューの巻・・・いかがだったでしょうか?サクケイ信者ゆえに、音楽のレビューというよりもサクケイ名シーンレビューみたいになってしまったことをお詫び致します。このレビューを書く為に、サクケイルートを廻りまくって、改めてサクケイ熱が爆発。もはや手の施しようがないですね。

ウヅケイやツヅケイ、他ルートも好きですけど(むしろ全キャラ大好き)、頭一個飛びぬけているのはやっぱりサクケイだったり。私はどうも、一筋縄ではいかない、困難の伴うガールズラブ最高萌える体質みたいですね(神無月にしろ、静留にしろ)。

PS2でプレイできる最高のガールズラブ百合ゲーム『アカイイト』。サクケイにハマってくれたら尚嬉しい。他CPでも全然大丈夫(何。騙されたと思って是が非でも!!できればサントラも聴いてみて、損はさせません!!

<関連>サントラレビューに入る前のアカイイトレビュー



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この記事へのコメント
アカイイトサントラレビューお疲れ様でしたにょ^^v
思えば私、ここまでふかーっくストーリーを追って
プレイしてなかったかも^^;
ただ烏月さんに萌え、サクヤさんに涙し、
桂ちゃんのプリテイぶりに転び…
そうそう。サクヤさんが半ば半狂乱になりながら
桂ちゃんを鬼にして側に置きたいと言っていた
あのシーン、私も胸の中に残っています。
よし。もう一度プレイしてみよう。じっくりと
腰をすえて。再度プレイしてみようと思わせてくれた
ろむろむさんに感謝^^
あ。初版(?)特典の小冊子もちろん持っていますよね?
あ。最後に。
サクヤ→朔夜。この辺りの漢字の文字遊びも結構好きでした。
Posted by ユリミテ at 2007年03月27日 20:11
おおおお!!ありがとうございましたですにょ!!

いやもう私も、ストーリーを追うというより、ただひたすらサクヤさんをガン見してモエモエしていただけのような感じですよ。まあ、サクヤさんは桂ちゃんと絡んでるときが、とにかく一番ラヴいということでOKですよね(何!!

そして、桂ちゃんは何故にあんなに可愛らしいのか。。性格&容姿共に、こんなに可愛い主人公も珍しいと思います。鳥月さんは真面目&クールなのに、桂ちゃんからの押しには死ぬほど弱いトコロに萌えます。一緒の布団で(略)とか。

サクヤさんルートのラスト半狂乱シーンについて。ユリミテさんに、同意していただけて本当に嬉しく思います!!!ね、この場面、ものすんごく印象的でしたよね!?!ホント、このシーンだけは忘れようにも忘れられません。。このラストを見る為に、何度・・・何度桂ちゃんにサクヤさんを突き飛ばさせたことか(鬼。

また、アカイイトをプレイしたいと思って頂けた様で幸いで御座います!!何度やっても、またやりたいと思ってしまう中毒百合ゲーですからね。一緒に再プレイしまくりましょう!!

特典小冊子はモチ、ゲット済みです。まず、表紙を開いた1ページ目がサクケイイラストでヒャッホーって感じです。ヲタなら手放しませんよね〜。

アカイイトの素敵言葉遊びのおかげで、わたくし、浅間神社や木花之佐久夜毘売までにハアハアしてしまうように・・・どうしたらいいんでしょうかまったく(死。
Posted by ろむろむ at 2007年03月29日 00:39
すみません何度も(汗)
実は昨日から今日にかけてアカイイトプレイしてました(笑)
というもの達成率99%だったんですね。
攻略サイトを参考にようやく100%埋められました…
以前プレイしたのが2年前(笑)あれから見ても全然古さを
感じさせず、すっごくいい作品です^^
で、その1%のシナリオの中に『鬼切りの鬼』が入っていました!(笑)

あぁ、これだったんですね。ろむろむさんがおっしゃっていた「友情百合」ってのは。
確かに桂ちゃんもともに鬼になっていました。

けれど、これって私たちが求めている感じとは若干違いますよね?(笑)
もっと、こう、手に手を取り合って二人の世界を生きていく
みたいなものがみてみたかった。
Posted by ユリミテ at 2007年04月01日 20:30
文字数多くてはねられました…
>>>続きです↓


でもですね、個人的に、このラストも好きです。
つか、あれだけふにゃふにゃだった桂ちゃんがどこぞの
ヤ○キーみたいないでたちでサクヤさんを従えて
鬼切りをしていたとは…(笑)
ある意味衝撃でした(笑)それになぜかこの桂ちゃんだけ
作画が違ってみえましたし(笑)キャラ変わりすぎ(w♪

シナリオもCGも100%埋まったのですが、
なぜか分岐図が完璧でないのは一体どうしてでしょうか?(汗)
Posted by ユリミテ at 2007年04月01日 20:33
もう一回だけ書かせてください(ペコリ)↓

「鬼切りの鬼」の他に「満開の花」も
今回のプレイにてようやく知りました。
こんな展開があっただなんて、全然知りませんでした。
奇しくもろむろむさんが心打たれたこの2エンドを
見逃していたなんて!(修行が足りなかったです…

