2006年11月06日

Re-sublimity<KOTOKO>

『Re-sublimity』(2004/11/17)ジェネオン・エンタテイメント

歌:KOTOKO 歌詞:KOTOKO 作・編曲:高瀬一矢

2曲目『agony』
歌:KOTOKO 歌詞:KOTOKO 作・編曲:中沢伴行


アニメ『神無月の巫女』OP・ED主題歌収録。音楽製作集団『I've』所属の作曲家とボーカリストのタッグ。それまでKOTOKOさんの名前しか知らなかったろむろむにとっては、衝撃的だったCD。特にEDの『agony』が凄い。本気で痺れさせていただきました。以下ストーリー9分バレの勢い。今回筆滑りまくってます!!

まず、神無月の巫女は、ガールミーツガールの最高峰アニメです(断言。

だって、好き合った女の子が世界崩壊そっちのけで想いを遂げるんですよ(それも最高の形で)!!ガールミーツガールを主軸に置いて、それを最初から最後まで貫いた物語って、それまでアニメではほとんど見られなかったと思います。あっても、物語の一部とかサブ的なもので、最後はお別れ・・・みたいな展開がほとんどでした(そう考えると大運動会は良かったなあ、NOIRも割と←?)。

ろむろむにとって最終回の一話前(11話*剣の舞踏会)からの一週間は地獄のように長く、最終回(12話*神無月の巫女)では千歌音ちゃんとシンクロマジ泣き。11話のハァハァ切りから誰がこの奇跡の攻守逆転を想像したでしょう。

この最終回を見た後、神無月万歳と両手を天に突き上げたまま、ろむろむは3日ほど死にました。

姫子が好きで好きで、でも姫子の為に限界まで我慢して、姫子のために孤独な戦いに挑んで、姫子の為に、命もなんでも投げ出す勢いの千歌音ちゃんと、ソウマ君の好意に揺れながらも、最後には戸惑う自分の弱弱しさを振り払って、誰よりも千歌音ちゃんを好きな自分の気持ちを自覚し、千歌音ちゃんの全てを受け止める姫子。運命に抵抗する運命のふたり。

運命よりも世界よりも、想い通じ合う一瞬のために全てをかけた千歌音ちゃんと姫子の生き様が、この『神無月の巫女』という物語の中にぎゅぎゅっと収められているのであります。

また、神無月の巫女はセリフ一つ一つに無駄が無く、時に悶絶させてくれるようなセリフが混じっているのが素敵ですね。

千歌音『私ね、ずっと欲しかったの。私とあなたの二人だけの夜が。私があなたを奏でる永遠の夜が』

千歌音『貴女が好きなの。貴女の瞳が好き。春の銀河のように煌く瞳が、春の陽射しのような、優しい眼差しが好き。貴女の髪が好き。そよ風に閃くシルクのような さらさらの髪が好き。貴女の唇が好き。蜜のような口付けをくれる、せつない吐息を聴かせてくれる唇が好き。貴女の声が好き。高くて甘い、心に染み込む、澄みきった声が好き。貴女の身体が好き。抱きしめると折れてしまいそうな、華奢な腰が。薄くて、でも形のよい胸が。重ねた肌から伝わってくる、温もりが好き。でも、一番好きなのは、貴女の心。脆くて傷つきやすい。でもどこまでも純粋で美しい。決して誰も責めたりはしない。全てを許す優しさに満ちた魂が。好きよ。大好き。貴女の全てが愛おしくてたまらないの 』

↑上記のように告白しながら、ブンブン刀を振り回して姫子に迫る千歌音ちゃんは素敵です(*これが世に言う千歌音ちゃんの『ハァハァ切り』)。

姫子『姿も形も関係ない!私、千歌音ちゃんのこと絶対見つける!!絶対!絶対!!』

姫子『千歌音ちゃん、私のホント受け取って』(11話の次回予告より)

ろむろむはこうしたセリフだけでも即身成仏可能です。

(神無月の巫女超あらすじ)
世界を滅ぼす災厄『オロチ』の復活と、オロチを倒す鍵として運命の生を受けた陽の巫女(来栖川姫子)と月の巫女(姫宮千歌音)、そしてオロチを裏切り、姫子を守ろうとするオロチ(大神ソウマ)、この三者がもつれあった、運命と愛の物語。ロボットも出ます。物語が進むごとに、姫子と千歌音の関係がどんどんクローズアップされていくので、ソウマ君はあまり報われません。名作。



