2006年11月11日

『舞−乙HIME』ドラマCD〜ミス・マリアは見てた ガルデローべ裏日誌VOL.1

『舞−乙HIME』ドラマCD〜ミス・マリアは見てた ガルデローべ裏日誌VOL.1
(2006/3/24)ランティス

アニメ『舞−乙HIME(マイオトメ)』のドラマCDで、なかなかのボリューム。聴き応えありありです。もちろん、ガールミーツガールの側面からしても実に美味しい出来になってます。・・・しかし題名から飛ばしてますねぇ。(ヲタで)わからない人はいないと思いますが、この題名は『マリア様が見てる』のパロです。それでは、ネタバレ全開90パーセントで行きます。今回も筆が激しく滑ってますのでよろしく。

『プロローグ』
アリカ・二ナ・マシロが鬼教官(?)ことミス・マリアの『人には見せられない秘密の教務日誌』を覗き見する所からドラマは始まります。このCD収録の物語は、ミス・マリアの日誌に書かれていたもの・・・という設定みたいですね。一応。

第一話『運命の分かれ道』
アニメ第一話で、アリカと二ナが出会う寸前までの、二ナの一日。
エルスちゃんがとても爽やかなエロス。
お父様ことセルゲイに久々に逢えるとあって嬉しそうな二ナに密かに嫉妬するエルスちゃん。二ナに大人な下着を穿かせたいが為に、イリーナと一緒になって二ナを乗せまくるエルスちゃん。しかも下着をわざわざ穿きかえさせてあげようと手を伸ばしちゃったりするエルスちゃん。既にこの時からエルスちゃんは二ナのことが大好きだったんですねぇ。しかし一話の裏にこんな物語があったとは・・・。かわいそうな二ナをご堪能ください。

第二話『アリカ、オトメになる』
アニメ第二話でアリカが体内にナノマシンを取り込み、ピアスをゲットした時のお話。シズルとナツキのナイスな掛け合いが拝めます。必死でクール&カッコイイ学園長像を保とうとするナツキと、ちょっかいをかけては可愛いナツキを引き出そうとするシズル・・・。何だこの夫婦ズ。『うぅん、ナツキのイケズ』『ええやないの(はぁと)』等など甘甘なシズルボイスをしかと堪能できます。ほんの一瞬ですがユカリコ先生(CV・井上喜久子)の死ぬほどセクシーな声が聞けます。おさかなペンギンをナメてはいけません。

第三話『ハロー・ベイベー』
上級生から特別授業を受けるアリカたち。内容は『赤ちゃんのお世話の仕方』の実習授業。チエ・ハラードの間違った後輩愛でトモエが赤ちゃん役に選定され、アリカやみんなの実験台にされます。徐々に赤ちゃんプレイに目覚めたトモエは、みんなの前で『いやッ・・・ああッ・・・そんな・・・あ、ああ・・・BABUUU!!』と絶叫。ちょっと待って!?!これ、本当に水銀燈のあの人(CV.田中理恵サン)なん!?最高にロックやん(意味不明)!!
実習終了後に『私、なんだか私お乳あげたくなっちゃった』とかのたまうエルスは最アホ。その言葉に『もう、エルスったら・・・』とか優しく返す二ナ。突っ込めよ!!

第四話『バックステージ奇譚』
ガルデローべグッズを販売するバックステージという店で、自分の人気調査をするシホが主役。何故か『ナツキ』と『シズル』にそっくりの店員が登場。。ナツキとシズルが店員になりきった声を出して演技してる(?)のが面白いですね。
特にナツキは言われないとわからないぐらい別人声。まあ、これがナツキ役の声優、千葉妙子さんの本来の声に近いようにも思いますが。シズルは割とそのままな感じで、いたずらっ子のシズルちゃん(NOT京都弁)・・・みたいな(謎。
『学園長ってシズル様が付いてなきゃなーんにもできないってもっぱらの噂じゃない♪』(by.シズル風店員)
『わかってないなーソコがいいんじゃない♪』(by.ナツキ風店員)

こんなセリフを本人に言わせるとは・・・遊び心満開でよろしおすな〜。

第五話『気まぐれランデブー』
セルゲイと二ナが遊園地に遊びに行き、マシロとアオイとぐだぐだする話。情報源だから・・・といいつつ、アオイを口説くセルゲイ。いや、絶対楽しんでやってると思うよ。女王という立場をまだまだ受け入れきれないマシロと、オトメになることに心の底で迷いがある二ナ。ちょっとシリアスですね。

第六話『ウルトラ・バスト・インパクト』
なんというか・・・アレですね・・・。エルス役の栗林みな美さんのボイスがもう。一言で言うなら『肉体は正直なエルス』 (死。
偽トキハダケの力によって、とんでもない『エロ攻め』に変貌したエルスちゃんの暴走話(でも多分こっちが本性)。手始めに、アカネちゃんを『かわいい・・・アカネお姉さまッ』と年下攻め→陥落。ノリノリのエルスはそのまま二ナをバスト攻め。『一緒に、天国に行こう(エコー付)』とかおおおおおい!!
そして、無知なアリカを巻き込んで、赤ちゃんプレイ開始。エルスの強気な攻めに二ナ陥落寸前。すんでのところで止めに入ったチエ・ハラードと壮絶なバトルに・・・。ラジオドラマらしく激しく想像力をかきたてられますね。ははは。
とにかく第六話はエルスの名言が多すぎてヤバイです。『私、ストレスには強いですよ』色っぽいYOOOO!!

第七話『アオイの休日』
風邪っぴきアオイと、看病に意気込むマシロのお話。
ろむろむは、アオイの声がどう頑張ってもミルフィーユ桜葉に聞こえる病気にかかってます。それはともかく、アオイが実はガルデローべの入学試験に落ちてたとか、やっぱりチエとは良い関係とか細かいネタを回収できます。一番アレだったのは、風邪の見舞いと称して『ネギ』を持ってくるアリカと、慌ててお尻を隠すアオイ。『ネギ』といえば『ぷすっ』で『静留さん』ですよね。マ、マニアックだなあ。ははは。

第EX話(ボーナストラック)『ナツキ・クルーガー回顧録』
これの為に、このCD買いました。シズル×ナツキを崇拝する者としてはこうした燃料は外せませんよね。どっちかといえば、全編ナツキ×マイみたいな感じではありますが、シズルとの出会いが丁寧に描かれているのでここは外せません。

脚本の吉野弘行さんは、ほんっとシズル×ナツキを大切にして下さっているのですね(涙。キャラデザの久行さんは、シズルに凄く冷たい(ように感じる)けどね。シズルが人気投票NO.1なのがダメなんだろうか。。

それはともかく、題字の如く、これはナツキがガルデローべに入学したての頃を思い出す話です。人見知りでお嬢様ぶるナツキと、気にせず自分のペースに引き込むマイ。マイは前作(鴇羽舞衣)とは比べ物にならないほど、イイ奴っぷりが上がってます。やばい。今更マイが好きになった。

ついでにナツキがシズルにかなり憧れていたことも発覚。
『シズルお姉さまと会話してしまった』とか乙女なナツキのセリフが拝めます。シズルお姉さまのお部屋係になりたいけどモジモジ・・・。なナツキに『協力するよ!』なマイの友情が熱い。

初初しくて、シズルお姉さまにドキドキワクワクなナツキが拝めるのは『ガルデローべ裏日誌VOL.1』だけ!!エロスティン・ホーちゃんの勇姿が拝めるのも『ガルデローべ裏日誌VOL.1』だけ!!という訳で、聞いた後は立派な変態になれると思います。今すぐCD買いに走るがよろし!!



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