満開の花。うん。これ、胸に残りますよね。
もう救うことができない状態になってしまった桂ちゃんを、
その身が変性してしまってもともに生きたいと願ったサクヤさん。そして側にいたいと思った桂ちゃん。

人でも観月の民でも化外でもなく
「槐」となることで二人が一つになって生きていく様、
人という形をなさずともそれでも二人で一緒にいられるならとこの道を選んだことに、胸が熱くなりました。

ゲームの内容も素晴らしく、また随所に散りばめられた
完成度の高いBGM。
OP,EDとも珠玉の出来であることは言うまでもありません。
Posted by ユリミテ at 2007年04月01日 20:45
5
初めまして涼風氷霧と申しますm(__)m


アカイイトは私もプレイしたいのですが…なかなか出来なくて(涙)

記事を読んで、ますますやりたくなりました(^-^)v短い文ですが、またコメントしますm(__)m
Posted by 涼風氷霧 at 2007年04月01日 21:55
おおう!!ユリミテさんが、アカイイト漬け生活してるー!!

遂に達成率99%の壁を越えたのですね!おおおおめでとうございます!!!というか残りの1%が『鬼切りの鬼』『満開の花』ENDだったとは!?!ある意味凄い確率ですよね。私の偏狂サクケイレビューが、再プレイ(&サクケイ再発見)のきっかけになったのだとしたら、こんなに嬉しいことは御座いません☆

>けれど、これって私たちが求めている感じとは若干違いますよね?(笑)もっと、こう、手に手を取り合って二人の世界を生きていくみたいなものがみてみたかった。

ええもう、ほんとその通り。激しく同意です。
二人で生きていければそれだけで桜満開幸せ全開なENDが見たかったですよね。。私たち、そういうの大大大好物ですもんね(ヲイ。

そして、『鬼切りの鬼』の桂ちゃんの、悪っぽいイデタチは確かにマジ凄かったですね・・・。自信満々な見下し笑顔に『まったく、私を誰だと思ってるのかな?』台詞とか・・・ドS過ぎます。基本的に総受けの桂様は、鬼化すると総攻めになるということなのでしょう(それしか頭にないんか。

前もどこかで云ったような気がしますけど、『鬼切りの鬼』では桂様→攻、サクヤさん→受にチェンジしてるような気がしてなりません。
短時間であんなに変わってしまった桂ちゃんと、どんだけ長生きしてもウブな性格は一向に変わらないサクヤさん。もう、どう考えてもケ、ケイサク!!ケイサク!!ま、ここまでキャラが変わった超展開ENDを見せてくれるのも、アカイイトの面白いところですよね!

『満開の花』は、幸せな夢と眠りの中でようやく一緒になれた二人の選択に、私もただ静かに感動しました。

>人でも観月の民でも化外でもなく「槐」となることで二人が一つになって生きていく様、人という形をなさずともそれでも二人で一緒にいられるならとこの道を選んだことに、胸が熱くなりました。

そうですよね。桂ちゃんも人であることを捨てましたけど、このルートではサクヤさんも化外である自分を捨てているんですよね。肉体を捨て、花と月の縛りをほどき、そうして、いつまでも二人でいる幸せを選べたことに、アカイイトにおけるハッピーエンドの一つの形を見たような気がします。

何はともあれ、ユリミテさんがサクケイをたっぷりと堪能することが出来て私も今かなりルンルンな気分で御座います。また一歩、同志の階段上りましたね(待。

あと、分岐図が埋まらないのは、難解な選択条件が重なってるからだと思います(公式にも載ってNEEE。ストーリー的には、あまり関係ないので気にしなくてもオッケーかと。

サクケイについて、ユリミテさんの視点&考察を見ることが出来て、面白かったです!
プレイ報告ありがとうございましたっ!!
Posted by ろむろむ at 2007年04月02日 00:32
>涼風氷霧様

おおおお!!こちらこそ初めまして!!
記事を見て関心を持っていただいたという事で、あああああありがとうございます!!涼風様にそうおっしゃって頂けて、本当にレビューをやった甲斐があったってものです☆

百合を多分に含む、本当に面白い伝奇系ゲームなので、機会があったら是非是非プレイしてみて下さい。私は、サクヤさんというキャラのルートばかりに言及していますが、他のキャラのルートもかなり完成度が高く見応えがあります。

エンディングも、ものごっつい数がありますし、きっとお気に入りのルートにも出会えることかと思います!

コメント、ありがとうございました!!!
またいつでも、遊びに来てくださいね。
Posted by ろむろむ at 2007年04月02日 00:37
ありがとうございますv私の近くにあるお店だとアカイイトは品切れで…(汗)


でも、あったらすぐに買いますよ!!(私の方のblogにもアカイイトの事を書いたりしますm(__)m)
Posted by 涼風氷霧 at 2007年04月02日 05:38
>涼風氷霧様
素晴らしい熱意です!!
最近はamazonでも再入荷されたみたいなんで、そっちを狙うのもいいかもしれませんよ。
Posted by ろむろむ at 2007年04月03日 00:44