では、前置きが狂ったぐらい長くなりましたが、ここらで曲レビューをしたいと思います。では、何故に『agony』がろむろむ史に残る名曲となったのか。

,蹐爐蹐爐神無月の巫女というアニメを心から愛しているから
∨莢鵑箸鵑任發覆ぐきでagonyの曲が挿入されていたから
今まで千歌音ちゃんがどんな気持ちで姫子を想ってきたかがわかるから
ぃ隠河辰忙蠅襪泙任寮蕾硫擦舛磴鵑龍譴靴澆函■隠河辰派瓜劼砲茲辰峠个気譴薪え、そしてようやく二人がたどり着いた場所。神無月の巫女の全てがこの歌の中に収められているから
ザ覆琉貳嶌埜紊如∨榲にまばゆい光が世界に満ち溢れたように感じたから

まだまだ止まりませんが、大まかに分けるとこんな感じでしょうか。
kotokoさんも、もんのすごおおおおく神無月の巫女の世界を理解した歌いっぷりをしてくれてるんですよ。kotokoさんは、神無月の初期プロットを読んでこの曲(とリサブ)の作詞をされたらしいんですが、もうわかりすぎるぐらいわかっていらっしゃいますね。感情の込め方とかホント只者じゃないです。

歌詞は千歌音ちゃんが主役(視点)だと思います。姫子よりも早く、前世の記憶が蘇った千歌音ちゃん。あの時運命を受け入れてしまった自分に対する罪悪感と苦痛。それでももう一度会えた喜びに打ち震えてしまう。今度は輪廻の鎖を断ち切れるか、想いは叶うのか。全話に渡って悩み続ける千歌音ちゃんの姿が見えるようです。

というか、この歌詞で書かれているような『愛し方』とか『幸せ』って、思いっきりろむろむのツボなんですけど。一緒に歩いて、一緒に笑って泣いて生きていく、ただただ相手の幸せを祈る・・・こういう『愛』って大好きです。

3分6秒から最後までの歌詞は、『神無月の巫女』全12話の集大成です。例え二人で運命に呑まれてしまっても、わずかにでも触れ合った幸福な瞬間があれば、それでいい。そしてまた、いつかどこかで再び巡り合う時まで、二人で廻り続ける

か、感無量。

では、主題歌『Re−sublimity』に・・・。紹介順が逆かもしれませんが、ろむろむはアゴニーに精魂吸い取られているので仕方ないのです。

友人に聞かせた中では、アゴニーよりこのリサブの方が良いという意見が大半でした。確かにこの曲は神無月物語りの幕開けとしては、不足ない出来だと思います。神秘的ながら、不安を煽るような感じの曲の出だしにも、耳がググッと吸い付けられます。リサブは激しいサウンドに疾走感のある歌いっぷりで、アゴニーとは正反対のように見えますが、歌詞内容はアゴニーと大きくは変わりません。むしろこっちの歌詞にあるキーワードの方が、月』とか『太陽』とか入ってますし神無月的にはわかりやすいです。

リサブも、問答無用で千歌音ちゃんソングなので、アゴニーと併せて聞くと、更に千歌音ちゃんの姫子に対する秘めた激情が感じ取れて最高だと思います。

三曲目『suppuration-core-』

激しい打ち込みに加え、何を言っているかまるで聞き取れない一曲。サビの部分だけちょっと聞き取れます。しかしながら、実際歌詞を読むと、姫子ソングであること間違いなし。姫子が自らの優しさと弱さから、一歩踏み込めなかった千歌音ちゃんの心の中に、勇気を持って足を進める・・・ような感じですね。まさに『今までひとりぼっちにしててごめんね!』(最終話より/姫子)を体現した歌詞であるといえるでしょう。ふたりがどうしても口に出せなかった最後の一言。その言葉がお互いの耳に届いた時、すべての苦しみ、悲しみが幕を引き、ふたりはもう一度再生するのであります。

『神無月の巫女』はろむろむにとっては、名作中の名作認定なので、今回はレビューもかなり横に滑ってると思います。まあ、激しい思い入れの曲には、理性もふっとぶということでどうぞ、ご容赦ください。姫子と千歌音ちゃんは最高です。





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この記事へのコメント
5
google先生のキーワードでたまたま訪れて
拝見しましたが、神無月への愛のあふれるレビューに
感動しました。
放送後から3年以上たちましたが、いまだに
全く色あせず心に残る名作だと思います。

てゆうか私も姫子ほしいわあw
姫子ちゃんいたら男なんていらない(笑)
Posted by 神無月ファン(♀) at 2008年02月17日 03:03
>神無月ファン(♀)様
いらっしゃいませ!!こんばんは★★★
いやああ〜、ナイスgoogle先生!という訳で、こんな僻地までよくぞいらして下さいました!

神無月の巫女は、熱狂的&偏執的に愛しまくっている作品ですので、そう云っていただけると光栄です

放送後から、もう3年も経つんですね〜。しかし、未だに古さを感じさせないのは、それだけ革新的な作品であったからだと思います。まさに、神無月ファン様のおっしゃる通り“全く色あせず心に残る名作”でありますね。

姫子は、弱弱しくてフワフワした子と思わせつつ、ものすごく芯の強いところがいいですよね〜。ビジュアルも可愛いし。

ではでは、これも何かのご縁ということで、今後とも当ブログをよろしくお願いいたします★★★
Posted by ろむろむ at 2008年02月18日 00:21
5

はじめまして。
リンと申します。

私も、「神無月の巫女」が…大、大好きです。

私は、神無月の巫女を全く知らずに「agony」を聞いて本当に、ろむろむ様のように痺れました。

着うたフルで、最後まで聞きましたら…涙止まりませんでした。


そして、アニメの最終回でも涙が止まりませんでした。

長文失礼しました。
Posted by リン at 2009年08月23日 10:32
どうもどうもはじめましてリン様!!!ようこそいらっしゃってくださいました!!

オオッ!!リン様も神無月の巫女に惚れられているのですね〜☆今までたくさんの百合アニメを鑑賞してきた私ですが、神無月の巫女ほど心を奪われたものはありませんでした。

それにしても、もう、このagonyの素晴らしさは超一級って感じですよね!!アニメでは、物凄い次の展開が気になる引きで、イントロが流れてきて、高揚感を煽りまくってきましたし。。リンさんが“痺れた”という気持ち・・・ものすごくよくわかります。

今でもagonyを聞いていると、千歌音ちゃんとか姫子とかのあれやこれやも含めて、色んな感情とか想像が膨らんで、たまらない気持ちになります。

いやー、リンさんという同志(?)がいて心強いです!
今後とも、当サイトをよろしくお願いします。コメント有難う御座いました☆☆☆
Posted by ろむろむ at 2009年08月24日 20:34
5
私はagony から神無月に入った身です

そばにいるだけで〜
というフレーズに初めて聞いたとき涙してしまいました

美しい…

とにかく美しいです。ここ何十年というか何百年なかったぐらい良い歌ですよね…
Posted by 壱百四 at 2010年03月25日 14:56
>壱百四様

おおおお!!はじめまして、こんばんは!!

agonyは、本当に良く出来た名曲アニソンだと思います。神無月の巫女の世界観を忠実に反映した歌詞もたまらないです。未だに繰り返し聞いてしまう作品ですね。KOTOKOさん・・・マジぱねえっす。。

壱百四様のおっしゃる通り“とにかく美しい”がピッタリきますよねえ〜。もっとたくさんの人に知ってほしいですね!
Posted by ろむろむ at 2010年03月27日 00:27
5
はじめまして
ろむろむさま。

先日初めてビデオを視聴し呆然としているものです。

わたしもEDがすきです。

そしてろむろむさまの紹介文に涙がとまりませんでした。

しびれました。ありがとうございました。
Posted by にしま at 2012年08月19日 10:16
>にしま様

おおおおお!!!このような辺境のブログにようこそお越しいただきました。その上、超嬉しいお褒めの言葉をいただき、ろむろむ只今かなり舞い上がっております!!
にしま様は神無月の巫女、最近ご覧になられたんですね。うおお〜!!また一人神無月の巫女を愛する同志が増えて嬉しいです!
そうですよね。なんか見終わった後、すんごく呆然としますよね。そしてこの神EDがまたすさまじい。ほんまagonyは飛びぬけ素晴らしいアニソンだと思います。
この作品は、ほんと今でも変わらず大好きなアニメなので、もっともっといろんな人に知ってほしいですね〜。
私の神無月ラブ妄想文が、作品愛好の補足として、何らかのお役に立てればこれ以上嬉しいことはありません。
にしま様も、この世界にどっぷりはまりこみましょう!なんか新たな世界が開けるかもですよ(爆。

ありがとうございました☆☆☆
Posted by ろむろむ at 2012年08月20日 23:46